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チュニジア旅行記 マトマタ


☆ドゥーズのルアージュステーション前☆
 4WDでドゥーズのルアージュステーションまで送ってもらい、砂漠ツアーは無事終了。時刻はAM8時半。ルアージュステーションでガベス行きはどれかと尋ねてみると、8人乗りルアージュが待っていたが、乗客はまだくま&ビビの2人だけとのこと。とりあえず荷物を預けて、かなり汚い公衆トイレで用を足し、近くの売店で水(0.3D)を買う。ビビは売店のお兄さんにまたも気に入られてしまったようで、記念撮影&アドレス交換をしていた。そしてルアージュに戻ってみたら、1人乗客が増えていて、3人で割り勘にしないかと持ちかけられたが、時間はあるけどお金のないくま&ビビは丁寧にお断りする。まだ人は集まりそうもないので、近くで街の写真を撮って時間を潰す。
 すると、急におじさん1人を乗せてルアージュがエンジンをかけ始めたので、慌ててくま&ビビもルアージュに乗り込む。そしてルアージュは出発。あれっ、くま達はお金ないから割り勘は嫌だって言ったよね?納得のいかないままとりあえずおとなしく乗っていたら、ルアージュはドゥーズの街の中をぐるぐると走り、とある民家の前で停まった。たぶんもう1人の乗客であるおじさんの家。家の中から大量の荷物を運び出し、次々とルアージュに積み込んでいる。そして荷物を全部積んだ後、またルアージュステーションに戻ってきた。どうやらおじさんの荷物を積みにきただけだったみたい。でもそうこうしてルアージュステーションに戻ってきたら、新たな乗客が2人待っていて乗客は5人になる。そこへ昨日くまと遊んでくれたサベルが日本人の男の子をバイクに乗せて連れてきた。そしてその男の子と最初に乗っていたおじさんが1人分ずつ余分に運賃を支払うことになり、無事6人を乗せたルアージュはガベスへ向けて出発。時刻はAM9時25分。
☆ドゥーズ−ガベス間のルアージュ☆

☆マトマタの民家☆
 さっそく走り出したルアージュの中で日本人の男の子に話しかけてみる。名前はKさん。夏に日本を旅立ち、いっさい空路を使わずにシベリア鉄道でモスクワへ向い、ヨーロッパ中を旅して、イタリアからフェリーでチュニジアへやってきたとのこと。くまはもう興味津々でKさんの旅の話に聞き入る。しかし、Kさんの隣に座っていた人懐っこいチュニジア人男性が、仲間に入れずに寂しそうにしていたので、話を中断して遊んであげる。英語もぜんぜんわからないんだから、くま達がコミュニケーション取るのは至難の業だったけど、かわいい人だったので仲間に入れてあげる。
 そうこうしている内にガベスに2時間ほどで到着。そして同じくマトマタへ向うKさんといっしょに、マトマタ行きのルアージュを探す。けれどマトマタへ行くのはどうやらくま達だけのようで、ルアージュの運ちゃんもかなり強気な金額で一歩も譲らない。他に方法も見つからないので、1人5Dで旧マトマタまで行ってもらうことにする(AM11時45分発)。
 しばらく走って、マトマタの街が近づいてきたところでマトマタの民家を発見!民家の前でおじさんが手招きしていたので、ルアージュを停めてもらい、民家の中を見せてもらうことにする。カーペットを織ったり、石臼をひくおばさんに、くま&ビビもちょっとだけ体験させてもらう。部屋は入口から奥の方に伸びていて、一番奥で中庭を中心に放射線状にいくつかの部屋に分かれている。中庭には天井はなく青空が見える。各部屋は鍋がいっぱい置かれたキッチンや、ベッドが置かれた寝室などである。おじさんはくまに民族衣装みたいなのを着せて記念撮影しようと言ってきたが、ここでトラブル発生!なんとカメラが壊れてしまった。カメラが壊れてしまった動揺と、砂漠ツアーでボラれてしまった暗い過去のため、お礼のチップをとてもケチってしまったくま&ビビ(1人0.5D)。Kさんにも呆れられてしまった。今思えば本当に悪いことをしたなぁ。おじさん、良くしてもらったのにお礼をケチったりしてごめんなさい。 
☆石臼をひくおばさん☆

☆ホテル・シディドリス☆
 ルアージュの中で、とりあえずカメラは復活。旧マトマタの街の賑やかなところを少し過ぎたところでルアージュは停車。そして、くま&ビビ、そしてKさんも宿泊予定の「HOTEL SIDI DRISS」を探す。場所がぜんぜんわからないので、その辺を歩いていた人に聞いてみると、すぐ近くだった。ちょっと高いと思ったルアージュ代だったけど、民家には寄ってくれるし、ホテルのすぐ近くまで送ってくれたし、そう思えば決して高くないや。
 「HOTEL SIDI DRISS」は映画スターウォーズのロケ地として有名なホテルです。上の写真の入口を入って階段を下った右側に、洞窟のようなフロントがあります。このホテルの夕ご飯はおいしいと噂に聞いていたので、朝・夕ご飯付(1人17D)でお願いする。
☆ホテルのフロント☆

☆ホテルのお部屋入口☆
 くま&ビビのお部屋はホテルの一番左奥にある静かな15番のお部屋。Kさんはすぐ近くの17番。お部屋はまるで白い洞窟と言った感じ。「あなぐら」という言葉がピッタリです。でも中にはベッドやライト、コンセントも付いていて意外と近代的。
 お部屋の近くには5つのシャワールーム(写真には4つしか写ってないけど)があり、トイレもたくさんある。Kさんとは夕ご飯の時に会おうと約束をして、くま&ビビはシャワーで砂漠の砂をキレイに落とす。最初の5分はとても熱いお湯が出たけど、その後は水シャワーになっちゃいました。でも、キレイになってすっきりいい気分♪ 
☆ホテルのシャワールーム☆

☆ビビの足にささったトゲトゲの植物☆
 ホテル内の写真は明日の朝撮れば良いと考えて、マトマタの街を少し歩いて、マトマタの街を一望できるという丘を探します。「どこに行きたいの?」「街を案内してあげようか?」という誘いは山程あるのだけど、今日は自分達の足でゆっくりと歩きたいと思っていたくま&ビビは、そんな誘いを断りながら必死で丘を探す。そこらじゅうの丘に登ってみたけど、どうも思うような景色が見られない。そこで、ふとガイドブックを開いてみたら、丘を見つけるヒントがちゃんと書かれていた。そして街の入口の左側にある大きな丘に目星を付け、石のゴロゴロした丘をひたすら登る。石の間からは写真のようなトゲトゲの植物がたくさん生えていて、ビビの太股に刺さってしまった。かなりの痛みを感じたようで、ビビは思わずズボンを下ろしてパンツ丸出し状態でトゲを抜いていた。くまも気をつけなくっちゃ!
 丘の上に到着すると、期待していた景色が待ち受けていた。くまのデジカメでは望遠があまり効かないのでわかりにくいけど、写真の真ん中にたくさんのクレーターのような穴が見えるのがわかるでしょうか?これがマトマタの穴居住宅です。くま&ビビの泊まっているホテルもこのように穴があります。この穴居住宅、もともとは敵の目をごまかし、身を隠すために作られたそうだけど、今では横にも穴がたくさん掘られて部屋が増え、家そして村にまで発展したのだそう。マトマタは乾燥した地域なので、地下独特の湿気もなく、夏は涼しく冬は暖かいという、風土にとてもマッチした住宅だそうです。
☆丘から望むマトマタの町☆

☆ホテルの夕ご飯☆
 夕ご飯の前にお洗濯。中庭の木にいっぱい干しちゃいました。そして、Kさんのところに遊びに来ていた日本人の女の子2人組を発見!彼女達もヨーロッパなどたくさんの国を旅しているそう。みんな凄いなぁ。結局この旅でチュニジア1ヶ国を旅している人にはあまり出会わなかったような気がする。日本人の感覚からすると、まだヨーロッパ旅行のついでにちょっと寄ってみようという程度の国なのかな。
 そして、Kさんといっしょにお楽しみの夕ご飯。すでにくま&ビビの大好物となったブリックと、トマト味のクスクス、そしてデザートにはとても甘いお菓子。値段も聞かずにビールを頼むくま&ビビにKさんは驚きを隠せない感じ。それもそのはず、民家を覗かせてもらったチップはあんなにケチケチしていたのに、自分達のビール代には太っ腹なのだから・・・。反省反省!ちなみにビールは1本2.2D。
 食事中はKさんのお話をたっぷりと聞かせていただいた。くま&ビビより二つ年下のKさんは、笑顔の素敵なまれに見る好青年。またどこかで会えるといいね♪
 結局おしゃべりなくまがいつまでも話したがっていたので、PM10時半ごろまでレストランでおしゃべりしてしまった。お部屋に戻ると、中庭から見える星空がとってもキレイ♪ロマンティックだわ〜。明日からタタウィンへ向う予定のくま&ビビはKさんを誘ってみたのだけど、チュニジアの辛い料理でおなかを下し気味のKさんはそろそろヨーロッパに戻りたいので、翌日にはチュニスに戻られるとのこと。せっかくの出会いなので、いっしょに記念撮影をしてお別れ&おやすみなさい。
 11月1日早朝、もの凄い風&雨の音で目が覚めたくまは、シャワーを浴びて出発するKさんと再びお別れの挨拶をする。Kさんの話ではホテルのトイレにサソリを発見したとのこと。そんなの聞いたらトイレに入れなくなっちゃうよ〜!なんだか天気は最悪と言った感じ。まるで台風が来てしまったみたいです。くま達の洗濯物も吹っ飛ばされて砂まみれ。Kさん、気を付けてチュニスへ向って下さいね!ということで、くまはもう一寝入り。

☆SW撮影地のサイン☆

☆ホテルを地上から覗いたところ☆
 8時に再び起きると、さっきの悪天候はどこへやら、晴れて良いお天気になっていました。そして朝ご飯を食べに行ってみると、ホテル中を大掃除していて、朝ご飯はもう少し待って欲しいと言われたので、ホテルの写真を撮ってのんびり過ごします。写真はくま達の部屋を地上から覗き込んで撮ったものです。丸いクレーターの中にホテルがある様子がわかるかな?
 地上からホテルの様子をスケッチしている外人さんを発見!絵を覗かせてもらうと、とっても素晴らしいものでした。くまも絵が上手に書けたら、こんな風にスケッチしてみたかったなぁ。
 こちらはホテルのレストランやバーがある中庭です。スターウォーズのロケもこちらで行われたそうです。上の白い部分は空で、こちらももちろんクレーターの中にあります。
☆SWのロケに使われた中庭☆

☆ホテルの朝ご飯☆
 ホテルの大掃除が終わって、やっと朝ご飯。いつものように、コーヒーとミルクがたっぷり入ったポットと、パンとジャム。パンはラスクのようにカスカスであんまりおいしくなかったです。
 スターウォーズのロケが行われたバーの中でも写真を撮りたかったのだけど、AM10時にならないとバーはオープンしないとのこと。せっかくここまで来たのだからと待ってみることにする。その間映画と同じアングルで写真を撮ろうと、机やイスを動かしてセットを作ってみた。ちょっとわかりにくいけど、映画の中のワンシーンのポスターと比べてみてね!ビデオでもそれらしいものを撮りたいよねということで、キャストが足りないのでホテルの従業員さんにお願いして出演してもらう。なんとなくだけど、映画のワンシーンのようなものが撮れたはず。

☆SWの映画と同じアングルで☆

☆ホテル前のおみやげ屋さん☆
 ホテルの外にあるおみやげ屋さんでポストカードを購入(10枚で2D)。おみやげ屋のおじさんはとっても良い人で、ターバンの巻き方を教えてくれると言うので、ビビをモデルに巻いてもらいビデオ撮影をしてみた。でもあまりの手際の良さで、どうやって巻いたのかはビデオを見てもいまいちわからない。となりのおみやげ屋さんは若い男性がやっていて、くまもビビもおもちゃのようにからかわれて遊ばれる。やっぱりおじさんの方が好き〜♪
 なかなか開かないバーのドア。モス・アイズリーのカンティーナ。その名は書かれているのだけど・・・実際はどうかな?
☆SWのロケに使われたバーの入口☆

☆SWのロケに使われたバー☆
 やっと中に入れたけれど、こんなに狭いの?ホントにここで撮影されたの?と疑問が沸くような小さなバーだった。
 まぁ、これでマトマタでのスターウォーズ満喫ツアーは終了!なんだかのんびりし過ぎてしまったくま&ビビだけど、この後さらにホテルでもう一度シャワーを浴びてから、PM12時にタタウィンに向けてホテルを出発!


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