2009.7.21
柔と剛
あまり興味のない方も多いと思いますが、日本の木造建築について。
昔の家は、地面に自然石を置きその上に柱をタテに(当たり前)置いて家を建てます。固定してありません。
今の家は、コンクリートで基礎を作ってそこにヨコ置きした土台という木材を置き、それを金属のボルトで固定して、その上に柱を建てます。
どちらが丈夫かということになると、専門家でもわかっていない部分があるらしいですが……。
電車の中で立っているとき、急ブレーキがかかったとします。すると、ある程度は体の弾力で揺れを吸収するけれども、その限界を超えると体ごと「おっとっと」とずれて耐えるようになりますね。そして、それより強い衝撃になると、電車の壁にぶつかってしまいます。これを昔の家の作り方としましょう。
同じケースに今の家の作り方をあてはめるならば、あなたの靴は電車の床に固定されているわけだ。どうなるか。骨が折れる、というよりもその前に揺れの負担を関節ですべて受け止めて壊れるでしょうね。ん?靴が脱げる?まあそれもあるか。
今の家の建て方(これは法律でほぼ義務付けられている)は鉄骨を強力なボルトで固定するような時に有効な方法であって、はるかに強度の無い木材を組む工法に当てはめるのは無理があるのではないか、と素人ながら考えるわけです。
もしかしたら間違えているかもしれませんが、昔の家の建て方を貫いている考え方を「柔構造」、今の建て方を「剛構造」と言うようです。
皆さんのからだ、こころはどちらでしょう?硬くて揺るがないのも良いけれど、よほどの強さが必要と思うのですが…。
2009.7.14
今、体調がすぐれない人たちへ
この間のこのコラムで、
「暑くて息苦しいのを楽しんだらどうでしょう」
などと書いた途端に薫風舎のエアコンが故障し、30度近い部屋で指導を続けるうちに恥ずかしながら自分の体調が崩れてしまいました。この時期、
「汗をかく」
というのは大事な健康法なのですが、程度の問題のようです。「ほどほど」が大事ですね。
エアコンは工事屋さんが忙しくてまだ1週間待たなければいけないと。
そこでこれを機会に、整体で言うところの「不養生の養生」を実践しようと思い、食事の量を1/3位に減らしてみました(普段たくさん食べておりますのでたいしたことないんですけど)。すると、今までこまごまとあったちょっと動きの悪い個所、たまに痛むことがある個所というのが一切きれいに消えてしまいました。
本格的な体調の回復は、今週に入ってからのエアコンのリニューアルを待たなければいけませんでしたが、この時期、少し減食してみるのは一つの方法です。特にストレス解消で食べたり飲んだりしてしまっている人。この時期カロリーはほとんど必要ありません。かえって体が軽くなります。
「食べなければ体力がなくなる?」
というのは多くの場合、思い込みです。
そして、近年の暑さは異常ですので、外を歩いて汗をかくのは良しとして、寝る時くらいは空調(気温・湿度)に気をつけてさらっと気持ちいい環境で体を休めることが大切です。
お気をつけください。
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