小青龍湯

成分と効能
麻黄(苦温)・・駆水剤です。余計な水分を汗として抜きます。
桂枝(辛温)・・汗を出させからだの表面を調えます。
       のぼせを治す効果もあります。
乾薑(辛温)・・生薑よりももっと深くまで(消化器)温めます。
芍薬(苦平)・・筋の凝りやひきつりをなおします。
甘草(甘平)・・緩和の効があり、巡りを良くし、痛みを和らげる。
半夏(辛平)・・駆水剤。嘔吐、腹中雷鳴、咳逆などを治す。
細辛(辛温)・・内臓を温め、巡りを良くする。
五味子(酸温)・冒(頭部の発散不良による頭痛、めまい耳鳴りなど)
       を治す。

五味子、細辛、乾薑で胃を温めてはたらきを良くします。 表面付近の余分な水を麻黄、桂枝で汗として除き、冷えを取ります。 半夏はもっと奥、内臓のほうの余分な水をさばきます。 芍薬、甘草で筋肉の凝りを取り、巡りをよくします。
胃をあたため、表裏両方に及ぶ水をさばく処方です。
1.アレルギー性鼻炎(花粉症)
鼻炎になると、鼻水ズルズル(みずっぱな)、くしゃみの連続。 で、冷たいものを良く飲む。という人はこれを最初に。 注意してください。水でのむと効果半減です。なんせ水をさばく薬なんですから。体温以上のぬるま湯でのむ!これが大事です。
2.気管支炎・喘息
この症状が現れるには2通りの原因があるのです。 一つは肺の熱、もう一つは水分過剰。この薬が効くのは後者です。 水物をとると具合の悪くなる人は考えてみてください。
3.尿管結石
どうして効くのでしょうねえ。それは内側を温め、筋肉を緩めるからだと思います。
これをのむと楽だという人がいます。無くなったときに自分で薬屋に買いに行ったんだそうです。で、「何でのんでるんですか?」と聞かれて結石だと答えたら、「おかしいな。そんな効能あったかなあ」と 不思議がってたそうです。




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