《第11回》『伝説』〜メドレーin夜ヒット〜
1999/10/16up
「太陽がいっぱい」〜「空を渡って君のハートへ」〜「太陽がいっぱい」〜「伝説」〜「太陽がいっぱい」
夜のヒットスタジオでの光GENJIメドレー。よく彼らはメドレーやらなにやらを歌わせてもらっていたが、今考えると凄いことだと思う。自分のシングルもしくはカップリング曲以外を歌番組で歌うというのはあまり機会がないのではないかと思うからである。まあ、なんだ、そんなことを言っていても仕方がないので次いこ。
白のタキシードタイプの衣装に身を包んでいる7人。ボタン&飾りのライン&胸元のリボンはGENJIが黄色で光が青。昔は光とGENJIで常に衣装が違っていたんだよなあ、などと回想。
まずは太陽がいっぱい。スローなテンポで大人っぽいのが逆に可愛らしいという7人。いつまでも初々しさの抜けない彼らである。
そして「空を渡って君のハートへ」。寛くんのソロから始まる。歌い出した途端に寛くんの声が震えている。TVなどでソロを歌う機会が少ないからか、緊張が震える声からぎこちない動きから伝わって来て、思わずTVの前で正座してしまった(苦笑)。ド緊張のひろくんから次は淳くんへ。さすがというべきか伸びのある声がスタジオに響く。やはりソロには慣れが必要なんだね・・・。
再び太陽がいっぱい。なのはいいのだが、おい。どーして光司がど真ん中なのだ!?次は光司のソロなの?もしかして!?ええ?何?この落ち着きなく顔を強張らせて上目遣いで笑おうとしている光司は!ポケットや腰に手をやったりして非常に落ち着きのない光司。自分で緊張しているのがわかっているのか「落ち着けー、落ち着けー」って必死になってるのが可愛い(^^)そしてそんな自分に苦笑している感じでまたまた可愛い。自分ではどうしようもないものだよね、緊張というものは。
はい。というわけで「伝説-レジェンド‐」である。イントロが流れるまでのほんの一瞬、光司の緊張がピークに達しているのがよくわかって大変可愛い。マイクに手をやったり降ろしたりと、手がウロウロしてるのが何とも言えず微笑ましいのである。そんなに緊張して何を歌うのか?違うんですねーこれが。ファンならよくご存知であろうが、「伝説」の初めはナレーションなのである。もちろん内海光司くんのナレーション。CDで聴くのもGOODなのだが、テレビの方の光司がまたいい。
他の6人のメンバーが散り、そして光司だけが残される。表情をなくした(緊張のためではなく演技だと思いたい)光司の淡々とした科白。どこか遠くを見つめた切ない視線にキューーンと胸を締め付けられる。元から光司の斜め顔には弱いのだが・・・完全にヤられた。参った。美しすぎるぜ、光司。科白を言わせたら天下一品。流石だ、光司。光司のマイクにのせた声はとても切なく、優しく、包み込むようでいて、広がりのある声となる。普段は声が高くよくひっくり返るような喋りなのだが、語り掛けるときの光司は違う。優しい中にピンと一本なにかが張り詰めていて、掠れた声がなんとも言えず物悲しくもあり、色っぽくもあるのだ。
ソロの科白が終わりみんなと合流した途端にやたらと笑顔になる光司。さっきまでの哀愁はどこへ消えたというのだ。そんな光司がまた可愛くて好きなんだがな(爆)。ソロの科白が終わって緊張が解けたんであろう、笑顔笑顔の光司。なぜか照れくさそうに笑う光司が妙にしおらしく、また可愛いのであった。
《第12回》『HAPPY!』(2000/02/15up)
1996年1月20日発行。
著者:内海光司。
定価:1300円。
発行所:株式会社 小学館。
おそらく内海光司ファンの方以外はお持ちでないと思われる(そうでもないのでしょうか?)この一冊。「読めばHAPPYになれる」らしいこの写真集なのだが、改めてじっくり穴の空くほど見つめて手垢のつくほど読み込んでみると(といっても文章はほとんどないが)あら不思議。光司の嘘八百な(そうとしか思えない)対談と、思い切り泣けるほど絵の下手な漫画(ネタが勝負の漫画だったが、そのネタも甘いし・・・)とを除けば、とっても素晴らしい写真集だったことが発見できる。
今見るとと言うのがポイント。発売当時には正直言って感激するような代物ではなく、むしろ「内海光司」がそこにいるだけの何の変哲もない写真集に見えたのだ。4年間『小学5年生』という雑誌で連載されていた内海・作の漫画やその雑誌中での対談の載った『小学5年生』での集大成のような写真集だなという印象しかなかった。
だが、ここでも内海光司という男はやっぱり普通ではなかった。あの男が何も考えないはずがなかったのだ、よく考えてみれば。今ごろ内海の思い描いていたものが、届いてきた。
これほど「自然な感じ」でできたのははじめてだったと、はじめに書いているではないか。どこをどう見落としていたのだ。バカヤロウな海月である。
そこに写っていたのが大好きな「色の白い」「耳の可愛い」内海ではなく、色の黒いオッサン臭い(失礼)内海だったから、気付けなかったというよりもじっくりと見なかったという方が正しいだろう。
写真集の帯に「初めて見せた」とある素のままの姿の内海。まさにその通り、素のままの内海が写し出されているのである。内海が「自然」と今まで言ってきていた姿はやはりどこか作られた表情のように見えたりして、これほどに表情の柔らかい内海光司の写真は少ない・・・いやなかったかもしれないと思えるのだ。言い過ぎかもしれないが、今までどこか「光GENJIの内海光司」という意識が彼の中に常にあったようで、本当の内海ってどこにあるんだろうと思えたこともあった。
自分で少しはずかしいというほどの素の表情らしい。28歳の男が何を照れてるんだと思ったがよくよく考えると28の男だからこそ素の姿を見られるのがはずかしかったのだろう。今こうしてなんの意識もしていない自分の姿を写真にされたら・・・それはもう恐ろしい限りである(恐)。
どこで内海の「素」にはっとしたかというと、お手持ちの方は39ページをご参照あれ(笑)スノーボードを店で物色しているのか、調子を見ているのかわからないが、スノーノード用品店らしきところで、可笑しそうに振り返り誰かを見上げた感じの内海と、ちょっと照れたようにそしてどこかやっぱり可笑しそうに笑う内海の顔だ。もうなんだかまさに青天の霹靂。いやあ、もうなんなんでしょう、この表情。こいつってばこんな顔するのかー(失礼2)。はあ、はあ・・・。そりゃそうよね。大好きなスノーボードの話で盛り上がっているのだろうから、楽しそうで当然自然で当然。楽しいし可笑しいし、いい時間だったろう。そんな素顔を見せてくれていたのだ。どうしてそれに気付くのに4年もかかっているのだ、わたしは(苦笑)。
そうやって見ていくと、他の写真も光司の言う通り、結構素の写真が多い多い。ポーズ付けてる写真はやっぱりかっこういいんだけど、目が行くのは自然な表情。光司はこれを見せてくれようとしていたのね。今頃きがついたよ、わたしゃ。
東京湾で釣りをしている内海の写真だって、カメラで撮られてるってわかってる写真(カメラの方を向いて笑いかけている・8ページ下段)だってものすごく表情が柔らかいのがわかる。ああ、もうこの人めちゃくちゃ普段可愛い表情するのね、とびっくりの連続。可愛いのよ、本当に。ほんっとうに。どう言えば伝わるのだろう、この可愛さは(伝えてもらわなくてもいい?いや、そんなこと言わないで)。
Tシャツにジーパンの内海は太陽を浴びてすごく自然だ。彼は太陽の光を浴びると昔からふんわりすると思っていたが、よりいっそう自然な感じがマル。
そしてスーツをきて夕陽を浴びる光司。これも猫背だがそれでもあまりある程の格好よさがいい。
ページ一面のアップの写真も、素敵。グラサンをしていてもガラス越しに見える閉じられた瞳がよい。まつげがサングラスの奥に綺麗に見えている。反射板のお陰か下からの光に照らされすばらしく肌が透き通るように白いのだ。ほかにもたくさんいい写真があるのだが、見たことのないかたに伝わりにくいのでやめることにする(表現力の無さを痛感する・・・)。
ついでに今頃気が付いたが帯をはずしたらそこに「内海光司」って5センチ角ほどの黒い字でデカデカと書いてある。そうして「光」という文字だけが黄色の影がついていて「光っている」らしい(他の字はグレーの影)。かつてKYO
TO KYOで「名前が光ってる」と言っていたが、あの舞台がある前から名前が光っていたのだね。知らなかったよ。それにさらに今気が付いたが本の本体は真っ青である。背表紙が黄色いのでずっと黄色の本という意識が有ったのだがちゃんと本体は自分のイメージカラーの「青」なのだな。この本の装丁に本人の意見が入っているのかはわからないが、面白い。
疑問ついでに。「Special Thanks」は光司が書いたのだろうか。だって著者が「内海光司」になってるから。なんかめちゃくちゃ作家らしくて笑えるんだけど(^^;)今日の今日までこの写真集の著者が内海光司だって知らなかった。写真集ってみんなそういうものなんでしょうか。昔のエッセイ『闘志』とか見てみたんだけどどこにも「著者」欄がなくてわからない・・・。印税が光司に行くんだったらもっと何冊も買ったのに・・・。今更買いたくてもどこにも売ってない。発売後半年くらいはたしか阿倍野の本屋にあったんだけどなあ・・・。
こんだけ感動しておいて、これも光司の演技だったらどうしよう・・・。光司って演技が上手いからな。
|