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↑このあたりは大隅南部県立自然公園に属しており、ウミガメが産卵のために上陸するところとしても知られている。
 訪れたのが冬であったにもかかわらず、当日は良く晴れていてとても暖かかった。県道沿いに地元の漁師が漁網を天日干ししていた。国道から外れるために、車の往来はとても少ない。

左、右:太平洋。

右:辺塚海岸全景 突然、視界に迫ってきた最初の光景。
左:海岸の南側には一ツ谷川が流れ、海に注いでいる。このような川にめぐりあう機会が今までなかったので感激してしまった。このあたりは民家が少なく、生活排水が川を汚すようなこともない。

 辺塚海岸にたどり着いたのは偶然だった。2000年1月、快晴。当日は、山川よりフェリーで根占に渡ったあと、国道448を横断、内之浦のロケット基地の前を通り、「くにの松原」まで行くつもりだった。山間部を通り抜け太平洋側まで着いたとき少し考えた。だいぶ前に佐多岬をめぐった時は、手つかずのままの海岸線の光景があったような気がする。そして内之浦の海へのちょっとした期待感が広がる。国道448を右折し、県道74を佐多方面に向けて下っていった。突然視界にベージュ色の砂浜.......。自然保護の必要性が訴えられるようになって久しい。このあたりへのアクセスは良くない。鹿児島市内からフェリーを利用しても2時間以上かかる。周辺人口も多くはない。すると手つかずの自然が残った。この最果ての場所に。ここに立って海を眺めていると、本当にそれが実感できる。願わくば、未来永劫このままでいて欲しい。   
(参考資料) かごしま、奄美のきれいな海辺 かくのぶえ 南方新社(1997)


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