1/13  ゆきゆきパニック

 

うん、タイトルにセンスがないなんてツッコミはいりません。
何気にカニと同じじゃねーかと言うツッコミもいりません。

だって、

本人が一番よくわかってますから!

今回の日記は久々に画像付です。

さて、2004年は新潟で7月に水害、10月に地震と災害に見舞われ
年を表す漢字では「災」が選ばれるほどです。
他の県でも水害があったり、台風の被害があったりと
まさしく「災」そのものなんですが、
この漢字もセンスなくない?

なんなら「害」が良かったのではと思う。

災害、殺害、公害、人権侵害、ナイスガイ。

ほら、こんなにも「害」の方が2004年にぴったりではないですか。

まぁそんなことはどうでもよくて、
2004年の延長と言いますか、スマトラ地震あったり
さらには別の県でも地震が誘発したりと色々あるのですが。

我が新潟では、別名雪国と言われるだけあって、
雪が降りました。

ええ、新潟では雪が少しでも降れば戦争勃発ですよ。

道路が滑るという理由で徐行運転をアホの子のようにはじめる小心ドライバー。
それに伴い発生する渋滞と言う二次災害。
企業戦士たちは会社に遅れまいと朝早く起きなくてはなりません。

ま、朝早く起きても、家から出れないんですがね。

 

玄関を開けるとそこは雪国でした。なんなら玄関開けたらサトウのご飯だぜ。

そんなわけで、最近は日ごとにネタが出来ていくわけですが
とある野望のために日記を打つ時間もなく、
しかも今ネタにしようとしていることでさえそろっと一週間経とうとしているほど。

どうよ。ま、今年は悔いの残らないように、色んなことするけどな!

↓ではどうぞー

〜〜〜

一部から寝起き状態のオレは恐れられていますが、
そうなんです、私は朝に弱いんです。

休みの日は8割起きたら昼ですもの。
そんな私が朝早く起きれるかと。

いえぇ、確かに午前2時に寝てる自分が悪いですよ。

 

はい、で、家族より垂れ込み情報があり、明日は記録的に雪が積もると言っておりました。
この時点で明日は早起き確定。

そんなことがあっても、やっぱり午前2時に寝る私がいるのですが、
翌日は6時半に起こされました。

激眠でしたがもう行くっきゃない。
会社に間に合わなかったら部長の家の雪下ろしを手伝いに行かされてしまう。

この日はかなり降ったにも関わらず、全然道路が空いてました。
まあ、珍しいなあと思って会社に行きましたが、
この時から着々と地獄に向かって前進していることに、誰一人として気づく人はいませんでした。


さて、会社です。
オレの会社は車販売店なので、
雪が降ったときは恒例の在庫車の雪下ろしが待っています。

これは大変地獄な作業で、
朝早くこなくてはならない、
来た者は即刻雪下ろしへ出動、
特別手当は一切なしと言う、それはそれはデビルマンも真っ青な過酷なものです。

渋滞が思ったよりなく、しかも朝早く出撃したので
全然早く会社に着きました。

なのでこれから雪下ろしへ出動しなくてはです。

ま、そういう会社にいるんだから仕方がない。
副社長はキチガイだけど、決まりぐらい守るか。

仕度をして、在庫車が並べられている広場へ行きました。
そこでオレら除雪組一行は驚愕の事実を目の当たりにした!

 

 

 

車どこだ!!!

 

もうね、泣きそうになったね。雪下ろしどころじゃねえ、
どかさんばなんねぇ。(どかさなければならない。)

とりあえずワイパー立ててたのが功をそうし、かろうじて車の位置を確認できる。
車両部長の一声で雪どかしが始まる。

フロントガラスの部分だけ雪を落とせば、あとはそこに日光が差し込み、
車内温度が上昇、そして雪が軽く解けるという寸法らしい。

なので早速フロントガラスの雪をどかそうと、スノーワイパーをざくっと刺した訳ですよ。

うん、雪、落ちなかったよ。

だって、車より雪の積もりの方が高いんだもの。
しゃーないので、田舎のおじいちゃんが畑を耕すかの如く
一生懸命スノーワイパーで雪を掻き出してたね。

何で朝から野良仕事を・・。

上の画像を見てもらえばわかるように、
車と車は雪しかないのでそこを慎重に歩きます。

まあ、ワイパー立っててよかったわ。
立ってなかったらみんなボンネットの上とか平気で歩いてたろうね。

そしたらあんた、春になって雪が解けた時に、
新車なのにボッコボコの車が出てきてしまうじゃん。

これからお客に納車しようとしているのに、既に事故に遭ったかの如くボッコボコ。
お客も泣けるがそれをお客に収めようとするセールスはもっと泣けるでしょう。

そんなボコリンコな車を出すわけには行かない!

そう思って俺は慎重に雪の間を歩いて奥まで進みました。

そしたらね、なんかね。

「うぎゃあ!」

声がするの。こりゃあ、うちの部長じゃん。
そう思って声がした方見てみたらね、部長の姿がなかったんだ。

 

うん、なんか下の方に埋まってた。

車と車の間にある雪の中に埋まってた。

 

 

「う、埋まったいや!」

ええ、見りゃわかりますよ。
しかもケツから埋まったらしくてなかなか抜け出せない。

もうね、爆笑だったね。指差して笑った。周りもみんな部長見て笑ってた。
朝から美味しい思いをしてるなあと思った。

〜〜〜〜

数十年前、会社が所在する長岡市にも超大雪が降り注いだらしく、
その雪は2階の屋根をも埋めるほど。

俺が生まれてからはそんな雪は降ってないとのことだけど、
十分驚くくらいの雪は降っている。

そんなわけで朝の雪下ろしは完了したが、
始業時間始まって雪がどべどべ降って来て、
なんか、さっき雪下ろした車たちがまた埋まってた。
朝あれだけ頑張って雪下ろしたのに、朝のままだった。

「お客様第一主義」そんな、販売業にしてみれば当然なスローガンを
今一守りきれてない当社ですが、形上だけはキチンとするので、
こんな雪に埋まった車をお客さんに引き渡すわけにはいかん!

なので、業務ほっぽって雪下ろし再開です。
そう、うちの会社、冬になると通常業務に雪下ろしが入ります。

その雪下ろしも凄惨なもので、まず在庫車全てにキーを取り付け、前から順に移動
すると、下の写真のようなスノーハウスが出来上がるので、
それをフォークリフトで強制撤去、雪を一箇所に固めると言う戦法をとるわけです。

 

 

実はこの作業で、オレはものすごいミスを犯しましたよ。二つもな!

 

とりあえず一台一台キーを取り付けて、動かせるものは順次動かしていきます。
動かした車両はどこか邪魔にならないところへ一時退避させるんですが、
たまたま、オレが乗り込んだ車両だけ、

キュ・・キュ・・キュ・・・

エンジンかかりません。セルすら回らないので、どうやらバッテリーがないようです。

なので、オレが運転席に乗り込んだまま、車両部の人がバッテリー繋いでエンジンをかけました。
そこで、

オレ「この車、バッテリーないからエンジン切らないほうがいいですよね。」

車両部「おお、そうだな。またエンジンかけるの手間だから、向こうまで乗ってったらそのままにしてくれ。」

オレ「はーい。」

ブーン

オレ「よし、ここら辺でいいかな。」


カチン
ドゥドゥン・・・・

 

 

うん、エンジン切っちゃった。

オレが巫女さんを見て「おあっ!」とか叫ぶかの如く、
さも当たり前のようにエンジン切った。

だって普通切っちゃうってば!

そしたらね、なんか車両部の人がもう
バーゲン会場に乗り込むオバタリアンの如く猛ダッシュでオレんとこ来てさ

車両部「お前さっき自分で切らない方がいいですよねとか聞いといて、即行エンジン切ってんじゃねえよ!!」

 

だって切っちゃったんだもん!!

 

とか反論せず、普通に謝りました。
後にそれを聞いた営業本部の人が、まあ気持ちはわかるけどw とフォローしてくれましたけどね。

〜〜〜

うん、もうあれだけで大失態なのに、更に大失態を犯したのよね、今回。
ありゃあキングオブ大失態だ。

さっきの車の移動ですが、奥にある車も一時退避させなくてはいけません。
最初の画像を見てもらえばわかるように、車なんて雪の下ですからね、
発掘作業から始まるわけですよ。

皆さん(オレを含む)器用に車にキズを付けないように、シャベルで雪山を削っていきます。
それこそ、車ギリになったら手で掘るくらいの慎重さでどんどん発掘していくわけですよ。

ただ一人、車ギリだろうとシャベルで雪を削り続ける人がいました。
オレの先輩です。

ホント、紙一重のところでシャベルを止めて雪を削る技は見事です。
でも、はっきり言って気が気じゃないわけですよ。

だって、いつシャベルがこの新車ボディにクリティカルヒットするかわからないんですよ?
そんな事実を目の当たりにしたら、傷付けた本人じゃなくても慌てふためきますよ。

なので

オレ「あぶねぇっすよ。車にヒットしたらどうするんですか。」

先輩「大丈夫だって。」

そう言って先輩はシャベルで雪を削っていきます。
オレはヒットするのが怖いので、車の下の方にある雪を削ってたわけなんですよ。

相変わらずサクサク削っていく先輩に

オレ「マジで当たったらどうするんですか。」

って言った矢先、何と手元が狂ってしまったのです!!

 

 

オレの手元がな!!!

 

ズバゴン!!

 

 

オレと先輩「どああああああああ!!!!!」

 

こともあろうに、一番用心してたオレのシャベルが新車ボディにクリティカルメガヒット。
いやね、なんか塗装はげてたもん。ってかへっこんでた。

オレが攻撃してしまった車はカローラセダンのGグレード。
うん、無駄に高いやつ。

こともあろうに車に攻撃したんですから、それはもうひどく怒られるんだろうと
覚悟して車両部長に言いに行きました。

オレ「あのう、申し訳ないのですが・・・。車にスコップがメガヒットしてしまいまして。」(マジでこう言った)

車両部長「あ?何だ?メガヒットって。」

オレ「いえ、あの、スコップぶつけて傷つけてしまったんですが・・・。」

車両部長「なにぃ!ぶつけた!?」

うおっ、やばい、これは怒られコースだ! と思いきや、

車両部長「はい、お買い上げ。」

 

オレ「・・・・・ええっ!?・・あ、でも売掛払えませんよ、お金ないですもん。」

って言ったら我が経理部長が。

部長「大丈夫らいや、給料天引きにしてやる。」

 

い、いやだーーーーーーーー!!

〜〜〜〜

まあ、通常業務中の過失なので特に始末書や処罰と言うものはなく、
ってか今までも何人かやってきたみたいなので、全然話も大きくなりませんでした。

よかった。

でも、車にダメージを与えたことは社内的に有名になってしまいました。
これが二次災害を引き起こしたわけですが。

 

除雪作業も一段落し、日も暮れたので今日の作業はこれでおしまい。
あとは翌日業者さんが車を運びに来るので、その時の作業にするとのこと。

 

そして翌日。

支店へ先日発掘したパッソと言う車を運送することになりました。
が、なんか様子が変です。

そしたら業者さんが
「あの、パッソすっごいキズだらけなんですが・・・配送していいんですか?」

そしたらね、車両部連中がオレに向かってさ

車両部一同「お前か!お前がやったんだろ!!」

いやさ、流石にオレもカチンとくるわけですよ。
なのですかさず反論します。

オレ「いや、私じゃないですよ!カローラだったならまだしも、私はパッソに手を出していません!!!」

そしたら無慈悲な一言が返ってまいりました。

車両部「お前がみんなやったに決まってんだいや!!」

 

ええと、うっさいわ!

おわりー