1. 人間としておたがい向き合おう
歯の治療は不安なものです。
麻酔注射・歯を削る器械の振動と音・診療室の消毒の臭い…。
私どもは、患者のみなさまの痛みや不安を少しでも和らげられるように努力しています。
私、院長としてのモットーは患者のみなさんと人間として対等に向き合うことです。歯科医師と患者という関係以前に、人として対等であるべきだと思います。私が子供の頃の「先生」という存在は、威厳は感じられても親近感は少しも抱けませんでした。どこか遠くにいて畏れを感じるような存在だったと記憶しています。こうした「先生」は、「患者さん」よりはるかに上の立場にいて、「患者さん」を見下ろしながら治療をしていたのです。こうした人間関係では、「患者さん」が本当に思っていることを少しも聞き出せないでしょう。
自分が同じような立場になって、そのような「先生」の態度というものが、いかに診療の妨げになるかを痛感しています。「初めてお会いする患者さんとは、歯科医師としてではなく、ひとりの人間として話し合おう。同じ立場で、視線を合わせて、微笑みかけよう」。そう心掛けています。一言でいえば、気軽に話せる気さくなお兄さん・小父さんでなければならないと思います。これは、なにもドクターに限ったことではなく、スタッフについても同様に教育しております。患者さまに接するという点では、スタッフはより身近で話しやすい存在であるべきでしょう。
また、当然ではありますが、診断・治療法についての説明は十分におこない、ミラーなどを用いて目で見て理解していただくように心掛けています。「患者さんの了承がえられない限りは治療に着手しない。」という方針ですので、治療に際してわからないことは何でも聞いてくださいね。
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