エディ・ゴメス(Eddie Gomez)
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「ジャズCDの個人ページ」by K. Kudo
昔はビル・エヴァンス・バンドのベーシストとして有名でしたが、私はどちらかというと、ニュー・ダイレクションズ、ザ・ガッド・ギャング、マンハッタン・ジャズ・クインテットというような連想をしてしまいます。スゴ腕ベーシストのひとりです。リーダー・アルバムを聴くと、音楽的に思索的、抽象的な部分もあるようです。
エディ・ゴメス Eddie Gomez共演・参加作1(〜’89年)へ エディ・ゴメス Eddie Gomez共演・参加作 2(’90年〜)へ
リーダー・アルバム |
| Down Stretch/Eddie Gomez(B)(Breaktime) - Recorded January 22-23, 1976.
Takehiro Honda(P), Elliot Zigmund(Per) - 1. Blues E 2. Caprice 3. Half Life 4. Down
Stretch 5. Starry Night 6. Dream Passage 何と日本録音。エレキピアノが時代性を感じさせます。曲も、ソロのスペースが多くとられていて、ベースもピチカートやアルコでソロが目立ちます。しかも曲調が何だか思索的で地味。ドラムとのコンビネーションも影響しているかも。彼の指向性はこちらの方だったという事でしょう。 |
| Gomez/Eddie Gomez(B)(Denon) - Recorded January and February 1984. Chick
Corea(P), Steve Gadd(Ds), Kazumi Watanabe(G), Yasuaki Shimizu(Ts) - 1. Dabble Vision 2.
Santurce 3. A Japanese Waltz 4. Zimmermann 5. Mez-Ga 6. Ginkakuji 7. Pops And Alma 8. Row,
Row, Row Your Tones 9. We Will Meet Again これも日本録音。デジタルトリオという感じがぴったりのアルバム。曲によって渡辺香津美らも参加。端正でジャストでしかも聴いていて聴きやすい。オリジナル割合は高く、ここでも思索的な曲も出てきます。曲によってはフュージョンもあり、ちょっとゴッタ煮かもしれない。 |
| Mezgo/Eddie Gomez(B)(A Touch) - Recorded November 1985. Michael
Brecker(Ts), Steve Gadd(Ds), Masahiko Satoh(P) - 1. Me Two 2. Capricious Fantasy 3.
Puccini's Walk 4. Delgado 5. Caribbean Morning 6. Scott David 7. Cello Sonata In G Minor:
1st Movement 3曲目のように明らかにジャズしている曲はいいのですが、ちょっと聴いていて難しい。7曲目は明らかにクラシックの曲ですね。これはこれで新しい方向性があっていいのですが、もっと外に向かうようなエネルギーの出し方があっても良いのでは。レーベルカラーも影響しているのでは。 |
| Power Play/Eddie Gomez(B)(A Touch) - Recorded November, 1987. Steve
Gadd(Ds) Al Foster(Ds), Michael Brecker(Ts), Lee Ann Ledgerwood(Synth), Dick Oatts(Ss),
Jeremy Steig(Fl), Michael Cochrane(Key), Jim Hall(G), etc - 1. Power Play 2. Loco Motive
3. Spanish Flower 4. Mel 5. Amethyst 6. Mr. Go 7. Very Early 8. W. 110th St. 9. Forever マイケル・ブレッカーも参加した曲もあり、ジム・ホールとのデュオも2曲あり、「ヴェリー・アーリー」もあり、ごった煮状態かもしれないアルバム。2曲目など、よく聴いた曲だと思ったら、J-WAVEのある番組のテーマに使われていました。もう少し統一性があれば、と惜しまれます。 |
| Street Smart/Eddie Gomez(B)(A Touch) - Recorded May 1989. Steve Gadd(Ds),
Richard Tee(Key), Kenny Werner(Key), Dick Oatts(Ss, Ts), Barry Rogers(Tb), Hugh
McRacken(G), Randy Brecker(Tp, Flh), Steve Thornton(Per), Nicky Marrero(Per), Jack
McDuff(Org) - 1. Street Smart 2. Lorenzo (For Lorenzo Homar) 3. I'Caramba 4. It Was You
All Along 5. Blues Period 6. Bella Horizonte 7. Carmen's Song 8. Double Entendre 9. Besame
Mucho フュージョンのようなサウンドになったちょっと異色の聴きやすいアルバム。シンセサイザーの多用によりサウンド面でもジャズから離れています。「ザ・ガッド・ギャング」の影響でしょうか。それでも相変わらずバリバリのベースソロをあちこちで聴くことができます。 |
| Next Future/Eddie Gomez(B)(Stretch) - Released 1993. Rick Margitza(Ts),
James Williams(P), Chick Corea(P, Synth), Lenny White(Ds), Jaremy Steig(Fl) - 1. Next
Future 2. Dreaming Of You 3. North Moore St. 4. Lost Tango 5. Tenderly 6. Cheeks 7. Love
Letter 8. Basic Trane-ing 9. Walter アルバム全体としてはトータルでまとまって聴きやすくなってきました。このあたりチック・コリアとの共同プロデュースによるところが大きいのではないのかと思われます。新しいながらもいわゆる「ジャズ」の演奏というイメージです。それでも9曲目に思索的な部分をひきずっていますが。 |
| Dedication/Eddie Gomez(B)(Paddle Wheel) - Recorded January 9 and 10,
1997. Jeremy Steig(Fl), Stefan Karlsson(P), Jimmy Cobb(Ds) - 1. On Green Dolphin Street 2.
Nardis 3. Spartacus Love Theme 4. Spider Song 5. When You Wish Upon A Star 6. Autumn
Leaves 7. Just Friends 8. Footprints 9. Dedication スタンダードが多くて聴きやすいはずですが、録音のバランスもあるのでしょうか、かなりベースが目立っています。バリバリ弾いているし。ベースが好きな人向き。ジェレミー・スタイグは2、9曲目に参加で、基本的にはピアノ・トリオ。ステファン・カールソンのピアノは何となくビル・エヴァンスに似たイメージがあります。 |
Uptown Music/Eddie Gomez(B) Quartet Featuring Jeremy Steig(Fl)(Paddle Wheel) - Recorded July 28, 1998. Stefan Karlsson(P), Jimmy Cobb(Ds) - 1. Illusions 2. Dabble Vision 3. Never Let Me Go 4. You'll Never Believe 5. All Blues 6. Sweet William 7. Solar 8. What's New 9. Trikings 10. Night Fall スタンダード関係で4曲、エディ・ゴメスやステファン・カールソンのオリジナルが6曲。好みとしてはオリジナル系の方。当然ベースソロも目立っていて素晴らしい。ジェレミー・スタイグは、きれいなフルートですが、キレると、尺八のような息を吹きかける音やうなり声も入ったりします。ステファン・カールソンのピアノもフレーズやリズムのタメなど、どちらかと言えば繊細。叙情感あふれるバラードから複雑なキメのある曲まで変化に富んでいます。 |
| Palermo/Eddie Gomez(B) Trio(Jazz Eyes)(輸入盤) - Recorded
October 21, 2006. Stefan Karlsson(P), Nasheet Waits(Ds) - 1. Palermo 2.
Illusion 3. Missing You 4. On Green Dolphin Street 5. Smilin' Eyes 6. We
Will Meet Again 7. If I Should Loose You 8. My Foolish Heart (07/04/15)1曲目がフリー・インプロヴィゼーション、エディ・ゴメス作は3曲目のみ、Stefan Karlsson作が2曲(2、5曲目)。違う個性を持った3人のぶつかり合い。特にドラムスが異質か。マイナーラテン調で一発モノ的な、ピアノがキラキラとフレーズを飛び散らすタイトル曲の1曲目、緩急自在でめまぐるしいメカニカルな変化が楽しめる、かつモーダルな2曲目、少しおとなしめでしっとり感の漂うメロディのバラードの3曲目、有名な曲を、メロディアスかつメカニカルにちょっとノリ良く陽気な4曲目、メロディがきれいな優しいボッサから8ビートで盛り上がる5曲目、ビル・エヴァンス作の憂いを帯びたワルツで起伏も大きい6曲目、スタンダードをアップテンポでメロディアスと思うと時に爆発する7曲目、定番をやや元気に弾く8曲目。 |
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