コワレルヨ!はシトロエン乗りの合い言葉です。

 スタイルがかわいい!、妙にモダンである!ハイドロニューマチックによるなまめかしい脚。等々、シトロエンBXには人それぞれいろいろな楽しみ方があります。
 このページではそんな魅力的なBXの唯一のウィークポイント。そう、やたらくだらないところがコワレルという現実とこうすればもうちょっと便利をリポートしてみたいと思います。
その1----ヘッドライトに水滴が・・・・。

その2----内装がミシミシ鳴く。

その3----デスビからのエンジンオイル漏れ

その4----ラジエターアッパーホースが鱈腹に

その5----エンジン水温が上がらない!

その6----スキーファン必見!BXのドテッ腹を貫通させる

その7----メインのアキュムレーターを交換する。

その8----バッテリーを大容量化してみる。

その9----マフラーを交換


その1----ヘッドライトに水滴が・・・・。

 これはドイツ、イギリスにもよくあるトラブルです。私のBXも「それはなじだか知らないけれど」右側ヘッドライトだけに水がたまっていました。

対策

ヘッドライトのガラスレンズ部分とプラスチック反射部分の境目の隙間から、じわじわ入ってくるようです。
 そこでDIYのお店から、水まわりコーキング剤を購入してきます。(800円位)これはお風呂や台所にも使えますので、1本もっていると何かと便利です。
 はじめにヘッドライトを車から取り外します。BXは上1カ所、下2カ所で固定されていますので、そこを注意しながら、そのまま前に引っ張ればはずれます。
 ここで注意することはヘッドライト固定部になにやらネジが切ってありますが、そこは光軸調整用の刻みですから、間違ってまわさないことです。私はまわしてしまい光軸調整に何時間も費やしました。
 取り外し終わったら、中に入り込んだ水滴を細い棒に布を巻き付けたやつで、隅までうまくふき取ります。
 次に例の継ぎ目部分のちょっとへこんでる部分に、コーキング剤をニョロニョロと一周させます。後はよく乾かし。(半日くらい?詳しくはその商品によって違いますので取説をみてください。)ハロゲンランプを元通りに付けて完成です。

備考

それでも入ってくることがあります。

難易度・・・・レベル1


その2----内装がミシミシ鳴く。

 これはBXの内装のチリの合方が悪いためです。(豊田さんや本田さんはギシギシいわないようです。)特にBXは小物いれが妙に充実いているために、この傾向が強くなるようです。

対策

 やはりDIYで売っているシリコンスプレー(アーマーオールでもいいと思います。)をインテリアのチリの部分に吹き付けます。最近話題のシリコングリースだともっと効くと思います。このとき、考えられる各摩擦部分に、徹底的に塗りつけるといいようです。特に、ハンドルを回すと擦れて、キュキュと鳴く方は回転部分に塗りつけると耳障りな音が止まりますので是非やってみてください。BXの合成皮革のインテリアはとかく鳴きやすいと思います。

備考

 多少はあきらめた方がいいと思います。普通、車のインテリアはネジやボルトでついていますがBXはビスは使わずに、ただはめ込みになっている箇所ばかりです。つまり設計の問題ですね。

難易度・・・・レベル2


その3----デスビからのエンジンオイル漏れ

対策

 これもお約束のトラブルです。GTI関係はコンピューター制御なので外しても絶対ポイントは、ずれません。しかしTRI系はガバナー内蔵なので、外すと合いマークを合わせなければなりません。はめつけるとき、目で見ながら確実に合わせてください。不安なら外す前にマジックで印を付けておいた方が無難です。
 一概にOリングがヘタるようです。やはり同サイズの国産耐油パッキンを用意します。しかし私のデスビはベアリングのギャップが拡大し、なんと接点室から漏れていました。(赤矢印)こうなると大変です。私は内外両方にOリングをはめてオイルの流入自体を制限しました。時々点検していますが、今のところは焼き付いていないようです。

備考

私の方法はあまりすすめられません。デスビが焼き付かない程度に、みなさんも気をつけてやりましょう。

難易度・・・・レベル2〜3


その4----ラジエターアッパーホースが鱈腹に

対策

 これはアッパーホースの交換しかありません。BXのエンジンは熱の発生量が非常にでかいので、冬はすぐ暖かくなって嬉しいのですが、そのせいで特にアッパー側が傷むようです。突然破れてオーバーヒートなどしないように、やばくなっていたら、即交換しましょう。新車から8年くらいが鬼門です。
 交換は冷却水をラジエターから抜き、(その水は取っておく)金属のストッパー(黄の矢印)を外してエンジン側、ラジエター側を引っこ抜きます。同じようにホースを取り付けたら、先ほどの水をラジエターのキャップを外し注入します。普通、全部はもと通りには入りませんので、キャップを開けたままエンジンをまわしエア抜きをします。全部もと通りに収まれば完了です。アッパーホース部品代は3600円位でした。

難易度・・・・レベル3


その5----エンジン水温が上がらない!

 原因は2つあります。大多数はサーモスタッドが錆び付いて、動作不良。もう一つはセンサーか水温計の故障です。
 サーモの場合は最初はなかなか温度が上がらず。渋滞などにハマルと水温計が急上昇(100度位)。もしくはすぐにオーバーヒートする。等々。
シトロエンは特にセンサーや計器が逝きやすいので、センサーの確率はわりとあります。

対策

 私の場合は前者でしかも車歴6年目なのでどっちにしろサーモはだめであろうと交換を試みました。サーモの位置はラジエターアッパーホースのエンジン側付け根(青の矢印)に付いています。付いている方向、向きをよく覚えておいて、新品に交換します。サーモスタット部品代は3000円位でした。

難易度・・・・レベル3


その6----スキーファン必見!BXのドテッ腹を貫通させる

 私はエグザンティアについている。この便利な機能がうらやましくて(ホントはエグザンティアがほしかったのですが・・・・。)これをBXにも実現すべく挑戦しました。1人でスキーに行くときはキャリアがいらなくなります。
 まず、リアシート背中部分をを取り外し(10mmのソケットで外れます)肘おきを取り外します。次にドリルで4カ所に10mm位の穴を開けます。そこからジグソーがあれば楽ですが、普通は金鋸の刃の部分だけで地道に切り落とします。(手で握る部分はガムテープをグルグル巻き付けてください。)ベンツと違いそんなに堅くないので、(実はお客さんのベンツを切ったことがあります。さすがに、なかなか切れなかった!)わりと簡単に切ることが出来るはずです。うまく切り抜いたら、角のギザギザをヤスリで、きれいに落とします。(怪我防止のため)指で触って角が無くなれば完成です。後は肘おきとシートを元に戻して完成です。

 私はこれが完成してやっとスキーキャリアを外しました。今までは秋以外は付いてました。月山スキー場が近いのに夏でもキャリアをつけていると結構カッコ悪いものです。機構上、一人分の穴しか空かないのが残念です。肘おきを無視してもいいなら2人分入る穴を開けることが出来ます。スキーに傷が付きそうなら黒のガムテープで縁取りするといいと思います。
 スキーがK2(アメリカ)なのはご容赦ください。そのうちロシニョールも買います。(^o^)

備考 サンダーかジグソーが無いとけっこう辛いです。

難易度・・・・レベル2〜3



その7----メインのアキュムレーターを交換する。

 Gtiシリーズのアキュムレーターは交換しにくい部品のひとつです。

 ノーマルグレードのBXはオイルパンもそれなりなのでチェーン式のレンチが入りますが、Gti&16vシリーズはオイルパン拡大の結果球のメンテナンス性が悪くなっています。

方法

 まず初めに楢林さんに相談しました。その結果ベルト式のレンチを用意したのですが、チト大きさが合いません。そこでレンチを切ってステンレスのワイヤーで延長しました。

 いざ、交換です。楢さんに教わったとおり、エアコンのホースのクランプを緩めて、次に圧力抜きボルトをシューーーと緩めて準備OKです。

 球にレンチをかけていざ回すとこれが長年の固着でなかなか堅い!そうこうしているうちにレンチが切れてしまいました.....。

 再び楢さんに相談した結果、プレッシャーディストリビューターをエンジンブロックに固定しているボルトを緩めてオイルパンとの間を開けて、チェーンのレンチをかけてプラハンでコンコンと叩いて回す。というモノでした。午後からおなじみのGSに行ってリフトを貸してもらって、作業再開です。

 リフトの上で再び圧力を抜き、問題のボルト(3本でエンジンに止まっています。)を少しずつ緩めます。かなり緩めたところで、チェーンを玉にかけます。球の真ん中にしっかりとかけた後プラハンでゴンゴン叩いていたら少しずつ緩みだしました。後はレンチを外して手で緩めます。

 実はこのプレッシャーディストリビューターがLHM漏れのメッカです。パイプとの継ぎ目から、やはり私のも漏れていましたので、ナットを増し締めしておきました。

 後は球を手で締めて、圧力抜きボルトをしめて、固定のボルトも締めて、クランプを戻して完了です。エア抜きは特に必要ないそうです。

 球を交換して激変しました!ブレーキはスーーーと効くようになり、車高も1日位なら落ちません。これは今までいかに圧力が抜けていたかが分かります。皆さんも5年以上たったら交換しましょう。

難易度・・・・レベル3


その8----標準のバッテリーを大容量化する。

BXは電気の消費量が大きいクルマです。特にスタート時は国産車よりも大電流を必要とします。特に冬はオイルの粘度が高くなって始動が大変です。そこで国産メーカーのガイシャ用のバッテリーについて考えてみましょう。

形式 電圧(V) 5時間率

容量(Ah)

普通充電

電流(A)

総高 箱高 幅  長さ 質量(kg) 比重

(20度)

下部形状 排気

構造

54459 12 35 4.4 190 190 175 211 12.5 1.28 B3 一括
54519 12 36 4.5 175 175 175 249 14.0 1.28 B4 一括
55040 12 40 5.0 175 175 175 249 14.9 1.28 B3 一括
55530 12 44 5.5 190 190 175 246 16.0 1.28 B3 各セル
56216 12 50 6.2 190 190 175 246 15.0 1.28 B3 各セル
56316(55415) 12 51 6.3 175 175 175 291 16.8 1.28 B4 各セル
56618 12 53 6.6 190 190 175 303 19.5 1.28 B3 各セル
58515 12 68 8.5 175 175 175 354 22.0 1.28 B3 一括
59217(58815) 12 74 9.2 190 190 175 381 25.0 1.28 B3 各セル
60038 12 80 10.0 190 190 175 353 25.0 1.28 B3 一括
B3タイプ(厚み10.5mm)
B4タイプ(19mm)

私のBXGtiには標準で55530がついてきました。オルタネーターの容量は、

900rpm----54amps,1800rpm----75ampsです。サイズから見ると56316か56618が合うのでは無いでしょうか?容量が大きくなれば、始動性やカーオーディオの音質が良くなりそうですが、今度はオルタネーター、レギュレータに負担がかかるかも知れません。詳しい方、ぜひとも教えてください。

難易度・・・・不明(こればかりはやってみないと分かりません。)


その9----マフラーを交換

私のBXも8年目にして遂にマフラーが腐りました。そこで英国ANDYSPARES社よりマフラーを輸入して交換しました。

左の写真は当家のガレージ。とりあえず、古いマフラーを取り外すとその中から大量の赤錆が....。まともに喰らいました。(笑)

中を覗くと予想通り内部が完全に崩れ落ちています。

これではうるさかったわけです。

ANDYからはマフラー本体とクランプ、ゴムの釣り下げ、触媒までのパイプを輸入したわけですが、実際に交換するとクランプ、釣り下げのゴムは再利用可能でした。

実はパイプも今回は交換不要でした。もっと考えて注文しなければいけません。

真新しいマフラーが光ります。排気音もかなり静かになったはずです。

実はこの作業では、取り外しよりも取り付けに時間がかかりました。(ホントは輸入が一番大変です。)

総作業時間は約1時間です。

難易度・・・・2


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