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《赤坂晃A》
AKIRA AKASAKA X'MAS Dinner Show 1999
帝国ホテル 1999/12/27(月)18:00start
最初に。これはライブレポではなく感想文です。わたしの正直な感想も交えております。中には批判的とも取れるような表現も含まれております。それでも読んでもいいと思われる方のみ、以下ご覧ください。
今年の晃くんのDSはなんともまあ有り難くもない平日であった。まだ支給まで3ヵ月もあるというのに有休をコツコツと熱や怪我で使い切り、折角このDSの次の日に休みを取るために取って置いた誕生日休暇も敢え無く風邪っ引き野郎になった折りに使い捨て、どうあがいても休みが取れなくなった月曜日にその日はやってきた。晃くんのDSは去年に引き続き二度目。晃くんが大好きだと公言してはばからない(ちょっと嘘かも・・・)わたしはその日のためにスカートも買ったしセーターも買ったし(結局着なかったが)、飾りも買った。内海光司のために服を新調した覚えはさらさらないのだが・・・。うーん、あったっけ?(笑)何気にうきうきとした気分でその日の仕事は手に付かなかった・・・(それは何気にとは言わない)。前日にちょっと大学時代の部活に参加し、歌を歌いまくって喉を酷使していたわたしは27日には見事に鼻詰まりのものすごい声になっていた。
帝国ホテルという名前だけで気後れしそうな場所に、なにやら高級らしくない、ホテルとは違う雰囲気が漂っていた。去年には感じることのなかった違和感。その違和感がなんだったか後になって気が付いた。客層のアンバランスさ。ホテルの関係者でも何でもないが名のあるホテルの玄関がどこかのライブハウスの出口のようでは、堪ったもんじゃないだろうなあなどとちょっと心配になるほどの若さあふれる方たちにしばし呆然とする。そうか、赤坂さんを見に来た人たちばかりでもないんだったなあとそこで気が付く。あ、わたしだって泊まり客にとっては邪魔な道を阻むガキでしかなかったであろうが。
一人時間を持て余し、行くところがないのでトイレでゆっくりと化粧直し。ふう。どーしてこう回りに何にもないんだ!
そうこうしている内に時間は過ぎる。ただ前へと進む。どうやら過ぎた時間は現実と言うものだったらしい。夢の世界への誘いであるはずの時間が、とっても現実だった悲しさと言ったら・・・。あつくんのファンクラブ休止をそこで知った。そして、晃様のDSがいかに普段と違うかもそこで知ることになった。普段と言ってもわたしは去年1回だけ見せていただいただけなので、どうこう言えるような立場でもない。だが、現実って奴はいつだって予想を遥かに越えた存在だ。テーブルについているみんなの様子がどことなくおかしいのに気付く。とっても気まずい。食事もろくに楽しめない(まあお世辞にも美味しいとは言えないのだが・・・)空気に怯えてしまう。目つきが険悪なのだ。どことなく。そうかと思うとやたらと騒がしい集団もいる。このDSツアー(といっていいものか・・・)最後だと言うのにこの状態はなんだろうと首を捻る。こんな雰囲気は初めてだ。
すうっと食事からDSへ移り変わる。
コーラスの幻想的な音楽の中赤坂さんがご登場。真っ白の衣装に神聖な、クリスマスをイメージする。
そして、最初のアカペラ『SILENT NIGHT』はちょっと、いやかなりビビった。だってとってもとっても声が低いから。おそらく彼の歌いやすい音域なのだろうが、そんなに低い声で押さなくてもいいだろう、とちょっと思った。スピーカーが近くにあったんだろうか、ものすごく迫力があり、恐れおののいてしまうような歌声。わたしは赤坂氏の場合もう少し高めの方が幅があって素敵、だと思うのだが・・・。いくら厳かな曲だからってあの無表情は恐かった。なまじ赤坂さんってば顔が整っているだけに表情がないとああまで恐いのかと思い知った。誤解しないで頂きたいが、わたしは赤坂さんの顔は好きですよ。ニコーーーって笑った顔がなんとも・・・。話がそれた。
『2.5.7』では「無表情」だと言われていたが、わたしは彼ほど表情が顔に出る人もないだろうと思っている。単に赤坂氏の表情がわたしにはわかりやすいと言うだけなのだが・・・(や、まあ、同じB型だし)。笑って怒ってるときも恐いと思ったのだが、今回はとてつもなく恐かった。それしか覚えていないほどに(笑)
いっちばん後ろのテーブルだったので始めは赤坂さんのお側。うーん、やっぱり足が長い!かっこいい!でも顔色が悪いと言うかちょっと青い感じで大丈夫かなあ、と心配だった(大きなお世話)。そして激しい音が鳴り響いて突然なんだあ!?なんだ?と思っていたら『仮面舞踏会』だか林田健司だかわからないような曲が流れた。かと思ったら『STAR LIGHT』へ。なんつーアレンジだ(笑)なんか艶っぽい『STAR LIGHT』だったのが赤坂さんらしくて思わずニヤっとしてしまう。続いてよーく知る『ガラスの十代』。光GENJISingleSong二連発〜。なんだかアレンジがわたしにはいまいちで物足りないなあなんて贅沢な事を思う。生演奏でやるからかしら?キレがないよなあとか思っちゃて・・・。やっぱり光GENJIで思い出の有りすぎる曲は歌ってくれて嬉しい反面、原曲のイメージを引きずるのでちゃんと受け取れないところがあるな、と。
続いての『Baby Please』を聴いてついついジョイントコンでの淳くんを思い出しちゃったりして・・・すみません>晃くん。すごく色っぽくて素敵。だけどなんで上の2曲の次がこれなんだろう・・・?晃くんのイメージにはぴったりって気はするんだけどれども。
MCははっきり言って全然覚えておりません(笑)なんか淡々と次のステージの構成というか創作秘話みたいなのを語ってくれてたと思います。・・・が、右から左状態・・・。あちゃー。
ミュージカル風の「僕の朝の出勤風景」。朝起きるところから始まって顔洗って出かけて電車に揺られて、会社についてエレベーターに乗ってタイムカード押すまで・・・だったでしょうか?もっとあった気がするのだが流れに乗って見ていたので記憶違い、及び記憶漏れがあるでしょう・・・。パントマイムみたいに行動だけで色々表現していくというもの。いろいろ演出で面白いネタを仕込んであったのだが、全てが赤坂さんの怖い表情で笑えなかった。いくら行動が面白くてもMAの人たちが笑わせようとしていても晃くんが一生懸命踊ってくれても、赤坂さんの顔が怖かったので本当にそれが一番印象に残ってしまった・・・。これって演出上問題ありなんではないの・・・?とか思いながら見ていたのだがどうなんでしょうか。唯一覚えているのが「KYO TO KYO」でもやってくれた蚊を両手で叩くマイム。「ああ、またこのネタをするのね」と思ったところで、演出を考えたのは同じ人なのかな〜とチラリ。最後にに『MR.PANCAKE』を歌ってくれて「ああ、今クリスマスだよ・・・ねえ?」なんて季節感を取り戻して・・・。
晃くんの新曲を披露してもらって聴き惚れる。う〜ん、もっともっとじっくり聴きたいなあなんて思う。歌詞とかちゃんと目で見てじっくり理解して、そしてあの晃くんのかっこいい声で酔いたいなあなんて思う。
MAの曲を挟んでMC。あ、そうそうMAの歌の時の事。確か・・・MAが後ろのステージから前に移動したのはこの曲だった気がするが(違ったかも・・・)思い切り椅子に秋山くんにぶつかってこられたのは覚えてる(笑)なんかそんなこと起こるなんて予想もしてなかったのでガックンってなってびっくりした・・・。もっと椅子を引いておけばよかった・・・。ごめんなさい、って今頃謝っても遅いってば。
MC明けで『Conversation』すっごく好きな曲でして、めちゃ嬉しい!なんかかるーい感じが晃くんにぴったりだわ〜と。なんかそればっかなんだけど、でも本当にこの曲は好き。お次は『雨(情熱は止められない)。』卒業コンの風景がぱああっと浮かんできちゃってすごく切なくなりました。まだまだ素直には聞けないけど、強い前に進む力を感じる曲だと思ってる。晃くんのパワーがガンガンって伝わってきた気がした。『Out Standing』もすごく好きだったので嬉しい!だけど『雨』を間に挟んでいるのがちょっと変なの〜といった感じ。
そして。わたしが泣いてしまった『Someday』。すごくすごくすごく好きで誰かがコンサートなどで歌うのを一度聴いてみたいと思っていた曲。DSの前に光GENJI Super5の「Someone Special」をエンドレスで聴き、そして何度も何度もリピートして聴いていた曲がこれだった。歌詞がすごく好きで、たまらなく泣けた。そして、そんな風に泣いていた曲を晃が歌う。すごく伸びやかに。そして優しく。こんなことってある〜?ずるいよ〜ずるいよ〜、泣かすなよ〜。なんだかこのDSでイライラしていたものがここで払拭されたような感じだった。なんか変な言い方だけど、DS見に来てよかった、本当にそう思えた瞬間だった。
涙を隠すのに必死になっていたわたしにピアノの『Winning Run』いいカンジじゃないの、などと思っていたらいきなり「ここは大阪城ホールか!!」という錯覚に陥るような、まんま『Winning Run』。DSでこんなノリノリ、しかも体が勝手に動く曲を聴く事になろうとは・・・。信じられない。さっきまでのわたしの涙をどうしてくれるの!(嘘)嬉しいけど、誰かライブで歌ってくれないかなって少し思ってたけど、却下することにした。これはみんなで「Hoo〜!」ってやるからいいんであって聴くだけなんて耐えられない。『CO CO RO』も笛をピーピー鳴らすからいいんだ!(いつの話をしてるんだか・・・)嬉しいけど嬉しいけど体が言う事を聴かない!フラストレーション溜りすぎてだめだ。ペンライトもってきて振り回したいぞー!と思ったのはわたしの罪ではあるまい。
アンコールは『雪色のピアス』。この曲は本当に晃くんのものになったな〜としんみり。きっとすごく好きなんだろうなあと思う。視覚的な美しさのある曲だと思うのだが、そういうところを気に入ってるのかしら?とか色々考えると面白いかな。晃くんの中で「クリスマスの定番」にしたいんだろうなあと感じた。歌えば歌うほど自分のものになるって感じてるのかな・・・?きらきら舞い落ちる光の雪。とても好きだ。ピアノの切なさと光の柔らかさ。ミラーボールがいたくお気に入りなわたしであった。
ダブルアンコールに応えてくれた晃くん。それだけでも驚きなのにもっと驚いた事に選曲は『天城越え』って冗談ですけど。そんな冗談を言う晃くんが・・・可愛かったりした(笑)自分でやりきれないのに冗談を言っちゃうところが実にらしくて面白かった。本当のダブルアンコール曲は『Winning Run』。またか〜、ひぇ〜〜。まさにここは城ホール(笑)だけど歌の入りのタイミングを逃したり伴奏と会わなかったりと乗り切れなくてすっごく残念。伴奏がグルグル繰り返しちゃったりしていつまでも終わらないし、晃くん可哀相だなあって思った。伴奏を聞いたら歌えないよなあ、と。それに途中で会場の真ん中あたりから人が立ち上がり晃くんをすっかり隠してしまった。DSで立つなんてーーー。なんだかいつぞやで経験したような状況・・・(京都の光司の2回目)。そりゃあ乗りやすかったけど、ふーっ!てやりやすかったけど・・・でもDSだぜ、おい。なんだかそんなことさえもテンションを下げさせる結果になってすごく残念だった。
全部まとめると・・・なんと言っていいかわからない。あまりにも淡々と進み感情を受け取れなかったからかもしれない。ショーで人の前に立つ以上は、いくら腹の中が煮えくり返っていようと、やる気を起こせないほど辛くても、笑ってもらいたい。馬鹿みたいに笑えと言っているわけではない。せめて客をビビらせない程度の愛想がただ欲しかっただけである(本当はね、笑顔が見たいんだよ)。最後の方でなんとか普段のコンサートや前のDSのような表情の晃くんを見れてほっとしたけれど。ダブルアンコールの『Winning Run』でのにっこりとした笑顔がなかったら、きっともう怖くて晃くんに会えなくなっていたかもしれないとまで思う。大袈裟かもしれない。だけど正直な気持ちだ。一番好きだからとか一番好きな人じゃないからとかそういうことではなくて、ひとつのDSというショーとしてもっと多くのものを求めたい。お金を払って見に行っている以上はやっぱり満足したいと思うのは当然のことだと思う。是非来年こそは「去年あんなこと言っちゃって申し訳なかった!ブラボー!」と思わせて欲しい。これがわがままな一ファンの意見である。