特徴
昔の箪笥の材料は、主に杉材で構成され、前板のみ欅、栗材が使用されている。金具はツタや紋などから発生し、次第に鶴や亀などの縁起物、後に龍・獅子などの細工物に変わってきている。塗は漆塗りだが、 下地に柿渋や弁柄などで着色を施したものが多く見られる昔の箪笥をみると、手間を省いた簡単な作りのものや、豪華な作りの箪笥など、手間の掛け具合(職人としての仕事)やお金の出し具合(財を競い合う様子)がわかっておもしろい。