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2005年10月9日撮影
 鹿児島市南部の谷山地区、和田川にかかる潮見橋は1890(明治23)年に造られた。長さが32メートル、幅は4メートルあり、市内でただ一つの3連アーチの石橋である。しかしながら完成から100年以上経っており、橋の老朽化は避けられず、「浸水などから市民の生命や財産を守る責務があり、架け替えが必要」と、鹿児島市は橋の撤去と架け替えを予定しており、年内に着工するらしい。
 私も現地に足を運んでみた。率直な感想であるが、宅地化されたこの一画にぽつりと「明治」の建造物が存在するといったおもむきである。恐らく竣工当時、周りは田園風景が広がるのどかな佇まいであったに違いない。この時代のことだから現在のように自動車が頻繁に往来することなど想定されておらず、また和田川の環境変化によって、本来は棲息するはずのない人為的に放たれた種類の魚が目に留まるといったことなど、その当時の人々が予想したであろうか。
 このまま現状保存を続けるにしても未来永劫にわたってこの橋を存在せしめるのは厳しいだろう。状況が許す限りこの橋を竣工当時の環境に近い田園風景が良く似合う場所に移設してもらいたいと考えるのだが、それではあまりにも懐古趣味が過ぎるだろうか?
潮見橋のその後(2)(発見・鹿児島!blog)
潮見橋のその後(発見・鹿児島!blog)


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OCT/17/2005/NO.13