ハスはハス科のハス属に含まれる大型水生植物です。ハスは地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。葉は円形で葉柄が中央に付き、撥水性があって水玉が出来る(ロータス効果)。花期は7〜8月で白またはピンクの花を咲かせる。
園芸品種も、小型のチャワンバス(茶碗で育てられるほど小型の意味)の他、花色の異なるものなど多数ある。
ハスの花はレンゲ(蓮花)と呼ばれ、7月の誕生花であり、夏の季語にもなっている。七十二候の小暑(7月7日頃)には、次候に「蓮始開(蓮の花が開き始める)」とある。早朝に咲き昼には閉じる。インドとスリランカでは国の花に指定されている。

大賀一郎博士が発芽させることに成功したハスの実は、放射性炭素年代測定により、今から2000年前の弥生時代後期のものと推定されました(大賀ハス)。
その他にも、中尊寺の金色堂須見壇から発見され、800年ぶりに発芽に成功した例(中尊寺ハス)がある。

ハスの花言葉


「雄弁」、「休養」、「沈着」

「神聖」、「清らかな心」

「離れゆく愛」


(ハスの縮小写真をクリックすると、600/450ピクセルの写真になります。)
             穴 村 吉 田                         安  斗  春
   紅艶三百重            備 中 蓮                佛   座   蓮
              大 観 蓮                           donghuichun
    深尾ロクハ                   含     笑               五丁田下
     玉桜人酔           白万々蓮            碧 台 蓮     東 鴨 巣
     東 観 世            火  花           姫    蓮      状 元 紅
    寿 星 桃            浄 台 蓮               加  賀  蓮
    夏 門 碗 蓮                漢      蓮              キバナハス
    希   望             菊     針              粉  川  台  
     粉 松 球            粉 千 叶         小 酔 仙       紅舞姫蓮
    紅辺白茶碗                  杏 花 春 雨               黒谷白蓮
    毎 葉 蓮         ミセス・スローカム      大 賀 蓮  ペリーズ・ジャイアント・サンバースト
    西光寺白蓮                 精   華   蓮             即 非 蓮
    西円寺青蓮          眞 如 蓮          酔 妃 蓮        太 陽 旗
            小   金   鳳                      秋 水 長 天
     玉  蓮            中日友誼蓮        輪 王 蓮        瑞 光 蓮
     嘉 祥 蓮           天 上 蓮         千 葉 赤        漢  蓮
    一天四海           青菱紅蓮             朝田寺         デビーギブソン
    玉  碗            玉桜人酔            白  蓮         錦 蘂 蓮




ハスには通常のハス(常蓮)と変異したハス(妙蓮)がある。妙蓮の葉や地下茎である蓮根の形態学的特徴は、普通のハスと違いありませんが、花の様子は全く異なっています。妙蓮はつぼみの時は常蓮に似ています。しかし、開花する時は150枚前後ある外側の花弁を順次散らせると、その後は2〜数個、伝承では2〜12個もの花(花弁群)が見られます。そして、常蓮にあるような花托や雄しべはなく、花弁ばかりが集まった花です。その花弁の数は2000〜5000枚前後にもなります。これら多数の花弁は、外側の150枚前後のもの以外は散り落ちる事なくそのまま花柄に付いて枯れます。この枯れ花は、そのまま乾燥させれば何年でも保存できます。
妙蓮は2000〜5000枚前後、平均すると3300枚ばかりの花弁で一つの花を作る奇妙なハスです。このように多数の花弁があるのは、雄しべや雌しべがすべて花弁に変化したからだと考えられます。そして花托の部分が幾つにも分岐して、そこに多数の花弁を付けて小花のように2〜数個の花弁群をつくります。この2〜数個の花弁群が一つの花柄に付いて1個の花を形成しています。妙蓮は慈覚大師(円仁、794〜864)が唐より持ち帰り、滋賀県守山市の大日池(妙蓮池)に植えたと伝えられています。
室町時代から600年もの間、田中家及び地元の人々によって守り育てられてきた貴重なハスです。皇室や将軍にも献上されました。
「近江妙蓮」の名は、大賀一郎博士が命名しました。
昭和40年には滋賀県天然記念物に指定されました。
昭和50年には守山市の花に制定されました。

妙蓮のそれぞれの名前は中国の梁の武帝時代の記録にあるものが伝わっています。
一茎二花〜双頭蓮、一茎三花〜品字蓮、一茎四花〜田字蓮
一茎五花〜五岳蓮、一茎六花〜天瑞蓮、一茎七花〜揺光蓮
一茎八花〜八面蓮、一茎九花〜上方蓮、一茎十花〜満仙蓮
一茎十一花〜吉祥蓮、一茎十二花〜年光蓮、十二時蓮


(妙蓮の縮小写真をクリックすると、600/450ピクセルの写真になります。)
妙 蓮 の ツ ボ ミ の 様 子
妙 蓮 の 開 花 の 様 子
双 頭 蓮  (一茎二花)
品 字 蓮  (一茎三花)
田 字 蓮  (一茎四花)



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