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犬との共生を考えた場合にまず気になるのが床材です。私達人間とは違い、素足で生活する犬は、より床の材質に敏感なもの。特に複合フローリングのような滑る床材の空間で生活していると、滑りを抑えようと無理に力が掛かり、股関節症や骨の異常が起きてしまいます。
この問題を解消するために、なるべく滑らない素材を選択する事が重要です。コルクタイル(タイル形状のものから、シート形状のものまで種類も豊富です。)、テラコッタタイル、無垢フローリング等があります。


【リリカラ ペット住まいるフロア】
傷が付きにくい、防水性に優れている、クッション性に富んでいるなどの特徴があります。バリエーションも豊富です。 |
■各社からペットと共生する事を目的としたクロス(壁紙)が用意されています。

【リリカラ ペット住まいる壁紙】
一般的なクロスに比べて「汚れに強い」、「傷、衝撃に強い」、「ペットのツメなどが引っかかりにくい表面形状」などの特徴があります。また、表面には抗菌・防カビの機能も持っているため、細菌やカビの繁殖を抑制する効果もあります。
■壁へのダメージや汚れをを軽減する配慮として、腰壁を板張りにする方法もあります。

【大建工業株式会社 メイクアップ<ハード>】
特殊樹脂化粧シートを使用しているため、傷や汚れにもとても強い腰壁材です。マーキングやこすりつけなどによる汚れも簡単に洗い落とす事ができます。
低VOCなので、ペットにも人にもやさしい材料です。
(VOC=揮発性有機化合物) |
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■カーテンは室内に面する面積が以外にも大きいものです。面積が大きい分、ペットの臭いをはじめ、生活臭が染み付きやすいもの。

そこでカーテンの素材にもこだわり、消臭・除菌効果のあるカーテン生地を選択されるのもいいと思います。
ペット対応となっていないものでも、同様の消臭・除菌効果を持つものもありますので、バリエーションは豊富です。
除菌効果で、雑菌の繁殖も抑えられるので、室内を清潔に保つ事ができます。 |
その他、工夫できるポイントは数多くあります。
■ペットが家の中で行動する時、締め切られた部屋から出たい時、入りたい時。人間と同じくペットにだって自分の「ペース」があります。そのペースを確保するために、ペット用のドアを用意するのもいいかもしれません。

そこで建具メーカーでも、このようなペット用のドア(戸)が用意されています。このYKK
APのペットドアは、開放する場合には分割フラップを押し上げてペットが出入りでき、閉じておきたい場合には脱着可能な開口パネルを取り付けておけます。
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【珪藻土】

『珪藻土(けいそうど)』は、いわゆる『塗り壁』に使用される材料です。この『珪藻土』とは、珪藻という単細胞プランクトンの化石が主成分です。
珪藻土には、室内の空気を調湿、消臭、カビ・ダニの発生を防ぐという効果がありますので、常に室内環境を清潔に保つ事ができます。(珪藻土には、木炭よりもさらに細かい穴が無数に空いており、この穴がこのような効果を生んでいます。)
生活をしていく上で、傷が付いたり、剥がしてしまった場合でも、その部分だけ塗りなおすことで比較的簡単に修復できたり、とても火に強い材料であるということもメリットです。塗り方のパターンも多く、お好みに合った壁の表情を作る事ができます。
※珪藻土による室内空間の清浄化作用は、色々な効果をもたらしています。実際に珪藻土を使った住宅に住まわれるようになった方々の中には、以下のような感想をお持ちの方がいらっしゃいます。
■ご飯を食べても吐いていたネコが、元気にご飯も食べるようになり、毛ヅヤも良くなりました。
■室内で飼っているペットのトイレの臭いがまったく気にならなくなりました。など
個体差や体感の差はあるとは思いますが、このような実感を持たれる方はとても多いです。
様々なメリットに溢れる珪藻土は、ペットと住まう環境にとても適した材料と言えます。
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【ペットの生態を反映させる】

犬はもともと群れで生活する動物です。なので、飼い犬が寝たり、普段横になるようなスペースを設ける場合には、なるべくいつも家族を感じる事のできるような配慮が必要です。家事などで飼い主が部屋を移動した時に、飼い犬がひとり残されるような状況があると、不安や寂しさから無駄吠えをする事もあります。
そういった事を解消するために内部のドアを窓付のものにしたり、透過する素材を使うことで存在を感じさせてあげると安心してくれます。飼い犬が吠える事を懸念して、防音対策をするのもひとつの手段ではありますが、それよりもまずはそういった原因のひとつを設計側の手法で取り除いてあげた方がより自然で健康的です。
上に挙げてきたようなものが全ての方に合うというわけではありません。一緒に暮らすペットの種類や性格、またご家族のペットへの接し方や考え方、毎日の生活のスタイルや遊び方により、工夫の仕方が変わってきます。充分なヒヤリングを行い調査をした上で、そのご家族にあった設計プランを提案する事が重要です。
特にワンちゃんは、種類によってその特性や習性、性格の大枠が違ってきます。そのため一緒に暮らすワンちゃんの特性をよく知り、反映させるようにします。猫と違い犬は種類別の個体の体格差もありますので、必要なスペースや空間の寸法にも配慮します。 |
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