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投資を始めてからの私の1年

第12章 終わりよければまぁいっか:清算

投資に興味を持つきっかけになった「金持ち父さん、貧乏父さん」と出会ったいきさつ、
株式投資を始めるまでの紆余曲折と失敗談、
それまでにあったいろんなことなど書いてみました。
お暇でしたらご覧下さい。
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『浮く』 けっこう余裕!?
2003年11月。
投資をはじめて約半年が過ぎた。
その間日本株だけでなく、中国へも進出してしまった。
(「第11章 中華はお好き?:中国株」参照)

で、結果は?というと、
日本株 : 4,5万円プラス (資金100万円)
中国株 : 4,5万円プラス (資金100万円)
という感じで、銘柄によって損もしたが、トータルでは損もなく、初めてにしては無難に進んできた。

正直、
「けっこう余裕。株ってそんなに難しくないやん」
とか思っている面もあった。

とはいうものの、売買のタイミング、銘柄選択などできっちりとした基準を作れず、なんとなくで運用しており、何かいい方法はないものかと悩んでもいた。
『聞いてみる』 株式銘柄情報
「ある程度自動化orルーチンワーク化していくには、、、」
と考えていたところ、友人から、株式投資情報を有料で配信しているところがあることを聞いた。
その情報が優れているものであれば、銘柄選択がぐっと楽になり、また自分の得意分野以外の銘柄にも進出できて、活動の幅が広がると思った。
まずは行動ということで、ためしでその情報を入手し、その推奨銘柄を速攻で買ってみた。
(今までうまくいっていたので軽い気持ちで買ってみたんですよね)


3つの銘柄を買った。
(銘柄は有料情報なので秘密です。今ならもういいと思うけど、、、)
結果、

 トータルでは赤字だった。

これはそのとき相場全体が下がっていたこと、私の買いタイミングが悪かったこと、など原因はいろいろあった。
だから投資情報が間違いだったとは言えないし、言うつもりもない。


では何が悪かったかと考えたところ、理由は簡単だった。

 自分で考えなかったこと

である。
もっと考えてタイミングを間違えていなければ稼げていたと思うし、少なくとも損はしていなかったと思う。
それを情報だけを鵜呑みにして買ってしまった私の失敗である。

そのような思慮浅い行動が一番問題であり、どのようなことに対しても十分に考えることが必要であると思う。
考えた末に損したのであればこのような後悔はしていないはずであった。
そして、その考えのどこが悪かったかを検討して次に活かすことができたはずであった。
事実、自分で決めた銘柄に関しては損したときは、まったく後悔しないわけではないが、その損を受け入れ、何が悪かったのか考えることが出来た。


今回はすごく反省しづらかった。
というか、考えなかったことが反省なのでそれ以上は考えが進まなかった。


ということで、投資情報からは一端離れて、自分の投資方法が確立できるように自分で考えることにした。
(あたりまえのことだけど、、、ちょっとした経験だった。)
『再考する』 各種指標
株式投資で考えるべきこと。
それは大雑把に言って3つ。

 銘柄選択
 買いタイミング
 売りタイミング

である。

銘柄選択はまだしも、売買タイミングがわからなかった。
銘柄は
・財務状況がいい
・新製品がでる
・特許など強みを持っている
など会社の銘柄を選ぶ要素はたくさんある。
しかし、その株が今買いなのかを知る指標は四季報の会社状況ではわからない。
そこで、様々な指標に目を向けてみることにした。

株の売買でそれまで目安にしてきた指標としては
・PER : 株価収益率
・PBR : 株価資本倍率
・ROE : 投資対効果
・移動平均線
であった。
特に買い時についてはPERを重視しており、20倍を目安にしていた。
これだけでも、ちょっとした指標になったがIT系は上がりすぎだったので、同業種の企業のと比較して用いたりもしていた。

しかし、PERが20倍以下でよいという理由ははっきりしていないというのが気になり、PBRも同様である。
ROEに関してはそもそもタイミングを計る指標ではない。
移動平均線はゴールデンクロス、デッドクロスなどシグナルとして有名だが、それが出てからでは遅すぎると思ってたので、使える気がしなかった。


ここで他のテクニカル指標を調べてみた。
RSI、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表などなど。
すべてが統計的に出てくるものであり、けっこう使えると思った。
ただし、単体で使えるとは思わなかった。
それぞれ特徴があるので。

結果、いくつかピックアップして、組合せで使うことにした。
ただどれをどう組み合わせればいいのかよくわからない。
「まだまだ勉強だな」と思いながらも、今までのような感だけじゃなくなるかもしれないという感じもつかめたので、かなり前向きになった。


(まだ試行錯誤中なので、いいのができるようになったらまたいつか公開します)
『振り返る』 一区切り
何もわからぬ状態から投資を初めて1年が過ぎた。
「株なんてやるもんじゃない!」といっていた私が1年で変わるものである。

キャッシュフローゲームに始まり、
ネットワークビジネスを見て(しっかりとお断りをし)、
日本株をはじめ、
中国株もはじめ、
不動産もちょこっと買い(ちょっと特殊な話なのでここでは触れてませんが)、
投資信託も買い(これもちょっと特殊。知りたい方はメールください)、
外貨預金検討中(国際的なリスク分散?)

という現在である。

結果は少しではあるが増えている。
少しと言っても銀行とは比較してほしくない程度は増えている。

今まで預貯金中心だったポートフォリオはかなり変わった。
ちなみにこんな感じ。

投資スタート前の資産分布

投資スタート1年後の資産分布

ここからまだまだ発展させていこうと思う。
考えるべきことはまだまだたくさんある。

世の中いろんな投資手法があり、その時期と自分の状態でベストな投資法がある。
これをいかに見つけて実行していくか、ずっと考えていこうと思っている。


長々と書いてきたが、とりあえず私の投資への導入編はこのくらいで終わりである。
当初目標どおり10万円を稼ぐことはできたので、この1年は満足な結果を残せたと思う。


この長い文章の最後に言っておきたいこと、
それは、
「1年間いろいろやってきたが、最も良かったことは

 人との出会い

であった。」
ということである。

本も読み、ネットも見てきたが、一番役に立ったのは「人からの情報」だった。
良いことを言う人もいれば、悪いことを言う人もいる。
しかし最も正直な意見が聞ける。
本は売れるように書く。
ネットは法人サイトでは利益誘導があり、個人サイトではどんな人が書いてるのかわからない。
人は会ってみると人となりからいくらか判断できる(と思う)。
自分自身の利益のためだけに言っている人もいれば、親切で言ってくれる人もいる。
付き合っているうちにそれは徐々にではあるが見えてくる。
そしてその判断さえ間違えないようにして、自分に活かせば、どんな意見も役に立つ。
今行っている投資も結局は人と話した上で決めたものであり、人の意見はとても重要で役立つものであると思った。


人は幸せも不幸せも運んでくれる。
でも、不幸せを運ぶ人は何もしなくても持ってきてくれるが、幸せを運ぶ人は自分で探さないと出会えないと思う。
だから私は今後も人との出会いを求めて外に出て、いろんな人と話をするつもりである。

自分が幸せでいるために。
そしてできれば自分が人に幸せを運ぶ人になれるように。


(終わり)