取得方法=国家試験、養成課程(講習会)
第3級アマチュア無線技士
情報・受験体験記(旧制度の電信級時代)
4アマよりはモールスと国際法規の分だけ難易度があがります。
でも、これを取得すると移動する局(自動車での運用など)での最大出力50Wが許されます。
3アマをとったら、ちょっとがんばってみませんか?
■操作範囲
アマチュア無線の操作。最大電力は50W。
上級に許されている一部の国際的な周波数は使用できない。モールス通信(トン・ツー)ができる。
■免許取得の方法
国家試験と養成課程(講習会)があります。
ただし、4級とは異なって国家試験の受験者がほとんどです。
国家試験
国家試験は日本無線協会が実施しています。
東京では毎月、地方の政令指定都市レベルで年6回程度、地方都市で年1〜2回の開催です。
日程や申し込みなど詳しくは
試験実施機関(日本無線協会)にお問い合わせ下さい。
(協会のWEBに掲載されているほか、"CQ ham radio"CQ出版刊にも掲載されています。)
試験は無線工学12問、無線法規12問で、同じ時間内に実施され、
それぞれ60%以上の得点率があれば合格となるようです。なお科目合格はありません。
電気通信術(モールス)の試験があります。欧文普通語(単語の羅列)
が1分間に25文字の速度で鳴らされます。これを用紙に書き取ります。
受験料は\4,930円です(平成12年4月改訂)。
◇試験地(平成12年度現在。年度によって若干異なる場合があります。)
東京(毎月実施)・水戸・高崎・宇都宮・甲府
札幌(年4回実施)・函館・釧路
仙台(年4回実施)・秋田・青森・盛岡・郡山
長野(年4回実施)・新潟(年3回実施)
金沢(年5回実施)
名古屋(年6回実施)・静岡(年2回実施)
大阪(年9回実施)
広島(年4回実施)・岡山・松江
松山(年4回実施)・高知・徳島・高松
熊本(年3回実施)・宮崎・鹿児島・福岡(年2回実施)・長崎・大分・北九州
那覇(年4回実施)
実施回数の明記無い都市は年1回の実施
試験日については
試験実施機関(日本無線協会)のwebサイトをご覧ください。
■体に障害がある場合
一部の種類の障害について、試験に合格しても
従事者免許証を取得できない場合があります。
くわしくはこちらをご覧下さい。
■参考書
第4級アマチュア無線の受験参考書がたいていの書店においてあるのに
比べると3級用は数や種類ともに少ないです。
なお、4級用の学科問題集は国際法規が欠けていますので適合しません。
基本的には過去問の丸暗記で対応できますが、数学や無線工学に関して不安が
ある場合には若干の解説がある本を用意したほうがよいでしょう。
教科書と問題集を別に用意するのもよい方法です。
書店以外にアマチュア無線機器販売店に行けば店員さんが
適した本を選択してくれることでしょう。
勉強は基礎の習得と過去問の暗記が中心となります。
そして、電気通信術(モールス)の試験ですがパソコン用のプログラムが多数あります。
私はkmorseというソフトをNIFTYのFHAMからダウンロードして使いました。
これらのソフトはパソコンのスピーカから流れる音を聞いてキーボードに入力したり、
紙に記入し後であわせるという使い方をします。
本に関しては入手困難な場合には出版社に直接申し込む方法や
クロネコヤマトのブックサービスといった通販を利用する方法もあります。
アマチュア無線受験に関する本は次の通り。
雑誌
CQ:CQ出版社(アマチュア無線一般)
電波受験界:電気通信振興会(無線受験)
受験申請書
申請書一式(200円くらい)をアマチュア無線連盟が出しています。
直販(送料必要)またはアマチュア無線機器販売店で入手できます。
日本無線協会および電気通信振興会でも入手できます。
■受験日程
第3・4級アマチュア無線技士の試験は全国のすべての都道府県で
行われています。日程は年1回以上ですが開催月は会場によって異なります。
詳しくは
試験実施機関(日本無線協会)にてお調べ下さい。
受験申請
試験月2ヶ月前の月の1日〜20日。
受験票到着
試験日の約30日前
写真(2.4×3.0cm)を貼り付けておきます。
当日の日程(集合は9時頃、もしくは13時頃となります。)
集合(試験開始15分前)
様々な注意などがされる。
無線工学
多岐選択式(4〜5択) ×12問
法規
多岐選択式(4〜5択) ×12問
(無線工学と法規は、2つの科目を同一時間内に解答する。)
電気通信術
モールス符号の受信、1分間25字の速度の欧文普通語。
英語の単語の羅列が1分間に25文字の速度で鳴らされます。
これを用紙に書き取ります。
試験が終了して帰るときに「合格しそうだな」と思ったら、
会場で免許証申請用紙(200円程度)を購入しておきます。
■合格発表
試験日の25日後くらいです。試験日に合格発表に
ついての説明がありますが、通常は「30日経過しても届かない場合は
問い合わせてください」と言われます。
■免許証申請
合格通知が届いたらすぐに申請します。
法律では合格の日から3ヶ月以内となっていますが、
書類不備だと戻されるので早めに済ませておきましょう。
申請料は振り込みで\1,800円程度となっています。
また、受験票に貼ったのと同じ写真1枚(もしくは同規格の写真2枚)
が必要です。
■受験にあたって
勉強の前提とされる学力は中学校卒業ぐらいです。
ただし、ふつうの小学生でも暗記により十分に合格できます。
モールスの練習は私の場合は総計50時間程度でした。