車名 アプリリア スカラベオ
エンジン 水冷4ストロークSOHC
単気筒
総排気量 244cc
全長/全幅/全高 2,080 mm/720 mm/1,330 mm
ホイールベース 1,415 mm
シート高 800mm
最高出力 14.65 kw/8,300 rpm
最大トルク 18.5 Nm/7,000 rpm
燃料タンク容量 9L
燃費 実測30km/l
乾燥重量 158kg
タイヤサイズ 110/80-16・130/80-16
乗車定員 2名
メーカー希望小売価格 476,000円(税込)

アプリリア 「スカラベオ」

直島より高松市を望む

直島  現代アートの一つ

 2005年3月末の納車です。
 毎日片道11キロの通勤に使っています。燃費はリッター30キロというところです。見た目はホンダのカブをちょっと大柄にして色を黒くしただけ・・・と思うんですが、「これ、どこのバイク?」「日本のじゃないですよね?」などなど、止める度に、いろいろ聞かれました。
 ちなみに妻の感想は「かわいい。」だそうです。タンデムの評判もよく、「背もたれがすごくいい。」と申しております。
 身長169センチの私で、ちょうど両足親指の付け根が地面につくシート高です。これで特に不便は感じません。小柄なサイズと軽量なボディのおかげで取り回しも楽です。エンジンはクォーサーエンジンといって、中〜高回転で本領を発揮します。回転数を上げると、ひゅーんと気持ちよいエンジン音が響きます。国産スクーターがどんどん豪華装備に走ったため、車重が180キロ前後になったのを考えると、パワーウエイトレシオでは、圧倒的にスカラベオが有利です。
タキタキ趣味の部屋へ

直島 能美桟橋

直島 2004年山火事跡

 慣らし運転も終わったので、高速道路で高速走行にチャレンジしてみました。まずは最高速度ですが、今までホンダのフュージョン、フォーサイトと乗り継いできましたので、その2車とも比較してみます。
 フュージョンはたしか115〜120キロ出すのがやっとだったように思います。フォーサイトは平地で120〜125キロあたりまででした。ところが、スカラベオはさらにもうひと伸びします。
 次に安定性です。フュージョンは110キロ超えるとエンジンの振動がすさまじく、また横風に激しく振られ、カーブではぐにゃりとフレームがゆがむ感じがしたものです。90〜100キロ前後が巡航速度でした。フォーサイトは横風に強く、またスクリーンの設計も秀逸で、100キロ〜110キロ巡航でも平気でした。そこから上はやはり苦しかったですね。120キロ出すとエンジンの振動がきつく、また、タイヤの接地感がかなり怪しかったのを覚えています。
 さて、スカラベオですが、最高速度でもまったくよれないフレーム。タイヤはきっちり路面をグリップ。路面の継ぎ目も軽やかに乗り越えます。エンジンの振動もほとんど気になりません。スポーツスクリーンとナックルバイザーを装備しているおかげで前からの風圧もまったく平気。横風にもびくともしません。ずばり120キロ巡航速度で快適に走れるスクーターです。
 燃費も、リッター30キロまで伸びました。(ただし、ハイオク指定ですが。)9リットルの燃料タンクのうち、7リットル使ったところで警告灯が点きます。一回の給油による航続距離は210キロという感じです。 
 ここまで高速性能が高いとは正直思いませんでした。買ってよかったと心から思います。

秋の蒜山高原

瀬戸大橋より

 2005年秋に、スカラベオGTがリリースされたようです。ミドルサイズのスクリーンと一体のナックルガードが、いかにも手元への風を効果的に防いでくれそうでよさげです。
 私のスカラベオは、スポーツスクリーンといって、ロングスクリーンとショートスクリーンのちょうど中間のサイズのものを装着しています。スクリーンの上端がライダーの視線のやや下に来るぐらいです。ちょうどGTのスクリーンと同じか、ちょい高いくらいの高さです。雨が降ってもスクリーンのせいで視界が悪くなることはありません。また、多少の雨なら上半身は濡れません。あと、オプションのナックルガードを装備しています。そのままだと色がつや消し黒なので、車体色(メタリックブラック)に合わせてスプレーで3回重ね塗り、その後クリアーで仕上げをして装着しています。手間をかけただけあって、上々の仕上がりです。
 注目度は相変わらず高いです。ガソリンスタンドのお兄ちゃんや、フェリーの切符切りのおじちゃん、ふと入った美術作品展の案内のお兄ちゃん、眼鏡屋のお姉ちゃんなどから、「これ、国産じゃないですよね? え? イタリアですか?」「アプリリアってめずらしいですね。」「どのくらい走ります?」「わ〜、なんでこんなにタイヤ大きいんですか?」よく聞かれます。
 「スクワン SCOOTER-1」というスクーターレースでも第1戦で2位、第2戦では1位と好成績を残しています。ラージホイールと高剛性フレームの組み合わせはレースでも最高の結果を出すようです。