根洗い風寄せ植え 「クサタチバナ」「ヒメカンゾウ」「キシュウオギ」「ミツデイワガサ」


2006年5月、東京に山根景子さんの個展を見てきました。
流石です。
自然の姿そのままに、優しい作風にため息です。

そこの即売で、仕入れた「クサタチバナ」「ヒメカンゾウ」「キシュウオギ」「ミツデイワガサ」を使って、
低層湿原での湿原と広葉樹林の境目あたりを、根洗い風寄せ植えで表現してみました。


「クサタチバナ」は、ガガイモ科カモメヅル属で、丈は30〜50cmほどです。
主役として使います。
名脇役は「ヒメカンゾウ」です。ユリ科で丈15cmほどで、黄色い花をつけてくれます。
株の周辺からも新芽を出しますが、とんでもないところから新芽が出ます。
2年3年後の姿が楽しみです。

そうそう、寄せ植えには、大事なことです。
その植物の性質を知ることは、前にも書きましたが、違った意味での性質を知ることです。

ワンランク上の寄せ植えテクニックです。
その植物の丈は?又、地面を這って広がるのか?木立性?
新芽は株の周辺から?それとも地下茎の途中から?2年3年後の盆景を創造するのには、とっても重要なことです。

脇役は「キシュウオギ」を使います。そして平凡になりやすい、
寄せ植えのワンポイントアクセントで「ミツデイワガサ」を使います。


1.左から「クサタチバナ」「ヒメカンゾウ」
  「キシュウオギ・ミツデイワガサ」です。
2.ポット苗を並べて、大体のレイアウトを決めます。
3.鉢底網を、適当な大きさに切ります。
 大きすぎず、小さすぎずです。
 又、植え付ける材料の量も見ながら、
 形に変化をつけます。
 

 アルミ線を十字に鉢底網に通します。
4.ポットを並べて、仮置きして全体のレイアウトを、
  決定します。
5.用土です。
 左側が、ケト土で6。右側が、山野草用土で4の割合です。

 山野草用土は、赤玉土7・鹿沼土1・軽石砂1・桐生砂1
 です。
6.適当に水を加えながら、よく混ぜ、
   耳たぶほどの柔かさに、調整します。
 
 後は、テニスボールほどの大きさに、
  用土の中の空気を、押し出しながら、団子にします。

 
 残った用土は、ビニールなどの袋にしまってください。
    乾いても、水をたせば又、使えます。
7.鉢底網に、6項で作った用土を1cmほどの厚さに、
 塗ります。
 背の高い順に、根を広げて載せていきます。

 左は、「クサタチバナ」と「ヒメカンゾウ」を載せた画像です。
     
8.「キシュウオギ」と「ミツデイワガサ」を小分けします。
 ついでに、長すぎる根を整理します。
 あくまでも、切りすぎに注意してください。

 根を整理することにより、新しい発根を促すことになります。
9.「キシュウオギ」と「ミツデイワガサ」の根を広げて
   載せます。
10.6項で作った用土を、空気を押し出しながら、 
  根の隙間に、足していきます。

  形を整えるのも、忘れずに!
11.用土を足した、後の画像です。



12.薄く切った苔を、貼って用土が崩れないようにして、
  仕上げをして、完了です。
         お疲れ様でした。 ヽ(^。^)ノ



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