石 山 寺 


聖武天皇の勅願により天平勝宝元年良辨僧正によって開基され、歴朝の尊崇あつい由緒ある寺院である。西国巡礼十三番の札所。本堂は縣下木造建築最古のもので、内陣は平安中期、外陣は淀君の修補になるもの。 本尊観音は勅封になっている。堂内「源氏の間」は紫式部が「源氏物語」を書いたところと傅え、本堂下の御堂は蓮如上人の母が石山観音の化身だといわれるので、その形見と傳える蓮如鹿の子の小袖を安置している。 多宝塔は美しい均斉美をもった鎌倉期の建築であり、鐘楼・大門は共に鎌倉初期の建立になるものである。 境内の奇岩はいわゆる石山の名の出た石で硅灰石からなり、天然記念物に指定されている。
(石山寺巡拝供養券より)(music by Sora Aonami)

(石山寺花ごよみ)
石山寺は花の寺としても有名です。境内には、梅園、桜の園、ボタンの園、花菖蒲、萩、紅葉などの名所が散在しています。次に石山寺の花ごよみを紹介します。

1月:寒梅 2月:梅、蝋梅、水仙 3月:雪柳、彼岸桜
4月:桜(山桜、枝垂桜、染井吉野など)
   つつじ(三葉つつじ、霧島つつじなど)
   椿、木蓮
5月:藤、山吹、射干
   牡丹 
6月:杜若、花菖蒲、皐月
   紫陽花 
7月:百合(笹百合、鉄砲百合など) 8月:サルスベリ、金糸梅 9月:夾竹桃
10月:萩、金木犀、秋明菊 11月:紅葉、紫式部 12月:山茶花

(石山寺写真集)

東大門(重要文化財、鎌倉時代) 参     道
金剛力士像(向かって右側) 金剛力士像(向かって左側)
本堂(国宝、平安時代) 本堂の支持柱(縣下木造建築最古)
本     尊 本堂の「源氏の間」
「源氏の間」の紫式部 源氏の苑にある紫式部像
本堂東面(絵馬掛け場) 寳頭蘆尊者坐像(本堂内)
多宝塔(国宝、鎌倉時代) 鐘     楼(重文、鎌倉時代)
御 影 堂(重要文化財) 毘沙門堂、観音堂(県指定有形文化財)
観音堂(県指定有形文化財)と堂内の様子
毘沙門堂(県指定有形文化財) 宝篋印塔(四方に四国八十八か所霊場の土が埋めら
れてあり、これを廻ると八十八か所を巡る同じ功徳
が得られると云う。)
蓮如堂(重要文化財) 経 蔵(重要文化財)
月 見 亭 芭 蕉 庵
硅 灰 石 全 景 硅 灰 石(天然記念物、寺名の由来)
三十八所権現社本殿(重要文化財) 心 経 堂
豊浄殿(紫式部展の会場) 紫式部供養塔と芭蕉句碑
源頼朝と亀ヶ谷禅尼の供養塔(重要文化財) 安産腰掛岩
若宮(祭神は天照皇大神、弘文天皇を崇る。) めかくし岩平安朝時代、この石を完全に抱けば諸願
成就と云う。)
供養塔(若宮近く) 供養塔(経蔵近く)
神木(石山寺創建の天平時代から、樹齢千年以上)
大黒堂の山門と本堂(大黒天を祀る)
宝性院(事務所) 法 輪 院
阿伽井屋(水も豊富) 那須与一地蔵尊(1185年の屋島の戦いで活躍)
比良明神影向石 江戸時代からの水車
くぐり岩(大理石の奇岩) くぐり岩付近の池(天平時代にあった池)
梅     園 右方面は牡丹の苑、左方面は桜の園へ
無 憂 園(琵琶湖をかたどった池や滝からなる回遊式庭園。初夏には2万株の花ショウブが咲き誇る。)
冬の無 憂 園(左の紅い実は「ピラカンサ」、右は庭園の滝)

            芭蕉の句碑 : あけぼのはまだむらさきにほととぎす

石山寺秋月祭
(平成18年10月6日〜8日;18:00〜21:00)

参道の灯り 源氏物語絵巻第1巻第一段、二段、三段
第2巻第一段、第六段 第3巻第一段
第3巻第二段 第4巻第一段
第4巻第三段、第五段 月見亭(ここから見る月は格段に美しい)
ライトアップされた多宝塔と硅灰石付近
本堂内でのライブの様子 多宝塔でのヨシブエ演奏


源氏物語千年紀
(2007年9月1日〜2008年12月14日)

紫式部はこの石山寺に篭って「源氏物語」の構想を練り、「今宵は十五夜なりけりと思い出でて、殿上の御遊び恋しく・・・・」と、流謫の貴人が都を想う場面を書きはじめました。石山寺とゆかりの深い紫式部・・・。今回、「源氏物語千年紀」のイベントが開催されています。
世尊院:平成20年3月18日〜4月14日、5月16日〜5月30日は日本刺繍による「源氏物語展」
           4月19日〜5月11日は吉岡幸雄襲ね衣展「源氏物語の色〜千年を超えて」
           6月4日〜12月14日は「紫式部・千年の恋館」
明王院:      3月18日〜12月14日は「田辺聖子源氏物語文学館」
密蔵院:      3月18日〜12月14日は未来千年館「高橋智隆ロボワールド+女流アーティストの夢」
上記の「源氏夢回廊」以外の催事として「豊浄殿」、「光堂」、「淳浄館」で各種展示、催事が行われています。
   

石山寺東大門(重文、正月) 紫式部の「源氏の間」
源氏物語千年紀の案内板 公 風 園 の庭 園
「淳 浄 館」入口と館内での「恋歌つづり展」の様子
「拾 翠 園」の門と庭園
源氏物語千年紀in湖都大津開催(平成20年3月18日〜12月14日)
源氏夢回廊案内板 マスコットキャラクター”おおつ光ルくん”
日本刺繍による「源氏物語展」(世尊院にて)
源氏物語54帖の画と和歌を再現
日本刺繍は我が国独自に発達した絹糸と金銀糸で構成する優雅な芸術です。
「田辺聖子」源氏物語文学館(明王院にて)
「新源氏物語」の展示、今回(前期)は「花と源氏物語」をテーマにした展示
展示の様子 未来千年館(密蔵院にて)
高橋智隆ロボワールド 女流アーティストの夢をテーマに描いた作品
源氏物語図屏風(複製):源氏物語五十四帖を八曲一双にわたって一場面ずつほぼ物語順に描いたもの。


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