デイヴ・リーブマン(Dave Liebman) |
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コンプリートなディスコグラフィーではない事をご了承ください。
「ジャズCDの個人ページ」by K. Kudo
リッチー・バイラークとよく共演していたのでそこから聴き始めましたが、ジョン・コルトレーンの研究家であることも後からわかりました。フレーズからもそれを感じることが多かったのですが、近年のソプラノサックスはふくよかな空気感漂う音色とフレーズで独自のものでこちらの方が好みです。ただ、ヨーロッパ録音が多いようで、アルバムが国内発売される機会があまりないようです。そのうち輸入盤も追いかけなければ。
(注)最近輸入盤のみで発売されるものが多く、なかなか追いかけられないので、掲載率は高くありません。
リーダーアルバム |
Lookout Farm/Dave Liebman(Ss, Ts, Afl)(ECM) - Recorded October 10 and 11, 1973. Richard Beirach(P), Frank Tusa(B), Jeff Williams(Ds), John Abercrombie(G), Armen Halburian(Per), Don Alias(Per), Badal Roy(Per), Steve Sattan(Per), Eleana Sternberg(Voice) - 1. Pablo's Story 2. Sam's Float 3. M.D./Lookout Farm 全曲デイヴ・リーブマンのオリジナル。ホーンはもちろん注目ですが、パーカッション部隊も強力。1曲目はスパニッシュにアコースティック・ギターではじまり、途中からパーカッションが効いてエキゾチックな流れに。エレキピアノも入ってドラマチックに静と動を繰り返していく14分台の曲。2曲目は当時のジャズ・ロックを意識しているサウンドで、比較的単調なベースの上に様々な楽器の音が織りなしています。3曲目は23分台の長いメドレーでジャズ色も強いです。ゆったりとはじまり、サックスを十分聴かせた後にピアノで盛り上がっていきます。そしてビートが効いたベースを経て、パーカッションの音の洪水。サックスとドラムスのデュオもあり、アコースティック色が強く、構成も複雑。再び後半盛り上がります。強力な音。 |
| Drum Ode/Dave Liebman(Ss, Ts, Afl)(ECM) - Recorded May 1974. Richard
Beirach(P), Gene Perla(B), John Abercrombie(G), Jeff Williams(Ds), Bob Moses(Ds), Patato
Valdez(Per), Steve Satten(Per), Barry Altschul(Per), Badal Roy(Per), Collin Ealcott(Per),
Ray Armando(Per), Eleana Steinberg(Vo) - 1. Goli Dance 2. Loft Dance 3. Oasis 4. The Call
5. Your Lady 6. The Iguana's Ritual 7. Satya Dhwani (True Sound) 参加メンバーで分かる通り、パーカッションが前面に出たアルバム。ECMとは思えないほどに元気あふれるパーカッシヴなサウンド。1曲目は派手なパーカッションをバックにデイヴ・リーブマンのナレーションが入る短い30秒ほどの曲。1曲目はやはり全開のパーカッションの上を走るテナー・サックスとエレキ・ピアノとエレキ・ベース。3曲目で女性ヴォーカルが聴けるややリラックスした曲に。4曲目もドラム(パーカッション)のみをバックにしたエコーを効かしたサックス。5曲目はジョン・コルトレーンの曲で、比較的静かながらエレクトリックで、アフリカの香りがするパーカッション。6曲目は10分台の曲で、当時のエレクトリックなジャズの影響も。7曲目はギターやタブラの響きもエキゾチックな渋い曲。(99年10月1日発売) |
| The Opal Heart/David Liebman(Ss, Ts) Quartet(Enja)(輸入盤) -
Recorded February 21 and 22, 1979. Mike Nock(P), Ron McClure(B), Ed Soph(Ds) - 1. Sunburst
2. Port Ligat 3. The Opal Hearted Aborigine 4. I Concentrate On You 5. Star Crossed Lovers
6. Down Under (99/07/23)ヨーロッパのレーベルらしく、どこか冷めたところもあるサウンドですが、ときおり熱いところを見せてくれます。やはり静かな場面ではデイヴ・リーブマンの独壇場。 2−3曲目がリーブマンの作曲、1、6曲目がロン・マクルーアの曲で、4、5曲目がいわゆるスタンダード。4曲目は割と賑やかで5曲目はピアノとの静かなデュオですが、けっこう分かりやすいサウンドで聴きやすいです。1曲目はメカニカルなコード進行とフレーズが面白い。2曲目はいわゆるテンポのないジャズ。3曲目もけっこう盛り上がりますが、ビートがウォーキング・ベースではない曲。6曲目は哀愁が漂っていてしかもメロディアス。渋い仕上がりです。こういう曲は けっこう好みです。 個人的にはマイク・ノックの参加がうれしい。 |
| Doin' In Again/David Liebman(Ts, Ss) Quintet(Timeless) - Recorded 1979.
Terumasa Hino(Tp, Flh, Per), John Scofield(G), Ron McClure(B), Adam Nussbaum(Ds) - 1.
Doin' In Again 2. Lady 3. Stardust 4. Criff's Vibes 曲によっては(何とロン・マクルーアの)エレキベースだったりして少々時代を感じさせますが、まず、メンバーがスゴいということだけでも許せてしまうアルバム。全体の録音は30分台とやや短め。1曲目は当時のクロスオーヴァーとも言うべき内容なのですが、ホーンやギターのソロが印象に残ります。けっこう渋い。2曲目はやはり渋いアンサンブルのテーマが印象的で、これもけっこうクロスオーヴァー的でビートがグルグルと変わります。3曲目のタイトル曲はスローでメロディアスなスタンダード。こちらは4ビート。4曲目はアップテンポで、けっこう自由度の高いサウンド。最初の方でベースのアルコでのソロが。全体を通してギターの露出度はけっこう高め。 そのギターがジョン・スコフィールドなので聴く価値はあるかも。(00年7月26日発売) |
| Stardust/David Liebman(Ts, Ss) Quintet(Timeless) - Recorded September
1979 And July 14, 1980. Terumasa Hino(Tp, Flh, Per), John Scofield(G), Ron McClure(B),
Adam Nussbaum(Ds) - 1. If They Only Knew 2. Capistrano 3. Moontide 4. Reunion 5. Autumn In
New York 6. Move On Some 7. Stardust デイヴ・リーブマンと日野皓正をフロントに、けっこうハードなジャズを演奏しています。今とは違いますが、ちょっと聴いただけでジョン・スコフィールドと分かるギターの音色とフレーズです。スタンダードの「オータム・イン・ニューヨーク」と「スターダスト」が何とも安らぎます。「スターダスト」は、実はアルバム「ドゥーイン・イット・アゲイン」に収録されていた曲。 |
| What It Is/Dave Liebman(Ss, Ts)(Sony) - Recorded December 11-16, 1979.
Marcus Miller(B), John Scofield(G), Kenny Kirkland(Key), Steve Gadd(Ds), Don Alias(Per),
Mike Mainieri(Vib) - 1. Paoli's Vision 2. Miss You 3. What It Is 4. A Dance For Your
Thoughts 5. Chick-Chat 6. You Only See You 今考えるとこのメンバーは超豪華メンバーです。これだけでびっくりしました。そのメンバーでフュージョン(当時の言葉で言うとクロスオーヴァー)を演奏しています。デイヴ・リーヴマンも、こちら方面に傾いていたときがあったんですね。 |
| The Loneliness Of A Long Distance Runner/David Liebman(Ss)(CMP) -
Recorded November and December 1985. - 1. The Runner: Mind and Body 2. The Discipline Of
Practic 3. Going Through The Wall 4. Competition 5. The Starting Line 6. The Pack 7.
Breakaway 8. Alone 9. Personal Best 10. Victory/Defeat 11. Contemplation 一人多重録音による、ソプラノ・サックスのソロ・アルバム。これだけでも十分目立つわけですが、フレーズが内省的な感じなので、けっこう聴くのにも集中力がいるような気もします。多重録音のハーモニーがジャズのものではないと思います。(クラシックか現代音楽?) |
| Homage To John Coltrane/Dave Liebman(Ss)(Owl) - Recorded January 27-28,
1987. Jim McNeely(P), Jim Beard(Synth), Eddie Gomez(B), Mark Egan(B), Mob Moses(Ds), Adam
Nussbaum(Ds), Caris Visentin(Oboe) - 1. Untitled Original 2. Crescent 3. Love 4.
Joy/Selflessness 5. After The Rain 6. India 7. Welcome 8. Mr. Day 9. Dear Load 10. Dahomey
Dance ジョン・コルトレーンの曲を、1−5曲目がアコースティック的に、6−10曲目でエレキ・ベースやシンセサイザーを交えて演奏しています。デイヴ・リーブマンはジョン・コルトレーンの研究者なだけに、奥が深いです。個人的には、マーク・イーガンがベースのエレクトリックな後半の方が好みです。 |
| Trio + One/David Liebman(Ss)(Owl) - Recorded May 1-2, 1988. Dave
Holland(B, Cello), Jack DeJohnette(Ds), Caris Visentin(Oboe) - 1. Al The Things that... 2.
In The Mean Time 3. Return To Napanoch 4. It's Defferent Out there 5. Master Of The
Obvious 6. Romp 7. While We're On The Subject 8. Burst 9. Ode For Leo (Prelude) 10.
Gazelle 基本的にピアノレス・トリオ(曲によってオーボエ参加)です。リズム隊が非常に元気な部分もありますが、サックスのフレーズをはじめ、音の傾向として内側へ求心力が向かう思索的な感じがします。その部分で好みが別れると思います。 |
| Time Line/Dave Liebman(Ss)(Owl) - Recorded May 1989. Bob Mintzer(Ts, Ss,
Bcl, Cl, Piccolo), Caris Visentin(Oboe, English Horn), Conrad Herwig(Tb), Jim McNeely(P),
Rufus Reld(B), Adam Nussbaum(Ds) - 1. Picadilly Lilly 2. And Now, For A Show Tune 3.
Something She Would Do 4. Time Line 5. Port Ligat 6. The Breaking Of The Code 7. Places
Before 通常ワン・ホーンが多いのに、珍しくホーンが4人。しかも、ほとんど彼の作曲なのに、出てくるサウンドは比較的聴きやすい(ホーンアレンジが凝っている部分もけっこう多いですが)ので、この頃何か変化があったのでしょうか。この方面でまた聴いてみたい気もします。 |
| Classic Ballads/David Liebman(Ss)(Candid) - Recorded December 1990 &
January 1991. Vic Juris(G), Steve Gilmore(B). - 1. Out Of Nowhere 2. If I Should Lose You
3. Dancing In The Dark 4. Skylark 5. Stella By Starlight 6. My Fummy Valentine 7. On Green
Dolphin Street なんと、ギターとベースとのトリオで、しかもスタンダードを演奏しています。珍しい。有名な曲ばかりで、なかなか渋い演奏です。聴きやすいのですが、フレーズだけ追いかけてみると、一歩踏み外すとアヴァンギャルトという部分も見え隠れしていたり...。 |
| Miles Away/Dave Liebman(Ss) Group(Owl)(輸入盤) - Recorded March 12
and 13, 1994. Phil Markowitz(P), Jamey Haddad(Ds, Per), Vic Juris(G), Tony Marino(B),
Caris Visentin(English Horn), Scott Cutshall(Hand Claps), Kent Heckman(G) - 1. Code M.D.
2. Wili (For Dave) 3. In A Silent Way 4. 81 5. Fall 6. All Blues 7. Pan Piper 8.
Milestones 9. Smooth 10. Solar 11. Boplicity (99/07/23)デイヴ・リーブマンのマイルス・デイヴィス曲集。マイルスの作曲した曲や、愛奏曲などが演奏されています。解釈としては新旧偏らずに良い所を持ってきて、けっこう研究されているような気もします。エレクトリックな曲はなかなかカッコいいです(特に1曲目)。また、50−60年代の曲もありますが、そのまま演奏しているわけではなく、コードやリズムなどもいじってちょっと複雑な感じ(6、8曲目など)にしています。静かな曲の場面では、マイルスの曲であってもそのサウンドは空気感漂うデイヴ・リーブマン・ワールド。これがいいんです。ところで、このアルバムでのギタリスト 、Vic Jurisが気に入りました。サウンドは独自のものであっても、演奏の精神はマイルスを感じる、といったところでしょうか。 |
| John Coltrane's Meditations/David Liebman(Ts) Ensemble(Arkadia) -
Recorded December 1995. Vic Juris(G), Jamey Hadded(Ds, Per), Phil Markowitz(P), Tony
Marino(B), Billy Hart(Ds), Cecil McBee(B), Tiger Okoshi(Tp), Caris Visentin(Oboe) - 1.
Introduction 2. The Father And The Son And The Holy Ghost 3. Compassion 4. Love 5.
Consequences 6. Serenity 何と、ジョン・コルトレーンの「メディテイション」(インパルス)と同じ曲、曲順も同じ。オーボエのカリス・ヴィセンティンが完全コピー譜をとったとか、そこら辺まで聴き比べはしていませんが、後期ジョン・コルトレーンですからフリージャズです。問題作です。ただ、どうコメントして良いかも問題。困った。 |
| New Vista/David Liebman(Ss, Ts) Group(Arkadia) - Recorded June 20-23,
1996. Vic Juris(G), Phil Markowitz(Synth, P), Tony Marino(B), Jamey Haddad(Ds, Per),
Cafe(Per) - 1. New Vista 2. Estate 3. Real Dreams 4. So Far, So Close 5. Christmas Socks
6. Beauty And The Beast 7. Jungle Glide 8. Zingaro 9. The Gross Man 半分はデイヴ・リーブマンかフィル・マルコヴィッツのオリジナル。ブラジル音楽に深く踏み込んだアルバムということですが、曲によってはそうかなあ、という感じです。ブラジルのエッセンスもけっこう取り入れているデイヴ・リーヴマンの世界と言った方がいいのかも 。1曲目のタイトル曲はノリの良いリズムの上を難しそうなコード進行が展開するオリジナル。静かな曲ではソプラノサックスの音の周りに漂う空気感がいい。そんな2曲目の「エスターテ」は哀愁漂う印象的なメロディ。アントニオ・カルロス・ジョビンの曲が8曲目、安らぐディズニーの曲も 6曲目にあります。曲によっては楽しそうなリズムで弾んでいますが、その上をサックスのフレーズがけっこうシリアスに飛び交っている場面もあったりします。(99年2月24日発売) |
| The Elements: Water Give Of Life/David Liebman(Ss, Ts, Wood Fl)(Arkadia)
- Recorded January 1997. Pat Metheny(G), Billy Hart(Ds), Cecil McBee(B) - 1. Water 2.
White Caps 3. Heaven's Gift 4. Bass Interlude 5. Reflecting Pool 6. Storm Surge 7. Guitar
Interlude 8. The Baptismal Font 9. Ebb And Flow 10. Water Theme (Reprise) メセニー度は高いですが、全体のサウンドはデイヴ・リーブマン色が強いです。デイヴ・リーブマンのファンは、「おッ、いい感じ」なのですが、ポップ路線のパット・メセニーのファンにはちょっとつらい部分があるかもしれない。ソロやデュオもあり、静かで、深い部分ものぞかせます。 |
| The Distance Runner/David Liebman(Ss, Ts, Wooden Fl)(Hatology
628)(輸入盤) - Recorded August 28, 2004. - 1. The Loneliness Of A Long Distance
Runner: Mind And Body 2. Colors: Red, Glay, Yellow 3. Petite Fleur 4. The
Tree: Roots, Limbs, Branches 5. Mother; Father 6. Time Immemorial: Before,
Then, Now, After 7. Peace On Earth (06/05/24)全くのソロでのライヴ。3曲目がシドニー・ベシェ作、7曲目がジョン・コルトレーン作で、他はオリジナルかフリー・インプロヴィゼーション。時にはフリーキーな、あるいはシャープなトーンで飛ばすようなフレーズを吹くときがありますが、だいたいは穏やかなフレーズが続きます。3曲目はそれなりに雰囲気も出ていてメロディアスな曲調になっています。ただ、曲に変化をつけるためか、4曲目は極端に激しくはないにしてもけっこう抽象度の高い、速いパッセージのフレーズが続きます。出だしをウッド・フルートで高めの音域を緩急自在ななフレーズで吹き、テナー・サックスに持ち替える5曲目、バックにテープで効果音を流しながら15分吹き続ける6曲目、テナー・サックスでスピリチュアルな、穏やかな場面も多くある7曲目。 |
| Back On The Corner/Dave Liebman(Ts, Ss, P, Synth, Wooden
Fl)(Mascot Records)(輸入盤) - Recorded June 12 and 14, 2006. Vic Juris(G), Mike
Stern(G), Anthony Jackson(B), Tony Marino(B), Marco Marcinko(Ds, Per) - 1.
5th Street 2. Ife 3. Bass Interlude 4. Black Satin 5. Bela 6. Drum Interlude
7. New Mambo 8. Acoustic Guitar Interlude 9. Mesa D'Espana 10. Electric
Guitar Interlude 11. J.B. Meets Sly/5th Street Reprise (07/03/24)2、4曲目がマイルス・デイヴィス作、3、6、8、10曲目が各楽器のソロのインプロヴィゼーション(インタールード)で他は全部デイヴ・リーブマンの作曲。ギター、ベースがそれぞれタイプ違いの2人編成という変則バンド。あまり激しくはないけれども、重量感のあるファンクという感じ。それは1曲目にも感じられて、その土台の上でソロが繰り広げられています。一発モノ的でややゆったりしつつも重い感じの2曲目、マイルスらしいファンクな曲調がけっこううれしい4曲目、静かなバックのサウンドでリラックスしたソロが繰り広げられる5曲目、8分の7拍子と4分の4拍子が交互にくるノリの良いラテンタッチの7曲目、ミステリアスでゆったりした牧歌的な面もある9曲目、不思議なビートで強力ファンクの展開をしていく11曲目。 |
共演・参加アルバム |
On The Corner/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded June 1, 6 and July 7, 1972. Bennie Maupin(Bcl), Dave Liebman(Ss), Carlos Garmett(As, Ts), Chick Corea(P), Herbie Hancock(P), Harold Williams(P), John McLaughlin(G), Colin Walcott(El-sitar), Michael Henderson(B), Jack DeJohnette(Ds), Billy Hart(Ds, Per), Don Alias(Per), Mtume(Per), Badal Roy(Tabla) - 1. On The Corner New York Girl/Thinkin' One Thing And Doin' Another Vote For Miles 2. Black Satin 3. One And One 4. Helen Butte Mr. Freedom X ロック・ビートにのって(ベースのマイケル・ヘンダーソンはソウル出身)しかもパーカッション、タブラ、シタール(コリン・ウォルコットのクレジットもあります)等の絡むリズムは久しぶりに聴いてかなり気持ちのいいものだと実感しました。全然古くないです。でも、すごい顔ぶれです。 |
| Live At The Lighthouse/Elvin Jones(Ds)(Blue Note) - Recorded September 9,
1972. David Liebman(Ss, Ts), Steve Grossman(Ts), Gene Peria(B) - 1. Introduction 2. Fancy
Free 3. Sambra 4. The Children, Save The Children 5. Introduction/Happy Birthday 6. Sweet
Mama 7. New Breed 8. My Ship 10分台の長尺の曲が多く、ライヴならではの迫力ある曲が多いです。ピアノレスなのでスペイシーで自由に飛翔するサックスという感じをもたらし、効果的。ルディ・ヴァン・ゲルダーのリマスタリングにもかかわらず音質はベースがあまり好きではありませんが、当時としてはこんなものかな、とも思います。それにしてもエルヴィンのドラムはパワフル。ドーンド・ドーンドとシンプルなリズムの上をバトルする2人のサックスの2曲目は21分もの大曲。ゴキゲンなテーマを持っていて楽しい3曲目、4ビートで押しまくって、ブルースっぽい感じの4曲目、ドラムソロがまた迫力の6曲目、不思議なメロディ感覚のテーマの7曲目もアドリブ部分に入るとゴリゴリと。そしてこのメンバーにしてはゆったりとしたバラードの8曲目で幕を閉じます。(00年10月25日発売) |
Get Up With It/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded May 1970 - June 1974. (3曲目のパーソネル、Recorded May 19, 1970)Keith Jarrett(Key), Airto Moreira(Per), Steve Grossman(Ss), William Cobham(Ds), Michael Henderson(B), John McLaughlin(G), Herbie Hancock(Key), (1曲目のパーソネル、Recorded May 1974)Reggie Lucas(G), Mtume(Per), David Liebman(Fl), Michael Henderson(B), Al Foster(Ds), Pete Cosey(G), Dominique Gaumont(G), (5曲目のパーソネル、Recorded September 1973), Pete Cosey(G), Al Foster(Ds), Michael Henderson(B), David Liebman(Fl), Reggie Lucus(G), Mtume(Per), John Stubblefield(Sax) - 1. He Lobed Him Madly 2. Maiysha 3. Honky Tonk 4. Rated X 5. Calypso Frelimo 6. Red China Blues 7. Mtume 8. Billy Preston ’70年から74年にかけての録音を後から集めて発表したアルバム。’70年5月19録音の3曲目のみにキースジャレットは参加。ハービー・ハンコックとキーボードで共演していますが、どの音がキース・ジャレットか分かりませんでした。もっともこの時期のマイルス・デイビスのアルバムは参加メンバーで聴くよりも、アルバム全体として聴いたほうがいいのかも。’74年5月録音の1曲目に デイヴ・リーブマンはフルートで参加。比較的静かな曲ですが32分の大作です。フルートもゆったりと後半ソロが流れています。リズムの影響か、混沌としたサウンドの印象があるのですが、それでもひきつけられるものがあります。マイルスマジックなのでしょうか。また、’73年9月録音の5曲目にもフルートで参加。やはり当時のサウンド。 |
Dark Magus/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded March 30, 1974. David Liebman(Ts, Ss), Azar Lawrence(Ts), Peter Cosey(G), Peggie Lucas(G), Dominique Gaumont(G), Michael Henderson(B), Al Foster(Ds), James Mtume(Per) - 1. Dark Magus - Moja 2. Dark Magus - Will 3. Dark Magus - Tatu 4. Dark - Magus - Nne リズム自体がジャズではなくロック寄りのサウンドとなって、すごいエネルギーのブラック・ファンクが押し寄せてくるという印象です。 ギターが3人になっていてかなりにぎやかです。サックスが2人いますが、フレーズからたぶんこっちがデイヴ・リーブマンだろうと...あまり自信がありませんが。 |
Forgotten Fantasies/David Liebman(Afl, Ts, Ss)& Richard Beirach(P)(A&M Horizon) - Recorded November 18-20, 1975. - 1. October 10th 2. Repeat Performance 3. Eugene 4. Forgotten Fantasies 5. Troubled Peace 6. Obsidian Mirrors 邦題は「遺忘夢幻」。タイトルはともかく、全曲オリジナルで2人の対話的な作品集です。渋いのですが、時代とレーベルを考えると、かなり意外かもしれません。2人の演奏の緊密性が、聴く人を緊張させます。 |
Omerta/Richard Beirach(P)/David Liebman(Ts, Ss, Fl)(Break Time) - Recorded June 9-10, 1978. - 1. Omerta 2. On Green Dolphin Street 3. 3rd. Visit 4. Eden 5. Spring Is Here 6. Cadaques 7. To A Spirit Once Known 8. In A Sentimantal Mood デイヴ・リーヴマンとのアルバムはたくさん出てきますが、デュオの場合はシリアスな対話の面白さというか、スタンダードの曲もコード進行を変えたり、メロディーが変わったり、すんなりと聴き流させてくれないところが印象に残ります。2人ともうまい! |
Who's Who/John Scofield(G)(RCA) - Released 1979. Kenny Kirkland(P), Anthony Jackson(B), Steve Jordan(Ds), Sammy Figueroa(Per), Billy Hart(Ds), Eddie Gomez(B), David Liebman(Ss, Ts) - 1. Looks Like Meringue 2. Cassidae 3. The Beatles 4. Spoons 5. Who's Who? 6. How The West Was Won エンヤでの演奏がジャズ寄りなのに対して、こちら(ライナーではアリスタとなっています。)では、フュージョン寄りの演奏になっています。曲によってメンバーを2組使い分けています。このあたりからファンクの要素がちらつきはじめていますが、なかなか渋い曲が多いです。 |
| Tiger In The Rain/Michael Franks(Vo)(Warner Bros) - Released 1979. Herb
Busher(B), Rick Marotta(Ds), Joe Caro(G), Kenny Barron(P), Paul Griffin(Org), Crusher
Bennett(Per), Rubens Bassini(Per), Buddy Williams(Ds), Bob Leinbach(Org), Ben Reiley(Ds),
Bucky Pizzarelli(Per), Mike Mainieri(Vib), Ron Carter(B), Seldon Powell(Ts, Ss), John
Simon(Per), Dave Lieb,man(Fl), George young(Ts, Fl), Dave Sanborn(As), Randy Brecker(Tp),
Low Soloff(Tp), etc. - 1. Sanpaku 2. When It's Over 3. Living On The Inside 4. Hideaway 5.
jardin Botanico 6. Underneath The Apple Tree 7. Tiger In The Rain 8. Satisfaction
Guaranteed 9. Lifeline 曲によってメンバーが変わり、しかもそれぞれのソロやアンサンブルが非常に豪華になっています。ストリングスなどのアレンジもいい感じ。ブラジル色の強い曲などもあって、3曲目などは哀愁が漂います。ジャズ風の豪華なホーン・アンサンブルも数曲で聴けます。6曲目はどこかで聴いたことのあるジャズ色の強い曲。デイヴ・リーブマンは5−6曲目に、ランディ・ブレッカーは8曲目に参加。 |
| All In All Out/Masahiko Sato(P, Synth, Per)(Sony) - Recorded April 1979.
Dave Liebman(Ss, Ts. Afl), Ryo Kawasaki(G), Francisco Centeno(B), Harvey Mason(Ds), Rubens
Bassini(Per), Randy Brecker(Tp), Alan Rubin(Tp), Barry Rogers(Tb), Tom Malone(Tb), Dave
Taylor(Btb) - 1. Sapajou Walk 2. Grama Grass 3. Salamander 4. Moth Ball 5. Thus The Song
Passed Out Of Their Mind 6. Fallout 佐藤允彦の作品なのにフュージョンでポップ。(メンバーから想像つきますが。)で、ここにデイヴ・リーブマンのサックスがメロディを吹くわけですが、聴きやすいようでハード。なかなかいいわけです。当然、佐藤允彦のピアノソロの場面は聴きごたえがあります。 |
| Dancing On The Tables/Niels-Henning Orsted Pedersen(B) Quartet(Steeple
Chase) - Recorded July 3-4 & August 30, 1979. Dave Liebman(Ts, Ss Afl), John
Scofield(G), Billy Hart(Ds) - 1. Dancing On The Tables 2. Future Child 3. Jeg Gik Mig Ud
En Sommerdag 4. Evening Song 5. Clouds この時期はけっこう面白いメンバーでの演奏がみられます。この顔ぶれだとハードそうなことがなんとなく想像できますが、リーダーがニールス・ペデルセンということもあって、フレーズはハードだけど聴きやすく仕上がっています。みんなつわものです。 |
Home/Steve Swallow(B)(ECM) - Recorded September 1979. Sheila Jordan(Voice), Steve Kuhn(P), David Liebman(Sax), Lyle Mays(Synth), Bob Moses(Ds) - 1. Some Echoes 2. "She Was Young" 3. "Nowhere One..." 4. Colors 5. Home 6. In The Fall 7. "You Did't Think..." 8. Ice Cream 9. Echo 10. Midnight ジャズと、ロバート・クリーリーの詩のコラボレーション。 曲はスティーヴ・スワロウ作。それぞれの曲に短い詩がついていて、シーラ・ジョーダンが歌っています。映画音楽のようなしっとりした曲にサックスがけっこう自由に絡んでいる1曲目、ジャジーなワルツで美しいピアノを聴ける2曲目、やはりしっとりした曲でほんのりとジャズ色がうれしい3曲目、テンポの良い曲にサックスが暴れまわって、ピアノがややアウトしている4曲目、スローなジャズで雰囲気の出ているタイトル曲の5曲目、浮遊感のあるバックにはっきりとしたサックスが響き渡る6曲目、スローでジャジーな曲調がうれしい7曲目、出だしでベースのソロが前面に出ていてノリの良い8曲目、軽いラテン調でせまる9曲目、ピアノがささやきかけてくる10曲目。 |
Quest(Break Time) - Recorded December 28-29, 1981. Dave Liebman(Ss, Afl), Richie Beirach(P), George Mraz(B), Al Foster(Ds) - 1. Dr. Jekyll Ans Mr Hyde 2. Wisteria 3. Softly As In A Morning Sunrise 4. Elm 5. Napanoch 6. Lonely Woman 「クエスト」という言葉がはじめて出てきますが、ここでは、アルバムタイトルが「クエスト」で、リズムの2人は1枚目のみの参加なので、実際は2枚目からとはちょっと違ったニュアンスなのかもしれません。ここでも「朝日のようにさわやかに」が出てきます。 |
Double Edge/David Liebman(Ts, Ss)/Richard Beirach(P)(Storyville) - Recorded April 21, 1985. - 1. Naima 2. Round Midnight 3. India 4. On Green Dolphin Street 5a. Lover Man 5b. Some Other Time 6. Oleo デュオによるジョン・コルトレーンやスタンダード曲集。特に2年後の「トリビュート・トゥ・ジョン・コルトレーン」と曲が重なっているものもあり、比較してみると面白いかも。「オレオ」など、この2人ではやりそうもない雰囲気なのですが、すごいスピードで、やっぱり変わった演奏でした。 |
Quest 2(Storyville) - Recorded April 17, 1986. David Leibman(Ss, Fl), Richard Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. Gargoyles 2. Pendulum 3. The Hollow Men 4. Carissima 5. Third Visit 6. Johnny B. クエスト2作目は、1作目より4年半経過して録音されましたが、曲はリッチー・バイラークとデイヴ・リーブマンの2人によるもので、内容的にけっこうシリアスなものがあります。やはりこのような演奏だとビリー・ハートのドラム、特にあのマレットさばきがぴったりきます。 |
Tribute To John Coltrane(Paddle Wheel) - Recorded July 26, 1987. Wayne Shorter(Ss), Dave Liebman(Ss), Richie Beirach(P), Eddie Gomez(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Mr. P.C. 2. After The Rain/Naima 3. India/Impressions よみうりランドでの「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ」での演奏なのですが、この時、実はこの感動的な演奏を見ています。CDでもLDでもそうですけど、とにかく迫力のある演奏です。メンバーもこれだけの大物が集まっているので、本当なら、ぜひとも映像で見たいものです。LDは57分収録。 |
N.Y. Nites/Quest(Pan Music) - Recorded March 21-22, 1988. David Liebman(Ss), Richard Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds), Tom Beyer(Per) - 1. You Don't Know What Love Is 2. The Island 3. I've Grown Accustomed To Your Face 4. Summer Night 5. Night And Day 6. You And The Night And The Music 7. The Night Has A Thousand Eyes 8. I Love You Porgy クエスト第3作目は、スタンダード集です。ところで、このメンバーは素直な解釈をしないので、見事に予想を裏切ってくれる演奏が面白いと思います。そこまでするか、と思うほど原曲のイメージから遠いものもあります。 |
Natural Selection/Quest(Pan Music) - Recorded June 1988. Dave Liebman(Ss), Richie Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. As Always 2. Natural Selection 3. Nocturnal 4. Amethyst Suite/Fahamivu 5. Michiyo 6. A Moody Time 7. Nighty-Nite 邦題に訳せば、「自然淘汰」となってしまいますが、再びオリジナル集です。曲調は比較的ゆったりしたものが多く、精神的というか、思索的な(こういう表現があっていいのか分かりませんが)グループのサウンドになっています。7曲目のみなぜかフュージョン的ビートです。 |
Chant/David Liebman(Ss)& Richard Beirach(P)(CMP) - Recorded July 1989 - 1. Incantation 2. Invocation 1曲目(3章からなります)がリッチー・バイラークの、2曲目(4章からなります)がデイヴ・リーブマンの作曲ということですが、私には何となく2人のフリー・インプロヴィゼーションに聞こえます。内容を知らずに買うと怒り出す人もいるかも しれません。 |
Of One Mind/Quest(CMP) - Recorded July 1990. David Liebman(Ss), Richie Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds) - 1. Commonality 2. Of One Mind 3. Changuito Tapestry 4. Passages 今度のクエストの作品は、全曲「クエスト」名義なのと、曲を聴いた感じでは、全曲打ち合わせをほとんどしない、フリー・インプロヴィゼーションで録音したようです。いわゆるフリー・ジャズ的アプローチでもこれだけのまとまりと緊張感を出せるグループはなかなか無いでしょう。 |
| Puccini's Turandot/The Bob Belden(Arr) Ensemble(Blue Note) - Recorded
June 12, 1992 (May 26 and June 1, 1992.)(6月12日の主なパーソネル)David
Liebman(Ss), Tim Hagans(Flh), Ron Kozak(Bfl), Fareed Haque(G), John Hart(G), Stacy
Shames(Harp), Jay Anderson(B), Joe Chambers(Ds), David Earle Johnson(Per), Marc
Copland(P), Gary Peacock(B), Mike Migliore(Fl), Chuck Wilson(Afl), Lawrence Feldman(Bfl),
Eric Friedlander(Cello), George Moran(Btb), Joe Lovano(Ts), Kevin Hays(P), Larry
Goldings(Org), Paul Motian(Ds) - 1. Opening 2. Calaf's Theme 3. First Vision 4. Children's
Song 5. The Princess Sleeps 6. The Execution 7. Signore Ascolta 8. Non Piangere Liu 9. In
Questa Reggia 10. The Three Enigmas 11. In Questa Reprise 12. Nessun Dorma 13. Del Primo
Pianto プッチーニのオペラのジャズ化作品で、演奏も豪華で、参加ミュージシャンも非常に豪華です。ソロイストも適材適所で素晴らしいです。ジャズとしては全体的に少々重い?デイヴ・リーブマンは3、5曲目に、ゲイリー・ピーコックは5、12曲目に、ポール・モチアンは12曲目に参加。 |
| Sax Legends(Paddle Wheel) - Recorded August 13-14 and 25, 1992. Lee
Konitz(As), Phil Woods(As), Frank Mogan(As), Archi Shepp(Ts), Houston Person(Ts) Dave
Liebman(Ss), Bennie Wallace(Ts), David Murray(Ts), Steve Coleman(As), Donald Harrison(As),
John Zorn(As), Craig Bailey(As), George Cables(P), Rufus Reid(B), Joe Chambers(Ds), Santi
DeBriano(B), Jiro Yoshida(G) - 1. Devil's Island 2. Bamboo 3. My Little Brown Book 4.
Spoonin' 5. In A Sentimental Mood 6. Fooprints 7. Four 8. Tu-way-pack-e-way 9. Why Try To
Change Me Now 10. Blues For JC 11. Blues For 52nd Street 12. Like Someone In love 13.
Promptus 14. King Tut 15. Bemsha Swing 16. Quasi Enni 17. Flamingo 18. There Is No Greater
Love 19. Goodbye Mr. Evans 20. Blues For JC これだけ有名で様々なサックス・プレイヤーを曲によっては単独で、あるいはサックス同士でセッションさせて録音してしまうあたり、パドル・ホイールもさすがだと思います。登場するサックス・プレイヤーは曲によってまちまちですが、基本的には同じメンバーのピアノトリオをバックにしていわゆる同じ「ジャズ」の土俵で勝負しています。当然のことながらフリーから正統派までバラエティに富んでいて、しかもミュージシャン単独のアルバムほど重くないということでいいかもしれません。 録音時にはまじめに打ち合わせをしたミュージシャンと、わがままを言ったミュージシャンとがいたとか。デイヴ・リーブマンは8−10、14−15、20曲目に、スティーヴ・コールマンは10、16、20曲目に、ベニー・ウォレスは10、14、17、20曲目に参加。 |
| But Beautiful/David Liebman(Ss, Bamboo Fl) & Phil
Markowitz(P)(Sunshine Digital) - Recorded December 11 and 12, 1996. Tiger Okoshi(Tp),
Akihito Fuse(Furin Bell), Takanori Sugauchi(Finger Symbal) - 1. Chant 2. But Beautiful 3.
Snowblind 4. An Old Friend (For Val) 5. Hope 6. Prologue 7. You Don't Know What Love Is 8.
Relentless 9. Shapes 10. Expression 何年もいっしょに演奏しているフィル・マコーウィッツとの気心のしれたデュオ。 10曲中6曲は、デイヴ・リーブマンかフィル・マコーウィッツのオリジナル。2人の反応は素早く、しかもメロディやハーモニーの感覚は鋭く、それは例えば2、7曲目のスタンダードの曲を聴けば分かりやすいと思います。ドラマチックに、あるいは内省的に、時には包み込むようにデュオを展開し、 時にインプロヴィゼーションのぶつかり合いがスリルがあります。10曲目のジョン・コルトレーンの曲はスペイシーな部分もあって、静かな中に精神性を感じさせて印象的。ジャズというよりは上質のデュオのインプロヴィゼーション。6、7曲目にはタイガー大越も参加していて、6曲目は3人のフリー・インプロヴィゼーション になっています。(99年7月14日発売) |
Arkadia Jazz All-Stars: Thank you! John! - Our Tribute to John Coltrane - Released 1998. - 1. Syeeda's Song Flute (Benny Golson) 2. My Favorite Things (David Liebman) 3. Moment's Notice (Nova Bossa Nova) 4. Naima (Billy Taylor Trio) 5. Touch Me Lightly (Benny Golson) 6. Giant Steps (Ted Rosenthal Trio) 7. The Night Has A Thousand Eyes (Nova Bossa Nova) 8. I Want To Talk About You (David Liebman) 9. Moment's Notice (Billy Taylor Trio) 10. Take The Trane (Red Time) 邦題「テイク・ザ・トレーン」。コルトレーンの熱気を感じさせたり、コルトレーン解釈を聴かせるアルバムというよりも、それぞれのミュージシャンの自由なスタンスでコルトレーンの曲を奏でているアルバム。知性的で鋭いフレーズながらも何となく空気感が漂うソプラノ・サックスのデイヴ・リーブマンは2、8曲目に参加。( 「ゴールドディスクを斬る」をどうぞ) |
| 70s Jazz Pioneers(Paddle Wheel) - Recorded March 20, 1998. Randy
Brecker(Tp), Buster Williams(B), Joanne Brackeen(P), Dave Liebman(Sax), Pat Martino(G), Al
Foster(Ds) - 1. Cantaloupe Island 2. Sugar 3. 500 Miles High 4. Softly, As In A Morning
Sunrise 5. Red Clay 6. All Blues 7. Footprints 何ともスゴい顔ぶれがうれしいところ。このメンバーでジャズメン・オリジナルやスタンダードの演奏をしています。スタンリー・タレンタインの「シュガー」やフレディ・ハバードの「レッド・クレイ」が入っているのがグループ名の「70s」を象徴する意味になっているのでしょうか。70年代を代表するミュージシャンがゆとりを持ってライヴに臨んでいるという印象で、最近のパット・マルティーノの数少ないライヴ演奏も聴けるので貴重かも しれません。比較的落ち着きながらも、時々フレーズが火を吹きます。ジョアン・ブラッキーンも昔に比べて丸くなった気がしないでもないですが、豪快な演奏の場面もあります。デイヴ・リーブマンはテナー・サックスとソプラノ・サックスを持ち替えています。 メンバーにしてはややオーソドックスか。(99年8月27日発売) |
| Endless Miles (N2K) - Recorded May 26, 1998. Wallace Roney(Tp), Randy
Brecker(Tp), Dave Liebman(Ts), George Coleman(Ts), Antoine Roney(Ts), Bob Berg(Ts), Harold
Mabern(P), Geri Allen(P), Adam Holzman(Key), Robert Irving 3rd(Key), Gary Peacock(B),
Buster Williams(B), Foley(B), Jimmy Cobb(Ds), Lenny White(Ds), Al Foster(Ds), Mino
Cinelu(Per), Don Alias(Per) - 1. So What 2. Nefertiti 3. Walkin' 4. In A Silent Way 5. No
Blues 6. The Sorcerer 7. Tutu 8. My Funny Valentine 3、5曲目に参加。かってのマイルスバンドを彷彿とさせる演奏、自分流にかまわず演奏するミュージシャンもあってさまざま。前者はウォレス・ルーニー、後者はデイヴ・リーブマンやジョージ・コールマンなどですが、後者の2人の演奏がけっこう印象に残りました。似たような演奏だったらマイルスバンドを聴けば済むことなので...。 |
| Pink Elephant Magic/Joanne Brackeen(P)(Arkadia) - Recorded Augusu 1998.
Nicholas Payton(Tp), Chris Potter(Ss, Ts), John Patitucci(B), David Liebman(Ss), Horacio
"El Negro" Hernandez(Ds), Kurt Elling(Vo) - 1. Pink Elephant Magic 2. Ghost
Butter 3. Wave 4. What's Your Choice, Rolls Royce? 5. Beethoven Meets The Millennium In
Spain 6. Strange Meadowlark 7. Tico Tico 8. In Vogue 9. Cram'n Exam 10. Filene's 曲によってメンバーが変わり、 そのせいかどうか、けっこうカラフルな曲調になっています。男性的なピアノで相変わらず力のこもっているアルバム。1曲目のタイトル曲からして楽しげながら、変拍子もあるやや複雑なテーマの曲。ファンキーで力強い2曲目、アントニオ・カルロス・ジョビン作の有名な3曲目、 この曲のみヴォーカル入りの4曲目、ベートーベンをけっこう意識したしている(当然か)5曲目、ピアノ・ソロでの6曲目、5拍子でティコ・ティコをやるゴキゲンな7曲目、渋めで攻めている8曲目、あたかも腕試しのような急速調で複雑なテーマを持つ9曲目。最後の10曲目は明るめで後半盛り上がっていく曲。デイヴ・リーブマンは4、10曲目に、ジョン・パティトゥッチは1−5、7−10曲目に参加 しています。(99年11月25日発売) |
| In Harmony's Way/Jeff Berlin(B)(j.jazz)(輸入盤) - Recorded
September 5-10, 2000. Richard Drexler(P, B), Danny Gotlieb(Ds), Guest: Gary
Burton(Vib on 1), Dave Liebman(Ss, Ts on 2, 4, 6), Mike Stern(G on 2-3, 8),
Captain Billy Lang(G on 7), Clare Fischer(Key on 7), Steve Shephard(Vo on
7), Howie Sher(Tp on 3. 8), Dave Stout(Tb on 3, 8), Doug Webb(Ts on 3, 8) -
1. This Is Your Brain On Jazz 2. Runaway Train 3. Emeril Kick It Up 4.
Everybody Knows You When You're Up & In 5. Heart Of A Child 6. Liebman On A
Jet Plane 7. Pale Glider 8. Reggae Ricardo 9. A Place Of Know (06/07/17)6曲目以外はJeff Berlinの作曲。ゲストが豪華。相変わらずベースが前面に出ていますが、ジャズに振れている感じ。4ビートとメロディのベースの多重録音とドラムス、ヴァイブラホンが効果的な1曲目、列車の走るようなベースの効果音からサックスの咆哮、ギターのフレーズなど自由なサウンドの中盤アップテンポの4ビートの2曲目、シャッフルのリズムでメロディアスにノレる3曲目、ベースソロも多くて楽しめるこれまた4ビートの4曲目、しっとりとベースがメロディを奏でるバラードの5曲目、サンバや4ビートノリで速いフレーズが心地良く響く6曲目、この曲のみメンバーが入れ替わってヴォイス入りのボッサの7曲目、ブラスも快調でノリの良いロックのような8曲目、やや静かながらベースのソロはメロディアスな9曲目。 |
| Lunar/Marc Copland(P), Dave Liebman(Ss, Ts) Quartet(Hatology)(輸入盤)
- Recorded October 12, 2001. Mike McGuirk(B), Tony Martucci(Ds) - 1. Cry Want 2. Lunar 3.
Pirouette 4. You And The Night And The Music 5. All That's Left 6. Standoff 7. Brother
Ernesto 8. Naima (02/05/12)曲の構成を保ちつつも、やや自由度の高い展開になっています。メンバーの性格なのか、音が内面に向く傾向があるようです。マーク・コープランドのオリジナルは2−3、5曲目、デイヴ・リーブマンは6−7曲目。1曲目はゆったりと、しかし緊張感を持って対話が繰り広げられていきます。研ぎ澄まされた感度の高いメロディとアドリブが展開していくややテンポの速いタイトル曲の2曲目、情感豊かなメロディが印象的な3曲目、冷たい理知的なドラマチックさで盛り上がっていくスタンダードの4曲目、温度感が低い中ではけっこう熱く盛り上がる5曲目、リーブマン流の空気感のあるバラードの6曲目、曲の中をサックスがメロディを吐き出しながら飛び回る7曲目、叙情的で内向的な「ネイマ」の8曲目。 |
| Bookends/David Liebman(Ss, Ts), Marc Copland(P)(Hatology)(輸入盤)
- Recorded March 20, 2002. - 1. Bookends 1 2. The Searcher 3. Blackboard 4.
Lester Leaps In 5. When Your're Smiling 6. In Your Own Sweet Way 7. Nadir 8. Bookends 2
9. Cry Want 10. Maiden Voyage 11. Impressions 12. WTC 13. Blue In Green (03/02/01)2枚組のアルバム。1枚目がスタジオ録音で、比較的短めの曲が8曲、2枚目が同日の夜の録音で、ジャズメン・オリジナルを中心にちょっと長めの5曲、という構成。どちらかというとパステルカラーの色合いでのやや神経質なインプロヴィゼーションという雰囲気のデュオ。2人のオリジナルも繊細な印象でじっくりと聴けるのですが、スタンダードやジャズメン・オリジナルも新たな解釈が加わっていて、新鮮です。特に2枚目のライヴは、「処女航海」「インプレッションズ」「ブルー・イン・グリーン」と有名な曲を聴くことができます。ただしどの曲もその繊細さゆえに、盛り上がる場面があっても内側にエネルギーが向いているような気がします。そんな中で、サックスのみの4曲目や、ピアノのみの5曲目あたりは、やや陽気かも。 |
| Saxophone Summit: Gathering Of Spirits/Michael Brecker(Ts,
Kaval), Dave Liebman(Ts, Ss, Indian Fl), Joe Lovano(Ts, Acl, Tarogato,
African Blackwood Fl)(Telarc) - Recorded January 12 and 13, 2004. Phil
Markowitz(P), Cecil McBee(B), Billy Hart(Ds) - 1. Alexander The Great 2. The
12th Man 3. India 4. Peace On Earth 5. Tricycle 6. A Gathering Of Spirits ジョン・コルトレーンの曲が3−4曲目、あとの4曲はサックスの3人とピアノのフィル・マコーウィッツがそれぞれ作曲。スゴいメンバーです。もちろん個々のサックス・ソロが白眉ですが、アンサンブルの場面も見事。ジョー・ロヴァーノ作で比較的オーソドックスな4ビートの中に3人の個性的なソロが舞い飛ぶ1曲目、マコーウィッツ作のゆっくりめながらも緊張感の漂いまくっているソロとサウンドの2曲目、サックス以外の楽器の出だしでプリミディヴな感じから、本編に突入して原曲風テーマを経て自由に飛翔する3曲目、5分ほどだけれどもスピリチュアルな4曲目、デイヴ・リーブマン作の静かでドラマチック、しかも17分もある5曲目、マイケル・ブレッカー作の、3人の自由(フリー)な合奏でさすがにタイトル曲らしい6曲目。(04年9月22日発売) |
| Different But The Same/David Liebman(Ts) & Ellery Eskelin(Ts)(Hatology
615)(輸入盤) - Recorded May 30, 2004. Tony Marino(B), Jim Black(Ds) - 1. Tie
Those Laces 2. Gnid 3. You Call It 4. Different But the Same 5. What Is This
Thing: Subconscious Lee - Hot House - What Is This Thing Called Love 6. How
Do I Know 7. Vonetta 8. The Gun Wars (06/05/26)David Liebman作が3曲(1、4、8曲目)、Ellery Eskelin作が2曲(3、6曲目)。ピアノレスの2テナーなのでかなり自由な場面も。テーマはメロディアスだけど、自由度が高く徐々に盛り上がっていく1曲目、タッド・ダメロン作の明るめのメロディで、オーソドックスな4ビートにハードなフレーズの部分もある2曲目、穏やかなのか不穏なのか、テーマで2人のテナーが寄り添う後にアドリブでサックスとドラムスが暴れまわる3曲目、ゆったりした中を自由に泳ぎまわるようなタイトル曲の4曲目、スタンダードやジャズメンオリジナルのメドレーなのにオリジナルのような5曲目、スローでやや不安定なフリーが展開される6曲目、ウェイン・ショーター作をスローに展開する7曲目、パルス的なドラムスの上をfリーキーにせまる8曲目。 |
| A Bitchin' Brew/Fusion For Miles A Guitar Tribute(Tone
Center) - Released 2005. The Band: Vinnie Colauta(Ds), Alphonso Johnson(B),
Larry Goldings(Key), Dave Liebman(Sax), Jimmy Herring(G), Jeff
Richman(G), Eric Johnson(G), Mike Stern(G), Bill Frisell(G), Bill Connors(G),
Pat Martino(G), Warren Haynes(G), Steve Kimmock(G), Bireli Lagrene(G) - 1.
Black Satin 2. Splatch 3. Jean Pierre 4. So What 5. Nefertiti 6. Eighty One
7. Serpents Tooth 8. It's About That Time 9. Back Seat Betty 10. Spanish Key ギタリストは1曲ごとにゲストが登場して、なかなかズゴい顔ぶれ。ロック畑もいればフュージョン畑もいるという格好。マイルス・デイヴィスの原曲にこだわらずにとにかく自分達の演奏(ギター)を楽しんでしまおう、というのが趣旨のようです。全体的にはハード・フュージョンからロックにかけてのサウンド。特に4曲目のマイク・スターンの「So What」はそんな感じだけれども、他のギタリストに比べれば4ビートだし、柔らかいサウンドでけっこうジャズ寄りな演奏。5曲目のビル・フリゼールの「ネフェルティティ」も、彼流のマイペースの演奏だけれども、いつもの彼よりはややハードな面を見せているか。7曲目のパット・マルティーノや10曲目のビレリ・ラグレーンの参加なども目玉かも。デイヴ・リーヴマンは1、6、9−10曲目に参加。(05年7月21日発売) |
| We Three/Three For All(Challenge)(輸入盤) - Recorded May 5,
2005. Dave Liebman(Sax, Fl), Steve Swallow(B), Adam Nussbaum(Ds) - 1. What
Time Is It 2. Played Twice 3. We 3 4. Up And Adam 5. The Jewish
Warrior 6. Whistling Past The Graveyard 7. I Only Have Eyes For You 8.
Cycling 9. All Blues 10. The Start Of Something Small 11. BTU (06/08/17)全11曲中、メンバーそれぞれの作曲が7曲。円熟の境地に至るもエレクトリック・ベースなので今っぽい雰囲気。サックス・トリオも自由度が高いです。オリジナルのように自由に語り合う、時にベースの2弦を同時に弾く奏法が印象的な1曲目、セロニアス・モンク作のとぼけた味がいい2曲目、空間的なフレーズのやり取りがベテランを感じさせるタイトル曲のバラードの3曲目、陽気なファンクビート系の4曲目、エキゾチックと思ったらやや盛り上がる5曲目、のたくったようなフレーズも愛嬌のある6曲目、さりげなく囁きかけるバラードの7曲目、ミステリアスながら流れるフレーズの8曲目、「オール・ブルース」ながら独自路線のサウンドの9曲目、繊細で温度感の低いワルツの10曲目、8分の7拍子でノリの良い11曲目。 |
| Redemption/David Liebman(Ss, Ts Wooden Fl), Richie
Beirach(P), Ron McClure(B), Billy Hart(Ds)(Hatology 642)(輸入盤) - Recorded
November 2 and 3, 2005. - 1. Round Midnight 2. Ogunde 3. WTC/Steel Prayers
4. Dark Eyes 5. Lonely Woman 6. Redemption (08/07/12)デイヴ・リーブマンとリッチー・バイラークの共作が3曲目、ビリー・ハートの作曲が6曲目。以前あったクエストというグループのある時期との同メンバーですが、ジャズメン・オリジナルが多いにもかかわらず、モーダルで研ぎ澄まされたサウンドと冷たいアヴァンギャルドの感覚はかなり聴く人に緊張感を強いる場合があります。ピアノとソプラノサックスのデュオなのにエキサイテイティングにえぐりとる1曲目、かなり自由な感覚の、テンポがフリーで流れるように盛り上がる2曲目、低い温度感でじっくりと進んでいき、後半は牧歌的なバラードの3曲目、有名な曲でも彼ら独自の素材として扱う4曲目、ズシッと沈み込んでいるような雰囲気の5曲目、モーダルなサウンドの集大成とも言える、19分台のタイトル曲の6曲目。 |
| Miles From India(Times Square Records) - Recorded November
2006 - July 2007. Gino Banks(Ds), Louiz Banks(P), Rakesh Chaurasia(Fl),
Selva Ganesh(Kanjira, Voice Per), Adam Holzman(Key), Dave Liebman(Indian Fl,
Fl, Ts), Shankar Mahadevan(Vo), Rudresh Mahanthappa(As), Sridhar
Parthasarthy(Mridangam, Voice Per), Taufiq Quresh(Djembe, Per), Benny
Rietveld(B), Wallace Roney(Tp), Mike Stern(G), Lenny White(Ds), Gary
Bartz(As, Ss), Ron Carter(B), Ravi Chary(Sitar), Jimmy Cobb(Ds), Vikku
Vinayakuram(Ghatam), Pete Cosey(G), Michael Henderson(B), Kala Ramnath(Vln),
A. Sivamani(Per), Rovert Irving 3rd(Key), Pandit Brij Narain(Sarod), Ndugu
Chancler(Ds), Ranjit Parot(Ds), Vince Wilburn, Jr(Ds), Chick Corea(P),
Dilshad Khan(Sarangi), Marcus Miller(Bcl), Badal Roy(Tabla), Sikkil
Gurucharan(Vo), John McLaughlin(G), U. Shrinivas(Mandorin) - 1. Spanish Key
2. All Blues 3. Ife(Fast) 4. In A Silent Way 5. It's About That Time 6. Jean
Pierre 7. So What 8. Miles Runs The Voodoo Town 9. Blue In Green 10. Great
Expectations 11. Ife(Slow) 12. Miles From India ボブ・ベルデンのプロデュースで、マイルス・デイヴスゆかりの曲を演奏しています。当時のメンバーだった人たちと、インド勢によって、インド風味もつけた割とハードなジャズやファンクに仕上がっている2枚組CD。12曲目のタイトル曲のみジョン・マクラフリンの作曲とプロデュース。曲によってメンバーが異なりますが、例えばチック・コリアは7曲目に、デイヴ・リーブマンは1、3、11曲目に、マイク・スターンは1、6、9曲目に参加。曲を取り上げている時代はことなりますが、インド色が濃かったり薄くて適度な折衷ファンクになっていたりと、さまざまです。本物より曲によってインドへの傾倒が大きめなのがウリ。でも、けっこう深くてノリも良く、面白い。2曲目「オール・ブルース」は8分の5拍子、7曲目「ソー・ホワット」は8分の9拍子。(08年4月9日発売) |
| Renewal/David Liebman(Ts)/Ellery Eskelin(Ts)(Hatology654)(輸入盤)
- Recorded June 27, 2007. Tony Marino(B), Jim Black(Ds, Per) - 1. Cha 2. The
Decider 3. Out There(Take 2) 4. Renewal 5. Palpable Clock 6. Demi And The
Blue Moon 7. IC 8. Free Ballad 9. Out There (Take 1) (08/07/13)このメンバーで2枚目。8曲目が全員のインプロヴィゼーションで、3、9曲目がエリック・ドルフィーの曲、他はメンバーそれぞれの作曲。テナーがゆったりとユニゾンで奏でる場面もあれば、かなり硬派にブロウしたりフリーの方向に寄ったりしていて、ピアノレスの2サックスで自由度が高いです。ドラムスがジム・ブラックなので、ジャズというよりはロック・ビートに近いサウンドも。そして、時に変拍子。ビートのあるフリー的な要素も強いサウンドとでも言えばいいのかな。現にモロにフリーの場面も挟まっています。3、9曲目はアップテンポの4ビートでドルフィーっぽさというか原曲のイメージは健在だと思います。タイトル曲の4曲目はサックスのゆったりしたハモリで漂っていき、個々の楽器の静かな語り合いという様相。 |
(他の主な参加CD) ジャーニー・トゥ・エアー/日野皓正(Tp、Flh)’70年(TDK)、マイ・ゴールズ・ビヨンド/マハビシュヌ・ジョン・マクラフリン(G)’70年(RYKO)、ピープル・イン・ミー/アビー・リンカーン(Vo)’73年(Philips)、アシルバット/バーダル・ロイ(Tabla)’75年(P.J.L)、 ファーザー・タイム/フランク・ツサ(B)’75年(Enja)、ウィッシズ/東風(こち) ’76年(East Wind)、ネイチャーズ・リベンジ/川崎燎(G)’78年(MPS)、シティ・コネクション/日野皓正(Cor、Flh)’79年(JVC)、
ミネルバの梟/高瀬アキ(P)’80年(Union Jazz)、デイ・ドリーム/日野皓正(Cor、Flh)’80年(JVC)、ヘッズ・アップ/ストーン・アライアンス’80年(Ninety-One)、ススト/菊池雅章(Key、Synth)’80−81年(Sony)、クー・ドゥ・テット/キップ・ハンラハン(Per、Vo)’80−81年(American Clave)、ドガタナ/渡辺香津美(G)’81年(Better Days)、フュージョン・スーパー・ジャム '81年(Somethin'else Classics)、ウイングス/鈴木良雄(B)’81年(Break Time)、モーゼス/ボブ・モーゼス(Ds)’86年(Gramavision)、ラー/ビリー・ハート(Ds)’87年(Gramavision)、メンズ・ランド/ミッシェル・ポルタル(Bcl)’87年(Label Bleu)、ビジョンズ/トム・ハレル(Tp、Flh)’87‐90年(Contemporary)、セイル・アウェイ/トム・ハレル(Tp、Flh)’89年(Contemporary)、ア・シップ・オブ・ユア・タッチ/リカルド・デル・フラ(B)’89年(IDA)、
ザ・モーメント/鈴木良雄(B)’91年(One Voice)、アイランズ/SHIRO MORI(G、Key)’91年(Verve Forecast)、セイリング・ストーン/日野元彦(Dr)’91年(Fun)、ザ・イン・アンド・ヨー/ポール・ワーティコ(Dr)’92年(Canyon International)、サムシンエルス/ジャック・ブルース(B、Key)’93年(CMP)、ライフ・イズ・ア・レッスン/ベン・シドラン(Key、Vo)’93年(Go Jazz)、イッツ・ゼア/日野元彦(Dr)’93年(Fun)、フォー・ノース/ラーシュ・ダニエルソン(B)’94年(Bomba)、スイング・タイム/ピート・ラロッカ(Ds)’97年(Blue Note)、オフ・ザ・コースト/日野皓正(Tp)’97年(Sweet Basil)、インナーミディアム/ロバート・ムッソ(G、Synth)’99年(DIW)、
ゴースツ/デイブ・リーブマン(Ss、Ts、etc)、ジャン・ポール・セレア(B)、ボルフガング・レイジンガー(Ds)’01年(Night Bird Music)、テオ・フォー・トゥVol.1/テオ・マセロ(Produce、Arr)’04年(P.J.L.)、 テオ・フォー・トゥVol.2/テオ・マセロ(Produce、Arr)’04年(P.J.L.)、 フラッシュ・ポイント/スティーブ・スミス(Ds)/デイブ・リーブマン(Ss、Ts、Fl)/アイデン・エセン(Key)/アンソニー・ジャクソン(B)’05年(VME)、 イナモラータ/メソッド・オブ・デファイアンス ’08年(Nagual)、
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