
今日は刑弁と民弁講義。実務修習に向けての話や前期修習の感想発表など。刑弁教官は「法曹はサムライたれ」そしてモットーたる「自分には誇るべきなにものもない」との講話。特に民弁のK教官は今年中に任期が切れるため56期は最後の授業。とにかく感謝でいっぱいです。
3コマ目の所長講話はとてもためになる、ありがたいお話であった。教室に戻りクラスの全教官のお話や質問。
当然のことだがこれで終わるわけは無く、12組は六本木に場所を変えてご苦労様&頑張ろう&教官お世話になりました、という立食パーティ。これから1年会えなくなるクラスメートや教官との話に花を咲かせてみたり、一部の面子が仮装を始めてみたり、検察のI教官はやっぱり自慢の手品を披露したり、そして教官最古参の田中教官が本邦初公開のアカペラを披露なさったりと大盛り上がり。そして民弁のK教官にクラスメート一同お礼。クラスを代表してクラス最長老のYさんが「判決文」調のお礼文を読み上げ、
「(司法研修所の弁護教官は懲役3年罰金3000万といわれるが、)原告K教官の被告56期12組72人に対する、3000万円の不当利得返還請求を棄却する。がその精神は汲み取り被告56期12組72人はその3000万円を社会に貢献し返還することを命ずる」
という話を聞いたときには、ちょっと目頭が熱くなった。
刑裁の田中教官、民弁のK教官、検察のI教官、刑弁のN教官、民裁のK教官、そして研修所所付のA教官。皆素晴らしい教官ばかりである。この教官の方々との触れ合いを通じて自分は研修所入所当初よりは、少しは法曹として(ちょっとだが)成長したのではないのかな。そう思うし、それはやはり教官のおかげだと思う。それと同時に民弁のK教官が言われていたことだが、「弟子は師匠を超えることで師匠に恩返しをするものだ」ということを肝に銘じたい。実務修習でいかに大きくなって帰ってこれるかが、とりあえず前期修習の恩返しなのだろう。
お別れ会は2次会も続いたのだが、体調不良と引越しの総仕上げで1次会で帰宅。今年中に会うことはおそらくないだろう、クラスメートの多くと固い握手を交わし、1年後の再会を成長した姿での再会を、誓いあったのでした。
56期12組72名。1人の脱落者も出さずに頑張ろう!!
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前期修習最後の夜の前日。名古屋の親しい友人達が名古屋から遠く飛ばされる私となごやこーちん(掲示板HN)とまっこうくじら(同、 大阪修習)のために「偲ぶ会」というのを開いてくれた。やっぱり持つべきものは友達だな、と思ってみたのだが、「偲ぶ会」って・・・死んだ人間じゃないんだから!。
会の方は終始和やかに進んで、楽しいひと時を過ごすことができた。もっとも友達の間では、名古屋から遠く飛ばされる面子の中でもわたしがさも秋田に残るかの扱いを受けていたのはちょっと心外。いまのところはそのつもりなし。これから先どうなるかは全く不明なのだが・・・。
でも、こういう会を持ってくれるのは大変ありがたい。本当に友達と言うのは有り難い。また一年後の再会を誓ったのであった。
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風邪がさっぱり良くならない。クラス最長老のYさん(元大蔵官僚)に「大丈夫か?」と心配されてしまう。そういえばYさんはすごく健康で丈夫な方。Yさんの半分も生きていないわたしなどがこの様では・・・。
今日は民裁の前期最後の講義。実務修習での注意事などが言い渡される。実務での起案の注意。実務で見てきたらいいこと。実務修習先での修習生としての心構えなど。いよいよだな。
今日は一人で過ごす最後の夜。毎度のことだが、池袋辺りに遊びに行く。別に都会生活に未練があるわけでもないが、田舎生活にそれほどあこがれているわけでもない。たっての願いで希望していくわけではないし。
都会ならふらふら歩き回っているだけで結構楽しめるのだが田舎ではそれもなし。夜なんか暇そう。ネットをADSLかCATVにして、TVをスカパーにでも入って、冬は休日やアフター5に修習生仲間や書記官さん検察事務官さん弁護士事務所の事務員さん(もちろん裁判官、検事や弁護士でもいいのだが)とスキーにいって温泉でもつかって、ととりあえずどうやってプライベートな時間を過ごせばいいのかを思案中。
あー、一年かぁ。本当どうなってしまうんだろう?一年後ちゃんと起案できるようになっているのかな?一年後には秋田で事務所をいきなり開くとか言い出してるんじゃないだろうか?さっぱり先が見えてきません。
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最近オカリナに凝りだした。前から興味があったのだが、先日の温泉旅行でクラスメートのT君が簡単に吹いているところを見て自分もやってみようと決意。ちょっと練習したが結構奥が深くて面白い。今は「聖者の行進」を練習中。でもなぜか友達の部屋で演奏してみるとあまり評価が芳しくない。なぜだろう?
実務修習先で必ず自己紹介をしなければならないので、ここは一発名前を覚えてもらうためにかくし芸ということで演奏してみようかと。もっとも4人しかいないのに名前を覚えてもらうも何も無いような気がするが・・・。
紫陽花祭では夜ライブがあったのだが、後期もしそんな機会があったら是非オカリナを披露できるくらい腕前を上げたい。八橋運動公園で毎日練習しようと決意。
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ラスト一週間。なんといっても引越し準備をしなければならない。わたしは一部荷造りして送ってしまっているからいいようなものの、それでも白表紙とかファイルとかがかさばる荷物。使わないものはさっさと送ってしまう。
そういえば転出届を出さなくてはならない。あわてて市役所に行くも5時を回っていて窓口が閉まっている。本当お役所仕事。一年前のわたしだったら切れまくっていたのだが、今は司法修習生。国民が抱く法曹像とは、素朴な正義感と高い理想を熱い胸に秘め、常にクールで理性的な判断のできる紳士淑女。例えるなら「秋霜烈日」であり、また例えるなら「ひまわりと天秤」である。その「過大な」期待に応えられない程追い詰められた状態でもないので、わたしはスポーツマンのようにさわやかな笑顔でお礼をいう、見た目は「被告人その2」(傷害で実刑、公判演習)であった。
それにしても忙しい。修習生にとってはこの時期はまさに「暮れ」。修習生も走る「師走」である。「忘年会」もあるし。こっちの予定もびっちり入っているんだから、直前でなくもっと早く予定を教えてよ、そんなことお前も分かってるんだろ、と言いたくなることも非常に多い。そう、非常に多いのである。だからもうちょっと配慮してくれよな。なんちて。
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22日。数年前から中止されていた寮祭が紫陽花祭として復活。スポーツ企画や室内企画が催された。
わたしはマージャン大会にエントリー。クラスから4人参加したのだが、予選で4位、4位、3位、4位で突破ならず。3位というのが4位のわたしと同卓だったので、まさに最悪、最弱。
12組はスポーツでほとんど勝ったことがなく、この日も(雨で体育館企画)5位とか中途半端な順位。12組はスポーツでも頭でも中途半端です。
夕方からクラスの皆と教官を交えて水上温泉の某温泉旅館に。もう前期修習があと1週間ということで企画された旅行で、他のクラスではこういう企画はあまり実施されていない。
宿は学生時代には泊まったことがないようなホテル。宿に着いたら早速宴会。クラスメートとの会話はもちろん楽しめたが、1年以上会うことのできなくなる教官方に3ヶ月間大変お世話になりましたと一人一人挨拶してまわった。固い握手を交わすと共に、後期では教官をうならせる起案ができるように実務修習で頑張ってきますと決意を述べたのでありました。
宴会は時間通りにきっちり終了。なぜかと言うとクラスの皆で(もちろん教官も)露天風呂に入りに行こう!という運びになったからである。文字通り裸の付き合い。3ヶ月前までは司法試験に合格したという共通点以外何の接点も無かった修習生同士と教官という法曹がこうして一緒に風呂に入る。なんか不思議な感じである。
その後、1部屋を完全に飲み部屋にして2次会がスタート(教官方が待ち構えて乗り乗りだったのには驚いた)。だが、わたしは行きのバスでも結構お酒を飲んでいてもう飲みつかれたのと昼間の欲求不満から、マージャンを。マージャン好きな修習生は大勢いて朝4時までやってしまった。
23日。寝不足&二日酔い。なのに朝食は超豪華。夕食くらいの量があってビックリ。
朝食後は谷川岳のロープウェーに乗ってハイキングに行く。天候はあいにくの小雨。しかしその分、時折山の空気が変化する様子が体で感じられたりと晴れた日とは違った趣でかえって楽しめた。
昼からは宝川温泉へ。ここはまるで「千と千尋の神隠し」の舞台のお風呂屋さんのような不思議な世界感がただよう温泉。しかも「混浴!!(一部)」。修習生一同まるで中学生になったようにはしゃいでしまった。
前期修習の終わりに、童心にかえって楽しめたクラス旅行。忘れられない旅行になった。
56期12組。大卒即入所者あり、定年退職後にやってきたものあり。未婚、既婚、子持ち、妊婦や職歴あり・なし、HP作成者にメルマガ発刊者と、とにかく多士済々。スポーツもマージャンも弱いが、企画力とフットワークの軽さ、そしてクラスメートの団結力は間違いなく14クラス中1番だ。56期12組は最高である!!12組になってよかった!!(クラスメートもこの日記読んでるのでちょっと恥ずかしいのだが)
しかしこのクラスメートたちとも会えるのはあと1週間。皆全国の実務修習地に散らばってしまう。しかし今は別れを悲しむより、1年後自分たちがどう成長してもどってくるか、その期待の方が大きい。そう、1年後、12組が再び集まったとき実務修習での体験を是非このクラスメート・教官方と共有したい、その思いでいっぱいである。
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今日は一日かけて公判演習。修習生がそれぞれ役割分担をして1つの刑事裁判手続きを通してみるのである。
そしてわたしの担当は被告人その2。罪名は傷害。この日のために髪を短く切り、ひげを生やして悪人面に役作り。研修所でジャージにサンダル姿になると、もうどこから見ても被告人!!。ちなみに被告人その1も悪そうな面構えなのでうちのクラスは14クラス1はまり役が被告人をやったのでは!?
修習生のノリはまるで文化祭の演劇みたく、激しく興奮して(演技)裁判官にたしなめられる弁護人あり、直ったはずなのにわざとらしく怪我を演出してきた被害者ありと様々。また、弁護人、検察官で繰り広げられる激しい異議の応酬で裁判官もときおり困り気味。かく言うわたしはというと、不利な証言をする証人にガンを飛ばすわ、自分のせりふを忘れるわ、他人のせりふを間違えて言ってしまうわで、舞台デビューはてんやわんや。
もっともこれも修習なので教官はしきりに修習生の発言をチェック。なので、アドリブで「異議あり!俺はやってない!」と不規則発言をしようと思ったが実行できず。その代わり証人尋問のときには弁護人以上に激しい尋問をし、検察官の不当な異議に対して真っ向から意見を述べるという「元司法浪人崩れ=インテリ」被告人ぶりを発揮した。
結果は有罪。しかも求刑どおりの実刑と納得いかない。せっかく弁護人が最終弁論をしているとき堂々と居眠りしてしまったからか?即時控訴手続きをすることにした(という話を弁護人等とした)。当事者の気持ち、特に被告人の気持ちがちょっぴり分かった演習だった。
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ここのところ風邪がひどくなってきた。咳、痰、鼻水、喉の痛み、良くなる気配が全く無い。周りを見てもけっこう咳き込んでいる人がいる。
いずみ寮では毎年非常に悪質な風邪が大流行する。通称いずみ菌。偏った栄養状態、不規則な生活、飲酒喫煙、ストレス・・・様々な要因に加えて寮という共同生活で鍛えに鍛えられ耐性を増し、凶悪化したウイルスが蔓延するのである。
ただ、わたしが感じたのはいずみ菌大流行の一因として、寮の行きすぎた空調、乾燥しすぎの空気があると思う。なにせ4月下旬まで静電気が帯電していたという乾燥ぶり。司法試験に合格して寮生になった(仮定)桃井かおりの湯上りたまご肌もかさかさになってしまうほど(古い、わかる人いるのかな?)なので、いずみ菌が流行しても仕方ないだろう。そこでわたしは苦肉の策で、風呂に熱湯を張って湯気で湿度を上げる荒業に出た。こうすると症状が若干緩和される。
いまでこそ1年半修習で、冬の時期に和光での修習がないのだが、2年修習の頃のいずみ菌は相当悪質だったんだろう。しかも後期修習という重要な時期だし。いずみ菌に対する研修所の気の使いようからもわかる。トイレごとにうがい薬が常備されていて、しかも、先日など昼休みに風邪の予防というビデオが放映されたのだ!!。
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今日は渡された記録を元に、原告代理人、被告代理人、裁判所に分かれて模擬争点整理の演習。わたしは原告代理人チームで、払った金を返してくれと言う原告の主張をゴリゴリおしまくり。当事者、裁判所とも予想しなかった発言が飛び出しそのたび合議。
最後には和解交渉。こっちは750万くらい欲しいといったところ、被告側は200万程度なら。全然話にならない、600万が最低ラインだ、ダメなら交渉決裂だという話になったところ被告が思いがけずOK。最後は原告、被告双方代理人熱い握手を交わしたのであった。ちなみに和解に成功したのはうちの民事部のみ。裁判所の指揮と当事者の決断の賜物で迅速な紛争解決が実現したのである。パチパチ。
3コマ目、ドイツの司法修習生が講義の見学に来る。講義が終わったあとは日本戦を一緒に観戦。残念ながら負けてしまったが、よく頑張ったと思う。
髪を思いっきり短く切って、ひげを生やし始めたら名古屋の友達3人に「感じ変わったね」と異口同音。クラスメートにも「ワイルドになったすね」。ちょっと気に入っている。その代わりか風邪がひどくなってきた。
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修習生の皆さん。貴方の給料どこから振り込まれているか知ってますか?実務修習地の裁判所から振り込まれているのですよ。わたしの給料が秋田中央郵便局に振り込まれていることを知った一日。
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今日は待ちに待った4年に1度の世界的イベントW杯予選を修習生友達と「生で間近に」見に行くことに。
世間では当日券を買うために電話をかけまくったりネットをつなぎまくったりとするそうなので、我々も徹夜してチケットを取ったほうがいいのでは?と思ったのが、行って見ると余裕でチケットを採る事ができた。世間の皆様は何をやっているのでしょうか。
バイロム社のチケット問題は深刻らしい。この試合も会場の国立競技場の半分2万5000人が埋まるだけであとは完全な空席。当日券を余裕で入手し入場できた我々も怒りに震えました。
対戦カードは因縁の対決「日本対韓国」。悲願のW杯決勝リーグ初出場を目指す韓国は気合十分。対する日本もタレント揃いで迎え撃つ。いきおい我々の応援にも熱がこもります。国歌斉唱では君が代を熱唱してしまいました。プチナショナリストです。
試合は日本が先制するも韓国が日本ディフェンスのスキを突き2度逆転。再度日本が逆転するというノーガードの打ち合いの様相。
後半になると完全に日本ペース。次々得点を重ね、前半機能しなかったディフェンスも修正、韓国を無失点に抑える。数々の新記録も生まれ、韓国にトリプルスコアという大差をつける歴史的勝利を収めたのでした。
やっぱり日本人なのだから日本が勝ってくれることに越したことは無い。ニッポン最高!!W杯本戦に1位で行こう!!
とここまで読んで「何のことを言っているのか?」分からない御仁はこちらのHPへ。世の中は、強いときだけ騒ぐにわかサッカーファンばかりでないことを再認識してください。
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結局今日はニッポン戦は見れず。友達に逐次メールで経過報告してもらう。
講義が終わったあと、クラスの検察官任官を選択肢として考えている修習生を対象に就職説明会。今までの前期修習では検察官の「仕事」を中心に学んできたわけだが、今回は「職業」としての検察官についてガイダンスを受けた。今日はちょっとリアリティのある、「自分の問題」として検察官を意識させられた。
終わったあとは池袋に。にわかサポーターの若僧たちが街角で騒いでいる。
飲み会ではしらふでは聞きにくい「具体的な」話を。給料の話とか・・・修習生の熱気に押されたのか教官もいつもより本音で色々な話をしてくださった。
就職かぁ。まだ実務がどういうところなのか全然見ていないので何も決められないというのが本当の本音。でも今年中に検察、弁護が見られるのだから、今年中に方向性は見つけることができるのだろう。
飲み会が終わったあと、にわかサポーターの若僧たちはまだ騒いでいる・・・。
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研修所内の郵便局に頼んで荷物を取りに来てもらう。わざわざ3人も来てくれてとても親切。しかも安い。かなりいいっすよ。ここらで郵便局のゆうパックをおおいに宣伝しておかねば!?
今日の夜は特に予定もなし。一人で本でも読みながら、音楽を聴いて過ごす。最近のお気にはやはり鬼束ちひろ。その中でも「茨の海」がかなりいい。
♪「貴方の放り投げた祈りで 私は茨の海さえ歩いてる 正しくなど無くても 無くても 無くても 無くても」♪
♪「有りったけの花で飾って そして崩れ堕ちて 何度でも 正しくなど無くても 無くても 無くても 響いて 貴方に 響いて」♪
歌詞を聴きながら何を思うかは各人それぞれなわけだが、わたしも色々考えたりしている。物思いにふけっている。何を考えているか、物思いにふけっているかはここでは述べないが。最近いろいろ考えこむ機会が増えたな・・・。
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1コマ目、東京地検特捜部副部長をお迎えしての講演。冒頭「本日は部長がこちらに伺う予定でしたが、なにぶん本日某政治家が逮捕されることになりまして・・・」えーっ!、場内騒然「ということはないんですが・・・」場内大爆笑。本当にびっくりしたぞー。
内容は特捜部の捜査についてだったが、かなり興味を持って聞くことができた。大講堂の講演なのに、質問してばしばし修習生を当てるし、ついには検察教官まで当てるし。検察官にも面白い人が多い。
授業後、HN「なごやこーちん」(ひねもす日記の掲示板)と池袋にラーメンを食べに行く。彼も同期修習生で下線部修習。クラスは違うが、趣味が近く経歴が結構似ていて起案が早く終わったときなど一緒に遊びに行く仲である。お互い故郷を離れて地方都市に飛ばされることになった境遇なので、悩みも共通だったりする。実務修習の話などをしながら残り少ない都会生活を満喫する。
最近池袋などに出て行く機会が増えた。やっぱり1年にわたる初めての田舎生活(名古屋が都会か?という議論は置いておいて)が待っているというあせりや不安なのだろうか?
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名古屋修習の担当弁護士が決まったみたいでプリントを見せてもらう。名古屋では初日に56期と弁護士との懇親会が催されるらしい。いいなぁ、わたしも名古屋で就職したいから本当は名古屋修習に行きたかったのに・・・最高裁のバカチンが。彼らはこうして安泰な就職活動を終えて、晴れて弁護士になるんでしょうね。わたしは就職活動がどうなるかさっぱり分かりません。
下線部修習は実務修習に行く前に内定をもらっておけ、と言われるが東京就職を希望しないものは内定のもらいようがない。なぜなら東京以外では、10月以降から就職活動解禁という日弁連の取り決めを守っているところも結構多いからである(というより「東京だけ」全然守ってない。むちゃくちゃ)。はっきり言って不公平。弁護士会や研修所はもうちょっと真剣にこの問題に取り組んで欲しい。
つうわけで、友達の部屋に行ってうだうだ飲む。
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今日は民裁起案が帰ってきた。あまり評価は芳しくない。もう一度起案しなおして教官に見ていただくことにしよう。
秋田の本屋では残念ながら法律の専門書は手に入りそうもない。そこでこっちにいるうちに買いだめ。興味がありそうな本は手当たりしだい買い込む。
で、勢いに乗って秋葉原へショッピング。DVD(非エロ)具体的には「耳をすませば」や「トウカイテイオー」とか、あとCDとかを買いまくる。「千と千尋・・・」予約中だが、秋田に行くのでこっちでは無理。
あと、CDは何を買ったかというと鬼束ちひろ。最近めちゃくちゃお気に入りです。「流星群」とか。最近心が沈むことも多いけど、勇気づけられます。エンヤも買いました。
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今日は朝から課題の討論をグループで集まってやる。グループ別討論は何回か有るのだがちゃんと別のメンバーになるように振り分けられている。和光市駅前の某ファストフード店で白熱した議論が展開される。
昼から引越しの準備の荷造り。こっちに来てから買ったものも多くダンボールに入りきらない。ヨーカドー辺りでもらってこなければ。
夜はW杯のロシア戦。寮のTVはほぼ100%W杯中継。しかも寮生のほぼ100%がTVに釘付けで観戦。いずみ寮内の視聴率は異常に高い。わたしも先日購入したユニフォーム姿で応援。ちなみにいずみ寮のTV観戦も様々。クラスで集まってというのが最も多いが、友達と、というのもある。異色だったのが喫煙コーナーでの観戦。野郎ばっかりが食い入るように見つめる姿はヨーロッパのパブを思い出させる「濃さ」がただよう。
結果は日本が歴史的勝利!!寮生大騒ぎ。法律家というのは日本の法律を飯のタネに生きているのであり、例えば明日から日本がアメリカ51番目の州になるとしたら我々は失業してしまうのであるから、「日本が強い」と言うのは法律家にとって結構喜ばしいことだったりする。もちろんサッカー観戦中はそんな雑念ないのであるが。
日本人も頑張ればやれるということが再認識できた一日だった。
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暇な週末は今週くらいなものなので、「こまち1号」に乗って秋田へ。しかし、13号車の13番という席でちょっとブルー。
昨日の東京地検訪問の疲れが全然抜けておらず、車中はほとんど爆睡で風景を楽しむことはできなかった。
裁判所の近くに運動公園があり、今日は小学生やら高校生やら大人の草野球チームやらがわらわらしていた。北国だけに短い夏を謳歌しようとしているのか、こっちの人間より生き生きしている人が多かったように思える。
不動産探しのほうも無事うまくいってその運動公園近くに住むことにした。いよいよ準備が整ってきたぞ。
帰りも爆睡。往復8時間のほとんど寝ていた。
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今日は刑裁起案の講評。「クラスの中でも裏づけ証拠の抽出が最も多くできた者の1人であると思います。成長の著しさに驚きました。・・・秋田で実力を更に付けて帰っていらっしゃい!」とお褒めの言葉。周りを見ると皆結構いいことが書いてある。田中教官、褒め上手。
講義後、東京地検を14組と合同で訪問。ところが5時半和光市駅前集合なのにバスが来ず10分遅刻。I教官当然おかんむり。すいません・・・。
桜田門から法務省赤レンガ棟を通って東京地検へ。法務省、検察庁はやっぱりでかくてすごい!。
修習生の部屋から、公判部、捜査部、はてはここではとても言うことができないような「すごいところ」や「すごいもの」を見させていただいたし、エリート検事のお話をうかがう事ができた。検事というのはどなたもとても人間くさく個性的。裁判官には「裁判官顔」と言われるような裁判官タイプというのがあるのと違い、千差万別いろいろなタイプがいる。
その後、14組と合同で飲み会。14組のW教官とお話できたのだが、この方もまた人間的にすごく深みのあるお方。冗談みたいな話をしつつ、「素朴な正義感」について熱っぽく語る優秀なエリート検事でとても魅力的な方だった。修習生にはクラス外の教官と話をする機会は余りないのでとても楽しい飲み会になった。
修習生になって「正義」とか「理想」とかといった非常に「青臭い」話を語り合う機会が増えた。もちろん「現実」の話もするのだが、自分はどうしたい、世の中はどうあるべきだという話を本当によくするようになった。刑弁の最初の起案の講評だったか、下手に実務ずれしたことを書いた我々修習生に向かって教官が「修習生はもっと青臭い議論をしてほしい」ということを、やさしい口調で激しく叱責されて修習生全員目が覚めたということがあったのだが、それ以来お酒を飲んだり、電車でのちょっとした移動中に「理想」とか「将来」を結構平気で語りあうようになってしまった。
わたしもできることならいつまでも「青臭く」正義を語れる人間になりたい。
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7月から1年間、実務修習に行ってしまうので、56期修習生の卒業アルバムはもう作り始めている。今日は顔写真の撮影と言うことでちょっと気合を入れておめかし。と言ってもいつもと余り変わり映えしない格好だったのだが。
「体は斜めに、顔をこっち向けて」「あなたはにこっと笑うより思いっきり笑った方がいい顔になる」と女性カメラパーソンにおだてられちょっとモデル気分でいい気になる。こっちもその気になってひまわりなど手に持ってポーズを決めてしまうなど、プロはモデルをのせるのがうまい。
せっかくの記念アルバムなので、いい顔で撮れているといいが・・・。
講義後、クラスの皆と公設事務所を推進する某有名法律事務所を訪問。弁護士の方々の率直な話や、ここでは書けない研修所批判等あぶない話をうかがうことができた。
先生がおっしゃるには、せっかく司法試験という資格を手に入れたのだから、大学生が大手企業に入りたがるように大手渉外事務所に入りたがるのではなく、自分のやりたいこと、ライフスタイルを考えて仕事場を選べとのこと。そうなんだよな。自分が入りたい事務所にアソシエイトとして入るのではなく、むしろ自分が入りたくなるような事務所を自分で作ってしまえばいいのである。だから、独立させてもらえると言う意味で公設事務所というのもひかれるんだよな。
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今日は日記ではありません。たいして書くことも無かった一日なので。
択一に合格した皆さん、おめでとう。月並みだけどあと1ヶ月ちょっと頑張って。
ここからは択一に落ちた皆さんに先輩から一つ言わせてほしい。択一に落ちることは間違いなくショックである。わたしも経験があるからよくわかる。では「択一不合格」という事実を前にどうふるまうか?嫌なことを忘れるというのは選択肢のひとつではある。しかし、不合格の事実だけ忘れるなど不可能だしこれからも司法試験を続けるのなら不合格の事実から目を逸らすことは絶対に許されない。
それならどうすべきか。嫌なこと、不合格の事実を絶対に忘れてはならない。今日という日を忘れなければ法律家うんぬん言う前に人間として大きくなれるのではないか、わたしはそう思う。
随分説教くさくなってしまったが、今日実務修習の順番が明らかになった。裁判の順番だけが不明だったが、それも明らかに。小規模庁ではほとんど検察、弁護、裁判の順番なのだが、大規模庁では4つをローテーションするので順番がバラバラ。悲喜こもごもの人間模様が繰り広げられた。
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今日は待ちに待ったW杯予選、日本対ベルギー戦。今日はさすがに寮のどのテレビもW杯一色だったのだが、うちのクラスはいずみ寮A棟1F談話室という最高のロケーション(広くて近い)を前々から押さえていた。さすが準備がいい。裏方の皆さんありがとうございます。
クラスから寮生、通所生あわせて40人程度参加したのだが、教官もお迎えに上がって参加願った。20畳程度の部屋にそれだけの人数が集まれば盛り上がらないわけがない。熱気はむんむん。試合開始前からテンション上がりっぱなし。ちなみにわたしはイトーヨーカドーで買ってきた日本代表ユニフォームを着ての応援。形から入ります。
試合の方はご存知のとおり、ベルギーが点を入れれば「あーっ」と落胆し、日本が点を入れればもう気が狂ったかの大騒ぎ。特に幻の3点目などフーリガンになってしまいそうな勢い。皆理性のリミッターがはずれてしまったかの騒ぎようでした。
法律家といえば国旗国歌法案反対とかラディカルで愛国心がなさそうなイメージがするようにも思えるが、法律家の卵に関して言えばそんなことはなく、君が代は斉唱するし、我々の「ニッポンコール」はいずみ寮A棟1Fじゅうに響き渡ったはずである。
研修所の方では食堂にテレビが置かれてW杯観戦したという話を聞く。司法研修所、意外と融通が利くな、と驚くとともに共にプチナショナリストになった今日1日だった。こんな経験は少なくとも4年に1度しかできないし、しかも時差を考えると4年後、あるいは4年前こんなに騒げなかったはずである。去年司法試験に受かって良かった。
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5月30日に行われた検察起案の討論が行われたのだが、この起案では事前の立候補で討論の司会進行役をやることになっていた。そしてついにその日がやってきた。
前日日曜日に資料を3時間位読み直し、争点を検討。2時間かけて討論の進行や構成をワードで起こしメモを準備。今日の朝は5時におきるつもりが4時に目が覚めてしまい、仕方ないのでそのままリハーサル。早朝一人「本日の司会進行をさせていただくことになりました・・・」と声を出している姿は、傍から見ると結構間抜けなのではないだろうか。おかげで朝からくたくた。
いよいよ討論の時間(1コマ目)。ちゃんと準備したはずなのになかなかうまく進行できない。予想外の発言が出るとあせる。教官からの補足、フォローがたびたび入る。終わりの頃には胃がきりきり痛み出した。
何とか無事終了。クラスメートに出来を聞いてみると「シャープな司会」とか「堂々とした進行だった」とか、お世辞と受け取った方がいいような評価ばかり。
教官の苦労がなんとなく分かった1日だった。
そろそろ引越しの準備を念頭に入れなければならない。ガムテープを買ってきた。ついでに暑くなってきたので散髪に行って来た。ちょっとさっぱり。
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今日は講義が終わったあと芸術鑑賞。修習生の教養を涵養するということなのだろう。音楽鑑賞と能、狂言があって希望者が参加する形式だったのだが、わたしは音楽鑑賞が当った。池袋の東京芸術劇場へ。
生のオーケストラはひさしぶりだったので堪能できた。モーツァルト、ハイドン、ベートーベンととても楽しめた。ただ、ああいう場所で携帯を鳴らす馬鹿というのが本当にいるんだなと失望。本当アホですわ。
そのあとコンサートに来られた教官方とクラスの連中とで飲み会in池袋。金曜の夜なので狭いテーブルに22人がぎゅうぎゅう詰めになった。周りの他のクラスを見てもこんなに集まったクラスは他にない様子。やっぱり集まりのよさはうちのクラスの特徴だった。
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1コマ目は労働法の講義が大講堂で。選択科目の1つで、行政法との選択でこちらに。法選は刑政だったので、やはり新鮮。結構真面目に聞いてしまった。
昼休みは、研修所内の芝生の上でとろろ蕎麦(コンビニ)を食べる。風が気持ちよく木漏れ日がまぶしい。午後からの授業をブッチしてこのまま昼寝したい気分。学生時代なら間違いなく昼寝していただろう。
2、3コマ目は民弁起案。昨日の保全の講義の延長で申立書を起案する。昨日は予習を忘れて寝てしまったのだが、とにかく早く終わらせようと頑張ってみる。何とかなるものである。3時50分には寮に帰ってきた。
こんなに早く帰ってきたのは初めて。よし、遊びに行こう!ということで、先日購入したデジカメを持ってレッツラゴー!



というわけで、どこに行ったかは一目瞭然ですね。土日に学生街にいっても仕方が無いので、平日しか行けない所と言うことで高田馬場、早稲田界隈に行きました。渋谷とかに行くにはちょっと体力が・・・。でも学生いっぱいの構内で重信公の写真撮るのは勇気が要った。おのぼりさんみたいだし(実際和光からのおのぼりさんだが)。
馬場や早稲田に行くのは随分久しぶりなので、ところどころ変わっていたり、前からの店がそのままあったりと新鮮な驚きにあふれていた。例えば・・・
1 マックがスタバになっている。
2 行きつけのゲーセンがつぶれていた。そのわりにファミコンショップマリオはいまだ健在だった。
3 「天下一品」は前からあったがリフォームされていた。
4 モスバーガーとか7−11とかあんなところにあったか?
5 「三品」から、あの独特のにおい(香りではない)がしなくなっていた。味を変えたのか?近所から苦情が来たのか?あのにおいがやみつきになったのに・・・。
馬場に来たついでにちょっと足を伸ばして西武新宿線沿線の、大学時代住んだ町を訪ねることにした。おいしいラーメン屋さんがあるらしいので、そこに行くついでに。
吉牛やユニクロ、牛角など話題の店が進出していた。和光市駅前にもあるO弁当やBも進出していた。コンビニも新しくできていた。本に載るような話題のラーメン屋などわたしが住んでいたころはなかった。いやー随分発展したものだな(街自体はそんなに発展しているわけではなく新陳代謝といったところだろう)と思いながら、大学時代を過ごしたアパートに行ってみた。・・・アパートも変わっていた。名前も、そして建物も・・・。
受験時代、周りがどんどん変わっていくのに自分だけ変われないもどかしさを嫌と言うほど味わった。自分だけは同じことの繰り返し、自分だけ世の中から取り残されているかの疎外感・・・。それが司法修習生になって確実に変わり始めた。変われることの喜び、変わりたくないのに変わってしまう失望、変わった先が見えない不安。
しかし昔過ごした場所を訪れて、「懐かしい」とは思ったが「戻りたい」とは思わなかった。今の気持ちを維持できているうちはまだまだ大丈夫なんだろう。そう思う。
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1,2コマ目、民弁起案の講評。初めて起案に評価がついて帰ってきた。「C」でした。A,B,C,C’,Dの5段階評価。だけどCは全体の40%いて、上下に30%ずつ。つまり上から3割辺りか下から3割辺りかが分からない。
ただ、言えることは原形をとどめないほど添削されていたと言う事実。推して知るべしというところか。
今日、来年の春の集会のアンケートが回ってきた。イベントとか分科会で何がやりたいか?という内容だったので「文化、産業としてのゲーム、マンガ、アニメと法律〜犯罪と表現規制、著作権、競争力の高い輸出産業」というのを至極真面目に書いて出した(本当)。おそらく研修所ではこういうテーマの講演はないだろうからぜひ参加したいのだが。もし実現したら絶対春の集会参加したい。
3コマ目、大講堂で民事保全の講義。東京地裁の保全部の判事の先生が講義をなさった。実は明日の起案が保全関係らしいのでちょっとまじめに聞いた。
今日は夕方から特に予定もなし。明日も大事だが、明後日の検察起案で討論の司会をすることになっている。ちょっと白表紙を読んでおくことにする。
あと1ヶ月で寮を出なくてはならない。1ヶ月後にはいよいよ実務修習が始まるのかと思うと3ヶ月って早いな。
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今日は民裁の即日起案。しかも初めての資料参照禁止。もう適当ですわ、どうせ任官しないし。起案は講義と違って楽なのだが、講義が寝てても先に進んでくれるのと違って、寝ているだけでは全然先に進んでくれないというデメリットがある(これをデメリットというのはどうかと思うが・・・)。
夕方から事務所訪問。公設事務所関連でご活躍の先生の事務所を訪問して、公設制度について色々うかがう。
その後、飲みに連れて行っていただいた。52期の弁護士の先生を交えて和光や実務修習の話、弁護士になったらという話。2次会は52期の先生と差し向かいで本音の話。今まで事務所訪問に色々行ったが「本音」が聞けたという意味で一番有意義で楽しかった。
どこの事務所行っても(特に渉外)口当たりがよくて意外と仕事楽だよ(うそばっか)という適当な話しか聞けない。修習生がそんなウソにだまされるとでも思っているのかな彼ら。だからわたしは「どうしようもない事務所訪問なんかくだらないからもうしない」、と心に誓ったのだが、行ってみていい事務所というのもあるんだと再認識。
最近マイリトルラバーのベストがお気に入りです。特に「Hello,Again」。純粋な曲と詩を静かに聴きたい気分。
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最近運動不足がたたって体重が増えてきた(運動不足というより飲みすぎ)ので朝のジョギングをする。朝は大変すがすがしい天気で樹林公園(研修所の隣の公園、和光市)のジョギングコースは人でいっぱい。ちなみに研修所の隣にはもう1つ大泉公園(東京都練馬区)がある。つまり研修所はちょうど埼玉県と東京都の県境。隣の空き地はもう東京都。(いずみ寮は東京都にかかっているという噂もある)昔米軍キャンプ地があったところで土地だけはうなるほどあるのである。
昼から池袋に散策に出かける。天気があやしくなってくる。デジカメを物色したあたりから降り始めたためユニクロで雨宿り。
ますますひどくなるので本屋で新刊などを物色。そこで興味をそそられる本に出会った。
「司法の病巣」(産経新聞司法問題取材班著、角川書店出版)。章として「捜査情報漏洩事件」、「悩める裁判官」、「弁護士は正義の味方か」、「制度疲労」とならんで
の文字。これは読まねばならない、と思いとりあえず立ち読み。
内容は司法修習制度の実態と問題点。修習のみならず、裁判所・検察庁のリクルートまで話がおよんでいる。うんうん、そうそうと言うところもあれば、えーそうなの?と現役修習生が首をひねるところもある。
例えば任官、任検は若くなければダメ、とか教官に言われるというが少なくともうちのクラスでそう言われたとか自分が言われたという話は全然聞かない。どうやら話によるとうちのクラスの教官のリーダー格(というより研修所全体で最古参)の教官が、前期修習中は何志望とかそういうことにはこだわらないで広い視野で物を見ろという指導方針を採っているかららしい。
その教官とは刑裁の田中康郎教官であり、この本の中で修習生について語られている判事である。田中教官という方がまた非常に尊敬できる方で、法曹としてはもちろんのこと人間的にもとても素晴らしいお方である。
その田中教官が修習生の初めての起案について「小説を読んでいるよう」とおっしゃっておられるフレーズを読んで赤面。思いっきり思い当たる節があるからである。わたしの起案もできの悪いフィクション(ノンフィクションになってない。空想小説)を読む感覚で添削されたのだろう。
田中教官がこの本でおっしゃられていることは概ね講義中でもおっしゃっておられることである。しかも指導担当教官ということで本人を知っているので、本当に目の前でそうおっしゃっておられるような光景が目に浮かぶ。
その田中教官が、本の中で、実務修習を経て修習生がたくましく成長して帰ってくる(「実務焼け」というらしい)のが喜びだ、とおっしゃっておられたのが印象的だった。というのも私と二人で語り合ったときにもそうおっしゃられたのだ。
実は秋田配属が決まったとき身上調査書を研修所に提出したのだが、その中で私は大胆にもなぜ小規模庁に飛ばされるのか?説明してくれみたいなことを書いたところ修習初日に声を掛けてくださったのが田中教官だった。施設見学のときにも移動の時色々話をうかがった。その時おっしゃられたことが、実務修習に行ったら小規模庁では修習生は本当に大事にしてもらえるし、そこで法曹として人間として大きく成長できるということ。この一言を修習生を色々見てこられた田中教官からうかがったおかげで私は秋田に行っても頑張ろうという気になったし、とても救われた気がした。
他学部出身の私にとって法律の恩師というのはいないのだが、多分研修所の教官が恩師ということになるのだろう。実務修習から帰ってきたら教官を(特に田中教官を)うならせる起案をしたいものである。あと、前述の本はなかなか考えさせる内容なので、買って来た。じっくり読みたい。というのも明日の起案に備えて白表紙を読まねばならないからである。
明日は晴れるのかな?
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今日は休みなので朝から、掃除洗濯。かなり綺麗になる。この状態を是非維持したいのだが、なかなかそうはいかない。そういえば土曜日の日経に「女のものさし、男の定規」というコラムが連載されていて、今日のこれに男の家事について書かれていた。大変含蓄のある内容だった。
昼から両国国技館に相撲を見に行く。名古屋にも年1度相撲が来るが、両国で見るのはそう機会がない、特に升席となるとなおさらということで修習生仲間8人で行った。
入り口のもぎりを元高見山(の何親方だっけ)がやっていた。ちょっとびっくり。
やっぱりスポーツはライブで楽しむに限る。肉体のぶつかり合う音まで伝わってくる。また、国技館の中にはNHKが伝えきれない独特の「雰囲気」がある。とても堪能できた。
しかも武蔵丸が勝って優勝をきめた。最高の日を前もって押さえることができた幸運。よかった。
両国から秋葉原まで歩いて(!!)九州じゃんがららーめんを食べる。そのあと秋葉原で物色。とても楽しめた1日だった。
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1コマ目刑弁。春休みの宿題(?)の講評。自白と冤罪について講義がある。クラスで作った名簿には教官も参加していただいているのだが、刑弁のN教官はモットーとしてドイツ語で「自らにはよって立つ何物もない」ということを書かれていた。何のことかよく分からなかったのだが、その意味を説明された。つまり法曹たるもの全てをしったふうにするな、というのである。法曹は謙虚であれ、そういうことをおっしゃりたかったのであろう。勝手な解釈なのだが。
2コマ目はクラスに弁護士を招いての講演。当番弁護士について。
当番弁護士とは、被疑者が逮捕された時に弁護士会から派遣された弁護士がとりあえず無料で被疑者と接見し相談に乗る制度である。身柄拘束の初期段階は、被疑者が動揺していたりあるいは自白を強要されるおそれがあったりと「冤罪」という見地から非常にナイーブな時期である。実務で活躍なさる弁護士の方(しかも女性の方だった)憲法34条が保障する弁護人依頼権と絡めて当番弁護士制度の意義を講義なさってためになった。
3コマ目は検察の事例研究。50分で資料を読んで何罪で起訴するかを検討して、後半はその講義。資料に現れた事実は全員共通の1つでしかないのに、クラス全体では様々な罪名に分かれた。事実認定の難しさ。そして検察官が起訴をするとき、どういう事実認定をして公訴事実を構成するか講義がなされた。そろそろ実務修習も近づいてきたので、実務修習に向けたあるいは後期修習で参考になる講義が展開された。もうそろそろそんな時期なんだ。
夕方からはちょっと合コン。久しぶりに修習生以外の女性と話をしたような気がする。たまには合コンもいいな、と思った。
約1ヶ月後、公判演習があるのだが、今日その役割分担が決まった。わたしは立候補の末、「被告人その1」役をゲット!!この先被告人なんかなる機会がないから是非やりたかった。被告事実は傷害。思いっきり悪そうな粗暴犯らしい役作りをするぞ!!
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1,2コマ目は民裁起案の講評。「知識を確実なものにしましょう」と辛らつなコメント。一生懸命やったのに。
3コマ目は昨日の刑裁起案の講評。昨日は前期修習最後の刑裁起案だったので、実務修習に向けてあるいは後期修習に向けての起案の講義みたいなことがなされた。いつかは教官をうならせるような起案がしたいのだが、とりあえずもうちょっとちゃんとした起案ができるように頑張ろう。
早番になってはじめて早く帰ってくることができた。ちょっとうれしい。
夕方から、寮の談話室で検察教官を囲みお酒を飲みながら検察講義のビデオを見る。検察の独自捜査のビデオで、被疑者等は役者だが、検察官は本当の現職検察官を使っているとのこと。だから演技がくさい。また、女性検事も出てきたがこころなしかメイクが気合入っているような・・・すごいメイクでした。でも今その方は法務省のお偉いさんみたいで、あまり悪し様にはいえない。
飲み屋ではなかなか声を大にしていえない本音やギリギリの話を聞けた。他のクラスでは「HERO」を観たという話も聞くので是非第2弾を期待。
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昨日切れた電球は寮の事務所に行くと交換してくれた。助かった。あと、なんで1ヶ月で電球が切れたか考えたところ一日中電気をつけっぱなしにしているからという結論に達する。電気代がタダなので経済観念なし、地球に優しくない生活をしている。この辺り改善の余地あり。
今日は刑裁の即日起案。比較的楽勝だったような。4時くらいに終わって帰ってきた。そんなにひどい起案ではなかったと思う。
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おはようございます。ただいま午前9時を回ったところです。自宅起案の真っ最中です。外は晴れてて外出日和です。さっさと終わらせます。とりあえず以上。
ただいま午後1時を回ったところです。まだ、1行も書けていません。さっきまで近所のファミレスで合議などをしました。トラックの構造がよく分からないので近くを通りかけるトラックを眺めていました。公園には子供と若奥様がいっぱい。旦那が汗水たらして働いているときにああやって遊んでいられるなんてうらやましい。わたしもパートタイム弁護士になりたいなぁ、などど現実逃避しても起案は終わりません。とりあえず何か書いて見ます。以上。
えー今午後10時を回っています。ようやく終わりました。この起案余裕で10時間以上やっていたことになります。もっともずっとやっていたわけではなく、5時くらいには昼寝しているところを友達に襲撃され起きて(寝ているところを突然ピンポン、ドアガチャで押し込み強盗かと思った)駅前の豚カツ屋へ夕食を食べに行き、イトーヨーカドーでショッピングをしてと結構休みを満喫しました(本当は休みじゃないんだけど)。自宅起案は遊べるけど楽勝度では即日起案の方が全然上。今日は最後の自宅起案なのだが。
今日トイレに行こうとしたら、電球が切れた。寮が完成して1ヶ月ちょっと。おい、これ瑕疵だろ。担保責任尽くせ、とは法律家の卵はいえません。これは自己負担ですか・・・。
しかも今日寮費、布団のレンタル代、新聞代を徴収された。給料日からまだ1週間、金がなくなる・・・。
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今日から後半戦スタート。ということで若干変化があった。
まず、登庁時間がいままで遅出(9時55分)だったのが早出(9時35分)になった。まぁ、早出も毎日ではなく起案の日は一斉登庁(遅出)であり後半は特に起案が多くあまり早出の日はない。また、寮から出勤なので20分早くなったからと言ってあまり影響があるわけではない。
次に、席替えがあった。今までは最前列の教官席から見て左から2番目だったのだが、4列目辺りに移った。教官に聞いたところ最前列は意外と目に入りにくく穴場だった(寝るのに)らしいのだが、これからは前の人の影に隠れて寝ることができるので、とてもうれしい。が最前列もそれなりに楽しかったので、もう2度と座ることがないことにちょっと寂しさを感じる。
3コマ目で検察起案が帰ってきた。「証拠構造がつかめていない」と辛らつなコメント。うーん・・・。
明日は自宅起案=休み。朝からどこかに遊びに行こうと起案を頑張るが、スピードの確定(業過死事件)をめぐってさんざん友達と議論を尽くしても(夜0時くらいまで)結論でず。明日午前中になんとか終わらせて遊びに行きたい。
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今日は起案に備えて資料を読もうかと思ったのだが、秋田修習のメンバーたちとマージャンをすることになる。4半荘やってトップ2回、2着1回、3着1回とまずまず。そのあと夕ご飯を一緒に食べに行く。
夜から刑弁起案の資料を読む。わけがわからない。
実は明日から前期修習の後半がスタートする。そこで前半の総括をしてみる。
前期修習を半分過ぎてクラスとも大分なじめてきた。はじめは3ヶ月しか一緒にいないわけだし、1年間会えないのだからこんなのクラスと呼んでいいのか?とも思ったのだが、一緒に1ヶ月半を過ごすと大体顔と名前、経歴などが一致するようになる。クラスの連帯感もできてくる。これからも皆と仲良くやっていけるのではないだろうか。
講義の方も、大分慣れてきた。慣れすぎて居眠りが過ぎるようになったのがあまりよろしくないのだが、明日からはちょっとやりにくくなるだろう。
進路の方は相変わらず白紙。渉外事務所にはまったく興味がないので全然事務所訪問には行ってない。かといって、秋田からどうやって事務所訪問をするのか?全然悩みは解消されていない。研修所からは休みが1週間くらい与えられるとしか言われておらず、地方修習生に対する配慮が全くなされていない。
地方修習が不人気な理由をもうちょっと研修所は考えるべきである。このまま修習生を地方に放り投げるつもりなのだろうか?無責任にも。
後1ヶ月ちょっとで実務修習。研修所から「どうでもいい人間(すくなくとも私はそう考えている。扱いが軽いから)」として秋田に「飛ばされた」人間の悔しさなど、東京や名古屋修習を親元から通って悩みもなくのほほんと過ごすお坊ちゃん、お譲ちゃん連中にはわかってもらえないだろうし、あんな奴らにわかってもらわなくて結構。反骨精神、「反中央」の心意気を見せてやる、と意気込みつつ、とりあえず明後日の刑弁起案をどうしようと悩みながら夜がふけていく・・・。
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昨日の二日酔い。
今日は午後から弁護士会館で弁護士過疎と公設事務所について話し合うシンポジウムに参加する。会場の弁護士会館はぎゅうぎゅうづめ。なんと修習生が140人参加するという大盛況だった。
現在すでに公設事務所で活躍されている弁護士の方々や、弁護士を待ちわびている自治体の方々のディスカッションや質疑応答を終えた後は懇親会。釧路、旭川、札幌、岩手、京都の弁護士の方々にいろいろなお話を伺った。
その後、旭川の弁護士の方々にお誘いを受けて2次会へ。旭川弁護士会には紋別に松本弁護士が派遣され、また2箇所で公設事務所を作ろうと動き出しているなど弁護士過疎解消に向けて積極的に取り組んでおられる弁護士会である。かの弁護士会の先生方にお話を伺うことができ大変勉強になった。
私はどの進路に進むにしても、自分を大きく成長させられるところに行きたいと考えている。また、最終的に名古屋に帰るにしても最初はそれ以外の弁護士過疎地域で社会貢献ができれば最高だなと思う。特に私はいい年をして今のところ結婚とかの予定も特になく、完全なひとり身。親も今のところ健康に不安があるようでもなさそうである。弁護士としての仕事をこなしていくうちに色々しがらみもできてくるだろうし、今行かなければおそらく一生いけないのでは?と思う。
ルーキーがいきなり一人で弁護士過疎地域に行くなんて無謀にも思えるが、私は自分の責任で一人で仕事をするためにこの業界に入ったのだから、例え仕事がつたなくてもルーキーなりに精一杯チャレンジしてみたいという気がある。公設事務所には大いに興味が湧いた。そしてその時は是非旭川に行ってみたいと思う。
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「本日のソフトボール大会は決行します」朝7時くらいの寮の館内放送で目が覚める。その5分後「急な雨で中止します」雨?降ってないよ?
つうことでソフトバレー大会に変更。14クラスのうち我々偶数組が球技大会、奇数組が施設見学である。
ソフトボールは中止になったが、グラウンドは使える。そこで朝っぱらからクラス有志が「ソフトやろう」と声をかけたらなんと30人近く集まった。他のクラスはソフトができない人数しか集まらないのにである。こういう「勉強以外で」見せる行動力、フットワークの軽さがうちのクラスの特徴で、たぶん56期で1番ではないか。
そこで2チームに分けて他クラスと対戦した。
ソフトバレーは通常より軽くて柔らかいボールを使ったバレーで1クラス2試合ずつやった。クラスで作ったおそろいのTシャツを全員で着て参戦したのだが、うちのクラスは接戦の末健闘むなしく2連敗という結果に終わってしまった。しかし我が12組の方針は勝利優先ではなく、「全員がボールに触ってエンジョイしよう」というものであった(選手を全員入れ替えもしたりした)。勝利優先でうまい人だけがプレイしてあとの人は応援という選択肢ももちろんあった(実際4月のソフトボール大会でそういう方針を採ったクラスもあるみたいである)。しかしうちのクラスはそういう選択肢を採らなかった。それだけのことなのだが、我が12組は最高だと思う。
全員プレイしているだけに応援にも全員熱がこもった。たまたま民裁のK教官の近くで応援したのだが、癒し系で「家栽の人」の桑田判事みたいな(そのことを本人に言ったら「そんな人格者じゃない」とご謙遜なさっていたが)K教官がかなりエキサイトしていたのには驚いた。
ソフトバレーはソフト雨天中止の代替、外れみたいに思われがちだが、女性も気軽に積極的に参加できるという意味でこっちこそ「当たり」のような気がする。多分自前のグラウンドがあってしかも晴れてるのになぜ体育館でソフトバレーなの?と言う理由でソフトボールがメインになっているだけなのではないか?球技大会は雨になることを祈るべきである。
クラス全員一緒に1つのボールを追いかけることでクラスの団結が高まったといえる。
夜は打ち上げ。こちらも「かなり」燃えました。
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昨日のソフトボール練習の影響で朝から腰が痛い。うー、おっさんになったなぁ。しかしにもかかわらず朝から朝錬をやる。朝錬なんて学生時代の部活みたい。
1コマ目、刑弁の講評。「要点をつかんでいると思います。」一応いい評価なのか?人のを見せてもらうともっといいコメントが書いてあるような気がする。
事件は覚せい剤事犯だったのだが、書式集をそのまま写していたらしく「強盗被告事件」と書いてしまっていて思いっきりバツ。講評でも教官に触れられてしまいクラスの爆笑をさそってしまった。
この時間考えさせられたのが合理的、不合理あるいは自然、不自然の使い方。事実の評価なのだが、自分たちが想像以上に「なんとなく」これらの単語を使っているのである。
例えば「被疑者の検察官面前調書で、覚せい剤を(夜中)使った様子に触れている段落が終わったら、次の段落でいきなり次の日の日中の話に跳んでしまっている。犯行後の状況は事案解明に重要なのだから、検察官が供述調書を採る時この辺り触れていないのは「不自然だ」。」これはすじが通っているように見える。
しかし「薬物をやれば、ラリっちゃってその後のことは覚えていないのでは?だから検察官がこの辺りに触れていないのは被疑者が覚えていないからにすぎず、むしろ「自然だ」。」修習生が同じ事実を見てもかくも見方が変わってしまう。その評価は「自然」か「不自然」かまるで正反対。非常に悩ましい。
2コマ目。昨日の3コマ目の講演を聴いての討論。これからの法曹に求められるものなどをグループディスカッション。私は昨日の講演のビデオの感想として、バブル崩壊が第2の敗戦、マネー敗戦なら、第3の敗戦は司法敗戦になるのではないか?だから国策としての司法制度改革なのだろうという話をしてみたら刑裁教官から興味をもっていただいた。
ただ、だからといって司法戦争の兵隊になるのは自分たちの目指す法曹像とはギャップがある。これは修習生全ての共通認識だった。では国民が求める法曹へのニーズとは?スペシャリストとゼネラリストとは二律背反するものなのか?結構激しい議論になった。あまりこういうことを普段真剣に語り合わないだけあって、有意義だった。
3コマ目の講演は高尚すぎて理解できませんでした。
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1コマ目、刑裁起案講評。刑裁起案が帰ってきた。コメントには「分析力はあるようなので、基本的ケアレスミスがなくなれば、有望です。大局を観る力もつけるよう努力してください。」。うーん、あまりよくないような・・・。他の人のコメントの方がいいことが書いてあるような・・・。刑裁は難しい。
2コマ目、3コマ目と講演。2コマ目が判例調査について。3コマ目が司法改革とこれからの法曹というテーマ。
司法制度改革。それは国民サービスを主眼に置かれているものと思っていたところが私にはあった。しかしそこで見せられたビデオでは司法制度改革とは「法的なインフラの拡充=経済政策の1つ」として捉えられていた。その先にあるもの、それはアメリカをはじめとする他国間、あるいは企業間の「21世紀の戦争」。これを日本と日本に主に基盤を置く企業がどう勝利するか?その答えが司法制度改革であるというのである。
「司法戦争」名前は聞いたことがあるし、日本企業がアメリカの法廷で多額の賠償金をむしり取られたりと漠然とではあるがどういうことかは知っていた。しかし自分がその尖兵の1人であったとは思っても見なかった。自分は随分恐ろしいところに来ていて、とんでもない立場にいることを再認識させられた。今月の給料もらって喜んでいる場合じゃない。
授業後、教官参加のソフトボール大会の練習。久々に走り回って疲れた。
その後教官を交えての飲み。検察教官の隣に座ってこの前の起案の話や、守秘義務に反しない範囲での司法試験の裏話(それでもここではとても書けないような裏話、例えば平成13年刑法第2問目について)あるいは検事の目からみた「HERO」の話。「キムタクいいこと言っているよという場面もあるし、そんなことありえないよというところもある」というのが感想らしいです。あと大阪高検公安部長の話もでたが、内輪の話なのでここでは書けません。
充実した1日であった。
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唐突ですが、皆さんは夏休みの宿題は最初にやる方?8月終わりにやる方?私は7月中に全て(日記も)片付けるタイプでした。
で、民弁の自宅起案。資料は昨日配られたのだが、早速その日のうちから読み込んである程度書き始めていた。そのため今日はあまりやることがなく推敲を色々繰り返していた。
最近土日しか休めないというサラリーマンみたいな生活を送っていてそれにもすっかりなじんできていたのだが、平日に休みというのはめったにない機会であるので、友達と東京に遊びに行くことにした。
まずは弁護士会館。ここで弁護士業務便覧なるものを買う。その後法廷傍聴にでも行こうとしたのだが時間が微妙だったので法務省の赤レンガ棟に行く。ここでビデオ「クローズアップ検察」と「法と正義の番人 検察庁(小中学生向け)」を見る。研修所で見る検察ビデオとは趣が違って楽しめたのだが観覧者私1名。平日午後にこんなところに来るなんてと法務省の人もあきれていたのかもしれない。
結局その後池袋でラーメンを食べたり本屋に行ったりしたら午後8時になった。そのころようやく寮について起案を完成。拙いが自分で一所懸命考えて書いた起案は1つの作品だと思う。これを評価するなんて馬鹿げてますよ。しかし今回の起案は採点されるらしいのでちょっと不安・・・。
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私は休みを満喫して、昼間から野球を見ながらビール飲んで昼寝していたのだが(おいおい・・・)世間では択一試験があった日である。
話によると今年は相当難化したらしく、時間切れだったという受験生が多いらしい。こういう年は受験生全員が予備校慣れしてしまって総崩れになりボーダーが相当下がるのではないだろうか?あまり気を落とさず次のステップを踏み出した方が賢明だと思う。
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朝から特にすることがなかったので、白表紙を読んで宿題をやる。昼間はそんな感じ。
夕方から名古屋修習の集まりがある。秋田修習なのだが就職を名古屋で希望しているので情報収集のため参加させてもらう。名古屋出身者以外とも多数知り合いになれて大変よかった。幹事のSさんご苦労様です。
そんな折、ちょっと小耳に挟んだ話なのだが事務所訪問に行った先の弁護士がこのHPを見ているらしい。HPを検索をしたうえ、プロフィールを見れば誰が書いているのか一目瞭然なので「私」が誰かも特定できているらしい。それは大変ありがたいことです。アドレス明記してあるのでぜひ直接ご感想を聞かせていただきたいです。
「私」は不特定多数の人間がこのHPを見ることを当然想定して書いているため、ヤバイことは全然書いていない(つもり)です。また自分たちが対応した修習生が何をおもっているのかを気にかけてくださっているなど、とてもありがたい心遣いともいえる。自分たちがどう思われているかも気になりますしね。これからもお体にお気をつけてより一層ご活躍ください。
というのは建前です。本音についてはどうでもいいことなので、この話は終わり。
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1コマ目、民弁。先日提出した離婚事件の講義。教官の離婚事件の苦い思い出などが聞けた。不思議なものでまじめな話は聞いてもあまり覚えていないものなのだがこういう雑談みたいな話はとても興味を持って聞くことができる。弁護士になったら避けて通れない話らしいんでちょっとまじめに勉強してみようと思う。
2コマ目、民裁。久々のK教官の授業である。テーマは登記請求で昨日の講演の続きみたいなもの。要件事実はとにかくロジカルで何か難しい。しかしKマジック。森本レオ並みの癒し系の声で眠りの世界にいざなってくれるのみならずその場はなんとなくわかった気にさせてくれる。「紛争類型別の要件事実」(白表紙)を読んでいたのでかろうじてついていける。
3コマ目は講演。法務事務次官(まぁ改めて説明するまでもないのだが、法務省の事務方のトップ。普通の省庁は国Tだが法務省は司法試験合格者がなる。)の講演。要約すると法律家の価値は法と良心にあり、一人一人が考えた価値を大事にしろ、新しい分野に飛び込め、国民生活を助ける司法ということをおっしゃっていた。たいへんためになったのだが今日のテーマ「法務検察」とはちょっと違うような・・・。
講義後民弁教官の事務所訪問。名前を間違えて覚えられていてショック・・・。あとこのHPの存在を教官に初めて明かす。アドレスは教えていないがヤフーで「秋田修習」でヒットといっておいたので多分見に来られるのではないか。あまりヤバイ話は書けなくなった。もっともこれまでも内容には気をつけていたのだが。
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1コマ目、昨日の検察起案を題材にしたテーマ。
昨日、起案の極意を見つけたり、と書いたのだが思いっきり資料の読み間違いをしていたことが発覚。全然情報処理できてない・・・。よくできていたのではないか、と思っていただけにショック。自己嫌悪に陥りろくに意見を述べることができず。
2コマ目、民弁起案が返却されて講評。「被告の主張を整理すればかなりよくなる」と前向きなコメント。丸も心なしか多い。バツも少ない。いい感じ。
3コマ目は大講堂で講演。法務省から来られた方が不動産登記制度について。今後の民裁の講義の基礎知識だというのでまじめに聞こうと思ったが睡魔には勝てず。
課外講座の韓国語も4回目。大分読めるようにはなってきたのだがそろそろついていくのも苦しくなってきた。うーん。
今日ショックを受けたことを糧に「鉄は熱いうちに打て」とばかり図書館に行き、気合で本を3冊借りてくる。「犯罪捜査の実際」「犯罪捜査101問」「被疑者の取調技術」特に最後者がとても興味がある。
あと、今日の配布物として日弁連発行の雑誌「自由と正義」平成14年5月号(vol53)をいただいた。特集として回顧と展望2001年度があり各弁護士会が報告していたのだが(全弁護士会ではない)秋田弁護士会は書いてなかった。もちろん紙面の都合、編集上の問題であるかもしれないのだが、青森県、岩手、山形、仙台の仙台高裁管内の弁護士会は書いているのに秋田だけなし?
秋田弁護士会にはHPがない。これは予算や管理運営、費用対効果の観点からただやればいいという問題でもないとは思う。ただ、2001年の回顧くらいなら書くこともあるだろうしもっと秋田について、秋田弁護士会について情報発信してもいいのではないだろうか?秋田県人は内向的だ、と何かの本を読んだことがあるが内向的と情報発信とはあまり関係ないだろう。
このあたりについて実務修習に行ったらいろいろ聞いてみようと思う。
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一日中即日起案で検察。
起案の極意を見つけたり。起案で何より重要なのは情報処理能力。そこでポストイットをたいがいの修習生は使うのだが、たいてい資料に貼る方で使うのみ。しかし私はこの方法を実践してみたがどこに何が書いてあるか一目できずかえって混乱する。そこで私は資料ではなく、色々書き込んだうえで机の方に貼り付け争点を整理する方に使っている。これだと時間がかなり節約できる上に争点がかなり明確になるというメリットがある。このA方式(Aというのはわたしのイニシャル)をクラスではやらせたいと思うのだが今のところ賛同者はなく私ひとり「何あれ」という好奇の目にさらされながら起案をする日々を送っている。いずれ時代が追いつく!
授業後、刑弁教官の事務所に訪問。どこなのだろう、と思っていったら、犯罪被害者の会の長を務めてたびたびマスコミにも登場なさる日弁連元副会長という超大物弁護士の事務所だった。びっくり。
そこでパートナーの弁護士の話を聞いたのだが、印象に残ったのはその先生は法廷では裁判官と対等以上の立場に立とうとしていて、時には裁判官と法的論争も辞さない覚悟だ、という話。
えてして私たち(法曹、修習生)は裁判官=優秀、弁護士=そうでないという偏見を持っている(そして実際そう)。しかしだからといって裁判官に対して卑屈になって「はいはいおっしゃるとおりです」といっていたのでは弁護士として大成することなど絶対不可能だというご意見。本当にそう思う。そしてそのためには日々精進。私は日々精進していたかな?と最近の生活の反省・・・。
その後飲みがあったのだが、近くに新入社員の女の子たちの一団が。一緒に飲みたかった・・・。
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1コマ目。クラスを2つに分けて刑裁と刑弁の討論。
私たちは2日に書いた起案を基にまず刑裁。グループ毎に分かれてディベートである。まず、グループの意見としては殺人罪(殺意あり)でいくことに。次に検察側(殺意あり)と弁護側(殺意なし)に分かれてディベート開始。
ディベート初体験なのにいきなり冒頭陳述をさせられかなりびびる。準備不足ではあったが白熱した議論が展開され、陪審員の判定に。結果、全グループ殺意なし。ガーン、敗北である。すいません、A級戦犯は冒頭陳述でかなりとちった私です。
しかし、ディベートはなかなか面白かった。今度は準備万端でチャレンジしてみたい。
2コマ目は刑弁討論。こちらは教官の指定で検察側にたって、検察官面前調書の信用性、アリバイ不存在を主張。
この授業を受けて感じたのはアリバイ存在を証明することの難しさ。確かに私たちだって何月何日何時どこにいた?何をしてた?それを証明する人または物は?家族や友達では証明にならないよ、と言われれば証明の仕様がない。これは自分の身にも降りかかりうる問題でもある。難しい。
3コマ目は刑裁講評。起案と討論がテーマだった。ところでこの事例、詳しくはいえないが殺意あり、なし、どうとでもいえる事例なのである。事実認定の難しさを身をもって痛感した。とともに、今盛んに言われている裁判員制度、本当に大丈夫なのだろうか?素人感覚、一般常識を裁判にという趣旨なのだが訓練を受けていない一般市民が正しい事実認定などできるのだろうか?今日の講義で事実認定は非常にロジカルだ、と感じた。一般常識の名の下、なんとなく、ムードで、という事実認定が行われたりしないのか?陪審員、裁判員制度についても興味を持った。
課外講座の韓国語を受けた後、クラス(&研修所所付の教官)で体育館でバレーボール&バスケット。スーツ姿のまま(さすがに上着、ネクタイは取ったが)かなりハッスル(死語)。汗だく。10歳くらい若返った感じがする。もっとも靴下で体育館狭しと走り飛び跳ねたので、滑って転んで足をひねる。腰も痛めた。明日筋肉痛じゃないのかな・・・。
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待ちに待った休み。受験時代は択一前でひたすら勉強していたのでとにかくうれしい。
もっとも悲しいかなお金があまりない。GWの過ごし方もすっかり忘れてしまっていて4日間の休みをうまく使えない。困った。
まずはじめたことがトウカイテイオーのジグソーパズルを作ること。て、おいおいそんなこと普段やれよ。昼食を食べにと本を買いに池袋へ。
次の日はちょっと有意義に浅草、浅草寺めぐり。隅田川を下ってお台場に。むちゃくちゃ混んでいた。ゆりかもめにも初めて乗った。田舎ものです。
あと2日は主に寮で宿題やら勉強やら。昼間から飲んだりもした。あと将棋とマージャンをやって修習生友達とコミュニケーション。時間を贅沢に使った気がする。
彼女でもいれば(名古屋に)実家に帰るという選択肢もあったのだが、そうでないので結局和光で過ごした。
4日間とも修習生友達と主に過ごしたのだが、非常に楽しかったといえる。
来年は秋田でGWを迎えることになるのだが、どんなGWになるのだろう。秋田修習の友達はいるけど、それだけというのも寂しいかなと感じている。小規模庁の悩みはなんといっても人間関係の広がりの狭さ。3人しかいない。これに加えて地縁血縁が全くないというのは・・・もし仮にプライベートの友達を秋田で1人も作らなければ、社会的接触がないと言う意味で「引きこもり」とあまり変わりない、と私は考える。修習生等仕事関係を除いた、プライベートな友達が1人もいない生活、そんな生活が仮に来るとしたら、1年間耐えられるのだろうか?
「サザエさん症候群」というのか、休みがおわるのでちょっと鬱。普段悩まないことでくよくよ悩んでしまう。今悩んでも秋田修習が変わるわけでないし、向こうに友達ができるかは向こうに行かなければわからない。向こうに行ったからといって今の修習生の友達と縁が切れるわけでもないのだからまた一緒に遊んだり語り合える。
また、私はあまり悩みキャラではないのでくよくよするのが我ながら似合わない(本当は、ブルーな時、くよくよしたい時もあるんだが)。だからすっぱり忘れてしまおう。
明日からも頑張っていきまっしょい!!
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刑裁起案。判決を書く。
詳細は書けないが、被告人は果物ナイフで内縁の夫ともみ合いをしているときにこの夫を刺殺してしまったのだが、殺意があったのか(殺人)なかったのか(傷害致死)が主な争点。なのにかかわらず過失致死とか無罪とかおかしな結論を導いた人もいるらしい。
この話を聞いて思い出したのが去年の論文刑法第2問。開発部長が自社の開発データのはいったフロッピーを売却目的でコピーすることが何罪になるか?という問題。普通に考えたら背任なんだけど私は窃盗罪にしてしまった。なんかおかしいなとは思っていたし、他の人に聞いても「それはヘンだよ」と言われていたのだが、致命的な失敗したという思いはなかった。そして去年合格したわけだからやはり致命的な失敗ではなかったみたいだ。
何が言いたいのかというと事実をどう評価するかは、はっきり言って難しい。常識も問われるし、各人の刑法観みたいなものもある。司法試験に受かった修習生の起案でさえそうなのだから、司法試験受験生が判を押したみたいに同じ答案を書くのは、限度はあるが、なにか違うぞということを感じる。各人が思ったことを「こう思いました」と書けば合格できるのでは?
もうそろそろ択一シーズンなのでちょっと説教じみたことをいってしまった。
明日から休みだ。
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3連続出勤の2日目。刑弁起案。しかも初めての1日中起案。
ポンと渡された記録が100ページ以上。これを読んで弁論要旨を書けという問題。100ページを読むだけで2時間かかる。そこから争点を絞り出して詳細な検討を加えると2時くらい回ってしまう。そしてご丁寧なことに昨日の講義で25ページから30ページ書くように、との指定がはいる。でも、1ページ6分かかるとして2時間半から3時間。5時までの締め切りにはとても間に合わない。全速力で書いたが、20ページくらいしか書けなかった。これでも一所懸命書いたのだが、
思いっきり疲れたので、寝る。
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今朝、朝食を買いにコンビニに向かうとき、家政婦は見た!1号教室、2号教室で掃除担当の方々が教室掃除をしてくださっているのを。私たちの教室は階段教室と呼ばれ、定員75名。教官の席をぐるっと扇型に取り囲むかたちをとり後ろの方が高くなっている(お雛様のひな壇みたいに)。そのおかげで、後ろの方も寝ているのがよく見えるのだが・・・。
私たちは掃除をしたことが無いので誰かがしているのだろうと思っていたのだが、我々の出勤前の朝8時半に掃除をしてくださっているとは。大変感謝しています。
今日は検察と刑弁。検察起案もあまり芳しくない。次回は頑張ろう。
課外講座の韓国語を終えて、宿題。離婚事件で夫側に立って(妻か夫かは出席番号順に決まる)主張を考えるというもの。明日提出。なかなか悩む。
今日も飲む。司法研修所、いずみ寮にきてもう1ヶ月過ぎるのか・・・。
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今日は3連休の3日目。昼から池袋に出かけてショッピング。東急ハンズで静電気グッズを購入(いずみ寮はなぜか帯電しまくり。エレベーターのボタンを押すとき、鍵を穴に入れるとき、ノブを回すとき、等など静電気に苦しめられる。この暖かくなったGWに静電気、異常ですよ。原因としては乾燥説、近くを通る高圧電流説、床カーペットの素材説がある)。
あと、サンシャインまで行き1000円ショップでかごなどを購入。お笑いコンビがイベントをやっていた。スケッチブック持って「悲しくなるときー」「かなしくなるときー」というコンビ。最近TV見ないので名前は知らない。
あと、CDを購入。荷物がいっぱいになったので早々に帰還。
今日は4月最終休みなので、今月の総括をしてみたい。今月に入って(研修所にきて)変わったこと、変わろうとしたが変われなかったこと、研修所にきて変わったがまた変わってきたことを検討してみる。
まず、変わったこと。体重が若干減り気味。朝はシリアル、昼は弁当、夜は夕食抜きで飲みなど栄養状態はあまり芳しくない。のみならず、講義中の間食は禁止なので摂取カロリーはいきおい減る傾向にある。さらに事務所訪問でおいしいものが食べられるのだが、話し込んでしまいあまり食べられない(それが夕食なのに)。
また、変わったこととしてTVを見なくなったことがあげられる。いまのところTVが部屋に無く、不定期の予定(飲みも含めて)がはいるためレギュラーで見続ける番組がなくなった(どうしても見たい番組はビデオ録画するのだが、予約を忘れたり間違えたり)。かわりに本を読むようになった。
さらに変わったこと。信号を守るとか公衆道徳に気をつけるとか。そんなことわざわざ変わろうと思って変わること?と言われそうだが、国民の法曹に対して要求する高い倫理観、遵法精神はひしひしと感じている(一応)。修習生であることを意識すると自然とそういう行動になる。もっとも休日は、尊敬する松本仁志の格好そのままに、ジャージ姿で和光を闊歩しているのだが(ガラが悪いとよく言われる)。
変わろうとしたが変われなかったこと。部屋をきれいに保とうとしたが、なかなか無理。休みの日にまとめて掃除洗濯する毎日。忙しい日ばかりではないが、疲れて帰ってきて掃除洗濯はちょっと無理かも。
講義を真剣に聞こうと思ったが、なかなかついていけない。眠いし。
変わったがまた変わってきたこと。朝の生活。日光がさんさんと部屋に差し込んでくるため、朝6時に起きてジョギングして、料理して、洗濯してと当初はしていた。しかし人間の順応力は恐ろしい。日光がさんさんと差し込んできても寝ていられるようになった。従って最近は朝8時くらいまで寝ることにした。
あと、この1ヶ月を過ごして感じたこと。司法試験に受かった司法修習生といったところで、大人気ないのが大変多い。研修所にしろ、寮生活にしろ、施設見学(他のクラス)などにしろ。司法試験というのは受験生の人格を見て合否を決めるわけではないのだな、と改めて感じた。ついでに研修所内でスケボをやる修習生にはまいった。ジェネレーションギャップという奴?またコンビニにキックボードで行く修習生にはコメントの仕様が無い。いまどき、キックボードで、コンビニに行く?いつそれ買ったのよ?おいおい(笑)
ちなみに奇行とかスキャンダルとかは研修所じゅうにすぐ流れる。例えば教官にメンチを切ったとか、何組の某がどうしたという話題は修習生誰でも知っている。酒の肴になっている。これはコミュニケーションの幅が狭いのと、娯楽が少ないことが影響しているものと思われる。しかも噂には尾ひれがつくのでタチが悪い。伝聞、再伝聞、再々伝聞という奴です。
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受験時代を通じて、ゴールデンウイークなど全然無かった(GW明けすぐに択一試験があるから)のだから、せめて今年くらいは人並みにGWを満喫したいとも思う。しかし金が無く、連休も細切れで、宿題が出されている状況では遠くに出かける気にもならない。そこで「思いっきり」マージャンをやろう、と朝の10時くらいから談話室に集まってマージャン。
昼ごはんはカツどん、夕ご飯は吉牛。アルコールもしこたま入って気分いい。結構勝てたし。うーん、有意義だ(そーか?)。
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待ちに待ったお休みの日。でも昨日も1時くらいまで飲んでいたので起きたのが9時くらい。クラスで教官を交えてテニスをやったみたいだが、そんな敗訴ならぬハイソなスポーツやったことないのでノーサンキュー。
で、部屋掃除、風呂トイレ掃除、ヨーカドーへショッピング、洗濯、料理、たまった資料の整理。最後を除けば主婦とあまり変わらない。
今日はアルコールもなし。一人で静かに過ごしたい気分。きれいにさっぱりした部屋でごろっと寝転びながら訴訟資料を読んで起案に備える。(つうか宿題。研修所は休暇の前には宿題を出す。わしら中学生かっちゅうの)
ホワイトボードに5月の月間予定を書き出す。起案が9日、事務所訪問が決まっているだけで2件(教官の事務所)弁護士会のシンポジウム、相撲観戦、コンサートと週末は何かしら予定が入っている。ホワイトボード書き込みだらけ。
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不思議だ・・・わずか10日前に入ったはずの給料がもう無くなりかけている。施設見学に行って、飲みをして、新聞代を払って、研修所の本屋で(10%オフ)「法律事務所経営ガイド」(定価7200円)を思わず衝動買いしてしまって・・・おかしい。友達(名古屋修習)にこの話をしたら「そうだよな、19万なんてすぐなくなるよな」・・・ん?ちょっと待て!19万!?俺の給料は手取り17万だよ!。
この秘密は調整手当。司法修習生の給与は公務員のそれに準じているのだが、東京を始めとする大都市修習には物価による不公平を「調整」する手当がつく。だから秋田修習の私にはもらえないので給与の額に差が出る。
しかしおかしくないか?今は全員和光にきているのだから必要なお金は名古屋修習だろうと秋田修習だろうと変わらない。(ちなみにさいたまも調整手当がでる物価高地域である。)同じ修習を受けているのにこの待遇の差は何?地方配属は軽く扱われてないか?希望したわけでもないのに(第7だけど)。
だいたい、地方が物価安なんて本当なのだろうか?コンビニに関して言えば差など生じようもないし、和光市のイトーヨーカドーが秋田駅前のそれより値段が10%高いなんて話は聞いたことがない。
まぁ、賃料に関して言えばかなり的を射ているとは思う。意に反して東京修習に決まった友達がマンション、アパートを借りて家賃に苦しむ姿は少々かわいそうな気もしているし、彼らは高い賃料を住居手当と調整手当でなんとかカバーできているのが実情だからだ。でも自宅から通う修習生にまでなんで調整手当?全然「調整」の必要なし。まさに盗人に・・・これは言いすぎだな。
ただ、昨今の財政状況と今年度の合格者200人増員を考えると57期以降もこの制度が存続するか不透明。給与が3万円カットされるという噂も出ているし(あくまで噂)そもそも修習生に給与を払うという制度自体なくなるかもしれない。研修医には払うようにするくせに。だから自民なんか支持できないっつうの。
以上のようにくよくよしていたら、3月頑張ったバイト代が7万円も入っていたことに気づく。助かった。GW乗り越えられなかったらむじん君のお世話になるのでは・・・と本気で考えていたから。
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3限目は講演。裁判官による家事総論。刑裁起案講評で打ちひしがれているところだったので耳に入らず。
研修所のカリキュラムには授業後の課外講座というものがあって、修習生は任意にこれを取ることができる。例えばパソコン(エクセル)とか、外国語会話とか、外国法とか。私は焼肉が好きなことと(オイオイ・・・)秋田空港から直行便が出ているため長期休暇に絶対行こうと決めていることから韓国語を受講。
メンバーは10人。アンニョンハセヨ、マンナソパンガプスムニダ・・・全8回頑張ろう。ちなみにNHK教育のハングル講座受講中。ユンソナいいっすよ。
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大阪高検公安部長の事件。これもショックである。だが、もっとショックなのが調査活動費の流用疑惑。高い理想を抱いた胸に秋霜烈日のバッジをつけた検事だけは、そんなことはない、というより検察庁がそんなことやったら誰がチェックするの?と思っていただけにショックである。
まぁもっともショックだったのが大阪地検の建物があんな高層ビルだったこと。でかっ。
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丸々一週間「ひねもす日記」の更新ができなかった。しかしこれは暇すぎて書くことがなかった、とか最近エッジがつながりにくくなった(これは本当。いずみ寮でエッジ加入者が増えたからだと思う。)からではない。とにかく忙しくて更新する暇がなかったというのが本音である。
まず、今週即日起案が3連発。民裁、刑弁、民弁である。一生懸命書いているのだがなかなか評価されない(添削はされているが採点はされていない)まぁ、読み込み、書き込みとも甘いのは事実だが・・。
また、起案をやっているときは楽なのだが、終わったあとの疲れは講義の比ではない。くったくたになる。
水、木は授業後事務所訪問に。これもまた疲れる。往復はもちろんだが、弁護士の方に色々質問をしなければならなかったりするので精神的に疲れる。帰ってきてからあっていただいた先生全員にそれぞれ異なる文面のメールを送らねばならず、寝るのが3、4時になることも・・・。
また、秋田での不動産探しも本格化。ネットでよさそうな物件を見つけて、資料請求。契約を決断して返事をFAXなど・・・。現地に行かずに契約するつもりなのでトラブルが心配だが、不動産屋にはこちらの身分を明かしているし、今のところ順調にきている。
もっとも、忙しくて更新する暇がなかった、という割には事務所訪問に行かなかった日は名古屋の友達と毎日飲んでたのだから、まだまだ余裕残しではある。
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まず頭が痛い。のどが痛い。体調最悪。
しかしせっかくこちら方面に来たので横浜でショッピングをして帰る。11時には某ラーメン店でちょっと早い昼食。体調がもっとよかったらもっとおいしかったのかも。
昼過ぎに寮につく。眠いので昼寝。
夕飯は給料日後ということで焼肉。腹いっぱい食べたら割り勘で6000円くらいいってしまった・・・。
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法曹たるもの、広く社会について精通していなければならない。そこで施設見学に行く。まあ、小学生の社会見学をもうちょっと高尚?にしたようなものである。
行ったのは久里浜にある東京電力の火力発電所。他のクラスはどこに行くかというと、ロケット工場とかテープ工場とかバラバラ(研修所が決める)。
発電所・・・というと生活に密着していてあまりありがたみがない気がしていたのだが、はじめて見た発電所は新鮮な驚きにあふれていた。環境問題にも配慮してますよ、原子力発電についてもっと理解してください、というメッセージは大いに感じた。(将来この関係の裁判を担当する時に思い出してくれということなのだろうか?)
見学が終わって質疑応答。修習生の誰も質問をしようとしなかったため、刑裁の教官が私のほうを見て「質問しろ」とアイコンタクトをしてくる。しかたなく?挙手をして起立して質問しようとすると、係の方が「あぁ、座ったままでいいですよ」一同大爆笑、恥ずかしい。(研修所では、発言をするとき@挙手、A起立、B発言というのが決まり。だからこの話は普段の研修所生活を知っているものにしかウケナイ)
電車で移動するときなど刑裁教官にいろいろなお話を伺う。例えば教官になってよかったこと、悪かったことなど・・・。
日帰りなのだが、鎌倉に宿を取って宿泊。1次会は宴会。検察教官はやはり手品を披露。2次会はカラオケを使って飲み。盛り上がる曲を皆で熱唱。異常なハイテンションになってしまい、指名もされてないのにマイクをとり「勝手にシンドバッド」をこれまた熱唱。
・・・疲れて寝た。
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今日も昨日に引き続き民事系オンリー。(民共と民裁)。授業内容の要件事実とあいまってまた眠い一日か・・・。
と思ったらそうではなかった。ビデオを使った授業だったんだが、その内容が次回起案に関係するということで必死にチェックしたということが理由の1つ。
もう1つはこのビデオ、教官2名が出演しているものなのだが、ボケが2人で漫才をやっているような掛け合い(失礼)・・・。ちなみに台本はあり、だから余計におかしい。要所要所で脱力させてくれる内容はある意味必見。
研修所はよくビデオやパワーポイントを使って授業をする。ビデオはドラマ形式のものが多いのだが(手続きの流れを見せるものなど)プロの役者さんを使っているらしい。内容自体は考えて作ってあるらしく結構面白い。ときどき修習生から「オイオイ」と突っ込みも入るし、休憩中は「あんなわけねーだろ」とビデオの感想をいいあっている。大学の講義なんかより面白いのは確かだ。
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前に出した民弁の起案が帰ってくる。丸もついているが、バツが多い。採点はされてないがあまりいい内容ではなかったみたいである。初起案だからこんなものなのだろう。
しかし暑い。スーツが重荷になる。エアコンを早くつけてほしいのだがどうもダメみたいである。上着を脱いで講義を聴いている。でも眠い。民裁のK教官は癒し系の声をしているので睡魔に襲われてしまうのだ。朝から眠かった。
夜は事務所訪問。俗にいう大手渉外事務所。ホテルで食事の後事務所を見せていただく。丸の内にあるのだが、「アリーmyラブ」のケイジ&フィッシュ法律事務所みたいなオフィスである。渉外は偏見で毛嫌いしていたのだが、こんなところで働けるものなら働いてみたいという気にさせた。
東京就職も考えてみようかな?
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1コマ、2コマ目は検察の即日起案。検察官として架空の事件の処理をするというもの。つまり起訴なら起訴状を書き、不起訴なら裁定書を書く。10時から2時40分までなら楽勝では?と思うのは素人考え。ポンと渡された資料をその場で読んで決裁するというのはなかなか大変。自由に休憩が取れるのは楽なのだが。
3コマ目は現職裁判官を招いての講演会。とてもセンスオブユーモアのある方で、全然退屈しなかった。講演のテーマは「法曹としての経験と改革力の修得」破産、倒産、民事再生についての講演で、私は全然これらの制度について知らないのだが(勉強してないので)本当に勉強してみたくなった。とても素晴らしい講演だった。
授業後、クラスの一部と検察教官を囲んで池袋で飲み会。うちの検察教官は、大きな社会問題にもなって誰でも知っている、大阪の某有名企業の事件を担当された検事で人間的にとても魅力のある方である(手品をよくするが)。自分たちが持っている検察官のイメージを発表した後質疑応答。私は検察官についてあまりイメージがないため「HERO」から「検事と検察事務官の関係について」という質問をした。
現職エリート検事の本音の声が聞けてとても有意義だった。その中で印象的だったのが「初心を忘れるな、
one of themにするな、自分に謙虚であれ」という言葉。これは「交通事件など迅速な大量処理が求められている事件で、どこか気を抜いてしまうのではないか?」という質問に対する答え。キムタクもこういう検事だったんだよなぁ。大事にしたい言葉だと思った。
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朝、昨日ようやくプリントアウトした刑裁の起案を提出する。ところが「窃取」が「摂取」になっているのに気づく。あわてて修正。
今日は待ちに待った給料日。司法修習生には、国から大卒初任給よりちょっといい程度の給与が支給される。勉強して給料もらえるのならいい身分だ、とも思われがちだが兼業禁止のため会社を辞めて研修所に来た方など大幅減収である。私は初サラリーなので早速郵便局にいって(研修所敷地内)通帳記入。たまたま民裁の教官に会う。
刑弁では架空の事件をもとに保釈請求書を起案する。その後討論。皆よく勉強していて、よく発言する。
検察講義では、殺人現場に落ちていたロープが果たして凶器か?という説明の際ポケットからロープを。教官、実はタ○ロマ○シ?と思っていたらやっぱり手品だった。ナポレオンズか。(失礼)
今日は朝1人、夕食の食堂で1人、帰りに1人、秋田修習組に会う。もちろん皆顔見知り。小規模庁のいいところはこの人間関係の密接さだろう。世代もバラバラだし、いい仲間になれそうである。
明日も起案だが、特にやることも無い。本読みながら寝ていれば誰かから飲みのお呼びがかかるだろう。というわけで7時半ごろから寝る。
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最近よく本を読むようになった。研修所には図書館があって修習生は自由に本を借りることができること、およびテレビの無い生活を送っていることから昔に比べて(特に受験生時代)に比べて圧倒的に読書量が増えた。
研修所の図書館は、当然のことながら蔵書の90%くらいが法律関係の書籍。しかし10%くらい一般図書がある。しかも特筆すべきはそのバラエティ(言い換えると統一性の無さ)グルメ本とか「地球の歩き方」数冊とかシリーズ本が一部しかない(例えば「新宿鮫」は4,5,6しかなかったような)とか、研修所は何も考えずに本を入れているらしい(誰かが読んだ本を寄付してもらっているだけかもしれないが)。ただ、「評決」「法律事務所」「検察捜査」など法律系小説が多いのはさすが、特徴といえば特徴。
こっちにきたとき荷物として結構な本を持って来たのだが、図書館で借りて読んだのは「この国のかたち」(司馬遼太郎 なぜか第1巻しかない)「テロリストのパラソル」「マークスの山」「24人のビリー・ミリガン」「爆笑問題のお笑い日本原論」「検察の疲労」「ONE
PIECE 23巻」などなど・・・ああ「ONE PIECE」は買ってきたのであって図書館にはありません。そのかわり「ゴー宣 戦争論」はあったな。
ただ、それより刑裁の教官に買っておくようにといわれた本5冊(プロ仕様なので?1割引で1万5000円もした・・・)は本棚の肥やし。こっちを先に読むべきのような気が・・・。
あと談話室には修習生の寄付した本が置いてあって、「魁!!クロマティ高校」や「美味しんぼ」「検察官キソガワ」「Mrキートン」など充実している。(小説もある)
コンビニが遠くなったせいで逆に週刊誌を読む機会がめっきり減った。というより立ち読みが体力的につらくなってきたので某漫画雑誌は買ってしまうようになった。
寮の生活はプライバシーが無いと言われるが、ここに関して言えばそんなことは無い。今日は疲れたから人と会いたくない・・と部屋にこもってしまえば1人で快適に過ごすこともできる(内線電話がかかってきたり直接訪問されるおそれはあるが)。逆に騒ぎたい、と思えば内線をかけまくったり1階ロビーあたりで知り合いを待っていれば、遊びに行ったり飲み会をすることは容易である。そういう意味で居心地がいいので退寮するときは名残惜しいのかもしれない。
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昨日でた自宅起案に取り組む。刑裁の起案で、判決文を書くのである。形式面はもとより内容面でも気をつけねばならないことだらけなので、とにかく苦労する。といいつつ、やったのは自室ではなく同じフロアにある談話室。テレビを見ながらの起案というふざけたスタイルは研修所広しといえど私だけかもしれない。(テレビは見ていたわけでなく、着けてあっただけなんだけど)
ただ、あぐらをかきながら長時間起案をしていたので翌日腰が痛い。うーん年だな・・・
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4月10日にあったのは「即日起案」と呼ばれるもので、その名のとおりその日のうちに完成させなければならない。これに対して今日の「自宅起案」は自宅に持ち帰ってやる起案。宿題である。宿題と違うのは、授業時間として組み込まれている点、すなわち自宅に帰っていい=早く講義が終わる(1コマのみ)という点である。
やったー、と思ったら寮の避難訓練が実施されたためあまりゆっくりできなかった。雨が降っていたので大講堂に避難してビデオ鑑賞。本来2時間の予定が1時間少々で終了したことに感謝すべきだろう。
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先日配布され、検討した刑裁の白表紙の検討と講評がある。わたしは無罪でいこうと思ったのだが、討論を通じてあっさり撤回。その後の検討でそのいきさつを発表すると(事前にどういう意見で行くのかアンケートの提出が必須)教官に「とても柔軟な発想ですね」とお褒め(嫌味?)を言われてしまう。
疲れてしまったので、その後の講義は半分寝ていた。
夜は名古屋の友達の部屋で飲み。かなり酔っ払う。疲れ気味である。
正直かなり研修所の生活はハードである。合コンがいっぱいあって女性にモテまくり、と聞いていたが、全然そんな話は回ってこない(おっさんだからか?)。回ってきても疲れていて参加する気力はない。1日中寝てられるのならそうしたいくらいである。
スケジュールはハードだし、知らない人たちに囲まれた生活は想像以上にストレスがかかる。できることならはやいところ実務修習に行きたい、4人の修習生という狭い人間関係で完結したいと思うのだが、実務修習=1年もの自由のない生活かと思うと、「懲役1年の実刑判決」という感じでもある(いや実際誇張ではなく、全く知らない土地にいくことは精神的に相当キツイ)。変化と安定、どちらが重要か?と問われ後者と答える精神状態である。
今日の昼休み中、実務修習地の不動産情報が渡されたのだが、秋田市内の周辺地図とタウンページの不動産屋の項がコピーしてあるだけ。あとは自分で探せということである。もっともうちは親切な方で、「裁判所は斡旋とかしません」という紙1枚というところもあり、びっくり。
結局今のような精神状態になって、自分にはよって立つ何物もないことにいまさらながら気づかされる。はやく一人前になりたい、いろいろな意味で。
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民事弁護の講義で起案をする。架空の事件を参考に訴状を書くというもの。形式的な要件を満たすか否かも重要だが、何を書くかというところでとてもなやむ。もっとも初めての起案だったので研修所もとても配慮していたのか、比較的易しいような。もっともあまり予習しないで書いたので、かなり適当。
実際のところ、結構疲れ気味。昼間の授業は相当眠いし、5時に寮の部屋に帰ったら11時くらいまで寝ながら読書。司馬遼太郎「この国のかたち」など4冊を一気に。もっとも呼び出しがかかりその後2時まで飲み。こんなことしているから疲れるのだな。
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朝、きしめんとキャベツを使って焼ききしめんを作ろうとするが、なぜかレタスだった。しかもきしめんは昨日で賞味期限が切れている。
検察講義で教官が手品を見せる。来期以降も使うかもしれないのでネタばれ防止のため詳細はいわないが、うそーという感じ。司法研修所の教官はこのようにユーモアがあるかたが本当に多い。緊張した授業がなごむ。
エレベーターを利用して教室に行こうとしたところ、4Fで降りるつもりが3Fで降りてしまい8組の教室に堂々と入ってしまう。しかも知っている人にその姿を見られてしまい、かなり恥ずかしい。疲れているのかな?・・・。
クラスコンパは居酒屋で。70人のクラスでみんなの顔がまだ覚え切れていない。この日だけで全員の顔と名前を覚えきれたわけではないが、こうして確実に増やしていけば前期修習中に覚えるだろう(でも1年離れ離れになるが)
また教官ともざっくばらんな話をするのははじめてだから、素朴な疑問を色々ぶつけてみた。収入とか、苦労とか、やりがいとか・・・
ところで秋田修習は4人男だ、と不満を述べたが、水戸修習は10人いて全員男だと判明。6人で2人女性のところもあるのになぜ・・・。なら秋田が男ばかりだということも致し方ないのかな?しかし10人いてねー・・・大都市には地方枠があるみたいだから、女性枠を設けてもいいのでは?そういうわけで不満は解消。
2次会まで行ってタクシーで帰宅。寮なのでタクシー代を割り勘できるのがありがたい。明日起きれるのかな・・・
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朝起きると腰が痛い。バッティングセンターでの疲れが一気に噴出した。もっとも2日遅れで出ないだけでもまだましか。
金曜日に配布された白表紙を皆で読んで意見を言い合おうという会を主催する。場所はいずみ寮セミナー室。
クラスで集まってやるというのも一つの手だが、クラス外で議論してクラスに持ち帰った方が色々発言できると思い、名古屋出身者に声をかける。
白表紙とは研修所で言う教科書のことである。刑裁の白表紙だったのだが、内容は架空の事件の訴訟記録を読んでどう判決を下すかというものである。
10人ほどが参加し、2つの訴因について後者はほぼ一致した結論を見たのだが、前者で訴因たる窃盗罪に付き有罪、無罪が真っ二つに分かれる。有罪側(検察官)無罪側(弁護人)に分かれて議論を展開する。私は(窃盗は)無罪でいけると思っていたのだが、検察官の意見も一理ある。一理はあるが、反論してつぶす。司法試験にはなかった頭を使った勉強だった。とくに法学部をでてないので初体験である。
事件自体きわどい事件だった(否認事件で被告人と犯人の同一性を示す証拠がない)のだが、無罪にする意見のなかにも合理的疑いを容れない程度の立証がなされていないからという訴訟法的発想の考えと、証拠を分析して事実を認定するととても有罪にはできないという考え方(私はこちら)の2つがでてきて、こういうことも司法試験にはなかったなと感心した。
ただ、刑裁、検察、刑弁の最初の授業を聞いた限り、どの教科も事実認定の重要性を強調していた。だから「合理的疑いを容れない程度の立証がない」では答えになってないような気がする。したがって詳細に証拠を分析して事実を認定することが必要なのではないだろうか?それとも真実発見は検事の仕事だから裁判官はそこまでする必要がないのだろうか?ここは講義を聴いてみないとわからない。
皆で夕食を食べようと寮からでて歩き出すが、どこも満員。しかたなくコンビニで弁当を買って会食。ワインや手作り料理を持ってきてくれた人がいたおかげでかなり楽しい会になる。皆のクラスの様子や、事務所訪問、就職活動情報など共通の悩みを語りあう。
さあ、宿題も終わって寝るだけか、と思いきや検察と民裁の宿題があることが判明。うーん・・・
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久々にゆっくりできる。といっても7時半には目が覚める。昨日の晩、週末を外で過ごす寮生が外泊届けを出していたが、結構な数にのぼるらしく寮はいつもに増して静かである。
洗濯、掃除、布団乾燥などを一通り終わらせて今日の予定を考える。一人で週末を過ごすのはかなり孤独感がつのり寂しい。そういえば授業でもらった多数の資料類が相当たまってそろそろ収拾がつかなくなってきた。ファイリング用品を求めるため、成増に100円ショップがあるという話を聞いたので、名古屋の友達に内線電話をかけまくり、買い物ツアーを組む。
昼食を和光市駅前で取り、昼からビール。成増へ出かけ、ダイエー内の88円ショップ、100円ショップで文房具や掃除用品、洗剤などを調達。
次に新宿に遠征し、ドンキで買い物。少し休憩した後折角新宿に来たのだからと、例の火災現場で犠牲者の冥福を祈りつつ歌舞伎町を散歩。やくざ?と警官6人くらいの団体との一触即発の場面に出くわすが、本当に怖いのでそそくさと通り過ぎた。
その後、ソフトボール大会に備えてバッティングセンターでトレーニング。久しぶりなのでなかなか当らない。後1ヶ月自主トレに励もうと誓う。
夕食をラーメン屋ですませ、(ビール2杯)東急ハンズでさらに文具を買う。帰りはちょっと変わったルートを行こうということで大江戸線ルートで大泉公園からバスに乗る。ところが西武線内で、買ったばかりのカードを落とす。車内で爆睡してたので。
その後、談話室に集まりマージャンをやる。半荘1回で切り上げる。1日歩き回ったので疲れたのだが、平日とは質の違う疲れだった。
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ここで寮での生活を紹介しよう。朝は6時ごろにはおきる。早いときは5時ごろである。なぜなら私の部屋は東向きで朝日がこうこうと差し込むから、とても寝てられないのである。しかたなく、ジョギングを7時まで。7時から洗濯機が使えるようになるため洗濯。朝風呂にはいったあと、電子レンジを使って料理を作る。談話室のテレビを見ながら優雅な朝食。部屋に帰って掃除機をかけた後9時半頃なのでようやく着替えだし、9時50分頃出勤。
というわけで、健康的な生活を送っているように見えるが、実は昼間相当眠い。慣れない寮生活、修習生生活にちょっと参っている部分もあるのかもしれない。
それでも今までは我慢してきたのだが、今日は駄目だった。昨日のみ過ぎたこともあり昼食後の2コマ目で居眠り。席が最前列なのでいままでは目を開けて寝ていたのだが、今日は耐えられなかった。K教官決して授業がつまらなかったわけではないんです。どうもすいません。
もっとも一日中寝てたわけではない。午前中は法廷教室(一般的な法廷とラウンドテーブル法廷)の見学をした。本当の法廷が教室内に再現されていた。入所式の所長の講話で「司法研修所の設備は世界一といわれている」とあったが、本当にそう思う。もっとも所長の講話ではそれに続いて「修習生も世界一といわれるようになってください」と続いたのだが・・・
K教官が「どこでも好きな椅子に座っていいですよ」とおっしゃるので、当然私は裁判長席に一番乗り。眺めがいい。
要件事実ははっきり言って難しい。しかし研修所にくるまでに白表紙「紛争類型別の要件事実」を読んどいたほうがいいといわれ勉強会を開いた成果が出て、授業が全くわからないということはなかった。
長かった1週間も終わり、明日から休日である。やっとゆっくり出来る、と思ったら刑裁で課題が出される。木曜日締め切りなのであせる必要は無いのだが、週末に出すということは、休み中にやっておけということなんですね。T教官・・・
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民弁、刑弁と授業があり5教科の最初の授業は一通り終了である。教官の自己紹介も一通り終わりである。民弁の教官は私の先輩にあたる方だと判明。とても親近感がわく。
教官の実務修習地を聞くと新潟、岡山、長野と意外と田舎といわれるところが多い。なんだ、安心だなとも思えるが、「若くて優秀な人が地方に飛ばされる」という噂を裏付けているとも。では私は?若くて?優秀!?・・・。
民弁の授業のとき、「弁護士に対するイメージ」について聞かれた。私は法学部出ではないので、弁護士に対するイメージはテレビドラマのそれしかない。恥ずかしながら。しかし挙手したうえで、「はい、アリー・マクビールです」と答えたら爆笑されてしまっていただろう。挙手しないで正解。せめて「プラクティス」ぐらいにしておくべきか(それも違うな)ちなみに検事に対するイメージも「HERO」か赤かぶ検事しかない。あと鷲尾いさ子の。
昼休みに教官方と昼食を共にする会食があった。ここでも自己紹介。志望動機などを1分半でといわれたが、志望動機は最初のときに一通りしてしまったので秋田に行ったときの話をしてみる。教官方はちゃんと私たちの自己紹介の内容をメモしていらっしゃる。修習生の顔と名前が一致しているし、本当にありがたい。
ちなみに、自己紹介が長引くとさすがに教官がたも飽きてこられる。しかしその中でも一番最後まで集中して聞いておられるのが裁判官。やっぱり人の話を聞くのが仕事だからなのだろうか(検事、弁護士もそうだが)。12組だけかと思ったら、他のクラスでもそうだったという話を聞いた。
授業は早めに切り上げ、避難訓練。ただ、1000人の人間が同時に逃げ出して無事何の問題もなく逃げ切れるように研修所の設計がなされているとはお世辞にも思えない。階段はあまり広くないし。しかも私の教室は最上階の4階・・・火事が発生しないことを祈るしかない。
他のクラスはコンパに行ったようであるが、うちのクラスは後日。しかし寮の談話室に集まって飲み会が始まる。ここでもまた自己紹介。とにかく早く顔を覚えてもらわなければ・・・
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司法研修所の朝は遅い。早番で9時30分、遅番で10時から授業開始。でも飲食禁止1時間50分授業、昨日の疲労が取れない事もあいまってとにかくブルー。3日でノイローゼになるな、と思っていたら途中10分の休憩があるとのこと。50分、休憩、50分なら高校の授業と変わらない。予備校よりも短い。ホッとする。
初日は民裁、刑裁、検察の3コマ。教官の自己紹介と経歴、教官が担当された事件について話をうかがった後、これからやる授業のガイダンス。と民裁、刑裁については小テストがあった。民裁は過去問で楽勝だったのだが、刑裁は過去問あてにならず。どうやら教官方は研究の上過去問を外してきたようである。
教官はどなたも間違いなく優秀な方ばかりなのだが、それ以上に人間的に魅力がある方ばかりである。こんな方々にお話が伺えるなんてそれだけで幸せだ。これは当HPを教官も見ているかもしれないから、という意味でお世辞で言っているのではない。本当の話である。しかも他クラスの話を聞くと全員がそうというわけでもなさそうなのである。12組は当りだったようだ。
刑裁の教官に呼ばれて、秋田修習のことで励ましていただく。身上調査書を書いたときに、備考の欄いっぱい使って、「就職活動はどうなるんでしょうか?説明してください」という趣旨を、もう「ほんのちょっと」過激に(あの時は非常に怒ってたのでかなり感情に任せて、というか内定取り消しにしてくれるならそれはそれで有難いとも考えて)書いてあったので、フォローしていただいたのだ。大変ありがたい。本当にうれしいです。ちゃんと読んでくださっているのですね。ただ、研修所が地方修習の人間を軽く扱っているのかどうかについてはこれからも注意深く見守りたい。
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12教室に入って各種書類を受領、宣誓書や読書感想文を提出する。一クラス70人は初めての経験なんで、数の多さに圧倒される。
身分証明書とバッジをいただく。バッジを早速つけてみるとなんとなく修習生になった気分だ。
修習生全員が集まっての入所式。所長講話、局長講話があったのだが、非常にユーモアに富んで心に残るものだった。ちなみに二人とも裁判官である。「裁判官は世間知らず」というステレオタイプの批判しかできない評論家諸氏にこそ聞いていただきたい内容だった。
教室に戻って教官6人と顔合わせ。辞令を受け取る。「発令内容 司法修習生を命ずる」というシンプルなものだ。でも一人一人名前を呼ばれて辞令を受け取ったとき修習生になれたんだなと実感した。
その後、修習生一人一人全員自己紹介。修習生はとにかく自己紹介をする機会が多い。しかも皆実に自己紹介がうまく話す話題が多い。「○○です。よろしくお願いします」なんて人は一人もいなかった。私には話す話題などなく苦労する。
修習生は持ち回りで修習日誌を書かなくてはいけない。いきなり今日の当番である。所長講話、局長講話についての感想を書く。
入所式が終わった後の入所パーティーは新宿のヒルトンで。ここで秋田修習生の4人が初顔合わせ。20代前半から30代前半まで世代が見事にバラバラである。
秋田修習には毎年1人は女性がいたみたいだが、今年はなんと4人とも男である。女性の修習生友達はクラスで造るしかないのである。これはきつい、というか寂しい。男女共同参画社会が叫ばれる今日、男だけで充実した修習が送れるのか・・・研修所にはもうちょっと考えてほしかった。他の修習地では当たり前のことが、地方では全然当たり前でないということが「私はどうでもいい奴だから、地方に飛ばされたうえ、人並みの扱いをされてないのでは?」という疎外感や不信感を地方修習生に抱かせている原因の1つであることに研修所は気づいてほしい。女性1人ではかわいそう、というのなら2人にすればいいのである。女性合格者が少ないのなら、都会修習を減らせばいいのである。なぜ地方にしわ寄せをいかせるのか?容易に人数調整ができる都会修習を変えるべきではないのか?なにかおかしくないか?
4人揃って話題といえば、当然恨みつらみである。就職活動や、その際の往復の交通費など悩みも共通なので連帯感はすぐできる。そこで他の3人の希望順位を聞いてみると秋田は8位、8位、希望なし。つまり7位にした私が一番高順位。例えるなら逆指名でドラフト1位指名された10年に1人の超大物即戦力ルーキーみたいなものである。(そうか?) なら私は文句言えないか。・・・いまさら仕方ない、ポジティブに、ということで4人の意見が一致。
秋田自体は希望していくのだから、楽しみである。早く行ってみたいくらいである。実務修習地もとても大事にしてくれるという話である。ただ、司法研修所の地方修習に対する扱いには、はっきりいって全然納得していない。かなり不満。
とにかく1日中団体行動で疲れる。楽しいというより疲れた1日であった。
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4月1日、この日私は平成14年度司法修習生(第56期)に採用された。いよいよ始まりである。
もっとも、この日は修習生としての呼び出し等はなく、もっぱらいずみ寮に入寮するものだけが「引越し」をした一日であった。
前日池袋に泊まって備えていた私は、はやる気持ちを抑えつつ10時ごろにはいずみ寮に入った。私の入るB棟は新築で、まだペンキのにおいがする本当に真新しい部屋だった。
部屋は東向きで、午前中日光がさんさんと照りつけるのは勘弁してほしいところではある。もっとも、ワンルームの割には大きいガラスが使われており(机の前面はガラス張り、和光市の夜景を見ながら勉強できる)開放的な部屋である。ちなみに職員の話だと、司法研修所は阪神大震災クラスの地震にも耐えられ、最高裁判所が倒壊した場合司法研修所が危機管理センターになるように建てられているようである。(という話を説明会でされた。)
宅配便で送った荷物を一通り解いたところで、友達の部屋を訪問する。当然のことながら同じつくりの部屋なのだが、持ってくる荷物に個性が出ている。
ひと段落着いたところで、和光市のイトーヨーカドーで買い物をする。姿見やヘルスメーター、明日以降の朝食など・・・。最終的には両手いっぱいの買い物になる。
その後の入寮の説明会は比較的あっさり済む。しかし、火災、防犯、食中毒などなどに対して、大人数を預かるものとして司法研修所の職員一同が真剣に仕事をしているという事実は大いに伝わってくる。大変感謝します&お世話になります。
夜は、体育館のアスレチック施設で一汗かく。守衛のNさんに体育館の使い方を聞いたりしているうちに意気投合仲良しになる。職員の人たちはとても親切できさく。これからの寮生活は本当に楽しみだ。
その後、名古屋の合格者と談話室に集まって飲み会。今日判明したクラスわけで大いに盛り上がる。私は12組であった。(14クラス中)