◇ ジェントルメン日記  by〜深海神社〜 べに

6/26  約束の品

 

 

 

 

 

 

べに
「部長、釣りに行くんですけど、魚要ります?」

部長
「おお、いいなあ。何釣るんだ?」

べに
「キスです。」

部長
「天ぷらが美味いんだよなあ。じゃあ釣ってきてくれ!」

 

〜〜〜

 

なんていいますか、「悪徳商法にひっかかる」の続きが読みたかった人も、
少なからずいるのではないかと思ったのですが、
まあその、ちょろっと言いましたけど「ヴァルキリープロファイル-シルメリア-」やってるんですよ。

昨年末〜正月にかけて、「テイルズ オブ ジ アビス」を猛者のごとく
やりふけってたときを全く同じく再現している毎日です。

正直日記書くのも色々とこう、やる気みたいなのがなくなってるんですが、
ちょっと長編のネタが出来ましたので更新したいと思います。

ブログの方は枯渇続きですねぇ。
どうしてくれよう。

 

〜〜〜

 

そんなわけで、冒頭のやり取りを経て、この日釣りに行ってきました。
メンバーはわたくしと、すっかりおなじみのヘイボー君、
ヘイボー君と同じく専門学校時代の友達、のり君の三人です。

のり君は現在、行政書士の資格を取るために日々勉強を頑張ってるそうです。
正直わたしには行政書士って美味しい?みたいなベタも甚だしいボケをかますことしかできないくらい
内容不明な職業なのですが、毎日勉強しないとダメなんだそうです。

まあ、あれだけ躍起になってたC言語の勉強ですら1日保たなかった私が言うのもあれですが、
そんな勉強ばっかじゃ惨いから、たまには息抜きしよーや!ってことで、釣りに誘ったわけですよ。

 

そしたら彼、

 

のり君
「オレ、腕がだるいから釣りはしない。」

 

 

 

 

 

 

 

  

  

釣りに誘った意味がねぇ

 

 

まあ、見ているだけでもいいと言ってたし、
海に行くだけでも気分は晴れるかな?って思ったからそのまま実行しました。

 

〜〜〜

 

場所なんですが、うちの親父がとある場所で30匹釣ったと自慢してきましてですね、
別にうらやましくはなかったのですが、今回、部長の晩御飯のおかずがかかってますからね。

たくさん釣らなかったら、ボーナスの査定ゼロですよ。きっと。
オレのボーナスで晩御飯のおかず買うに決まっている。

なんとしてもたくさん釣らなくてはならなかったので、
親父からその場所を聞いて、そこへ釣りに行くことにしました。

 

そして当日。

生憎の曇り空で、雨の心配もされていたのですが、
現地に着いたらもうシャレにならんほど日が照ってですね、

しかも親父から聞いた場所は砂浜のど真ん中ですから、
日陰になるものが何一つありません。

ハッキリ言ってあっちぇー。(暑いが新潟風に現在進行形になった感じの言葉)

 

ヘイボー君は靴で来てましたから、砂浜に足をとられるわけですよ。
だから裸足になったんですけど、太陽光で熱せられた砂は凶悪な温度になっております。

ヘイボー君めちゃくちゃ暑がってた。あっちぇがってた。

オレもサンダル脱いで砂浜歩いたけど、5秒でサンダル履いた。

 

実際、仕掛け投げてみたんですが、もうまったくもってのノーヒット。
親父、釣れねぇじゃねえかよ。

ウソ教えられたんじゃなかろうかと、我が親父を疑ったんですけど、
そもそも時間が午後1時。釣れるわけがない。

しばらくして3匹くらい釣れて、やっぱりいつもの場所がいいよね、
ってことでヘイボー君のホームグラウンド、寺泊に向けて出発しました。

 

〜〜〜

 

寺泊にて、もうばんばんと釣れまくります。
親父には悪いですが、明らかに寺泊の方が釣れます。
時間にして午後4時、きっと、今くらいの時間なら親父の場所も釣れまくったことでしょうけど。

 

テトラポットで釣りなんですけど、
こう、断面図にするとこんな感じになるんですよ。

 

 

幼稚園児の絵日記以下の絵ですが、雰囲気をつかんでください。

荷物地点で、仕掛け、エサを用意して、テトラの先端から投げます。

で、魚がかかったら釣り上げる訳ですが

 

釣れたら荷物地点まで迅速に移動しないと、

魚が途中で落ちてしまうのです!!

 

 

 

それでは折角釣った魚がもったいなすぎますよね。

そこでオレは考えたわけですよ。

 

 

 

釣れたらその場で針を外して、

大事に荷物地点まで移動すればいいじゃん!!

 

 

 

 

 

もう完璧すぎる作戦。こんな作戦見たことない!!

・・・ま、ここまで書けばオチはわかってしまうと思いますが、

 

 

釣れた!!

 

 

魚キャッチ!!

 

 

 

針を外した!!!

 

 

 

 

 

 

魚暴れる!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つるっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽちゃっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さようなら、魚さん。 

 

 

 

 

 

夕日を背に涙しました。

 

〜〜〜〜

 

それと、そのテトラポットでやたらネコの鳴き声がするんですよね。

のり君にきいたら、すぐそこにコネコがいるんだそうです。
テトラポットにネコとはなんか危ない気がしますけど、どうやら自分の住処にしてるらしいので、
この場所はヘイボー君にとってもこのネコにとってもホームグラウンドなのでしょう。

私もそのネコを確認しにいったのですけど、そのネコ、
ホントにコネコなんですよ。黒地に一部白いところがあるコネコで、
潮風のせいで毛並みがボサボサなんですよね、誰とは言いませんけど、寝癖を直さないオレの頭みたいだ。

可哀想に、親に捨てられたのでしょうか?
こんな場所に一人暮らしとは。

釣った魚の中で、一番小さいやつをそのコネコにあげようと思って、
持ってたナイフでウロコをそぎ落としました。食べやすいようにね。

 

でもノラネコなので、人の気配には敏感なのですよね、
近づいても逃げる逃げる。

ましてやテトラポットの上なので、捕まえようとすると狭い隙間にもぐってしまう。
これじゃエサをあげられない。

そこで、まあ少々荒っぽいのですが、コネコがいるテトラポットにむかって、
魚を投げることにしました。投げた魚に反応して逃げるかもですが、
人間が近づいてないので、その魚に飛びつくことでしょう。完璧すぎる作戦です。

 

ではミッションスタート。

出来る限り近づいて、射程範囲にきました。

 

 

さあコネコちゃんよ!我が魚、食べるがよい!!

 

 

と、ぽいっと魚を投げました!!!

 

 

 

 

 

 

 

そしたら全然飛距離が足りなくて、

投げた魚は海の藻屑となりました。

 

 

 

 

 

 

しかもコネコは無反応。

もうお前なんか知らん。

 

 

釣りに打ち込むことにしました。

 

〜〜〜〜

 

時間にして6時半過ぎですかね?

生まれて初めて、釣りでエサを使い切りましたよ。
それくらい充実した釣りでした。

そんなわけで釣りもお開きです!!

 

さあ、今回の釣果はこのくらいです!

 

じょばばーーん!!!

 

なんと! 13匹ぐらい!!

いえ、全然数えてないのでわかりません。
上の画像、めちゃくちゃ数えずれぇ。

ちなみに、オレとヘイボー君とのり君の3人の合計です。
え、のり君釣りしないんじゃ?って?

オレが無理やり釣らせた。

 

画像中央左側の黒ずんだやつはコチです。
ちゃんと料理すれば最強の食材らしいのですが、
皮膚がものすごく頑丈なので包丁で叩きつけて、まな板と包丁の隙間が完全になくなっても
皮一枚斬れてないという、とても相手にしたくない敵です。表面ぬめってるし。

 

昼からの釣りなので少ないのは仕方ないです。
ま、これだけ釣れれば十分でしょう、今回の目的、そうそれは

 

部長の家の晩御飯!!

 

 

そう、コレが部長家の食卓に並ぶわけですよ。
ま、だからコチも入ってるんですけどね。

 

 

さ、部長、あなたのために釣ったのです。
たーんとお食べ!!

 

 

部長の携帯に電話しました。

 

 

部長
「はいもしもし?」

べに
「あ、どうもべにですー。」

部長
「おう、どうした?」

 

 

べに
「部長、魚すごい釣れましたよ!これから持っていきますね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部長
いらね。お前食え。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束したじゃんかああああ!!!

 

 

 

〜〜〜〜

 

仕方ないので、オレが持って帰りました。
コチは捨てました。

 

 

キスって何が一番美味しい調理方法なのでしょうね?

会社の人に聞いたら、みんな天ぷらかフライっていうのですよ。
親父もフライって言うんですけど、一番美味いのはやっぱ現地の焚き火塩焼きだと思うんですよね。

まあ料理方法全て試したわけじゃないのでわかりませんが、
現在では焚き火塩焼きが不動のトップです。

なので、家帰っても魚焼きグリルで塩焼きしようとウロコ落として内臓とって焼きました。

正直、美味しくなかったです。まあ焼きすぎたんですがね。

 

〜〜〜〜

 

そんな感じで今日一日が終わりました。

こうして今現在日記を打っているんですが、
オレもヘイボー君ものり君も、今同じ苦しみを味わっています。

 

 

日焼け。

 

 

 

ヒリヒリして痛がゆいです。

部長から慰謝料もらわなくては。

 

(*゚∇゚)ノシ