| 距離 time lap pace | 備 考 |
|---|---|
| 0 00:00:48 00:48 | 富士五湖と同じ格好でスタート |
| 5 00:34:43 31:56 06:23 | 暑くなってビニールを脱ぐ |
| 10 01:10:50 36:06 07:13 | 林道登り開始 |
| 15 01:53:15 42:25 08:29 | だんだんきつくなり、歩きが混じる |
| 20 02:29:38 36:23 07:17 | 林道登り下り |
| 25 03:03:51 34:13 06:51 | 林道激下り |
| 30 03:40:52 37:01 07:24 | 舗装林道登り下り |
| 35 04:13:12 32:20 06:28 | 同上 |
| 40 05:06:58 39:07 07:49 | 35km:稲子湯(着替え) |
| 45 05:41:42 34:44 06:57 | 延々と下り |
| 50 06:17:37 35:55 07:11 | 同上 |
| 55 07:00:04 37:27 07:29 | 50km:エイド(ひと休み) |
| 60 07:48:53 37:40 07:32 | 58km:北相木村(着替え) |
| 65 08:22:54 34:01 06:48 | 並走する人に釣られて登りだけどペースアッ プ |
| 70 09:09:52 46:58 09:24 | だらだら登り、歩く |
| 75 10:03:08 48:16 09:39 | 71km:南相木村(そば)、72kmより馬越峠登り |
| 80 10:57:54 54:46 10:57 | ひたすら急登、歩く |
| 85 11:37:22 35:28 07:06 | 80km:(着替え)、峠の下り走って体温まる |
| 90 12:19:04 35:42 07:08 | 87km:川上村(うどん大盛り)、唯一5km平坦 |
| 95 12:55:59 36:55 07:23 | だらだら登り、なんと走れる! |
| 100 13:34:59 39:00 07:48 | ややペースダウンするも、歩かずに走る! |
lapからは長い 休憩時間除く |
80kmの着替えは、道端で、半タイツから 背負っていた長タイツに履き替え |
今回、心がけたこと。
・急な登りは無理に走らない。
・走れるところはキロ7分に徹する。
・給水/給食はしっかり取る。
その結果、見事に予定通り。右記ラップは、ちょっと立ち寄って給水だけとか、おかしをつまむだけ、小用時間などが入っているのと、短くても急な登りは割り切って歩いた分があるので、ほぼキロ7分ペースも守れたと思う。
特筆すべきは、ラスト10kmもしっかり走れたこと。しかしそれも、最後まで気持ちが切れなかったことが勝因だったかと思う。
【下り坂対策】
ウルトラマラソンでは下り坂対策も重要と聞くが、今回、走り出す前は、特に意識していなかった。過去の参加者から、「気をつけろ!」とは聞いていたのだが。
20km過ぎの最初の急な下りでは、最初はゆっくりだったのだが、下り始めて、ふと
空が高いことに気付き、振り返って見た。すると、杣添尾根(と思ったけど、今、地図を見たら県界尾根だったらしい)から赤岳、横岳、硫黄岳の稜線がきれいに見えていて、思わず走るのを忘れてしまった。昨夏、野辺山完走祈願であそこを歩いたんだっけ、、、
そのままぼぉーっとして走り出したら、気付いた時にはすごい勢いがついていて、ごぼう抜きしていた。そんなときに、今回応援にきてくれていたMさんとTさんが道路脇に現れてびっくり。ここ、かなりの山の中だぞォ、、、
その直後のエイドで立ち止まり、一息。そして再スタートすると、やっぱりモモに疲れを感じ、以降、踏ん張らないように、しかしスピードは出さないように、と意識していくようにした。
すごい勢いがついてしまって、ヤバイ、と思ったのがかえってその後に良かったのかもしれない。
35kmの稲子湯の後、55kmくらいまでの概ね長ぁ〜い下りでは、キロ7分を意識もしていたが、抜かれっぱなしだった。
後半、79kmから85kmへの馬越峠の急な下りでは、スピードを抑えるほうが足に悪そうだったので、勢いがつかない程度に落下するに任せたけど、登りで冷えた身体がちょうど温まって、これも良かったようだ。
こうしてあらためて振り返ってみると、「結果的に良かった」という幸運に恵まれていたみたいだ。
|
【エイド情報】(エイドでもらったもの)
アンパン、チョコパン、チョコボール、きのこの山、そば、うどん、水、ザバス、ホットココア、コーンスープ、緑茶(ホット)、バナナ、オレンジ、梅干、梅干をまぶしたおにぎり、ホットレモネード(私設エイド)、あと、ぶどうも一粒もらったけれど、皮がよく剥けなかったので一粒だけ。
稲子湯にはお汁粉もあった。稲子湯の100mくらい前、おばちゃんが「お汁粉があるから早くおいで!」と声をかけてくれたとき、思わず笑っちゃった。 |
|
【ザックの中身】 ウルトラの大会でザックを持って走ることについては、いろんな意見があるようだ。多いのは、「エイドがちゃんとあるんだから余計なものは持っていかない」という意見のようだ。 しかし、仮に1km先にエイドがあることがわかっていても、ハンガーノックになれば1km歩くのもままならなくなる。かつてオロロンで、次のエイドで何か食べられる、とがんばってたどり着いたら水しかなくて、その次のエイドまでの2.5kmを歩くのが辛かったことがある。だから私は持参することにしている。 それと長丁場のレースなので、天候の変化に対応できるように衣類を持って走ったのも、今回、正解だった。
今回スタート時に持っていたのは、サングラス、ゼリー飲料、アミノサプリ(500)、ビニールの小袋。そして最後まで出番はなかったけどバンソウ膏、エアサロンパス、カロリーメイト、小銭、車のキー。 |
【完走記】
普段から走行距離が短く、特に冬はスキーがメインなので月平均100kmを越えることはないのだが、今年は特に少なく、1月〜3月は荒川Mのフルを含めて3ヶ月で120km程度。そんな状態でむかえた富士五湖は完走をあきらめ、最初から47kmまでのつもりでスタートしたら大会が47kmで打ち切り。
その後も4/29に45kmのLSDをしたものの、それ以外は10kmを数回走っただけ。
だから、今回も完走できるとは思っていなかった。でも、せめて馬越峠は体験してみたいなぁ、、、というのが願望。そのあとは行ける所まで行ければいいや。
無欲の勝利、だろうか。
最初から、走れるところはキロ7分のゆっくりを心がけ、急な登りは無理して走らない。給水/給食はしっかりいただく。
そんなことを意識していたら、60kmまでは順調に行けた。しかしその辺りからモモに疲労を感じ、怪しくなってきたかな。
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「いいペースだよ!」 と橋本(妻)さんの声援 54km付近 (橋本さん 撮影) |
「青梅線沿いに、立川駅から奥多摩駅までLSDしよう」、という練習会。
ゆっくり走る予定の先発隊と、やや高速ランナー用の後発隊と別れてスタート。
先発隊のスタートは予定より10分遅れたが、まずは予定通りにモノレール沿いに北上。玉川上水駅で小用休憩。
玉川上水駅から玉川上水沿いの木陰を西進。この木陰は日影だったことと、気持ち良い風が通っていたことで涼しかったのは気持ちよかったのだが、ハプニング続出。
ドタッと地響き立ててこけた人は右ひざに可愛い擦り傷を作っていたが、可愛くこけた人はお気に入りのジャージの膝を大きく破いてしまった。サブ3ランナーのMさんは帽子を飛ばすし、ウルトラ夫妻のHさんも人知れずずっこけていたらしい。私もつまずいたけど、何とかセーフ。
玉川上水沿いの道がほぼ終わるところにある小さな公園で小休憩したあと、線路沿いにチェックポイントの福生駅へ。
後発隊が追いついてくるかもしれないね、と話をしていたら、ホントに現れた。ぎゃぁ、、、
福生駅からはしばし多摩川河川敷。
多摩川河川敷は日差しが強くて、暑かった。しかし、後発隊は元気が良く、じわじわと前を行く。H妻さんが「キロ7分よ。先に行っちゃだめよ。」と私に言うが、なぜか妻さんはペースアップして先に行ってしまう。
私は、Sさんと最後尾をキロ7分。事前に話しは聞いていたが、Sさんが持ってきたポケナビはやっぱり面白そう。欲しくなる。
羽村取水堰付近は川遊び、バーベキューの人たちでにぎやか。
ここから奥多摩街道へ。最初は道路の右側歩道を走っていたが、こちらは日差しが強く、木陰のある左側に渡ると全然気温が違う。
それにしても、みんな速い。まぁ、先頭を走っているGさん(サブ3ランナー)にキロ7分で走れ、と言うほうが無理なんだろう。
100mほど差がついたところで、前方隊のペースが止まりそうなくらいに落ちた。遅れている我々を待ってくれたようだ。追いついて、少しの間後ろについたが、遅すぎるので先頭に出た。ちょうど登り坂。私の感覚ではキロ6分45秒くらいかなと思ったのだが、実際は???
東青梅駅着が12時50分。ここまで約23km。コンビニ前で昼食。
13時15分、午後の部出発。ここからは車道沿いを、概ね日差しを受けながら、じわじわと登り。おしゃべりもほとんどなし。もくもくと走る。
4kmほど進んだ日向和田駅前でH妻さんがリタイア。どうも暑さに負けたようだ。一足先にお風呂へ向かった。
この駅の先から御嶽駅までは、多摩川の対岸の吉野街道を行く。こっちだったらコンビニがあったはず、ということだったのだが、少々記憶が違ったようで、御嶽駅まで走ってしまった(約5.5km)。
「いやぁ、暑いねぇ、、、」と話をしていたら、次の5kmほど先の古里駅でGさんが氷をご馳走してくれるというので、それを励みにスタート。
古里駅前のコンビニ休憩では氷をご馳走になり、すっかりリフレッシュ。
ラスト6.5kmは坂も急になる。最初はTさんがすぅっと先に行き、すぐに見えなくなる。私も少し迷ったが、追いかける。けっこうがんばったけど、それでもせいぜいキロ6分を切るくらい?
みんなも後から追ってきて、最後のトンネルを抜けるころにはほぼ抜かれていた。
奥多摩駅到着は16時15分前後。
いちのみや桃の里マラソン
2003.04.06
前日とうって変わり、ポカポカ陽気の好天。
富士五湖と峠ひとつ越えた隣町の春祭り。日付を勘違いして10kmにエントリーしていたので出ないつもりだったが、富士五湖が思わぬ短距離で終わったので、出場。
スタート前、もたもたしていたら召集時間ぎりぎりになり、最後尾からのスタート。スタートロスが1分12秒。
とりあえず友人に追いつくまでは、と真剣に走り出す。50分くらいの持ちタイムと記憶していたので程なく追いつくと思っていたのだが、ところがなかなか追いつかない。4kmくらいで別な友人に追いつく。聞くと、「ずぅっと前ですよ」と言う。ふぅ、、、がんばらなくちゃ。
記録を狙うつもりはなかったし、日射は強くてポカポカだが風が冷たかったので長袖TシャツにCW-X姿。少々暑かった。コースは桃畑の合間をくねくねと曲がるので、前方のランナーが確認できない。まだいないなぁ、、、
距離表示が見当たらなかったので、自分のペースも、距離もわからなかったが、6km地点くらいで明らかにランナーとは思えない格好した若い(もしかして未成年?)女性がとぼとぼ走ってるのが見える。スタートで飛び出して落ちてきたようにも見えないし、変だなぁ、、、 こんな感じの人にここまできてようやく追いつくなんて、やっぱり昨日の疲れがあって思ったよりスピードが出ていないのかなぁ、、、 ちょっと元気がなくなる。
そんな人を3人ほど抜いて、ようやく気付いた。明らかに年齢が違って、自分と同じカテゴリーのはずがないのに、すぐ気付かない方がおかしかった。15分前にスタートした若者グループの最後尾だった。
そう気付いて、元気復活。スピードも気持ち上がったような気がする。
さらにしばらくくねくねと曲がるコースを走っていると、ようやく目的の友人が見えた。私のペースはもう上がらなくなっているが、少しずつ追いついているのもわかる。それでも10m差を縮めるのに200mくらいかかったろうか。あと2kmの表示を過ぎる。その少しあとでようやく追いつく。声をかける。少し並走。
あと1kmの表示を通過。この1kmは4分49秒。
「先に行っていいですよ」と言われるが、そこまで元気は残っていない。少し先行するが差は開かない。結局前後しながら走り、並んでゴール。
最後の1kmは5分13秒。ゴールタイム49分36秒(グロス)。
このタイムは、10kmの自己ワースト。でも、昨日の今日だし、気持ち良く走れたので満足。
13th チャレンジ富士五湖 −春の大雪−
2003.04.05
スタート前
| 距離 | 通過タイム | ラップ | 通過順位 |
| 5 | 0:37 | 37分 | |
| 10 | 1:10:53 | 33分 | 258 |
| 15 | 1:47 | 37分 | |
| 20 | 2:20:14 | 33分 | 243 |
| 25 | 2:55 | 35分 | |
| 30 | 3:27:21 | 32分 | 218 |
| 35 | 4:00 | 33分 | |
| 40 | 4:35:12 | 35分 | 181 |
| 45 | 5:03 | 28分 | |
| 47 | 5:11:32 | 8分21秒 | 150 |
| 平均 | 6分13秒 | 282人中 |
前日は曇り。しかし、当日の天気予報は雨。どうやら一日中、冷たい雨に当たりそうだ。状況によっては20キロでも、早々にやめちゃおう。
とりあえず、雨対策にビニール袋だけはいっぱい用意する。途中の着替えポイントは47キロと69キロの2ヶ所あるが、69キロには到底行けそうもないので、47キロ分だけ用意。着替え、シューズ、サプリメントをビニールの小袋にそれぞれ入れ、それらを預託用の袋に入れ、さらに透明ビニールをかぶせる。これで預けた袋がたとえ雨ざらしになっていても中身は濡れないはず。
ビールで適度に酔っ払い、21時、雨の音を聞きながら就寝。
朝3時半、起床。雨の音が聞こえない。天候回復が早まってやんでくれたか、と期待。朝食のおにぎりをほおばり、着替えて出ようとすると、、、
同室のWさんが「大変だよ! 外が真っ白!」と大きな声。
外に出ると、車には5cmくらいの積雪。私はまだスキーの予定があったので、車内にはスキーが積みっぱなしだし、タイヤもスタッドレスのまま。まさかここで活用できるとは思っていなかったが、まさに冬道仕様だったので全然困らない。しかし同行のWさん、Mさんの車は普通に夏仕様。
気温はまだそれほど下がっていなくて、雪も水分の多いベタ雪。路面は凍っていないので、夏タイヤでもびちゃびちゃ言わせながら何とか走れるかな、、、
宿は、国道と北麓公園の中間くらいの標高。そこから少し標高が上がっただけで雪質も変わって水分が減り、圧雪に近くなる。Wさんの車はスリップし始め、止まりそうになりながらもなんとか登り切る。時計を見ると4時20分。登りきったところから北麓公園までは約3キロの下り。この下りもゆっくり慎重に、、、
駐車場着が4時25分。時間がない。その場でウィンドブレーカーを脱いでスタート地点に預ける袋に入れ、47キロに預ける荷物といっしょに抱え、上半身にかぶるビニールと軍手にかぶせるビニールをパンツに挟み、走る。
荷物を預け、ビニールを着ながらスタート地点で最後尾に並ぶと、「9秒前」のコールが聞こえる。間に合ったぁ、、、Wさんも隣りにやってきた。そしてスタート。
スタートゲートをくぐった時は、軍手にビニールをかぶせながらだった。
山中湖へ
スタート直後は200mほど登り、その後は2kmくらいたらたらと下る。積雪は5cmくらいだろうか。みんな車のタイヤ跡を通る。すなわち2列縦隊。117km参加者は300名くらいだろうか。2列だから、私の前には150名くらいが踏み固めてくれていることになる。踏み跡からはみ出ると靴や靴下が濡れそうなので、ペースが遅いと思うものの抜く気にはなれない。でもまぁ、完走するつもりはないんだから、前に離されなければいいかな。無理に抜いて滑って転んだらばかばかしいしな、、、
時々、後ろからけっこうなスピードで抜いていく人がいる。道端で小用を足していた人かな、と思ったりしたが、あとから聞いたところ、どうやら遅刻してきた人達らしい。何名かいた。
そんなことを思いながら最後尾をついていく。隣りに並んでいた、昨夜同室だったWさんはじわじわと前に出て行く。Wさんとは、昨年、未完走タオルをもって富士山をバックにいっしょに記念写真を撮った。今年はなんとしても完走したい、と言っていた。やっぱり気合が違うのかな。
それにしても暗い。昨年は、スタート時点は真っ暗だったが、この下り坂では白んでいた。今年は開催が3週間早いせいもあるんだろうが、天気が悪い、すなわち雲が厚いせいもあるのかな。
スタッフの車が後ろからついてきているうちは、そのヘッドライトで前が照らされていて走りやすかったが、じきに前に出て行った。すると真っ暗。ヘッドライトを持ってくれば良かったな、と思うくらい。
今年は、東富士五湖道路の高架をくぐったらすぐ右折となった。昨年はもう少し下ったはず。右折すると有料道路沿いでほぼ平坦になる。まだ真っ暗だが、前に集団が見えないことに気付いた。いつの間にか最後尾集団として取り残されていたらしい。早々に関門に引っかかるんじゃないかと不安になる。そういえば関門時間なんてチェックしてなかったな、、、
5キロのエイドでは、早くも関門が気になって、水のコップをもらうが止まらずに通過。ここで最後尾から脱したことに少し安堵。ふと気付いて時計を見ると40分。キロ7分くらいのペースか?
ウルトラでも、レースでこんなにゆっくり走ったことはない(もちろん、へばった時はのぞく)。でも、荒川の沈没のこともある。無理にペースを上げることもないか。
国道138号を経由し、忍野八海へ向かう。この辺は昨年の記憶がある。そうそう、あのコンビニ。あっ、そこにトイレがあったっけ。それにしても、下に降りたら雪は減るかと思ったけど、むしろベチャベチャながら積雪深は増えてないかぁ?
10kmのエイドでWさんに追いつく。しかし、私はトイレに寄り、また置いていかれる。10km通過がちょうど1時間10分。
車が抜いていく。道幅が狭いので徐行してくれて、ベチャベチャ雪は跳ねないけど、やだなぁ、、、
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フラッシュのせいか周りが暗く写っ ているが、すでに白んでいる。 |
photo by
たけ。
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13km過ぎのトイレ手前で再びWさんの姿を前に捉えたが、どうも寒さのせいか、小用の間隔が近い。トイレに寄っている間にまたWさんが見えなくなった。
しばらくは山中湖畔の国道脇の歩道。一部、車道と歩道の間に2mくらい段差があるところがある(車道の方が高い)。車が通る。ビチャッ! 跳ねたベチャ雪が頭からかかる。こりゃたまらんなぁ、、、
さきほどから30分あとにスタートした100kmの部の人たちに抜かれるようになっていた。彼らは元気よく走っていく。それはいいのだが、元気よく走るとビチャビチャ跳ねわけで、抜かれるとき、道幅に余裕があれば大きくよけて譲った方が良さそうだ、、、
ふと、帽子が重くなっているのに気付く。今回、雨を予想していたので眼鏡に雨滴がつきにくくなるようにつばが広めの帽子をかぶっていた。帽子を脱いで見る。湿雪が3cmくらい積もっていた。そりゃそうだ。降雪の中を走っていたんだから。
湿気た雪って重いんだなぁ、、、
19km付近で国道を離れ、湖畔沿いのサイクリングロードに入る。ようやく車の跳ねを気にしなくてすむ。途中、両手が暑くなってきたので軍手にかぶせていたビニールを半分はずしていたが、立ち止まってもう一度きちんとかぶせる。このとき、二人に抜かれる。
軍手カバーも万全となり、再スタート。なんだか身体が軽く感じる。これまでもエイドで立ち止まって給水したりチョコレートをもらったりしていたんだけど。ペースアップするつもりはなかったけど、なんとなくさっき抜かれた二人、そしてその前をすぐに抜く。まぁ、無理しているわけでもないので、身体の動くままのペースで行くことにする。
20km通過が2時間20分。相変わらず、ぴったりキロ7分ペース。走るペースは変わっていないようだが、気持ち的にはすごく楽になる。
さらにしばらく行くと前の集団に追いつく。いったんは抜こうと横の積雪の中に足を踏み入れてみるが、水たまり状のところもあったりして具合が悪そうなので、抜くのをやめて後ろをついていくことにする。すぐ前に例のWさんがいた。
22km手前で湖畔のサイクリングロードから周回道路に上がり、100mほど登り坂。すると、前にいた人が急に道路わきのバス停の裏に入っていく。私もちょっと我慢していたので、連れ■■。そんなに水を飲んでいないんだけどなぁ、、、
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撮影者の傘が降り続くベチャ雪を 物語る。 photo by たけ。 |
しばらくして、再びサイクリングロードへ。前後はすでにまばらになっている。マイペースで走れる。気持ち良く、少しずつ抜きながら進む。
25km通過が2時間55分。相変わらず、ぴったりキロ7分ペース。
26km手前で山中湖とお別れ。先ほど走ってきた忍野八海経由で河口湖へ向かうことになる。さっきより積雪が増えてるなぁ、、、
忍野八海
山中湖畔を離れ、緩やかな登り基調の雪道を走る。キロ7分がすっかり心地良く感じる。
27kmエイド。ここは、本来なら早朝の寒さ対策に着込んだウェアを脱ぎ捨てる地点。けっこう人がたまっている。私は気持ち良いペースで走れているところだったので、ホットココアをもらうとすぐにエイドテントの先のゴミ箱のところに行く。ホットココアを飲み干したらすぐに走り出そうと思ってのこと。
実はこのとき、大会は47km地点で打ち切りが決まっており、このエイドでそれを聞いた人も多かったようだ。しかし私はほとんど素通りしたような状態だったので、ここでは聞かなかった。でも、それが結果的に良かったようだ。知っていたら、そのあとの走りが変わっていただろう。
ホットココアを飲もうとしたゴミ箱地点には先客がいた。彼は私を見て、「良いペースですね。」と話し掛けてくる。一瞬、何の事やらわからず、「はぁ、」と間の抜けた返事。「またよろしくお願いします。」と言い、彼は先に走り出す。その背中を見て、思い当たった。山中湖畔からずっと、すぐ後ろをついてくる足音が聞こえていた。多分、その人だったんだろう。
しかし、それでまた気合が入る。スタート前の弱気がどこかにすっ飛んでいる。
再スタート。まもなく30kmだな。先日の荒川は30kmで沈没した。今回は今のところ快調だが、そろそろくるかもしれないな。大丈夫かなぁ、、、
30km通過は3時間27分。25〜30kmは32分。エイドで1分くらい休んだことを考えると、キロ6分近くまでペースが上がっていたようだ。
30kmを過ぎて登りになる。車が渋滞している。歩道が狭いところは中央車線を走って車を抜く。こんな雪道で、走れない車もいるだろうに、、、
バスがちょうど走るのと同じペースで登っている。おそらく、その前にランナーがいるけど、対向車あるいはカーブで見通しがきかなくて抜くに抜けないのだろう。バスのタイヤの踏み跡は走りやすいので、バスと後続の車の間に堂々と入る。
しかしそれは100mくらいか。バスのスピードが落ちるので、左側から抜く。どうやら前方交差点が赤信号らしい。
国道138号とのその交差点手前には32kmエイドがある。登りはここまででひとまず終わり。この後はしばらく下りになる。エイドできのこの山(?)をもらい、通過。エイドテントの裏ではポリバケツにスポーツドリンクの粉を溶かしこんでいる。その隣りで炭をおこしている。準備万端なようだ。
交差点では我々も信号待ち。誘導スタッフが「大変ですね」と声をかけてくる。「スタッフの方が大変でしょう?」と言うと、「いやぁ、そんなことないですよ」と、事も無げに返す。慣れている、というわけでもないだろうが、気持ちの準備ができているのだろう。
河口湖町へ
信号が変わり、国道脇の歩道を走り出す。積雪は10cmくらいだろうか。もう、前の人の踏み跡以外走れない。つまり、一列縦隊にならざるを得ない。信号では先頭で停められていたので、そのまま先頭で走り出してしまった。後ろから速い人がきたら迷惑だろうな。
そんなことが気になり、ときおり振り返る。しかし、意外や、うしろは空いている。単独走。ほっ、、、
1kmほど、ごく緩い下り坂。と言うことは、対向してくる車は登り坂。ノーマルタイヤの車がタイヤをくるくる空回りさせて渋滞を引き起こしている。脇道から出てこようとして、半分車体を国道に突っ込んだ状態でやはりくるくると虚しくタイヤを空回りさせている車もいる。そんなにタイヤを磨いてどうするんだろー。。。
対向車線は全く動かない。そりゃそうだろうな。などと思いながらも、目は足元を見ていないと危ない。少し前まではビチャビチャに近い雪だったが、だんだん水分が減り、ベタ雪の完全な圧雪に変わってきている。こうなってくると、不思議なことにみんなが踏んでいる真ん中がやや盛り上がり、かつつるつるになってくる。だからといってその脇を走ろうとすると15cm以上の積雪。歩道はところどころ狭くなっており、場所によっては踏み跡のすぐ脇はバンクしていたりする。
ふと前を見ると、車道から駐車場に入るために歩道を横切ろうとして登れなくなっている車が目に入った。その周りにランナーが数人停まっている。誰か接触でもしたんだろうか?
少し胸騒ぎがした。私がそこに到着する寸前に、その車は動き出した。ランナーたちは、単に動けなくなった車の脱出の手伝いをしているだけだった。心配した自分がバカみたいだった。
そこまで、ときおり抜かれたりしたが、だいたい前後に人がいない状態だった。しかし、そこからはそのランナーたちと10人くらいの集団。ペースはやや落ちたが、無理に抜いていくほど元気はない。それより、そろそろ35km。まだ荒川で沈没したことが頭から離れていない。いつまたガックリくるか、気になっていた。
前の人が足を滑らせて転倒しかける。なんとか持ちこたえたが、体勢に無理があったのか、足首をひねってしまったようだ。脇によって立ち止まる。うーむ。他人事ではない。気をつけなくちゃ。
35km通過は4時間ジャスト。この5km区間は33分。少しペースが落ちたように思っていたが、そうでもなかったようだ。
道路はごく緩やかな登り坂に変わる。そろそろ37kmエイド。まだ足には来ない。いろいろと気が紛れているおかげもあるのかな、、、
37kmエイドが近づく。係員が大きな声で叫んでいる。
「47kmまでで中止が決まりましたぁ!」
ラストスパート始動
なんだか調子が良くなってきて、というか、気持ちが乗ってきて、「この分だと69kmの第2着替え地点まで行けるかもしれない、いや、是非行きたい」と考え出したところだった。だから「えっ? まさかぁ!」という残念な気持ちと「あぁ、やっぱりかぁ」という気持ちが交錯する。
とりあえず、エイドでは立ち止まらずにおにぎりをもらい、ゆっくり歩きながら、食べながらこの後の作戦を考える。とりあえず足にはまだきていないし、フルマラソンの感覚で走ろうかな。でも足元が悪いからペースアップは危険かな、、、
少し先の高架の下の路面が乾燥しているところで立ち止まり、屈伸運動。まぁ、考えたってしょうがない。最初から47kmのつもりだったんだ。身体の動くままに行くかぁ、、、
結局、考えがまとまらないので、開き直って再スタート。
抜いていく車の窓が開いていて、黄色い声援が聞こえる。誰かのサポーターかな。走っている人みんなに声援を送っている。コンディションが悪いと応援する側も気合が入るように思う。これもありがたい。
最初はそれまでのペースで進むが、けっこうな勢いで抜いてくる人がひとり、ふたり。自然に私もペースアップする。この辺りの歩道は広い。前に追いつくと、20cm近い積雪の中に足を踏み入れて(雪を漕いで/←これは北海道方言?)抜かざるを得ない。まぁ、先は短いし、いっかぁ、、、
またひとり抜かれた、と思ったら、信号待ちでストップ。この6*番の人に付いていってみようかな。
もう、ペースはどのくらいなのかわからなくなっている。キロ6分を切るくらいか。しばらく付いて走る。39km地点で右折。ここから河口湖畔まで下り坂。ペースアップしている人がけっこういる。3人の集団に追いつく。先ほどから付いていた6*番はさっと抜いていく。私も付いて行きたかったが、足元が良くなさそうなのでしばらくうしろに付く。交差点の手前で抜けそうだったので抜きにかかる。2人抜き、3人目の女性を抜きかかったのはちょうど歩道から車道に降りるところ。傾斜しているところでその女性が足を滑らせ、きれいにひっくり返り、腰を打つ。思わず「大丈夫ですか?」と声はかけるものの足は止まらない。振り返って見ると、女性はけっこうダメージありそう。後ろを付いていた男性が立ち止まって様子を見ている。「ごめん、まかせる!」声は出さなかったが、心の中で叫んで見捨ててしまった。
その直後に40km地点通過。4時間35分。この5kmは35分。37kmエイドでの休憩を考えると、ペースはキロ6分ちょっとのイーブンのようだ。
40kmを過ぎて下り坂はまだ続く。しばらくすると河口湖大橋(歩行者以外有料)。この手前の歩道は工事中で歩道は走れない。車道に下りようとすると、ツーっと滑り、停まらない。仮設柵につかまってようやく停まる。鋼板で掘り返したところを覆っていたようだ。積雪で鋼板であることが気付かなかった。危なぁい、、、
料金所を超え、河口湖大橋。去年は天気が良かったが、河口湖には釣り船なんかがにぎやかだった。今年はさすがに湖面には何もいない。ふと前方を見ると、先ほどの6*番の背中が50mほど前方に見える。よし、追いかけるかな。
橋を渡りきったところ、対向車線側の歩道で男女が大声で声援している。声は出なかったが、まだ手を振って応える余裕はあった。もしかしたら、さっき車から声援していた人かな、、、
橋を渡ってすぐのところが42kmのエイド。よし、あと5kmだ。干しぶどうを一口もらい、先を急ぐ。
ゴールへ激走
明るくなれば雨に変わるかと思っていた雪は、相変わらず降り続いている。帽子のつばが積もった雪の重みで下がってくる。それは時々振り払えばよいが、帽子のつばで直接眼鏡に降り積もることはないものの、脇から少しずつ眼鏡に付着してくる。体温あるいは吐く息なのか、眼鏡が曇る。指で拭こうとするが、ビニールをかぶせているのでよく拭けない。要するに、半分前が見えない状態。まぁ、眼鏡の宿命。しかたない。
しかし、気持ちの方はすっかりホット。身体のほうもようやくエンジンがかかってきた感じ。さきほどの6*番が2人おいたそのすぐ前にいる。
前の2人を抜き、その勢いで6*番も抜く。歩道は相変わらず圧雪状態だが、妙な具合に水気があるのでグリップは良い。気持ち的に行け行け状態なこともあるんだろうが、足元が全く気にならなくなる。目が良く見えないけど。
水分を含んだ雪の重みで、道路脇の樹木の枝が歩道に垂れ下がってきている。完全に歩道を塞いでいるところもあり、車道に迂回する。緩やかな登りも全然気にならない。どんどんペースアップし続けているような錯覚すら感じる。
私のすぐ後ろをぴったりくっついてくる人がいる。6*番かな。並走する人がいるとまた気合が入る。
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ゴール後、バスに乗る前、 Wさんと。 photo by たけ。 |
ろくに練習しないで大会に出ることは、決して誉められたことではないが、しかし、そんな状態でも楽しめることがわかった。今月は、やっぱり走行距離は伸びなかったが、モチベーションは上がってきた。
それにしても、翌日のこの天気の良さはなんだろう、、、
写真、隣りはたけさん。
第6回東京・荒川市民マラソン
2003.03.23
| start | 02:24 |
| 5 | 25:48 |
| 10 | 25:31 |
| 15 | 26:18 |
| 20 | 26:40 |
| 25 | 26:55 |
| 30 | 30:13 |
| 35 | 43:27 |
| 40 | 46:45 |
| goal | 11:53 |
| グロス 4:26:00 | |