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電源工事のFAQ

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 質問・回答  第3号

質問者 Bさん

あれから色々と考えまして、栗原様がAA誌110号で施工されているように、50Aのメインブレーカーの二次側で幹線を分岐して、途中に200/200Vのノイズカットトランスを入れ、オーディオルームまで配線し、そこに新たに分電板を設置しようと計画しました。
ところが、電気屋さんに相談したところ、「メインブレーカーの二次側の結線をほどくと、違法ではないにせよ、再度出荷時の状態の強さで締め付けできないので改造ということになり、何か問題があった場合に保証なども利かないし危ないよ」と言われてしまいました。
最近200V関係の記事が雑誌にも掲載されており、そのような施工例もかなりあるようですが、本当にそうなのでしょうか?


回答者 Eleking

50Aの2次側から分岐した場合、漏電しゃ断器とそのトランスを保護する過電流(ブレーカー)の取り付けが必要になります。
AA誌110号の場合は2次側から分岐してクライオの分電盤をとりつけましたので、そのどちらも入っています。
Bさんのおっしゃる方法では、トランスを保護する遮断器がありませんから、ダメです。

また、そちらの電気屋さんの言っている責任問題については、2次側のいかなる線を取り外しても
「メインブレーカーの二次側の結線をほどくと、違法ではないにせよ、 再度出荷時の状態の強さで締め付けできないので改造ということになり、 何か問題があった場合に保証なども利かないし危ないよ」
と言うことは、いえます。

「・・・危ないよ」ですが・・・そのために、我々のような専門の電気工事業者が存在するわけです。
当然、機器そのものの欠陥ではなく施工者の方のミスで事故が発生した場合は、施工した者の責任となります。
コンセントをひとつつけるにしても、そのような責任をかされているのが、専門技術者であります。私達は、その安全性のある施工に代金をいただいているのです。

まあ、言っては申し訳ありませんが、前回といい今回いい、その電気屋さんは、工事士の免許を持っているだけで、工事業の営業はされていないのでは、ないでしょうか?

年に一回くらいしか電気工事をしない、家電販売店さんなどでしたら、そのように言われるのも、しょうがないかなあ・・・お気をつけて工事されてくださいね。。。。また何か、ご質問があったらどうぞ。


 質問・回答 第2号

質問者Bさん

我が家のシステムは2台のパワーアンプによるバイアンプ駆動ですので、余裕を持って容量3000Wのダウントランスの導入を考えています。分電盤より200Vの回路を1回路取り出し、オーディオ機器の近くにダウントランスを入れて、そこから短距離で100Vを供給していく目論見でした。

ところが、我が家はマンションで、各戸に50Aしか引かれていません。
近くの電気屋さんに相談したら、「3000Wのトランスなんか入れたらブレーカーが落ちるか、他の電気機器の電源は全く入れられない状態になるんじゃないか」と言われました。
3000Wのトランスを入れたら消費電力はどれぐらいになるのでしょうか?
本当にブレーカーが落ちてしまうのでしょうか?


回答者Eleking

200V-100V3000Wのダウントランスとは「2次側の電流が100V30Aまで流すことが出来ますよ。それ以上は焼きついてしまうからだめですよ。」ということであって、電流を流せる許容を言っているのです。
ですから、今現在使われている機器の稼動しているときの電流が30A以下なら問題なく使用できますし、今現在トランスを使用しないでブレーカーが落ちないのであれば、多分大丈夫なはずです。
損失電流は3KW用で0.5〜1Aくらいでしょうか。
1Aにも満たないので、気にするほどではないでしょ!(^。^)





 質問・回答 第1号

質問者Aさん

外からの引込みの線を換えたいのですが、栗原さんの所では電柱からの引込み線もやっていますか?
やっているのでしたら是非お願いしたいです。
やっていますか?


回答者Eleking

(-_-)・・困った質問です。大きな勘違いをされてるような気がしますねえ。
電柱からの引込みは、東京電力が契約に見合った容量のケーブルを配線しています。
契約が変更になってそれに見合う引込み線に東電が更新することになっています。
契約の変更のための内線工事、及び申請は私のところでやっています。

まずは、ここを見てください。
http://homepage3.nifty.com/kuriden/sakusaku/1_1.htm(電源工事のページの最初の写真)

これは、あるお客様の分電盤です。左端が東電の契約ブレーカーで60Aがついています。その2次側(下)に3P60AフレームのELB(漏電しゃ断器)が屋内配線の漏電と引込み幹線の過電流保護を行っています。
契約ブレーカはA相(赤と白100V)B相(黒と白100V)の合計が60Aを越えると飛びます。
ELBのほうはA,B各々が60Aを越えると飛ぶわけです。つまりELBは合計で最大120A分、流せるわけです。容量で言うと12KVAということになります。

契約ブレーカは合計60A(6KVA)ですから、基本的に配線設計としてはバランス配線されていると考え、東電の引込み架空線、電力メーターは、30Aベースのものが使われます。

今現在、このお客様のうちは、SV8sqの東電引込み線が電柱から来ています。
東電は、6KVA以上12kVAまでの契約をされた場合、電柱からの引込み線を8sqから14sqに、電力メーターを120Aのものに交換します。さらに大きな契約をすれば、38sq、60sqと張りなおしていきます。

今の60Aの契約ブレーカーを取り外して、ELBの容量12KVAを契約申請すれば、おのずと上記の東電引込みとメーターが東電によって無償で更新されます。
そのとき、お客様側では、幹線のCV8sqでもぎりぎり法規上12KVA受電できますが、普通は14sqのケーブルに交換します。オーディオのためにやるのであれば、14sq(あるいは22sq)に交換したほうがよいでしょう。


質問者Aさん

他の電気屋さんでは、やっているようですが・・・


回答者Eleking

引込み工事をやっているわけがありません。
東電の引込み工事は、東電が必要に応じてやるもので、私のところは、引込線委託工事を東電と契約していますが、それは、あくまで東電からの仕事で電柱に登り、引込みをします。
電柱から、引込み線が来て、建物際でメーターの線とつながっています。
そこに、黄色、あるいは赤のチューブが入っています。それを分界チューブと言い、財産・責任の分界点をあらわしています。それから、電柱側が電力会社の財産・責任で、メーター側が需要家の財産・責任を示します。
チューブの色は、東電の場合、黄色が東電直轄の工事、赤が委託工事店の工事を示します。

引込み工事は、お客様が電力増量の申請をして始めて東電の都合により行われるもので、どこの電気屋さんでもお客様に変わって申請をしてあげているだけで、その工事店が引込み工事をしているわけではありません。
Aさん、わかっていただけたでしょうか?


質問者Aさん

はい、なんとなくわかりました。
せっかく、電柱からの線もクライオしたものに換えてもらおうかと思ったのですが、それはダメなんですね。


回答者Eleking

残念ですが、そういうことです。
ついでに、外線引込みについて、お話します。

東電の引き込みには電柱から架空線でくる方法と地中からケーブルで来るものがあります。

都内の国道沿いは地中からCVTもしくはCVQといわれる単芯のCVを3本より4本よりのケーブルが建物際の地中からたちあがっています。または、すでに地中からビル内部に入っています。

電柱から架空でくるけ線は、電柱から直接建物まで電線そのものをひっぱることの出来るDVと呼ばれるものか、メッセンジャーワイヤーを張ってそれに吊架するSVとよばれるケーブルで配線する2種類があります。

DVというのは耐候性ビニル電線が2本あるいは3本撚ってあるものが末端を碍子で受け、ケーブルに直接張力かけて引っ張ってしまうものです。
SVは、普通の丸いVVRと同じ構造のケーブルですが東電仕様の屋外耐候性のあるケーブルです。

みさんのお宅は、このどちらかでしょう。

さて、音はどちらがいいのかな???(ーー;)

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ご注意

上記で東電と表記されているのは、関東地区の電力会社である「東京電力株式会社」のことです。





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