男女共同参画のための
研究と実践の交流推進フォーラム

日時 2006年8月25日(金)〜27(日)
場所 国立女性教育会館(NWEC)
1日目
14:00〜17:00
パネルトーク
 「未来へのメッセージ―新たな男女共同参画への取組―」
3人のパネリストが、それぞれの分野から、新しい取組みについて発言された。

お茶の水女子大学長の郷 通子さんは、科学技術分野への女性の参画の現状と参画に向けての提言。育児中の学生に対する保育料補助など、お茶の水女子大学での具体的な取組みは、興味深かった。

環境カウンセラーの崎田裕子さんは、環境の視点からの地域づくりから、環境ビジネスへと展開していく可能性を事例を交えて紹介された。

経済界から参加の秋山をねさんは、企業の社会的責任(CSR)とダイバーシティ(多様性)について、また、それを推進させるために一人ひとりができることとしての社会責任投資(SRI)を話された。
(秋山をねさんによる「企業社会責任と社会責任投資」については、メルマガ《LEO通信》第94号で紹介しています。)

最後に、コーディネーターの天野正子さん(当フォーラム企画委員長、東京女学館大学副学長)が、それぞれの分野での取組みの重要性を確認された。

3時間の長時間にわたるパネルトークであったが、そのおかげで、各パネリストの発言や会場との質疑応答がゆっくり行われ、有意義なトークとなったと思う。
18:00〜20:00
交流会
新たな出会い&旧交の確認をして、有意義な交流会となった。

特に、10代の女性の参加者に声をかけたところ、何と!彼女は、娘のNWEC参加日記「あやかのヌエックに行ったゾ!」がきっかけとなって、今回の参加となったとのこと。
(帰宅後、この話をしたところ、娘は、お手紙を書いていました。)
20:00〜
自由交流
交流会で出会った方や事前にお約束したいた方などと、夜遅くまで、話し合いました。
2日目
10:00〜12:00
ワークショップT
 男女共同参画推進センター 「学習」と「協働」の課題
開催主体:21世紀の女性センターを考える会

「女性関連施設・社会教育施設」の役割、協働という考え、についてのお話があった。

また、千葉県の松戸市女性センターの現・元お二人の所長さんからのお話は、興味深かった。
協働が進む状況の中、行政職員のすべき仕事が明確になったように思う。
15:00〜17:00
ワークショップU
 女性グループが元気に活動を続けるために  
報告はこちら
19:00〜
自由交流
普段は、メーリングリストで情報交換している方々や、その仲間を中心に、密度の濃い情報交換ができました。
3日目
10:00〜12:00
ワークショップV
 国立女性教育会館研究ジャーナル第10号入選論文報告会&論文の書き方講座
ドーンセンターの担当者である木下みゆきさんと共同執筆した
実践事例研究「NPOと女性センターの協働による情報機能に関する一考察―大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)情報ライブラリーにおける実践をもとに―」
についての報告を行った。

「地域特性に即した女性たちの再チャレンジ支援―首都圏郊外にくらす主婦たちの声から―」津田好子さん
「労働と女性―スリランカ農園部のプラッカーの女性たち―」磯邉厚子さん

津田さんの報告は、当事者のインタビューをもとにした研究である点が、磯邉さんの報告は、アマルティア・センのエンタイトルメントの概念に関わる点が、私自身の関心とも重なっており、興味深く聞かせていただいた。
私自身の報告では、会場から、事例であるドーンセンターのサイトメニュー「女性情報ステーション」を活用しているという発言があり、うれしく思った。

後半は、研究ジャーナル委員の方々から論文の書き方のお話があった。
それぞれの個性を反映するように、論文の書き方も一通りでないことがわかり、有意義であった。
今年は第2期計画初年度ということで、なかなか要項が決まらず、ハラハラしたが、このようにフォーラムが開催され、全国の女性が集まる場が提供されたことの意義を大きい。
新しい出会いや、以前からのネットワークによる情報交換など、場があったからこその有意義な3日間であった。

また、ワークショップの枠が3つしかなかったことは、少し物足りなく感じたが、そのおかげで、時間的な余裕を持って、パネル展示をゆっくり見たり、女性教育情報センターを利用したりすることができた。

ここで得たものを今後の活動に活かしていきたい。

トップページへ

ヌエックへ行ったゾ!(2003)へ