スイレン(睡蓮)は温帯〜熱帯に広く分布するスイレン科スイレン属の多年草水草です。普通に見られる園芸品は色々の原種を交雑、改良したものです。スイレンは大別して、耐寒性(温帯性)と熱帯性に分かれます。前者は根茎、後者は球茎が泥中にあり、長い葉柄の先についた切れ込みのある丸い葉を水面に浮かべる。花柄の先に1花をつけるが、花は耐寒性のものは水面に浮かび、熱帯性スイレンは水面から30〜40cm抜き出て咲く。

朝開き、午後閉じる性質があり、夜咲きのものもある。花色は白、黄、紫、青、桃色等。日本各地に自生するヒツジグサは耐寒性の野生種の一つで、7〜10月、径3〜5cmの白い花が開き、葉には褐色の斑がある。それとメキシコ産の野生種との交雑品に淡黄色の小さな花のヒメスイレンがあり、観賞用に水盤に栽培される。
スイレンの学名をNymphaea(ニンファエア)といいますが、これはギリシャ神話の水の精nymph(ニンフ)に由来します。
スイレンは世界の熱帯や温帯地方に分布して、古くから人々に知られていました。古代エジプト人は白いスイレンと、青いスイレンを好んだと伝えられています。ナイル川の水面を香の有る純白の白い花で覆ったことから「ナイルの花嫁」と呼ばれたNymphaea Lotus。そして夕刻に閉じて水底に沈み、翌朝再び水面に浮かんで開くというので復活の象徴とされたNymphaea caerulea。 また青や白の違いと関係なく、蕾の花を意味する二つの名詞と、開花したスイレンを指す三つの名詞が存在しました。 スイレンを表わす言葉が五つもあったことから、古代のエジプトでは重要で、神秘的な花だと考えられていたことがわかります。

スイレンの花言葉
「清純な心」、「甘美」、「優しさ」、「信頼」、「純情」、「信仰」




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