以下のことを厚生労働省に求めます。

ノバルティスファーマのチバ・リタリンのADHDAD/HD, 発達障害の一種である注意欠陥・多動性障害)への適応

リタリンの後継薬ヤンセンファーマのコンサータの早期発売と成人ADHD患者への適応

リタリンとはまったく違うSNRI型のADHD薬である、イーライリリー社のストラテラの早期承認と、成人への適応



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趣旨説明

1. リタリンについて

2007年9月、リタリンの乱用が社会問題になりました。それを受けて、10月リタリンの使用が厳格にナルコレプシーにのみ限定されるとの報道がなされました。また医療用麻薬(モルヒネなど)なみの厳格な管理が要求され、処方できる医師は全国で数百人のナルコレプシー専門医に限定されるとのことです。

ところが、リタリンは諸外国ではADHD治療薬(根治薬ではなくて、多動、集中力不足などの症状を抑える)として承認されていますが、日本では、ナルコレプシー・うつのみが適応症とされ、ADHD患者には精神科医・小児科医が、医師の処方権に基づき処方してきました。

リタリンはADHD患者の7割に効果があるといわれています。

うつ病、神経症患者がリタリンを乱用した場合依存性が高いですが、ADHD患者では脳の特性のせいか依存性がほとんどない、乱用の危険性がないといわれています。

リタリンがADHDに処方されなくなることによって、仕事や家事など生活面で支障がでる患者が多数でます。小児の患者の場合、学校でじっと座っていられないなどの症状が出ます。大人の場合、仕事や家事に集中できないなどの症状が出ます。

リタリンは厳格な診断・処方管理をすれば、ナルコレプシー患者同様、ADHD者にとっても有益で害の少ないクスリなのです。

また、リタリンの後継薬であるコンサータは、新薬なので薬価が高いことが予想されます。(リタリンは1錠11.20円)

またリタリンはクスリを割って飲むこともできますし、粉末も発売されています。子供に飲ませるには便利な剤型です。後継薬のコンサータは、クスリの製法・剤型上、割ってのませることが困難なので、小さな子供に飲ませることが難しいのです。

2. コンサータについて

コンサータはリタリンと同じ成分(塩酸メチルフェニデート)製剤ですが、成分が徐々に放出されて12時間効果が持続するクスリです。(徐放剤。鼻炎薬のコンタック600のようなもの)。

10月3日に承認への手続きがほぼ終了し、2月に発売する見込みと報道されました。ただし適応は小児(中学生程度まで)のみです。成人のADHD患者は多くいますが、医療現場からはなぜか無視されています。専門医も少ないのです。

リタリンに較べて危険性がすくないといわれるコンサータの適応を、成人のADHD(注意欠陥・多動性障害)者に広げるよう、厚労省、ヤンセンファーマに求めます。

3.ストラテラについて

さらにストラテラの早期承認を求めます。これもADHDのクスリですが、成分が塩酸メチルフェニデートではなく、乱用の危険性がありません。このクスリの早期の承認と、小児のみへの適応として申請されていますが、成人ADHD者への処方を可能にするよう、厚労省、製薬メーカーに求めます。