教育分科会 in 富山 (2002.10.20)

 出席者は41名。
 最初に河原木さんの司会でアイスブレーキング(自己紹介ワーク)をした。これは東日本地方会で、萩昌子さんがされたワークです。

《自己紹介ワーク》
 自由に歩きまわり、出会った相手と
 (1)「おはようございます」とあいさつする。
 (2)「私の名前は〜です。○○が好きです」と自己紹介する。
 (3)相手は「○○が好きな〜さんて、とても素敵な方ですね」と応じる。
 (4)「ありがとうございます」と礼を言う。
 (5)相手と交代して、(2)(3)(4)を行う。
 また、歩きまわって出会った相手と自己紹介をする。
自分の好きなことを相手から素敵と言ってもらえるのは、新鮮でとてもうれしいことでした。


 次に、事例をもとに、みんなで代替案をだしあった。司会は棗田さん、 提案者は保育士さん、事例の内容は「5才児の男子。支配的権力的で、 自分が一番でないと気がすまない。3人の子分格の子たちをひきつれて、 クラスの弱い子をいじめている。注目を得ようと、保育士にむけて、やっ ているようにも感じる。リズム運動が上手でできない子にも優しく教えて くれたので、みんなの前で取り上げて素敵だねと、言ってあげたり、絵本 の読み聞かせや、相撲など、別の遊びに誘って、一緒に遊んだりして、い じめは少し減ってきている。でも、なくならないので、どう対応すればよ いか、困っている。」という問題。
 質問や意見交換の後、その場面を、5人の出席者でロールプレイした。 先生役、いじめ役、いじめられ役を体験し、色々な気づきがあった。


教育分科会in富山
<いじめの場面のロールプレイ>
 

 その次、グループに分かれ、討議し代替案を考え、全体にシェアした。  その子に注目しがちで先生との1対1の関係になりがちなので、集団 遊びなどで体を動かしてクラス全体と先生の関係に持っていく。自己評 価が高くなるような取り組みをして、彼を生かせるような遊びをする。 不適切な行動と見ないで適切な側面をさがす、一緒に遊びたがっていて やり方が下手なだけで意図は良いのではないか。大好きになって味方に なり積極的に関わる。リーダー役にして良い面を引き出す。事例提供者に 具体的にどうしたら良いかと言う視点で和気あいあいの中にも真剣に討議 された。最後に代替案のロールプレイを行った。
 二つ目の事例提供者は高校教員。分掌として教育相談担当。話し合いの 中ではっきりしてきた問題点は2点。1点目は話がだらだら続いてしまっ て切れないという時間の問題。2点目は話はしにくるが問題解決の方向に 行かない。それでいいのか?という悩み。
 解決策は時間のことははじめから用事を作るなどして何時までとはっき りさせておく。一定の時間で切っても関係は切れないから大丈夫。
 2点目についても、だらだらしてもいいんじゃないか。もしかしたらそ の男子高校生は女性と話すトレーニングをしているのかもしれない。もし、 問題と感じることがあれば、解決すべきかどうか聞いて目標の一致が取れ ればそれを取り出してカウンセリングすればよい等の意見が出されました。
                              

 (報告者 広瀬勝也)
教育分科会のページへもどる
 

アドラー心理学ネットワークのページ戻る