道場日記
(注意!ここに書かれた内容はあくまでもHP管理人・野下の私的な感想であり、京橋・関目道場の総意ではありません)
06月29日
きょうは合宿の話を。
私は道場で「合宿はキツイ」と言っています。「合宿なんてラクチンポンだよ」と言って、実際に行った人に「先輩、全然楽じゃないじゃないですか!」と言われたくないから本当のことを言っています。普通、極真の合宿では、夏ならば山でマラソン大会とか、海に行って泳ぐとか、そういう遊び的な要素があるものです。が、中村道場に限って言えば、朝から晩までみっちり稽古です。「せっかくお金を払って合宿に来ているのに、遊んでいてはもったいない」という中村師範の考えから、こういう形になっているそうです。
ただ、内容自体は普段の稽古とそう変わりません。準備運動、基本、移動、それから帯別に分かれて移動や型をジックリとやります。青帯くらいまでは移動も型も簡単ですし、指導員もムチャはしませんので、私が言うよりもはるかに楽だと思います。が、緑帯以上、特に茶帯は五本蹴りを延々と(それこそ10分以上延々と)やったり、いきなりセイエンチンをやりなさいと言われたりと、かなり要求が厳しくなります。師範に集中して見ていただく時間も長く、一時たりとも気を抜くことはできません。私は緑帯で初めて合宿に出ましたが、出るたびに内容が厳しくなっていくように思いました。高級者は、それだけのことが要求されるということでしょう。だから、白帯などまだ下級のうちに合宿に出て、「こんなペースなんだ」ということを知っておくのは大切だと思います。どっちみち昇段審査を受けるまでに一般部は4回、合宿に出なければなりませんし。
ちなみに3日間出られない人は、1日だけの参加もできます。出るなら初日か2日目をおすすめします。3日目は午前が審査会で、午後からは発表会(みんなの前で代表者が型をやったり、試し割りをやったりします)なので、審査を受けない場合、ちょっと型をやって終わり、ということになるでしょう(ちなみに審査を受ける人は3日間参加しなければなりません)。1日目は午前は普通の稽古、午後からはとにかくガンガン移動稽古になると思います。夕方は茶・黒帯研究会で、一般部ならば緑帯以下でも参加できるかもしれません(当日の人数が多すぎたら参加できないかもしれません)。ライトスパーや補強をすると思います。
一番のおすすめは2日目で、午前は普通の稽古、午後は周辺支部からも参加者が来て、最大規模の人数での稽古になります。このときはサンドバッグやミット打ち、回転胴回しの練習などもやると思います。合宿のなかでもっとも充実した稽古ができる時間ですので、少ししか参加できないという人は、ここをおすすめします。
3日間行ってくたくたになって得られる充実感は、何者にもかえがたいものです。こんなに集中してがんがん稽古をできるときも、そうないと思いますし、中村師範に教えていただける数少ない機会です。きついことを承知で、1人でも多くの人に参加していただけるよう願っています。ちなみに夜は焼き肉大会です。ビールもありますので、大いに食い、大いに飲んで他の道場の人と親交を深めてきて下さい(未成年は飲んではいけませんよ!)
*07月01日に手術することになり、入院します。7月上旬はまったく稽古に行けなくなります。みなさんにはご迷惑おかけしますが、私が戻ってきたときには上達ぶりにビックリするくらい、稽古に励んでおいてください。押忍!
06月27日
先日のウエイト制の型講習会で比嘉先輩が習ってこられたバッサイ大を、26日の土曜日に教えていただきました。少し特殊な動きがありますが、五十四歩ほど長い感じもせず、割と早く覚えられます。
前期夏合宿(7月17〜19日)の締め切りが迫っています。7月2日です。みなさん奮って参加して下さい。他支部では海で泳いだり、川で遊んだり、マラソン大会をしたりとエンターテイメントの要素もありますが、中村道場はそういう遊びはまったくありません。とにかく朝から晩(夕方)まで、汗だくになって稽古、稽古、また稽古です。きちんと休憩時間はもらえるので、ぶっ倒れたりすることはありませんが、確実にへとへとになります。しかし3日間やりとげれば「こんだけやったんだから強くなっていないわけがない」という変な自信がつきます。田ケ原先輩や住谷先輩といった世界レベルの選手と一緒に稽古ができるのも、貴重な経験になるでしょう。ちなみに1日、2日しか行けないという人は、2日目がオススメです。午後は強化稽古なので、近畿各地から集まった黒帯の先輩と、かなり密度の濃い稽古ができます。
06月19日
昇段審査が終わってから筋トレを再開したので、もうとにかく積極的に食っています。おかげでちょっと太めになってしまいました。
あんまり脂肪をつけすぎるのもなんなので、最近の自主練ではアンダーアーマーというアンダーウェアの冬用を着てやっています。保温機能があるので、ちょっとしたサウナスーツみたいになるのです。まあきょうなど蒸し暑かったから汗が出ること出ること。終わってみれば2キロほど体重が減っていました。しかし、これはほとんど水分。肝心なのは、心拍数と体温を上げた状態を長時間、維持することなのです(と思っています)。
これから夏に向けて、絞りやすい時期になりますので、ダイエットを志している人は少し厚着をして、たくさんサンドバッグを叩いてみることをおすすめします。
06月14日
全日本ウエイト制が終わりました。中村道場からは松岡選手が軽量級で、池本選手が中量級で準優勝と活躍しました。
個人的な感想。私は1日目しか見に行っていなかったのですが、顔面殴打が非常に気になりました。極真のルールでは顔面殴打は禁止されているので、顔面に当ててしまうという行為自体は厳しく罰されるべきだと思います。ただ、故意にしろ、故意でないにしろ、顔面に向かってくる突きを食らってしまうというのは感心できません。なんのために普段の稽古で顔面ガードの重要性を説いているのでしょうか。上段蹴りだけ警戒していればいいのでしょうか。そんなことはないと思います。空手があらゆる場所での素手での格闘を想定している以上、顔面に向かって飛んでくる突きを、とっさに交わすことができなければ意味がないと思います。
ところが、顔面突きをもらってしまい、顔を押さえて痛がったり、その場に倒れ伏したり、場合によっては試合続行不能になって担架で運ばれる選手さえいました。試合なのですから、顔面殴打で反則ポイントを取ればそれだけ有利になるので、顔面に当たったことを審判にアピールすることも必要でしょう。ですが、アピールしている最中に攻撃を食らってダウンしたらどうするのか。そもそも倒れるほどのダメージを食らってしまったら、その場で終わりだと思います。顔面殴打をもらってダウンを喫し、3秒以内に立ち上がることができなければ、一本負けにしてしまっても構わないのではないでしょうか。そんな致命的な突きを顔面にもらってしまうほど不用心な選手には、勝ち上がる権利はないと思います。こんなことを言い出すと「故意に顔面を突く選手が出てくるのではないか」となりますが、ならば勝ち上がった選手は次の試合で、反則1の状態からスタートさせるなどのペナルティを与えればいいわけです。サッカーの反則カード累積方式と同じようにすればいいのです。
空手家として、顔面に突きを食らって倒れるほどぶざまなことはないと思います。軽量級で優勝した福井選手が、途中で顔面殴打を2回やらかしてしまった試合がありました。1回目はともかく、2回目は大げさに倒れるほどの当たり方ではないように見えました。反則2をもらってしまった福井選手は本気になって相手を倒しに行き、後ろ回し蹴りでダウンを奪いました。一瞬だけしか相手は倒れませんでしたが、審判は即座に技ありを取りました。相手選手が極真の選手でなかったための身びいきな判定ではありません。相手選手の試合ぶりが、審判団に悪印象を及ぼしていたことは否めないと思います。まあ、そのまま続行していたとしても、福井選手が一本勝ちしていたでしょう。
06月11日
最新情報のなかで、松原道場での交流戦優勝者の名前を間違えていました。正しくは高原(誤)→桑原(正)です。すみません。
明日からいよいよウエイト制ですね。自分は会場スタッフとして行くので、試合はほとんど見られないかもしれませんが、観客として行く人は、よく見てきて下さい。
今月の月刊空手道の脱力の特集が面白かったです。これまで脱力の話は、頭では理解できるけど、具体的にイメージしづらいものが多かったのですが、これはよく分かります。きょう、道場で少しやってみましたが、なかなかいい感じです。ムエタイみたいなキックが蹴れそうです。
06月04日
道場にウエイト制の観戦ガイドがあります。ちょっと面白いので、見てもらったらいいと思います。会計の机の上に置いてあります。
06月12、13日は必ず府立体育館に行きましょう!と道場でも口を酸っぱくして言っていますが、本当に必ず行くようにして下さい。どちらか1日でも結構です。一本勝ちが出て面白いのは12日だろうし、レベルの高い組手が見られるのは13日だと思います。どっちか1日だけでも結構です。勉強になりますから。
私は13日はどうしても避けられない私事で参加できませんが、12日は行きます。ちなみに会場スタッフとしての参加ですので、グッズコーナーで一撃Tシャツとか売ってるかもしれません。それじゃ試合が見られへんやん。一観客として参加できるのも、茶帯までです。じっくりと全国最先端、いや世界最先端を見学するチャンスですので、必ず行きましょう。必ずですよ、押忍。
06月03日
ごぶさたです。しばらく仕事で留守にしておりました。1週間以上、稽古をしないと、どうにも感覚が狂います。仕事先でシャドーやジョギング、筋トレくらいはやるものの、どうしても実際に何かを突いたり蹴ったりしないことには、空手独自の打撃筋肉(勝手にこう呼ぶことにします)がなまるような気がします。特に腰や背中、股の裏側といった、普段使わないところが。
きょうは前屈立ちの移動について少し書いておきたいと思います。初心者はどうしても踏み替え(前に出ている足を一度動かしてから、踏み出してしまうこと)をしてしまいがちです。前屈立ちの移動は、前足の脱力、後ろ足の蹴りのバランスが重要です。これがきちんと出来るようになれば、組手立ちのときの足さばきが、実にスムーズに行くようになりますし、動きながらでも突き、蹴りをスムーズに出すことができるようになります。踏み替えをすると、前に出ている足の力だけで動いていることになって、後ろ足の蹴る力はほとんど使っていないことになります。この動き方では、まったく組手につながりません。
最初は難しいかと思いますが、前足を動かさず、後ろ足の蹴りを意識して稽古すれば、コツがつかめると思います。前屈立ちの移動は、空手で必要な足腰の強さを作るのにもっとも適していると思いますので、ぜひとも早めにマスターできるように心がけて下さい。自分は昨秋、ギックリ腰でバーベルスクワットができなくなったときに、代わりの稽古として前屈立ちで延々と道場を歩き回っていました。10分も歩き回れば、結構いい鍛練になります。