ワークショップの趣旨・ねらい
大阪府全市町村の女性関係施策(行動計画・啓発事業・女性センター・グループ支援・市民参画な ど)や女性センター等(施設の概要・計画段階・運営・事業・保育)の調査をし、その結果を2冊 の冊子にまとめた。私たちの「調査・比較・発信」の経験や調査結果から見えてきたことを、冊子 や写真を資料としながら具体的に報告し、みなさんの参考にしてもらう。更に参加者との情報交換 を進めて、女性政策や女性センターに対する認識(特に市民参画のあり方・進め方)を深めていく。 市民・行政担当者など日ごろの立場を越えて、ともに、ジェンダーフリーを求める仲間として、お 互いの立場を理解しあった話し合いをすることで、市民と行政との真のパートナーシップを築く方 法を考えることをめざす。
ワークショップの内容と方法の概要
1. 調査の概要 ・ WIN-Lの成り立ちや活動目的。 ・ 施策調査からセンター調査に至る2年間の経過。 ・ 調査結果から高まった“市民参画”のあり方への関心。 ・ 調査項目の意味と「評価」をしないというグループの姿勢。
2.センター調査の結果
冊子“比べてみれば・・・「私」のまちの女性センター”と
20枚程度の写真を資料として、調査結果を報告。
・ 施設の概要 限られた予算の中でも工夫できる活動拠点という視点から ・ 計画段階 年表を参考に、世界や日本の動きと女性センター設置の関連 ・ 運営 センターの有無に関わりなく取り入れられる市民参画 ・ 事業 啓発・相談・情報事業と登録団体などの活動支援について説明 ・ 保育 保育環境・保育室の利用・保育者の3点から説明
市民参画の一例としての側面
3.参加者からの質問や意見発表
グループメンバーで回答できるものは回答。
「女性センターの利用料金のあり方」「女性センターと保育」の2つの質問については次のグループトークのテーマにした。
4.グループトーク
参加者が7〜9名程度の7つのグループに分かれ、各地の状況を話し合った。
自己紹介の他、「市民の関わり方」と参加者からの2つの質問の計3点をテーマとした。
5.グループからの発表
各グループの代表者が2分間程度で、話し合った内容を全体に発表。
非常勤が多い職員構成や担当者の異動など運営に関する問題点や行政担当者自身から市民参画を無償ボランティアと位置付けている行政の姿勢が指摘された。
利用料金や保育については、地域によっての状況が大きく違うことが実感され、一概に結論が出せる問題ではなかった。
6.まとめ
グループの発表を受けて、全体をまとめた。
また、今年度の取組である「市民参画についての事例報告」への協力を依頼した。
7. アンケート記入
今後のネットワークづくりに役立てるため、意見・感想と連絡先を書いてもらった。
感想・今後の展望
・昨年に続いて参加してくださった方が何人もあり、活動の継続が評価された。
・冊子について、調査内容が高く評価されるとともに、「評価」をしないという姿勢も理解された。
・グループにわかれての話し合いは、活発な意見交換がされていた。充分な時間は取れなかったが、 「さまざまな状況の地域があることがよくわかり、多くの女性や担当者がその状況の中で最善の方 法を求めて活動していることに勇気づけられた。」との感想をいただいている。
・ワークショップをきっかけにできたネットワークを育てて、さらに施策のあり方や市民参画につ いて検討していきたい。
・ワークショップを通して、私たちの行った調査、情報発信への関心の高さ、必要性が実感できた。 現在進めている「男女共同参画に関わる条例・計画」の調査への期待も感じている。より充実した 調査や情報発信をめざしたい。