◇ ジェントルメン日記 〜深海神社〜◇
3/18 あの頃の君は今
本を読んでいたら、ネコの写真が載ってました。
もうめちゃくちゃプリティッシュ(可愛いって意味にしてください)。
何かそしたら、いきなり「だいごん」君のことを思い出しました。
ちなみに子猫ちゃんとだいごん君は思いっきり似てません。
子猫ちゃんは見てて心癒されるのに、
当然ですがだいごん君を見ててもなんら癒されません。
そんなわけで、今日はだいごん君のお話をしようと思います。
〜〜〜
私が中学の頃、S君、通称だいごん君はいました。
クラスこそ違ってましたが、中学時代帰り道が同じだったのでよく一緒に帰ってました。
別に彼はすごく人気があったわけでもないのですが、
一部の友人達からよくネタにされてました。
だいごんのお小遣いは一ヶ月700円
そんなことが知れ渡った日には、
1だいごん = 700円
そんな無惨な方程式が成り立つほどでした。
なんか数学の教科書にも書き足すヤツがいて、
ご丁寧に蛍光ペンでマークまでしているほど。これはいじめに近い。
さて、そんなだいごんとある日一緒に帰っているときに事件は起こりました。
ろくでもない、ゲームやアニメの話をしていたら、
丁度そこへ一匹の子猫ちゃんが出てきました。
かなりめんこい。
だいごん
「あ!ネコだ!」
見りゃわかるっつーの。
とか思いながら、二人で子猫たんに近づきます。
だいごん
「実はオレ、動物使いなんだぜ!」
自分の方が動物に近い容姿のくせに、
得意気な顔してだいごん君はネコにさらに近づきました。
で、手をちらつかせながら、
だいごん
「にゃあ、にゃーー!」
とか言うんです。
にゃあと言えば、ネコと言葉が通じると思っていたのかわかりませんが、
しきりににゃあにゃあ言ってます。
その姿はなんか人として終わってるとしか思えない。
オレはただただ遠くからその光景を見つめていました。
でも、お互い動物同士で意思の疎通が計れたのか子猫たんは
だいごん君に寄って来ました。
あ、ネコが近づいた!
って思ったらあんた、
ガブッ!
だいごん
「うぎゃあああああああ!!!!!!」
もうダメ。ダメすぎる。
笑って死ぬ。
誰か助けてください。だいごんを。
かまれただいごん君は険しい顔して後ろに転がりました。
ダメ。無理。バカすぎる。
だいごん
「おかしいなあ・・・。」
とか言ってたんですが、
いや、あんたの方がおかしいよ。色んな意味で。
心の中でそう思いました。
〜〜〜
そんな彼は、アニメーターになりたかったそうで、高校でマンガ研究部に入ったそうです。
それ以降は消息不明ですが、個人的にはアニメーターよりも動物使いを目指してほしかったです。
是非ムツゴロウさんに弟子入りしてもらいたかったですが、
そんなことしたらきっとだいごんが動物として扱われる。
「ムツゴロウファミリーに新しい仲間が加わりました! だいごんです!」
そうなったらオレ死ねます。
笑って死ねます。
でも、ちょっとなってほしいかも。
( ゚∇゚)ノシ