ドーンフェスティバル2002 参加ワークショップ
さあ広げよう!ネットワーク

日時:  2002年3月9日(土) 10:00〜
場所:   ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)5F 大会議室2
資料代: 200円(「2000年WIN-L活動報告集」)
WIN-Lでは、様々な地域のグループリーダーが集まり、情報交換を行っています。
語り合うことで、共通の思いがあることを確認できたり、
活動へのヒントを得たり・・・と楽しい発見がいっぱい。
一緒に意見交流をし、ネットワークを広げましょう。

                      
プログラム
  1. WIN‐Lって何?
  2. 各グループの活動発表(予定)
    ・メルマガで情報発信
    ・子育て支援
    ・CRグループ  etc
  3.参加者からの活動発表と
   グループ発展に向けての提案や問題解決のためのアイデア・情報交流


報告
プログラム1.WIN‐Lって何?(堀)
1999年ドーンセンターで開かれた組織開発講座(グループで活動している 女性たちのために、組織運営、組織論などについての連続講座)のOBグルー プ。講座の内容を実践するためのグループとして誕生した。女性グループのための情報交換、発信、ネットワーク作りを目的としている。みんながんばっている、という気持ちの心情の共有による支え合いの役割も大きいと思う。その意味では本日のワークショップが本来の活動であるので、思いを出し合える場 にしたい。
【プロジェクトについて】 何事も全体で取り組むというのではなく、「やりたい人がやる」というスタン スで有志が集まって取り組んでいる活動。最初はいろんな地域の人が集まっている中で、自分たちの活動をやりやすくするための大阪府の市町村の女性施策 調査を行った。それは昨年度の女性センター調査、本年度はプラン、条例・計画の調査のプロジェクトへと引き継がれて、前の2つについては冊子も完成している。本日の資料の活動報告集も、ネットワーク作りを目指したプロジェク トの一つ。
【今後の展望について】 WIN−Lはあったらいい、と会員からは支持されているが、広がっていかな いことに問題を感じている。会員も忙しく余裕がないのが現状である。しか し、確実に会員たちの地元での活動は広がっている。市民参画の部分で女性セ ンターで働いたり、NPO法人を立ち上げたりなどしている。今日はそのあた りの報告がゆっくり聞けることを期待している。
プログラム2.各グループの活動発表

遠矢: NOP法人SEANを立ち上げた。かまどねこの会という女性の学習会グルー プをやる中で、保育が必要となり、自分たちで保育始めた。その過程で仕事と して保育サポートをするグループ、とんがらしを作った。とんがらしでは保育 以外にも女性が持っているいろいろな資格を仕事にする活動や、いろいろなイ ベント企画を行ってきた。NPO法人としてやっていくにあたって、とんがら しという名称では理念がなく、育児サークル的に受け止められるので、SEA Nと名称を変更した。SEANはSelf-Empowerment Action Network を表して いる。Empowerment の前に Self という語をいれたことに、他人による力づ けではなく「自分から行動を起こしてエンパワメントする」という気持ちを込 めた。 高槻市の助成金を受けて三島地区四市一町と豊中市のDVに対する自治体対応 の調査を行い、今冊子にまとめるために毎日遅くまでがんばっている。 また松下電器&IYFジャパン「子どもサポーターズ☆マッチング基金・助成事 業」の助成金で「ジェンダーフリーワークショップ・ファシリテーター養成講 座」全13回を5月から始める。この助成金は全国で7団体にしか交付されな いが、SEANはその1つに選ばれた。

藤田: 資料集ではCRグループについて紹介しているが、CRだけを行うグループで はない。女性は社会的な性役割にとらわれて、自分に自信を持てなかったり自 分の生きる目標が見つけられなかったりする場合が多い。そんな女性たちが自分に自信を持って生き生きと活動できるための、講座や話し合いの活動を行っ ている。2000年度より親子の関係に重点を置いて、サポートグループの活動や母娘関係の講義も開いた。本年度は社会的ひきこもりをあつかった講演会とメ ンバーの発表も含めたシンポジウムを開催し、盛況であった。講演録などを冊子にまとめる予定。

木村: ここに来ると元気になれる。東大阪市の「新女性プラン」作成のための懇話会 の委員をしていた。昨年4月にできる予定がまだ策定されていない。また「東大阪女性センターの早期建設推進を求める実行委員会」でも活動してきたが、 建物はできあがって昨年9月の予定がまだオープンしていない。予算が議会の遅れのためつかなくて、このままではGW明けのオープンも危うい状況。 今までは市に要望書を出すだけだったが、市長宛や議会の議長宛に直接提出したり、各会派をまわるなどの活動も行った。

堀: 条例・計画の調査プロジェクトに取り組んでいる。調査は、確認段階で、NWECまでには冊子にまとめるよてい。発信がメ インの活動としては、冊子にも紹介しているが、HPの公開とメルマガ発行を行っている。HPではネットサポートとして、もらった情報の公開を行ってい る。「百合祭」の上映にあたっては実行委員が問い合わせに答える時間がなく ても、「HPを見てください」と言えることの効果は大きかった。今は富山県 に「男女参画ボランティア課」ができようとしているので、反対するアクショ ンを支援する情報を流すページも作っている。メルマガも配信数は最初の70 からから減らずに100を越えるようになった。イベント情報も全国レベルのものを載せているので、すぐに参加につながるということはないが、自分のところでやるときの 参考になる、という感想も聞いている。じわじわとした手応えを感じている。 これらを全部無償でやっているので、どうやって収入につなげていくかが、今 後の課題。

田原: グループとおくで学習会活動を行ってきたが、女性をもっと政治に参加しても らう活動を行いたくてジェンダーフリーネット・茨木を立ち上げた。バック アップスクールにしたかったが、政治活動を行うグループだとローズWAM (女性センター)に登録できないので。候補者を選ぶのは難しいが、少しずつ 男性も巻き込んで広げていきたい。昨年は4つのグループが共催して川田悦子 氏の講演会も開催した。

赤羽: ただの主婦から今は会社員として働きながら、労働とセクシャリティーを2大 テーマとして活動している。労働では遅れている女性の自立を目指してコミュ ニティーユニオン(ひとりで入れる労働組合)の協力会員として、機関誌編集 を行っている。連合と共催でパート集会を開いたり、ネットワークを積み重ね て、党派を超えたつながりをつくろうとしている。しかし、政治がからむと難 しい…セクシャリティーに関しては、ゲリラ的活動を行っている。先日は「百 合祭」上映のためだけにグループ希楽を作った。HPで情報を公開したので、 問い合わせに対応できたと思う。実行委員会を開いたのはたったの2回だけ。 全員メールが使えたことは大きかった。WIN−Lのネットワークも活用して 当日は600名の観客を動員できた。今は5月11日にクレオ中央でレズビア ンのパフォーマンスを計画中。公演には40万かかるが、観客は1200人し か入れない。一口1000円で出資者をつのるつもり。二口で公演が見られる ということにしたい。

澤田: 仕事をずっと続けてきて、そのあとで学習を始めた。異業種間の女性のネット ワークや、あごら、さわの会、(憲法)9条を守ろう女性の会、などさまざま なグループに関わっている。行けるときには行きますので何かあれば声をかけ てください。
澤田さんの人脈はみんなの人脈です。(堀)

田中: 奈良県橿原市から来ている。平成2年に奈良県女性センターで、カウンセリング講 座を受講した。講座修了生のグループが集まって「グループ飛翔」となった。 グループで校竿企画、運営ができるようになった。人形劇「ピピネラ」に参加 している。 6月25日(火)〜30日(日)奈良県商工観光館2F県民ギャラリー(近鉄 奈良駅北東出口すぐ)で個展を開く。「切り絵」「イラスト」「手びねり」な どいろいろ出展するので、お近くの方は是非ご高覧を!!

中西: 活動報告集に載っているのは木馬の会といって、今は月に1回程度しか参加し ていない。 プレアデスRからは昨年「わたし色暮らし読本」と「子連れママのべんりBO OK」を発行した。

久本さん(岡山県倉敷市から参加):
98年末まで男性中心のメーカーで会社員として働いていた。今年2月にHP を立ち上げ、自分史や他人史の発行の援助、文書作成代行を行うワークフォー という個人事業を始めている。いずれは、複数(チーム)で活動する事業体を めざしている。 96〜97年に学んだ、倉敷市主催のくらしき女性大学修了後、同期の2期生 (約30人)に呼びかけ、約15名ほどの有志で、学習・交流の会、「フラ ワーバスケット」を立ち上げた。初代代表世話人を務める。(現在は交代)2 期生という枠の中での活動で、新会員が入れないが、年4回程活動を続けてい る。 メンバーの参加角度(ベクトル)が違うので苦労がある。 その中で、2000年には、倉敷の3人の女性へのインタビュー集「ひたむ き、おしゃれ心、プラス発想  今も輝く、あなたに似た人」(1冊300 円)を作った。 この活動と並行して、98年には、女性なら誰でも参加OKの、男女共同参画 をめざす、女性の自主グループ、「思いっきり実行委員会」を立ち上げて、1 年1件のプロジェクト形式で活動している。 実行委員もその都度募集の入れ替え方式。(毎年、大体10-15人程度) 「大人の女性の生き方講座」として、 98年「素敵な私・今日 再発見!!」講師野村和代(のむら・かよ)さん、 99年「育ててみませんせ?自分らしさ 〜今を変えたいあなたへ〜」講師川 喜田好恵さん、2001年「上手にキモチ、伝えてますか? はじめよう!!  アサーティブ・トレーニング」講師宮本由紀代さん、を開催した。(定員8 0−100人、参加費有料1000円) また、2000年には「呼び方」アンケート調査を行った。こちらも冊子にま とめている。(1冊300円) このような講座は岡山市では活発だが、倉敷市では遅れている。 女性センターも生涯学習施設に間借りの状態で、女性は2極分化されている感 じがする。(センターによく行く常連組と、センターなど全く知らないという 層) 倉敷市は平成14年度より中核市に移行する関係で、10月に「男女共同参画 全国都市会議」が開かれる。その実行委員(市民側からの運営委員)にもなっ ている。 ライブ感があるダイナミックな動きを作っていきたいと思っているが、自主グ ループは後継者を見つけ育てるのが難しい。 また情報伝達の面では、思いっきり風を入れよう実行委員会でも、パソコン・ 電子メールが使えるのは、私を含めて3人しいないが、情報はフェアに流した いのでファックス、郵便も活用している。

プログラム3.フリートーク  
  女性と無償労働について、
活発に意見交換をしました。おもな意見から。

●労働をお金に換える難しさを実感している。事務局にペイするのは大変で経 営者は取れない状況もある。事務局員もワーカーもお金を取るからには覚悟と 責任も必要である。
●私のやっていることは実質無償労働になっているが、いい人でやっているつ もりはない。メリットを取らなければらないと思っている。
●茨木方式はアシスタントへの時給では最低賃金以下。それでも行けばもらえるという意識でいる人も多い。初年度は講座を1回でも休めば 登録できなかったのが、本年度は3つ以上の講演会を聴くだけで登録可という ように基準も大幅に緩和された。こちらも意見を言って、来年度は4つ以上に なった。
●茨木方式でいいと思っている行政は多い。家にいたらただだけれど、出てき てもらったら女性の活性化につながるという意味で、善意に考えている。女性 の側もパート労働に比べてペイが同じくらいで、きれいな職場という意識の人 もいる。
●料金は安くても間口を広くして、やがて卒業してもらうという考え方もある が、間口は狭くするけれど、専門職として雇って料金も高くするという方法も ある。女性の中にはお金をもらいすぎるとかえって働けないという人がいるの も事実。
●きっかけはないよりはあるほうがいい。ただ次へ行こうとしたときは自力 になるが、そこへのサポートはない。


WIN−Lのページへ