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芸術座6月公演『渡る世間は鬼ばかり』感嘆文
感激日:1999年6月26日・27日・30日
<第一幕>
26日11:30開演。私にとっては初見のきのっぴー。他の方々のレポを読んで勉強済み。B席だったので双眼鏡を片手に準備おっけー。幸楽のドアを開いて姿を見せるはずの英作を待ちかまえた。初めて見るというのに、他の出演者の方には申し訳ないのだがいつ内海光司が現れるのかとそればかりが気になり、話の内容など全然頭に入ってこない。まあ「鬼ばか」ワールドに引き込むいつもの会話があるだけだったので気にすることもなかったのだが。
さてさて、きのっぴー。そう、きのっぴーである。幸楽のドアに人影が見えただけで心臓がドキリと跳ねた。指先がきゅうっと痛くなったところへ本間内海英作登場。出てきた瞬間、あまりのきのっぴーのかあいさ(可愛さ)に双眼鏡を構えることすらすっかり忘れてフリーズしてしまった。紙オムツと紙袋を両手に颯爽と現れた長針の、いや長身の彼にすっかり固まってしまい、拍手などすることをすーーーっかり忘れてしまった。ハッと気付いた時には時既に遅しというかタイミングを逃してしまっていた。心の中でコージごめん、とわびることが出来たのはもっとずっと後のことである。ま、あたしひとりがしたくらいであの寂しさがどうなるわけでもないけど、と言い訳。この精神がいかんのだとおもうのだがな。そんなことはどーでもいいのだが、英作くんのあの可愛さは何だというのだ。今まで見せられてきた茶髪にロンゲの色黒の男(内海光司)と本当に同じ人物だというのか?紙オムツを抱えた男がこんなに可愛くていいはずがない。何かの見間違いだろうかと双眼鏡で確かめてみるが、やっぱり本当に可愛いきのっぴーがレンズ越しに現れた。夢じゃなかろうかと何度も目を凝らしてみてもやっぱりスラリとというよりもひょろりと背の高いきのっぴーがいる。ああ、やっぱり私の目は間違ってなどいなかったのだわ、と安心するくらいにかわいい彼にすっかり思考能力を失ってしまった。
もう落ち着くことを知らない本間英作。喋ることもとまらない。ああ、もう本当に出てきた途端に存在をアピールする英作。かわいい。そんなに次から次へとよく喋れるものだと思ったが、光司の声が聴けるのは大変結構なことなので許そう。「落ち着け、英作」と念じてみたのだが一向に通じる様子もなくひたすらに喋り動く光司。ああ、もう足が細い〜、腕が長い〜、声が可愛い〜。そして、ラーメンである。きのっぴーがラーメンを食べる。かわいい。それだけのことがどうしてこんなにと思うが思わず笑っちゃうくらいにぷりちーである。舞台後方に下がって他の人たちの会話を聞きながらラーメンを食べる姿は本当に子ども。口にラーメンをくわえたままで上目遣いで様子をうかがうきのっぴーは「あらあら」と目を細めたくなるようなほのぼのとした可愛さがあって顔が緩んだまま戻らなくなってしまった。笑い皺がなおらなくなったらどうしてくれよう。
一幕のクライマックス(内海の出番での意味)はなんといっても勇さんが油鍋をひっくり返して足に火傷を負うシーンであろう。右手の調理場からもくもくと煙があがり、勇さんが慌ててしまって油鍋をひっくり返すと同時に英作は「救急車!救急車」と叫びながら上着を脱ぎ捨てる。ほう。脱ぎ捨てるのよ(正確には人に手渡すのだが)。慌てすぎて上着がなかなか脱げないこともあったりして「あんたが慌ててどうする、医者だろ」などと思ったりもしたが、とにかくスーツの上着を脱ぐ。どうしてあんなにどきどきするのだろうというくらいに、内海が上着を脱ぐシーンは強烈でした。異常に高い腰の位置に息を呑んでしまって窒息するし、細い腰にクラクラするわ尖った肩にはノックアウトされるはで大変でした。だって〜、あの尖った肩が好きなんですもの〜(ぶつかったらさぞや痛そうだが)。ああ、かっこいい、内海〜、と思ったか思わないかのうちに暗転。くそ〜、もう少し長くしろ〜暗転までの間を、と文句などを言ってみたりして一幕の内海の出番は終了。さ、一休み一休み。
<第二幕>
さて、気合の入る第二幕(笑)。なんといっても噂に聞こえる「酔っ払いきのっぴー」に出会えるのだから。ただ忍の一文字でその時を待つ。待つ。英作〜、えーさくーーーと痺れが切れた頃に幸楽の2階に未確認千鳥足物体を確認。ケーキの袋を持っていることなど頭にないであろう、両手を上に挙げての「みなさーん、お元気ですか〜。ほんまえいさくで〜〜す(エヘ)」には豆鉄砲をくらった鳩になってしまった。だって、うちーみさんがこんな演技をするの!?とほんっとうに驚いてしまったのだから。なんだこれは、見たこともないこの解き放たれた気はなんだ!?とこっちの動揺など気にもせず、ひたすらによっぱらいきのっぴーは可愛さ爆発。ケーキの袋を指先でぶらーんぶらーんさせながら椅子に座って話をしている人をにへらーと笑った顔で眺めているその顔に心臓をきゅーーーーんとどこかに連れて行かれてしまった。口を目一杯ににーっとひろげて目尻をおもいっきりとろーんとさせたあの顔!!なんちゅーかわいさ。ああ、神様ありがとう、と関係があるのか無いのか分からないがとにかく感謝。よっぱらいきのっぴーは声が高い!力が入りすぎて声がひっくりかえっちゃうこともあったりしてなんつーかわいさ。あんな男、他にはおらん。もうハーイテーンショーンのきのっぴー。だんだんだんだん力の入った演技のせいで顔や首が赤らんでくるのが本当に酔っ払っているようですんごくかわいい。
そしてキミに向かっての暴言。「あのおにババア」「くそばばー」ってほんっとうに嬉しそうで楽しそうでそんな光司を見ていられるのが本当に楽しかった。力いっぱい地面に向かって「くそばばー」って言う時の手が可愛い。うまく言えないけど。また言葉を発する度に「えへ」と言った感じで目が笑っているのがかわいくてかわいくて。それから、光司の「バカ」って言葉はかわいいですねえ。声がきゅるんと返ってもう「お前がばか〜」ってくらいに可愛い(そういうお前が大馬鹿)。そして怒られたら途端に表情が変わって情けない顔になって「ごめんなさい」っていうところも好き。お酒飲んでお酒の勢いで愚痴っちゃうのってかっこ悪いけど、でもその素直さがかわいいなあと素直に思えました。きのっぴーの可愛さって偉大。
酔っ払って歌う「365歩のマーチ」。もう最高。ちょこっとだけだけど内海の歌声が聴けちゃって笑っちゃうけど感動。だって客席を指差しながら(正確には酔っ払いが指で拍子を打っているだけ)歌うんですもの。いつも右、左って下を指差すもんだから前の右に陣取ることが多かったので毎回ドキドキしてしまいました。あの指に弱いんだよ〜。ひえ〜〜っと心臓が凍る思いでした(^^;)そんなドキドキ忘れていたからちょっとだけノスタルジア。うーん、思わぬところで思いがけない感動を味わったね(笑)
本間の家でもまだ酔っ払っているきのっぴー(英作)。ふにゃら〜んとした顔がかわいい。かと思うと急に怒り出したりしてなんとも言えずいい。目が据わってておお、ケンカか?と思うと母親に優しい言葉をもらって口をへの字に曲げて「おか〜ちゃ〜ん」と泣き付いたり。もういろんな表情をこれでもかと言わんばかりに見せ付けてくれました。あんなに表情豊かに演技をすることってなかったのでいちいちびっくり。ソファーとテーブルの間で三角座りをしてそのまま寝そうになってるきのっぴーはもう絶品で、「持って帰る〜、それ連れて帰る〜、ちょうだい〜」と思わず心の中で叫んでしまった。もうあの長い手足がコンパクトに収まっていて、ひょいとつまんでダンボールに入れて運べそう、と思ったのはわたしだけではあるあまい。コテンと足の間にお顔を埋めるのがかわいくてああ、もう。だめだ、我慢できない。くう。
そして、いったん寝に上がった英作が再び現れた時。彼の足は裸足だった・・・。ソファにうつ伏せに寝転がるきのっぴー。もうウエストがきゅーっと細くておしりがきゅっとちっちゃくてかわいい〜。そのおしりをおかーちゃんにペイって叩かれるのよね(笑)羨ましかったわ(爆)足首も細くてもう言葉もなかったね。ありがとう、衣装さん。ありがとう、内海光司。いつも家ではこんなかんじかなーと思わせるぼさーっとした感じが素敵。やたらと似合うからおかしい。ああジャージじゃなくて本当によかった(笑)だって体のラインがはっきりとでるんだもん(爆)ソファに寝るきのっぴーは心臓に悪かった。
そしてそして。英作のおかあちゃんが結婚するかもしれないと言い出してふてくされる英作。かわいい。おかあちゃんに電話が掛かって来てバッグを取ってと言われ、バッグを手にするが余計に遠いところにポイっと放り投げちゃう姿がたまらなくきゅーと。ふーんだ、とバックに文字が見えるような顔つきで、かわいいのなんのって。怒って二階に駆け上がるのがトントントンと軽くてかっこいい。一度ちょっと滑ってファンの笑みをもらっていたが(そんな舞台から消える人をいつまでも目で追いかかるのはファンくらいだろうから)。おかあちゃんが帰った後、長子と言い合いしながら追っかけたり追っかけられたりするのがまた可愛い。なんだか話しはちょっと尻切れトンボって感じでいまいちだったけど英作の出番は終了。
何回可愛い可愛いと書いたら気が済むのだと思われたであろうが、ホントにかわいかったのだからしょうがない。そしてあまり書けなかったが、それはそれはかっこよかったのである。「かわいい」とは噂に聞いていたけど「かっこいい」じゃないの〜と雄叫び。かっこよかったんだよな〜、これが。何はともあれやっぱりこの人が一番かっこよくてかわいくて好きなんだなあと改めて実感した今回の舞台であったのだった。
何がなにやらわからない文章だったのに読んでくれた方、本当にありがとうございました。お礼によっぱらいきのっぴーを、あげることはできませんが(もってないっつーの)「ありがとう」を贈ります。
最後に。一ヶ月お疲れ様でした>きのっぴー。
(時間関係がおかしい記述がたくさんありますが、ご勘弁ください)