日本全国、数多いシトロページ。こんなに濃いエアコンメンテはきっとここだけでしょう。 激闘エアコン編!午後の風景 とりあえずクーリングユニットを外すべく取りかかりました。日本では普通使わない16mmと22mmのオープンエンドレンチが必要でした。フレアーナットレンチだとなおよいと思います。なぜか私はKTCのこのサイズをもっていました。 渾身の力を込め反時計回りに4つとも外します。ハンマーをうまく使うとカランと緩みます。このときレンチが長いと苦労しますので、これからエアコン修理をやる方は短いのを用意するか、サンダーで切ってしまった方がいいと思います。外さないまでも軽度の場合増し締めで漏れが止まる場合もあります。 100×100×30mm位の部品が10万位とは西武自販はなんていい会社でしょう。これがトヨタ共販だとなんとエバポレーター全体で約2万円もします。(皮肉) 銅管とクーリングユニットのつなぎ目の部分にOリングがついてます。噂によると純正のOリングは弱く、ちぎれて結果エキスパンションバルブが詰まるそうです。 近所の部販で国産の耐油、耐薬品タイプのOリングを用意しました。(300円位)後はエキパンバルブを掃除機の先に細い管をくっつけたので吸引して、ガス漏れ防止剤をOリング部分に塗りたくり元通り組み上げます。このとき半端に締めるとまたガスが漏れてきて同じ結果になりますので、脳血管が切れる寸前の渾身の力で締め込みます。 後はガスと同時にオイルも漏れるわけですから、オイル(オイルは添加剤が入ったタイプが漏れ止めに効果がありそうです。)を補充し真空引きの後ガスを500g位詰めて冷えればすべて完了です。
エンジンのオイルパンに近い方がガス側(赤、低圧)もう一つが液側(青、高圧)です。エンジンが熱くなっていると火傷しますので、エンジンが冷えた状態でやった方が無難です。 ちゃんとしたマニホールドがあれば高圧、低圧両方に接続します。簡単キットの場合は低圧側のみ接続します。真空引きは真空ポンプが無ければ出来ません。ガスを使いエアパージする方法もありますがおすすめできません。 ガスつめは最初の1本は真空引きをしているので一気に全部入ります。一本目位でプレッシャースイッチがONになるので、2本目からはエンジンをかけエアコンをONにして行います。このときエンジンが冷えていればコンプレッサーON時のみ電動ファン(ラジエターの)がまわりますので、エアコンの送風を内気、最低にして 注、NAVI誌にてBXのスイッチはスライド抵抗になっているとのことですが間違いです。ちなみに私は全部の端子電圧、抵抗を測定しました. と書きましたが、最近測定してみたら、10kオームの摺動抵抗が入っていて、エアコンの効きを調整できるようでした。本当にどうもすいません。 低圧側からガスを詰め込みます。コツは「20g位入ったら1分休み」を繰り返します。入っているかどうかはガス缶をつかんでいるとヒュッと温度が下がりますので分かります。当然圧力が上がっているので、コンプレッサーON時(ファンがまわる)でなければガスは入っていきません。 このときある程度ガスが入ると高圧10kg/cm3、低圧2kg/cm3位で送風が涼しくなってきます。実はここだけの話、ガスは結構少なくても冷え方は全く変わりませんので、少な目に入れるのがコツなんです。多く入れるとコンプレッサーの負担が大きくなります。サイトグラスでブクブク見えて結構冷えるという状態がベストです。入れすぎるとグラス中にヌルヌル油が流れる感じになります。ここで注意することは一度にたくさん入れないことです。バルブのすぐ後はコンプレッサーですので対比でオイルの割合が低くなってしまうからです。 NASAのエアコンオイル添加剤入りはコンプレッサーの動作が軽くなります。漏れ止めにも効果があるらしいのでおすすめします。ガスが漏れるということは、オイルも必ず漏れています。その証拠に大勢の方の左ハンBXはアクセルペダルのところに油のシミが出来ているはずです。これはエアコンクーリングユニットから漏れているまごうかたなき証拠です。
フロン12(250g入り)-----¥1,500×3本 エアコンオイル NASA----¥800×1本 バキュームグリス---------¥1,200 Oリング(大小)-----------¥300 計¥6800 なぜか、最初の見積もりよりも193,200円程出費を削減できたようです。 町工場オヤジAは私が自分で直してしまったのでものすごく感心し、普通自分で直してしまうような奴はいないとあきれながらも誉めてくれました。それ以後私の実力を認めてくれ(?)ました。そのせいか、あの時の見積もり料は請求されませんでした・・・・。(不思議!) しかし、こればかりは電装屋を責められません。プロは絶対確実な修理法を選びますのでエバポレーターの新品交換に落ち着くわけです。 素人なら直らなくともまたやり直したり、違う方法を考えたり出来ますが。プロはこうはいきません。なにせ1時間7000円の工料ですから、何度もアホなことをやっていたら50万位はかかるでしょう。 それからBXはレシーバー&ドライヤーのフィルターが詰まる例が多いようです。詰まるとバイパスして流れますので、エキパンバルブが詰まってしまうようです。私も対策はしていませんが、詰まったらあきらめて国産のヤツに交換する予定です。 みなさんもプロの手に預ける前に自分でなるべくがんばってみましょう!だめでもともと直ったら儲け!そのへんはなるべく私が応援します。 難易度・・・・レベル7 注意点 その、1 真空引きはちゃんとやること、30分以上が目安です。もしも水分が残っているとフロンと化合してPH3位の強い酸になります(CFC12はオゾン層破壊フロンで、化学反応が非常にしにくい(燃やしても燃えない)ので多少水分が残っても壊れません。HFC134aは、ほんの少しでも水分が入ると、分解し、フッ化水素が発生してコンプレッサーを破壊します。)銅パイプが酸化し破れるかもしれません。(まだ聞いたことはありませんが) その、2 道具はどうするのか?これは小さい専門店の電器屋さん(某小島さんや某淀橋さんのような電器屋さんでは道具すらもってないんですよ!)からいつも電化製品を購入して馴染みになっていれば貸してくれるかもしれません。まして上得意ならつき合ってくれるかも、(町の電器屋さんは商売人ですが元々技術屋なので技術力&義理堅い!)いっそ仲間内で一つ買ってしまってもそれまでです。 マニホールド&真空ポンプ&真空計で10万位です。ただ、ガスを詰めるだけの器具でしたら3000円位で何とかなります。(どちらもなぜか変動します。)コンプレッサーロック交換!で普通修理代15万円くらいです。隣町の外車ブローカーが標準はサンデンですが、わざわざ日本電装のコンプレッサーに交換したらしいです。死ぬほど冷えるので内気循環に出来ないそうです。マウント方法は不明です。誰か知っていたら教えてください。 その、3 できるだけ暖かく天気の良い日にやりましょう。気温20度以上が望ましいです。 その、4 いずれにしても一度できっちり直してフロンが漏れないようにする事です。ご存じのようにCFC12、1gで25年後に、約10万g(100kg)のオゾンが破壊されます。温暖化に関しては二酸化炭素の7100倍です。 オゾンが破壊されたり、地球が温暖化して海水面上昇などしてはシトロエンスーどころの騒ぎではありません。我々のつけを子供や孫の世代に残してはいけません。 しかし回収システムが全くない20年後の日本の上空には残念ながら、オゾン層は全く無くなっていると思います。 インターネッターならご存じでしょうが、現在諸外国では1日の日射量を15分以内にするように行政指導しています。(日本は今のところ情報封鎖をしてます。)ダイオキシン(現在日本ではベトナム戦争の3倍位のダイオキシンが放出されているらしいのですが・・・・・。)以上に危険なので、皮膚ガンになりたくない方は長袖、帽子、日焼止を使いましょう。(皮膚ガンはガン保険ききませんよ!) ※この件に関して詳しい方、私に連絡ください。 |