中山経

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名称

住処

外観

種類

甘棗の山

キ鼠の如くで文ある題、これを食うとくびのこぶをいやすのに良い。

コツコツ

霍山

狸の如くで白い尾、鬣をもつ、これを飼うと憂さをはらすのに良い。

鳴蛇

鮮山

蛇の如くで四つの翼、その声は磬のよう、これが現れるとその邑はおおいに旱する。

蛇?

化蛇

陽山

人面の如くで豺の身、鳥の翼をもって蛇行し、その声はわめくよう。これが現れるとその邑に洪水おこる。

蛇?

ロウ蛭

昆吾の山

イノコの如くで角をもち、その声は号ぶよう、これを食うと目がかすまぬ。

馬腹

蔓渠の山

人面の如くで虎の身、その声は嬰児のよう。これは人を食う。

山の神

キ諸の山より蔓渠の山に至るまで

人面で鳥身、祠には毛を用いる。

夫諸

敖岸の山

白鹿の如くで四つの角、これが現れるとその邑に洪水おこる。

武羅

青要の山

人面で豹の文、小さい腰に白い歯、耳を穿って耳環で飾る。鳴くときは鳴玉のよう。

泰逢

和山

人の如くで虎の尾、好んでフ山の南に住み、出入するときは光を放つ。泰逢神は天地の気を動かす。

ギン

扶豬の山

貉の如くで人の目。

犀渠

リ山

牛の如くで蒼い身、その声は嬰児のよう。これは人を食う。

ヨウヨウの水

ドウ犬の如くで鱗があり、その毛はイノコの鬣のよう。

山の神

鹿蹄の山より玄扈の山に至るまで

人面で獣身、これを祠る毛には一羽の白い鷄を用いる。

タイ鳥

苟牀の山

梟の如くで三つの目、耳あり、その声は録のよう、これを食うと冷え症をいやす。

驕虫

平逢の山

人の如くで二つの首、これは螫虫である。これを祠るには一羽の雄鶏を用い、禳をして殺さない。

鴒ヨウ

カイ山

山鷄の如くで長い尾、赤いこと丹の火の如く、青い喙。鳴くときはわが名よぶ。

山膏

苦山

逐の如く、赤きことは丹の火のよう、よく人をののしる。

文文

放コウの山

蜂のごとく、分れた尾に反り返った舌、よく叫ぶ。

山の神

休與の山より大キの山に至るまで

豕身で人面。祠の毛は一匹の羊のご馳走。

ダ囲

驕山

人面の如く、羊の角、虎の爪。つねにスイショウの淵に遊び、出入するときは光を放つ。

計蒙

光山

人身で竜首。つねにショウの淵に遊び、出入するときには必ず飄風・暴雨をともなう。

渉ダ

岐山

人身で方面、三つの足。

山の神

景山より琴鼓の山に至るまで

鳥身で人面、その祠には一羽の雄鶏を用いる。

セツ脂

キョ山

フクロウの如くで赤い身、白い首、火を防ぐのに良い。

シ狼

蛇山

狐のようで白い尾、長い耳、これが現れると国内に戦がおこる。

山の神

女几の山より賈超の山に至るまで

馬身で竜首、その祠の毛には一羽の雄鶏を用いる。

跂踵

復州の山

フクロウのようで一つの足、イノコの尾。これが現れるとその国に疫病はやる。

山の神

首山より丙山に至るまで

竜神で人面、その祠の毛には一羽の雄鶏を用いる。

雍和

豊山

サルの如くで赤い目、赤い喙、黄色い身、これが現れると国に大騒ぎが起こる。

耕父

豊山

清レイの淵に遊び、出入するときには光を放つ。これが現れるとその国に災いおこる。

ヨウ碧の山

雉のごとく、つねに蜚を食う。

嬰シャク

支離の山

鵲の如く、赤い目、赤い喙、白い身、その尾はひしゃくのよう。鳴くときはわが名よぶ。

青耕

菫理の山

鵲の如く、青い身に白い喙、白い目に白い尾、疫病をふせぐによろし。鳴くときはわが名よぶ。

リン

依コの山

犬のようで虎の爪、甲をもつ、よくはねじゃれる。これを食うと風にならぬ。

レイ

楽馬の山

ハリネズミのごとく、赤いことは丹の火のよう、これが現れるとその国に疫病おおいにはやる。

狙如

倚帝の山

ハイ鼠の如く、白い耳に白い喙、これが現れるとその国に大戦おこる。

イ即

鮮山

膜犬のごとく、赤い喙、赤い目、白い尾、これが現れるとその邑に火災おこる。

梁渠

歴石の山

狸の如くで白い首、虎の爪、これが現れるとその国に大戦おこる。

キヨ

丑陽の山

烏の如くで赤い足、火を防ぐによろし。

聞リン

几山

イノコのごとく、黄色い身、白い頭、白い尾、これが現れると天下に暴風ふく。

山の神

翼望の山より几山に至るまで

イノコ身で人首、その祠の毛には一羽の雄鶏を用いる。

于児

夫夫の山

人身で、身に二つの蛇をもつ。つねに江の淵に遊び、出入するときには光を放つ。

帝の二女

洞庭の山

つねに江の淵、レイゲンの風に遊び、瀟湘の淵にゆきかう。これ九江の間にあり。出入するときには必ず飄風・暴雨をともなう。洞庭の山には怪神多く、状は人の如くで蛇をいただき、左右の手には蛇を持つ。

即公の山

亀のようで白い身、赤い首、これは火をふせぐによい。

山の神

篇遇の山より栄余の山に至るまで

鳥身で竜首、その祠の毛には一羽の牝豚を傷つける。


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