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表紙目次<左利きプチ・アンケート>目次><左利きプチ・アンケート>第48回

2008.1.26

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リクルートのフリーマガジン『R25』2007年12月6日号(no.170)左利き記事に
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(初出)2008.1.26(最終)

<左利きプチ・アンケート>第48回
「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか?

<左利きプチ・アンケート>第48回 「ぎっちょ」は差別的な言葉だと思いますか? 

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「僕が君みたいな鞄をさげていたころには、右手ですぐ出せるように、鞄を左側にさげていたもんだよ。君は鞄を右側にさげてるけど、それじゃ出しにくいだろ」/.../「だって、そいつは左ぎっちょだもの」.../「石を投げるのも、ぎっちょだよ」...
  ドストエフスキー/著 原卓也/訳『カラマーゾフの兄弟(上)』
     新潮文庫(昭和54年発行/平成16年改版/平成18年62刷)
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左利きを表す言葉には、古来からのものとして「ぎっちょ/左ぎっちょ」があります。
しかし、昨今ではあまり使われなくなりました。

それは、この「ぎっちょ/左ぎっちょ」という言葉を「差別(用)語」とする考えがあり、使用を自粛する傾向にあるからです。

ただ、「差別(用)語」「放送禁止用語」でネット検索してみますと、リストアップしているケースもある反面、必ずしも掲げられていない場合もあります。

障碍に関係する言葉に比べますと、どちらかというと中間的ないわゆるグレーゾーンに位置する言葉のような気もします。

「ぎっちょ/左ぎっちょ」の語源としましては―

一つは、「不器用」を「ぶきっちょ」というように、「左器用」のなまったものが「左ぎっちょ」となり、その「左」が省略されて「ぎっちょ」となった、とする説があります。

※ 参照:大路直哉/著『見えざる左手』三五館(1998年)「III―未来の平衡感覚/手は口ほどにものをいう/ぎっちょの表裏」182p

左利きの人は器用である、あるいは器用に見える、というところから、こう呼んだと考えられます。

もう一つは、「毬杖(ぎちょう/ぎっちょう/ぎっちょ/きゅうじょう)」という古い遊び(平安時代の宮廷遊戯で、ホッケーに似たスポーツ)があり、左打ちをすると、相手は打ち返すのが困難だそうで、左で打つ人を「左毬杖」と呼んだ、という説。

※ 参照:色々なサイトで報告されている情報で、ここでは、左利きの先輩の「kame」氏のサイトを挙げておきます。
・少し過激な左派的感想 (kame's Southpaw Page)
http://www.ne.jp/asahi/home/kame/ja/southpaw/zakkan.htm

左で打つのは難しいことで、それができる人は器用な人だ、という褒め言葉でもあった、と考えられます。

共に器用な人を指す褒め言葉と考えられますが、反面、逆に反語表現だという考えもあります。
すなわち表面的には褒めているが、実際の心情はその逆で、けなしている表現であるというものです。

本来右で打つものを左で打つのは偏屈者のすることだ、といったところでしょうか。


昔、左利きの子は、この言葉を囃子言葉にしてよくいじめられたものでした。
左利きの人の中には、今でも嫌な記憶として、この言葉を嫌う人も大勢います。

ところが、今日「差別(用)語」としてこれだけ使われなくなると、何かしらこの言葉がかわいそうな気もしてきます。

語源からいっても決して悪い言葉とは断言できません。
一方的に「差別(用)語」と決め付けるのはちょっとどうかという気もします。

もちろん、だからといって差別的な意味で、差別する状況で使われていた、という事実を消し去ることはできませんが。

(私見ではありますが、左利きにおいては、「ぎっちょ」という言葉の持つ差別性よりも「矯正」や「なおす(直す/治す)」という表現の方がよほど差別的である、と考えられます。明らかに左利きは欠点、不都合なことを意味しての表現です。
しかし、こちらの表現は「差別表現」としてどこからも禁じられてはいません。おかしいのではないか、という風潮はありますが。)

あなたはこの言葉「ぎっちょ/左ぎっちょ」は、差別的な言葉だと思いますか。

以下の中から最もふさわしいと思うものを一つ選んでください。

*投票者の利き手別で選択肢を用意しています。ご自身でご自分の利き手を右もしくは左と、どちらか判断した上で投票してください。

*一言言わせて、という方は投票後に表示されます一番下の「ご意見ボード」をご利用ください。貴方のご意見ご感想をお聞かせください。


1(右利きの投票者)差別的な状況でも使われていたから差別言葉だ
2( 〃 )必ずしも差別言葉とはいえない
3( 〃 )元々褒め言葉であり差別言葉ではない
4( 〃 )どちらともいえない
5(左利きの投票者)差別的な状況でも使われていたから差別言葉だ
6( 〃 )必ずしも差別言葉とはいえない
7( 〃 )元々褒め言葉であり差別言葉ではない
8( 〃 )どちらともいえない



現在の結果を見る(ご意見ボードはこちら)

投票結果

実施期間2007.12.23-08.1.26(5週間・総数42/R18:L24)

(右利きの投票者) 差別的な状況でも使われていたから差別言葉だ 7
( 〃 ) 必ずしも差別言葉とはいえない 3
( 〃 ) 元々褒め言葉であり差別言葉ではない 1
どちらともいえない 7
(左利きの投票者) 差別的な状況でも使われていたから差別言葉だ 4
( 〃 ) 必ずしも差別言葉とはいえない 12
( 〃 ) 元々褒め言葉であり差別言葉ではない 4
( 〃 ) どちらともいえない 4

ご意見ボードへの書き込み

≫今でも銀行などに行くと年配の方に「あ〜この子ぎっちょや〜」「あんた、ぎっちょか?」と必ず言われる...。言い方があきらかに褒めていないのでそういう意味もあったとは知らなかったです。【NANAKO│08/01/25 0:33:16】
≫「ぎっちょですか?」と聞かれるよりは、「ぎっちょなんですね」って言われるほうがまだいい。【ぶらっくまんぼ│07/12/26 0:09:13】
≫家族の会話では差別的言葉として使われていません。【ふっさ│07/12/22 22:35:49】
≫最近は差別的に使う人はほとんどいないと感じる。幼い時にはお年寄りから「かわいそうに」と言われたが・・・。【みかたけん│07/12/22 10:31:50】

過去に実施した<左利きプチ・アンケート>

↓ 過去に実施したアンケートはこちらから ↓

<左利きプチ・アンケート>目次

2007年12月6日から東京近辺で配布されましたリクルートのフリーマガジン
『R25』2007年12月6日号no.170
「ランキンレビュー/雑学/右利きが左利きより多いのはなぜ?
で、紹介されました。(2007.12.8)

〜過去に実施した主な<左利きプチ・アンケート>
第1回 左利きイメージ調査
第2回 左利きで困ったこと(物理的バリア編)
第3回 左利きの子に右手使いを試みるか否か
第5回 左利き?と思うのはどんな仕草ですか
第7回 左利きでも字は右手で書くべきか
第11回 「利き手(左利き)の矯正」という言葉をどう思いますか
第17回 学校での配膳は左利きの子も伝統的ルールに従うべきか
第29回 左手での毛筆(習字/書道)は是か非か?
第32回 非利き手使い指導を受けたことがありますか

●利き手調査テスト関連アンケート
第14回 貴方の利き目は右左どちらですか
第20回 利き手調査1回目―側性係数を調べてみよう
第22回 エディンバラ利き手調査
第23回 利き手調査3回目―H.N.きき手テスト
第24回 利き手調査第4回chapman利き手テスト
第28回 利き足を調べてみよう・チャップマン利き足テスト

(自己申告による利き手別の投票アンケート)
第33回 新版・利き手調査第1回―利き手テスト側性係数を調べる
第35回 新版・利き手調査第2回―エディンバラ利き手調査
第37回 新版・利き手調査第3回―H.N.きき手テスト
第39回 新版・利き手調査第4回-chapman利き手テスト
第41回 新版・利き手調査第5回 マクマナスの利き手テスト
第46回 利き手テストと意識の一致度は?

○最近のアンケート
第34回 あなたの父母は右利きor左利き?
第36回 利き手は変えられると思いますか
第38回 LYグランプリ2006 があったら…
第40回 スポーツで左利きは有利だと思いますか
第42回 左利きの日はどっちがいい?
第43回 タレントさんの左手使いは気になりますか
第44回 じゃんけん、ポン!はどっち?
第45回 左利きのための生活技術指導者・コーチは必要か?
第47回 左利き(利き手)研究会は必要?参加協力する?
第49回 新版・利き目は右左どちらですか?
第50回 左利き環境は昔よりよくなったか?

(最新版)「表紙」で受付中!
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特に右利きの方のご参加をお待ちしています。

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「親力で決まる子供の将来」No913 2007/12/26号で紹介される!
『R25』2007年12月6日号no.170
「ランキンレビュー/雑学/右利きが左利きより多いのはなぜ?
で、紹介されました。

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