TOPエ戻ル

前のO.A.(8月24日へ) 他のO.A.を見る 次のO.A.(9月7日へ)


BURST!

***2000年8月31日O.A.***
★リコメンド:ドクター・ロックイット★
★★ゲスト:ムーグ山本(バッファロードーター)★★


ttttttttttttttttttttttttttttttTURNTABLEeeeeeeeee
::::M1.オリジナルラブ/R&R
::::M2.Doctor Rockit/Roman Candle
::::M3.MC5/ Ramblin' Rose
::::M4.Moody Boyz/ Shango
ttttttuuuuuurrrrrrnnnnnnttttttaaaaaabbbbbblllllleeeeee

こんばんはOLの田島貴男です。OLプレゼンツバースト今日は第76回目です。先週はホッチャレーベルの小林ヒロユキ氏をお迎えしてお送りしましたけれども、ね。
今日は何と、超久し振り登場です。グラフィックデザイナーにして、バッファロードーターのターンテーブリスト・山本ムーグ氏がスタンバっております。どんな音楽が飛び出すか!?乞うご期待。疾風怒濤・心臓バクバクの一時間・OLプレゼンツバースト!


えー、まず一曲聴いて下さい。OLで「R&R」

+++++曲(OL)+++++

はいOLで「R&R」聴いてもらいました。ここん所ね、ずっとレコード買ってなくて。ずうっとプロモーションしてたんで。先週も言いましたけど。
こないだ久し振りにね、いいの一枚買いました!何枚か買った中で一枚、いいの見つけました。ドクター・ロックイット。ハーバートっていう名前のDJがいまして、色々変名でアルバム作ったリしてる人らしいです。この人のアルバムがね、凄く面白かったですね。エイフェックスツインとか、Rephlex系のね、エディットバシバシのハードな打ち込みあり、そしたら急に歌モノのポップスみたいな曲があったりとかね。変な雰囲気を持ったアルバム。
コウ君(L?K?O)が、このドクターロックイットに会った事があるとか言ってて、この音楽性そのままの顔のヤツだった、と。・・どんな顔なんだ!?
ドクター・ロックイットで「ロマンキャンドル」を聴いて下さい

+++++曲(Doctor Rockit)+++++

はい。ドクターロックイットで「ロマンキャンドル」聴いて頂きました


{田島・以下:田}はい、それじゃあ総決起集会始めます。山本ムーグ!
{ムーグ山本・以下:山}(笑)コンニチワ。、、コンバンワか。
{田}(笑)。今日は、政治についてとか色々喋るんですよね
{山}政治についてってワケじゃないんだけど。なんか、音楽以外でも盛り上がってます、みたいなねー
{田}はー。ナルホド。(笑)。音楽以外で盛り上がってるって?
{山}うん。何かね、、
{田}バッファロードーターでフジロック行って来て、総決起・・えー、何だっけ?「決起する」とか言ってピンクのヘルメット被って、ビラ配ったりしたじゃないですか。あれ、何が書いてあったんですか、あのビラは?
{山}あれはね、フジロックに出演した7月30日に至るまでの、10日間位の新聞1面の気になった見出しの所を拡大したモノ
{田}へえー
{山}毎日新聞チェックしてたんだけども、スゴイんだよ、その10日間。飛行機コンコルド墜ちるわ、オウムのサリン事件で死刑判決出るとかさ、薬害エイズで安部さん禁固三年とかさ、もう毎日スゴイわけ
{田}うんうん
{山}そういう・・。CDなんか聴いてるよりも、全然刺激的な訳ですよ。取り敢えず、それ以上言いたい事はまだハッキリしてないんだけど、今こんな凄い所に生きてるんですよ、みたいな事。それをコピーして配る事によって・・。まあ、そこですよね
{田}へえー。あ、そうなんだ。マジっすね結構
{山}マジっていうかね。イヤ、普通に俺ら話しててもさ「ヤバクない!?」とか言うじゃん。何か、普通の感覚、それが。
{田}なるほど、そうだね。だけどそれを、音楽で何だかんだ言う人って、あんまりいないもんね今
{山}そうなんだよね
{田}僕とかは、でも、インタビューで言うんだけどさ、退かれたりするんですけど(笑)
{山}(笑)うん
{田}でも、めげずに言ったりするんだけどね
{山}何かそういう。ちょっとほら、、俺らは風を読むような職業だから。この風の具合がヘンだなあと思って。それを人に伝えなきゃいけないと思うんだよね
{田}ああ
{山}だからフジロックで、みたいなとこでやったりとかさ
{田}はーナルホド。へえー。でもあれですね、と、唐突、ビックリですね。バッファローでさ・・。じゃあ結構マジじゃ?
{山}マジっていうかね。イヤ、どうなるか分かんないんだけど、でも今、そういう新聞の見出しのコピーをとってフジロックでまくっていう事は、俺にとっては凄い自然
{田}なるほど
{山}無理しないで、でのコトだから
{田}へえ、なるほどね。じゃあオレらもやろう・・ってマネしたりして(笑)
{山}だから自分の出来る範囲でね


{田}でもあれですよ。僕のニューアルバム「ビッグクランチ」とかは、、
{山}うん、警告を発してるよね
{田}メチャメチャ警告を発してるけどさ。でも、今回のアルバムはね、警告を発しつつも、それをエンターテイメント化しようと思ってたの。それをもっと面白化しちゃうっていうか。っていう事を言いたくて「セックスサファリ問題」は「OK」とするみたいな事で。なかなか、そう、そこまで読み取ってくれると嬉しいんだけど
{山}うん
{田}でも、ライブでそういうビラを配ったりするっていうのは、それをもっと解り易くする作業ではあるな
{山}うん。何かねその、ビラを配る行為が、カッコイイんだよね
{田}アッハハハハ!
{山}俺、それ凄い大事だと思う。その「姿がカッコイイ」っていうか
{田}なるほどね!
{山}たまたまそれ配ってるトコを写真撮られて。どっかのHPで見かけたんだけど、何かそれの俺、カッコイイの、結構(笑)
{田}ハハハハ!
{山}みんな、ガーッとか手伸ばして、ビラを貰おうとしてるんだよね
{田}アレはだけどね、僕なんかは、凄いシニカルに見えたよ
{山}ああー
{田}ムーグさんが「政治について」とか急に、バッファローで言ってるっていうのがさ、物凄い面白いと思った。シニカルで、凄い非常的だっていうかね、笑えるよ
{山}その「笑える」っていうのも大事だね
{田}うん、そうそう。っていうのは多分さ、今そういう事を言ったりやったりしないからだよね。何かさ「自分探しだー」とかさ、そういうレベルでの音楽で終止してると。去年一昨年とかっていうのはさ
{山}そうそう
{田}でもそれぞれ個人のレベルではさ、「自分探し」って言葉があれほどポップな音楽の歌詞としてヒットされる訳だから、要するに不安感はあるわけですよ
{山}そうだよね
{田}だけど、それ(さっき言った、サリン事件の死刑とか、コンコルド墜落等)と、こう、客観的に結び付けてさ、色々論理立てて考える事はしない、っていうかさ
{山}うん
{田}それを、ましてや音楽で表現したりはしない、っていうさ。音楽っていうのは、そういった活動現場ではないんだっていうあきらめがまず最初にあってさ、スポーツやレジャーの一種としてある、っていうさ
{山}うん
{田}ロックがそういう事を表現する場は1970年代に終わっちゃったんだよっていうあきらめが最初にある。だから今、いかにハードコアのパンク聴いても、僕にはスポーツロックにしか聞こえないっていう所ありますよね。レイジアゲインストザマシーンは、そこ、違うんだけどさ
{山}そうだね。マジだもんね
{田}あれは完全にマジでやってるけどさ。そこが彼らの面白い、凄い所なんだけど。でもね、俺、レイジアゲインストザマシーンはね、あの政治的な歌プラス、ラブソングも歌って欲しいなと思うんですよ
{山}そうだね
{田}ザックデラなんとかっていう。(注:vocalist, Zack de la Rocha )あれ、セックスについてとか、SMについてとか歌ったら、もっとカッコイイと思うんですけどね
{山}そうだね、うん
{田}あれにプラスね。っていう気はするんだけど


{田}でもね、フジロックであんな事、ムーグさんがやったってのは面白いなと思っちゃってさ
{山}面白いよね何かね。うん
{田}そうそう。そういう浮き方ってのが、またイイよね
{山}うん。だからそのピンクのヘルメット被ってやったんだけど、半分位の人達はきっと工事のヘルメットのコスプレだと思ってんだね。何かリポートにも(工事ヘルメット被って・・)みたいな事が出てきたけど。一方で、アメリカ人の書いたリポート読むと、スチューデントレボリューションみたいな事に触れていて
{田}うん
{山}これ全然、解ってくれる人と解ってくれない人がいるんだなと思って、それも凄い面白いなと思って
{田}はーなるほどね。僕まだ読んでないんですけど、村上龍さんの一番新しい小説がね
{山}「希望の国のエクソダス」
{田}そうそう。あれがね、パキスタンのゲリラか何かにね、日本の少年が迷い込んでそこで活動してるのがTV放送に映ってさ、そこで日本の子供達が決起・・急に盛り上がって決起してインターネットの中で何か色々起こすっていう設定らしくてさ
{山}そうそう、うん
{田}それ凄い面白いなと思ったんだけど。村上龍さんて、そういう、時代に対するメタファー作りとしてはさ、ラブ&ポップ以降さ、物凄いスルドイ事をやってんだけど
{山}そうだよね、うん
{田}何かね、音楽、ロックがさ、いーかげんそういった事について、真面目に受け取る場所が無くなってくとさ、多分もうロックって無くなっちゃうと思うんですよ。小西さんも言ってたんですけど
{山}うん
{田}ロックの中からのヒーローはかつてありましたけど、絶対もうこれからは無くなってね。で、スポーツ選手とかさ、ああいった中からヒーローみたいなものが生まれて来るかもしれない、、とか言って。で、おそらく、若者文化の中では、スポーツもあり、スケボーもあり、、
{山}それこそでも、ITヒーローみたいな感じじゃないですか?
{田}ITヒーローなんですかね
{山}実体見えないけど、凄い事やってる集団いっぱいいるよ
{田}うん。でもそこは音楽じゃない、みたいな。そのままいっちゃうとさ。それ、何か悔しいなあー。かつてさ、政治的な事を音楽で歌う事って「キナ臭い」だ何だかんだ言われてたけどさ、今さ、それが無さ過ぎるっていうのあるね
{山}そうそう
{田}全く無い。で、僕ね、エレファントカシマシが面白いな、と思ったのはね、あのね、彼はドンキホーテとなって言ってるんですよ色々
{山}そうだね
{田}でもちょっとね、古い論法なんだけどね、彼の場合。一昔前のフォーク歌手の論法が混じっちゃってる。そこがちょっとアレだなと思うんだけど
{山}でも一応言ってる
{田}言う。「そこを言うんだ」っていう意志を感じてさ、面白いんだ。でもそうするとさ、レコードは売れないワケよ。ほいでさ、リスナーやメディアとのさ、意識のギャップが物凄いあるじゃないですか。そこですよね
{山}まあでもそれは悲観的な話かもしんないけど。やってる方からすれば、凄い面白い、こっちはもうこれだけテンション高くやってて、凄い考えてやってんのに「ワー何かコレ冗談でやってんのかな」「道化なんだ」っていう、そのギャップが、、
{田}それがまたでもね、批評になってんだけどね
{山}それをまた、引いた所で見ると、凄いイヤだなあと思うんだけどね
{田}うん。なるほどね。はい、それでは、MC5で「ランブリング・ローズ」

+++++曲(MC5)+++++

{田}はい。MC5で「ランブリング・ローズ」
{山}俺さ、これさ、曲もちろんイイんだけど、最初の喋り。味演説
{田}上手い。っていうかね、カッコイイね
{山}ホントに、たたみ込むような感じとか
{田}「アイワナシー・マイハンド!」っつってんのかな?最初。オレの指を見ろ!っつってんの?
{山}分かんないけど。「5秒で世界が変わる」とか言って。それで思わず「That's right!」とか言っちゃうヤツいてさ(笑)
{田}アハハハ!!
{山}「そう、そう!」みたいなさ。ねー。まあ、全体としては古いフォーマットだけど、本質的なトコは凄いエンターテイメントだと思うんだよね
{田}なるほどね、うん。今、MC5は、レイジもカバーしてるし、プライマルスクリームもカバーしてるしね。カッコイイですねやっぱ。流行ってますよね
はい。ていう事で今日は山本ムーグ氏をお迎えしております


{田}はい。今日は山本ムーグ氏をお迎えしてます。
やっぱりね、ロックが、殆どイージーリスニング・BGMになっちゃってて。そういった事を大多数の人が望んでるっていう事もあってさ、ヒットする音楽も非常にBGM音楽がヒットすると。グルービーで、何か気持ち良くて、差し障りが無くて
{山}癒し系、とかね(笑)
{田}そうなるとさ、多分ロックの必要性は無い、というかさ
{山}ただね、俺、ライブとかはね、まだ面白いと思うんだ
{田}ライブはね。うん、そうですね
{山}今、映像とかも使ってるし、要はマルチメディアショーみたいな感じじゃないですか
{田}うん
{山}俺は「集会」って呼んでんだけど
{田}「集会」!
{山}人が一杯集まって来て、そこで何かが起きるワケで。しかも、ナマ体験で
{田}うん
{山}だからまあ、音楽1つ・・「音」っていう事でとれば、それはもう、自分達の生活の中の1つのパーツでさ。それに全部を込めるっていうのは、難しいと思うんだけど
{田}うん、うん
{山}でも少なくとも、アルバム作る時ってさ、言いたい事が無いと作れないよ!絶対
{田}作れないよね、うん。でも僕は「言いたい事が届かない」っていうの、色々あるんですけどね。ハハハハ!!自分的には、かなり込めてるんだけどね。だけどね、なかなか「どこまで届いてるんだろ?」っていうのは、あるんですけど
{山}でもそれは多分ね。いい事考えたとするじゃん。「これ素晴らしいアイディア!」「このフィーリングが凄いイイ!」とかさ。でもそれを伝える技術っていう所が、エンターテイナーとしての技量なんだよね
{田}そうだね。芸だね、それが。そうですね。それを磨きます!!(笑)
{山}そうそう
{田}僕もね、思います。その、まあ、伝えるっつってもさ、ポップじゃないとダメだと思うんですよ僕は
{山}うん
{田}爆笑問題の太田光いるじゃん。あの人が何かの原稿で書いててさ・・バスジャック事件、あれが若者達の表現だって色々ワイドショーで言われててさ。「そんなモンは表現であるはずがなかろうが」って言ってて
{山}うん
{田}爆笑問題のギャグとかについても色々質問されるんだって、ライターさんから。「あれはどういう意味なんですか?」「何が言いたいんですか?」って訊かれるんだって。で、太田光は「別に言いたい事は無い」〜意味は無い、と思うんだけどホントはあるんだって。でもそれは、簡単な言葉で伝える事が出来なくてね、ああいった形になっちゃってるんだ、と。でもそれは、独りよがりなモノじゃなくてさ、物凄くポップな、皆さんに解り易く伝わるような形で磨かなきゃいけない技術があってね。それが、芸なんだ、と言っててさ
{山}うん
{田}だから、バスジャック事件を起こした、あれが表現だ、芸だ・・そんな事はあり得ない。あんなのは表現でも何でもない、とか言っててね
{山}うん。そうだよね
{田}そうだよなーって思ったりしたんですけどね。だから、ポップはね、表現を攻撃的にしていく事っていうのはやっぱりね・・。今だからこそさ、色々皆んなやって欲しいんだけど、でもさ、それは多分、僕が思うに、社会の流れのムードっていうのもあるような気もするんですよ
{山}うん
{田}例えば、学生運動が流行った頃ってさ、戦後からの高度経済成長がずっとあってさ。資本主義がここまで煮詰まってない状態で
{山}うん
{田}若者達の意見によって、色々変わるかもしれない!っていう夢があったんだけど
{山}うん
{田}今僕らは、高度経済成長のピーク(バブル)があって、それがはじけて、これから日本はどん底に落ちていくと。国債がさ、もう何兆円だっけ?我々の税金、俺らの息子の世代とか、もう物凄い事になっちゃうと。んで、景気もおそらく良くならんだろう、みたいなさ
{山}うん
{田}要するに、日本はもうピークを越えてさ、下り坂どん底に落っこって行く事がさ、歴然と分かっちゃった、みたいな。それをさ、若者達はやっぱり、実は感じてるワケであってさ
{山}うん、うん
{田}だからね、僕なんかはね、今こそ、国民総エンターテイナーになるべきだ!なんて思うんですよ
{山}うん
{田}こういった、暗い事だ何だかんだあるワケだから、だからこそ、そこで面白い事を作んなきゃいけない時期じゃないですか。明るい、景気が良い時に、エンターテイメントって作り易いけどさ、こういう時期だからこそ、作り甲斐があるっていうか。本当にエンターテイメント作る事を体験出来るっていうかさ。だから一人一人ね、何か面白い事をやるっていうのは、大事かなって今思ってて
{山}うん
{田}「ビッグクランチ」って、割とそういうような事を言いたいなあと思ったりもしてたんですけど
{山}うん。
僕は、村上龍さんの本で、一番心にきたフレーズっていうのが、中学生が言うんだけど、、
「この国には何でもあります/どんなモノでも手に入ります/だけどこの国には希望が無い」
{田}うん、なるほど。へえー!面白いね
{山}ホントに今、希望が無いんだよねー
{田}そうだね。夢が無い。だから、あのバスジャック事件や、キレた事件が最近何だかんだって言ってさ。これ、当然でさ。要するに、将来が無いワケだっていうのをさ、子供達も分かってるんだよ
{山}うん
{田}凄い単純な事であってさ。特に男だよね。かつては就職先があっても、今は就職難だ何だかんだあってさ。これからますます、税金は高くなるとかさ、もう、いい事が全然無い!みたいなさ
{山}親の世話しなくちゃイケナイとかさ・・
{田}もう、分かってんだよ。だからさ、元気が無い。だからそこをさ、やっぱねホント、エンターテイナーになってさ。ドンキホーテになってさ。ヒロミゴー的なアプローチでもいいんですよ
{山}うん
{田}眉毛にラメ塗ったり、髪にラメ塗ったりして。突っ込んで行ってさ、力を発揮させないとダメかなという風に思いますね。
で、例えばさ、こないだ立川談志が言ってたんだけど。「やりたい事が見つからない」って言う若い子いるんだけど、やりたい事ってむしろ、世の中に色々提示されてない方が、やりたい事が見付かるっていう(笑)。何つったらいいの?やりたい事とか色々、沢山情報が提示されてるけど、そういう情報が見えない方がね、かえって、欲しい物が出て来る・・とか言っててさ。ナルホドなと思って
{山}うん
{田}そういう事もあるし。突破しようにもさ、なかなか突破の仕方が見えんっていうかさ。どこを攻めたらいいのかワカラン、というかさ
{山}僕ね、だからさ、僕もずっとそういう閉塞状況にあって、とにかくヤだなと思ったんだけど、今回はたまたまその村上龍の「希望の国のエクソダス」ってやつを、、
{田}あ、あれ読んだんだ?
{山}うん。それで珍しくね、ハッピーエンドっていうか、ポジティブな感じがするんだよね
{田}あ、そうなんだ。ふーん
{山}希望に満ちたような風景で終わるんだけど、最後。
{田}ふーん、珍しいねそれは、うん
{山}うん。それが凄い良くて
{田}はー
{山}要はその、、中学生を中心とした子供達が、日本から独立して、北海道に独立国みたいのを作っちゃうんだよ
{田}ナッハハハハ!なるほど、うん
{山}そこを自分たちで運営して。円(¥)とかも、もうやめて
{田}はーナルホド。いつもの方法だね、村上さんの、そのやり方ね。架空のそういう事を作って、どういう風になるかってシュミレーションしてくっていう
{山}で、風力発電の、デッカイ扇風機みたいなの、あるじゃないですか。あれが、その街のシンボル。その風力発電から電気をおこして、国からの電気は使わない
{田}国家自立、ちゃんと自立して
{山}うん。で、そこにミュージシャンの名前が1つ出てきて。坂本龍一さん。
その風力発電のプロペラが回ると、音が出るんだって。多分エオリアンハープみたいな物だと思うんだけど。それが幾つもあるので、ハーモニーが出来たりとか。そこに音楽が出て来てるのね。その曲って、ホント希望に満ちてるなと思ってね
{田}はーなるほどね。力強いね
{山}うん。イイ話だなと思って
{田}いつもね、坂本龍一さんの曲なんだよね、それが。それズルイじゃん!と思ったりするんですけど
{山}(笑)
{田}何か、前の村上龍さんの小説でも、坂本龍一さん出て来てて
{山}うん。まあ、世代的な同士関係にあるっていう事だと思うけど
{田}そう
{山}だけどね、それは凄い救われた。読んでね、希望が持てた
{田}なるほどね。それ僕もちょっと・・。他の人からも色々ね、それ、3人位いるよそういう人。凄いんだよ、面白いんだよね、とか皆んな言ってんだけどさ。それちょっと読んでみたいと思いますね


{田}あのー、今回のビッグクランチも、僕なりにそういった事をね、ホントはサブリミナル込めてるんだけどさ。なかなかね(笑)
{山}宣言はしてないけど、警告は発してる感じがありますね
{田}かなり。そうですね、ええ。警告とあと、それをエンターテイメントにする事を色々してるんだけど。なかなか音楽って、それを紹介するメディアもさ、やっぱりどうしたって、売れる売れないという資本社会の中にある場合さ、差し障り無い売れる物が受け入れられるって事があってさ。「そこまで突っ込まれると、分かんなーい」とかさ(笑)
{山}うん
{田}やっぱり、音楽って、文学よりも、まだ幼いメディア。映画よりも文章よりもさ、もうちょっと幼い所があるじゃない?そこが凄い残念なんだよ、俺にとって
{山}うん、うん
{田}例えば「マグノリア」って映画あったんですけど、マグノリアって、あれ凄い映画だと思うんですよ僕。あの、ブギーナイツ撮った監督、アイツ天才的だなーと思って。あれとかも、アメリカの色んな病理・怒りをさ、物凄く今風に・・昔風でもあるけど・・メタファーとして提示して。しかもハリウッドでやってるってトコがね、凄い!と思っちゃって
{山}うん
{田}確かに「マグノリア」は一応日本でもヒットしたりとかして。それで、それを批評するメディアもあったりするじゃないですか。でも日本ではなかなかね、そういう見方する所はさ・・。やっぱり、モーニング娘とかとさ、同じレベル(笑)
{山}一応「バッファロー娘」と言われてる、、
{田}あ、そう(笑)。・・ていう所で見られちゃうとこもあってさ。かつて70年代とかは、あったんですね。やっぱ音楽にね、文学性があったからさ
{山}でもね。。もう話長いから、そろそろまとめるけど。俺は、周りには、それ期待してないのね。だけど、何か言って付いて来るヤツは。「俺は一人で旅に出る。一緒に来たいヤツは来い!、、(笑)来たくないヤツは、家で待ってろ!だけど、土産は買って来てやる」みたいな
{田}アッハッハハハ!!なるほどなるほど
{山}「みんな行こうよ」とか言わないワケですよ
{田}そうですね。「土産は買って来てやる」と
{山}うん、土産は。やさしいんです、そこは(笑)うん
{田}それだね!はい。まとまりました
{山}うん
{田}はい


{田}それでは今日もう、珍しくね、、
{山}語ったね
{田}語りまくって(笑)。ブッチ切りで語りまくってました
{山}ちょっとまあ。で、まあ、そういうのもあるんだけど、俺ん中ではアースパンク路線っていうのがちょっとあるよ
{田}アハハ、なるほどー
{山}デッカイ景色で。だけどパンク、みたいな。それは癒し系の自然とはちょっと違って。最近火山とか地震多いけど、、。
そういう気分の時に聴いてる曲があるんですよ
{田}うんうん。じゃあそれ聴きましょう、はい。ムーディーボーイズで「シャンゴ」

+++++曲(Moody Boyz)+++++

{田}はい、ムーディーボーイズで「シャンゴ」でした
{山}何かちょっと長かったね。まあ、でも落ち着いたと
{田}落ち着きたい所で
{山}だから俺、一コ言いたいのは。今回レコード持ってきたけど、今、一番リコメンドしたいのは、村上龍さんの「希望の国のエクソダス」この小説
{田}うんナルホド
{山}あれは凄いイイ!
{田}そう。読みますよホント。希望とか夢とかをさ、大っぴらに今言う事ってさ、恥ずかしかったりさ「またまた〜」とか言うねえ・・。そういう80年代90年代の名残は、もう捨てるべきだよっ!
{山}そうそう
{田}あのねー!そーいったねー、あのねー!!
{山}(笑)きたきた・・↑今ちょっときてるよねー
{田}そうそう。だからねえ、そういうね!シニカルだ何だかんだ言ってられないんだよ!!カッコイイ・カッコ悪いじゃないワケよ!やっぱりね、ヒロミゴーじゃないけどね、ああいうドンキホーテ的なツッコミ精神でね!夢とか正義を、文化に、音楽に、芸術にね、懸けて行かないとね、ダメだよもうッ!!と思うんすよ
{山}うん
{田}ほんと。こうなったらね、本気で。それを古いだ何だかんだ言うのはもうね「ウルセエ!」と(笑)
{山}そう「ウルセエー!」
{田}そんな気分ですよね最近。そうしないと多分もうダメだなあという気がするんですよ。うん。みたいな。・・盛り上がった(笑)
{山}盛り上がったね、うん


{田}はい、お送りしてきましたOLプレゼンツバースト!如何でしたでしょうかね
{山}いやあ、熱かったですね
{田}熱かったですね今日は!
{山}でも毎日暑いけどね
{田}そうすね、毎日、エエ
{山}俺が一番熱いけどね、何よりも
{田}アハハハ!そうすね。いやあ、ムーグさんの熱さに、僕も熱くなりましたよ。最後は言い放ってましたケドね。でもね、ここで鬱憤がね。
僕もやっぱりさ、ビッグクランチをプロモーションしてて、色々感じる所があってさ。やっぱり、言い放たないとダメな所ってあるんだよなっていう事を、凄い痛感してて。「バースト」でまさか言うかとは思ってなかったんですけど
{山}いや「バースト!」ってタイトル通りだよ
{田}「バースト!」ってタイトルにしたの、そうだったんだ、みたいなさ。だからもう、ガンガンこういった事は言ってこうかと思って
{山}ちょっとじゃあ、次はFAX番号とかそういうのも、言い放とうよ
{田}そうですね、FAX番号。葉書リクエスト宛先は、今お聞きの放送局の「オリジナルラブプレゼンツバースト係」までね。FAXは(03)3288−8955
{山}サン・ニー・ハチ・ハチ・ハチ・キュー
{田}ゴーゴー!!ね(笑)FAX。待ってますね、はい、決起する者!みたいな(笑)
今日は、山本ムーグ氏をお迎えしてお送りしました
{山}ありがとうございまーす
{田}ありがとうございました、はい。OL田島貴男でした。バースト!!


Thanks to linn!

TOPエ戻ル

 前のO.A.(8月24日へ) 他のO.A.を見る 次のO.A.(9月7日へ)