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平成18年度試験問題分析
第3時限・経済知識

難易度について:生活情報支援センタースタッフが解いてみた感触で独断でつけました。
A:全滅または半分も正解できなかった:難問・奇問・悪問です。できなくても問題なし。
B:半分以上正解:やや難問です。創造力・国語力を駆使して解きましょう。
C:全問正解
比較的常識的な問題。このくらいは正解しましょう。
設問と分野 内容と形式(赤字は要チェック分野) 覚えておきたい
キーワード
第36問

(経済)

需要と供給の事例問題(択ニ)

・需給理論から考えて価格が上昇する事例を選ぶ

用語をおさえ、注意深く文章を読もう
需要曲線
代替財
円高

第37問


(経済)

完全競争市場における生産量の決まり方(穴埋め)

・表をみて分析しながら答える問題
・用語に関するひっかけあり


図や表が出てくる問い方を怖がらない
限界費用
平均費用
完全競争市場
プライステーカー
利潤最大化
最適生産量
限界生産量逓減の法則

第38問


(経済)

経済用語(択二)

・比較的新しい用語の使い方

新しい用語も覚える

モラルハザード
逆選択
インセンティブ
アカウンタビリティー
市場の失敗
情報の非対称性
ステークホルダー

第39問


(経済)

GDPの意味(択二)

・説明文の中からGDPの説明になっているものを選択

超基本。こういうところで落としてはダメ
国内総生産
国民総生産
付加価値
要素所得

第40問


(経済)

戦後の地価上昇について(穴埋め)

・過去の景気の山
・土地基本法の条文

消費者問題も行政も経済も環境も歴史を把握すること
バブル経済
土地基本法
総量規制

第41問


(統計)


国民経済計算(穴埋め)

・68SNAから93SNAへの改訂内容

93SNAの内容をチェックしておこう
93SNA
最終消費支出
現実最終消費
固定資産減耗

第42問


(統計)


計算問題(穴埋め)

・中央値の意味と算出
・指数化の計算
・構成比の計算
・寄与度の計算

新傾向問題。問われている内容を正確に読み取ること
パネルデータ
中央地
指数化
寄与度
第43問


(企業)

新会社法(択二)

・新会社法の内容を問う問題

新しい法律や制度はチェックしておくこと
有限会社
最低資本金制度
日本版LLC
有限責任事業組合
第44問


(企業)


財務諸表の用語(穴埋め)

・経営効率を見るには
・安定性を見るには
・収益性を見るには


財務諸表の項目を覚えよう
ROA
ROE
流動比率
売上高経常利益率
損益分岐点
第45問


(企業)

組織について(穴埋め)

・企業のマネジメントの種類
・執行役員制度
・株主総会の役割


テキストを読んでいれば解答できる
トップマネジメント
取締役会
株主総会
執行役員
事業部制
第46問


(企業)


マーケティング用語の意味(語群から選ばせる)

・価格設定に関する専門用語

ここ数年の出題に比べて基本に戻った感じ
上澄み吸収価格
EDLP
ユニットプライス
名声価格

第47問


(企業)

マーケティング知識(択二)

・新製品の普及過程
・価格に対する消費者の感じ方
・消費者行動分析
・マズローの欲求階層説


マーケティングは専門用語が多い
イノベーター
多属性態度モデル
ブランドロイヤルティ
マズロー
第48問


(生活経済)

男女別の雇用の状況(択二)

・男女共同参画白書2005
・女性雇用管理基本調査2004
・1時間あたり平均所定内給与
・共働き世帯


調査結果についての問いだが、常識も働かせて
共働き世帯
非正規雇用者
育児休業取得者

第49問


(生活経済)

家計の金融資産に関する世論調査2005(穴埋め)

・貯蓄保有世帯比率
・増加している金融商品
・減少している金融商品


家計の金融資産に関する時事的問題
貯蓄
保有金融商品


第50問


(生活経済)

家計調査における費目別支出の増減(穴埋め)

・昭和38年から平成16年までの変化の状況
・支出が増えた費目、減った費目


難問。家計の支出や貯蓄に関するニュースには注目しておこう
家計調査
消費支出
第51問


(生活経済)

家計調査における子どものいる世帯と子どものいない世帯の消費の違い(択二)

国民生活白書2005
・平均消費性向比較
・費目ごとの比較

家計調査は調査結果の出題が増えている
平均消費性向
家事サービス費
保険医療費
教養娯楽費

第52問


(生活経済)

ローンについて(穴埋め)

・住宅ローンの返済方法
・消費者ローンの特徴


ローンに関する基本知識
元金均等返済方式
元利均等返済方式
繰り上げ返済


第53問


(環境)

戦後のエネルギーの歴史(穴埋め)

・石油利用の歴史
・省エネ政策


石油利用を年代とともにチェックしておこう
石油備蓄
石油ショック
トップランナー方式


第54問


(環境)

条約の内容(語群から選択)

・条約名が挙げられ、語群から適切な説明を選ぶ

主な条約の内容を知っておこう
バーゼル条約
京都議定書
ウィーン条約
ラムサール条約
ワシントン条約
第55問


(環境)

アジア太平洋パートナーシップ(穴埋め)

・グレンイーグルスサミットの総括
・アジア太平洋パートナーシップの参加国


最近の国際会合での宣言などをチェック
アジア太平洋パートナーシップ
気候変動

●出題分析

問題の数は、経済一般、企業経営、生活経済が各5問、統計2問、環境が3問という配分でした。
問題形式は穴埋めが11問、択二(正しいものまたは誤っているものを2つ選択)が7問、語群から選ばせる問題が2問でした。
内容は3科目(時限)中最も難易度が高かったと思います。
平成18年度は第1時限、第3時限とも難しく、第2時限でどれだけ得点できるかで差がついたのではないでしょうか。
3時限目では、経済と統計に表を読み取る問題が出題されており、応用問題的な力が試されたところに特徴がありました。問題内容もさることながら、問題文中に表が出てきたことに驚いた方も多かったでしょう。
新傾向問題への対策もやっておきたいところです。
また、生活経済に出題内容も、これまでのような調査の概要ではなく調査結果の方が出てきました。家計調査などの概要だけでなく内容もおさえておく必要がありそうです。
環境では連続して出題されていた京都議定書の比重が減り、アジア太平洋パートナーシップが出題されました。
難しかったのではないでしょうか。
アジア太平洋パートナーシップは二次試験にも出題されています。

●平成19年度対策

今回は傾向が少し変わりました。
まず、経済・統計ではこれまでのような「暗記」的学習だけでは不足。考える力・読解力・応用力が試されている点に対策が必要です。
また、生活経済で調査結果を問われている点にも注意が必要です。
暗記中心では太刀打ちできなくなり、知識を応用し、調査表やデータを読み取る力が試されています。
新聞などでも最近の家計に関する記事はよく特集されます。読んだことがない調査でも、最近の傾向を知っていれば答えられる部分も多くありました。全体を把握する力が必要です。

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