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1994年3月31日をもって野上電鉄という和歌山の私鉄が廃止された。
日方ー登山口間11.4Kmの沿線はまさにローカル線という呼び名に相応しく、古びた車両、鄙びた駅舎、そして車窓にひろがる翠の回廊が何とも心を癒し、気のおけない存在であった。
関西では同じく和歌山の南海貴志川線、そして大阪貝塚の水間鉄道も厳しい経営状態が続いていると伝え聞いている。
モータリゼーションの変容とローカル線の経営の健全化は両立が難しいのかもしれないが、しっかりと確実に歩む事ができた、そういった時代より続くローカル線を愛おしく見守っていたい。


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JUNE/25/2005/NO.1