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BURST!
***2000年10月5日O.A.***
★★リコメンド:ドアーズ
★ゲスト:増子真二(DMBQ)★
☆ブルース特集☆
こんばんわOLの田島貴男です。OLプレゼンツバースト!今日は第81回目です。
先週は木暮晋也がやって来ましたけれども。今日は久しぶりに、DMBQのリーダー、増子真二さんの登場です。どんなトーク・どんな音楽が飛び出すか!?乞うご期待。疾風怒濤・心臓バクバクの一時間、OLプレゼンツバースト!まずは一曲聴いて下さい。OLで「女を捜せ」
+++++曲(OL)+++++
はい、OLで「女を捜せ」聴いてもらいました。
僕の方は最近は、リハーサルですね。ライブのリハーサルを、こないだ終えて。それはイベントだったんですけど。この番組の放送になる時はね、もう終わった後なんですけども、今日の時点では明日のライブ(笑)。
スーパーカーっていうバンドと、あと真貴ちゃんとかとライブやるんですけど、そのリハーサルをやってて。えーと、なかなかエエ感じに仕上がってきましてね。気合いも入ってきたなという感じです。
その他は、こないだあったの何だっけ、岩手県だっけな、あの、小岩井農場っていう。盛岡の方ですね。盛岡のもっと山の方にある農場みたいな所で、小岩井ロックフェスティバルってあって。
ムーンライダーズとか、ポールウェラーとか出てまして、僕も行って来ました。
あのリハーサルが、前日の夜にあって。夜、山ん中にあるので、電気1コつけてリハやってると、巨大な蛾がね、ムチャクチャ飛び交ってるんですね。人間の手よりも大きい位の、凄いデカイ蛾がですね、信じらんない位沢山飛び交ってまして。ステージの上にも、ガンガン這ってるんですね(笑)。それで最初キモチワルくて。足許ちょっと見ないもんなら、いつ踏んでるかワカラン!そういうね、非常に気色悪い状況の中、リハやったんです。ベースの神田君はね、蛾を全然気持ち悪く感じない体質で。巨大な蛾を捕まえて(笑)手で、こうやって「イエーイ」とか言って持って、投げていましたけどね。
小岩井のライブはね、なかなかイイ感じで終わりまして、気持ち良かったです。そんなこんなですね、最近は。
今日は、秋なんで秋らしい曲ですね。ドアーズ。どこが秋らしい!?って感じがしますが。
ドアーズのね「L.A.ウーマン」。此間うちのツアースタッフが何故かね「田島君、これをあげる」とか言って。突然この「L.A.ウーマン」もらったワケですが。この中の「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」ね、この曲、ドアーズん中で、僕スゴイ好きな曲なんですけど。
この、歌と一緒にね、ずうっとウィスパーがね。ウィスパーと歌と。ダブルトラッキングで、ずーっと歌っていく感じが非常にこの、気持ちワル気持ちイイ〜みたいな。
「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」を聴いて下さい+++++曲(Doors)+++++
はい。ドアーズで「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」聴いて頂きました
{田島・以下:田}はい「談話室バースト」の時間です。今日のお客様は、DMBQのリーダー・増子真二さんです、どーも
{増子・以下:増}どうもこんに、、こんばんわ〜
{田}(笑)こんばんわ
{増}こんちこんばんわ。ハイ
{田}最近はどんな事を?
{増}最近はもう、10月頭からレコーディングなんで、リハーサルばっかりですね
{田}リハーサル。もう、新曲も大体揃って?
{増}そうですね。ん、まだやってんですけどね、ゴチャゴチャゴチャゴチャ
{田}ふーん。何曲位なんですか?
{増}5曲録ろうかなと思ってるんだけど。なかなかうまく進まないですね、やっぱね。細かい所がまだ、詰め切ってない感じ
{田}はーなるほど。こないだ僕が見に行ったライブの後、まだ色々ライブやって?
{増}いや、そんなでもないですよ。あれ辺りで大体終わって。で、あとはもう、、
{田}あ、そうですか。こないだそう、バッファロードーターとDMBQ一緒にやって、僕も観に行ったんですけどね。もうー、スゴかったです
{増}アハハ。ありがとうございます
{田}もうね、あの後はね、草も生えない感じのね(笑)凄いライブでね
{増}(笑)どーなんすかね。除草剤みたいな感じなんすかね
{田}そうね。除草剤みたいな感じだった、もう。最後は、何か(笑)いやが応にもね、鷲掴みに草を全部持って行ったって感じのライブでしたね
{増}(笑)なるほどね
{田}凄かったですね。中間、まん中位からもう、ホント手におえないって感じでしたね。あの長い曲のインプロ
{増}ああ、そうですね、最近インプロやるようにしてます
{田}そう、インプロ。こう、殆ど即興ですね、あれ
{増}そうですね
{田}増子君が、こうだ!あーだ!とか何か色々指示出したりして、ブレーク作ったり、ギターのソロになったり。あれがね、スゴイっす
{増}(笑)あ、そうですか
{田}もう、驚き笑う、笑い驚き、っていうかね。何かね、笑うんだけど、開いた口が止まるっていう感じ。凄かったです
{増}嬉しいですね
{田}良かった。で、あの最後のさ、ギター持ち替えも面白かったね。あの、ステージにバッ!と引っ込んだと思ったら、ベースとギターと、、
{増}そうですね
{田}ボーカルが松居君になって
{増}ヒドかったよね(笑)
{田}「イエ〜〜〜イ!!」って言ってるの
{増}声、高いってモンじゃないでしょアレ。ヘビーメタルの、、
{田}(笑)そうそう。あれも面白かったです
−−−−−−−−−−
{田}今日はですね、増子君が、ブルースを沢山持って来てくれてね。ブルースの特集をやるっていう。コレ贅沢っすね!
{増}そうですかね。ブルースはね、あんまり若い人に馴染みが無いので、やっぱ聴いて欲しいですねえ
{田}うん
{増}意外とねー、変なポップな音楽なんですよね
{田}ポップだよ、うん
{増}あんまりこう、カタイ感じで聴くんじゃんくてね、もっと・・。確かに「ブルースのCDを下さい」つってCD屋さんに行くと、苦い顔したオヤジがですね「この辺りを聴きなさい」と言ってね、BBキングなんかを渡されて。「あんまりピンと来ないな」ってのが、まあ、主なブルースの断念の仕方だと思うんだけど(笑)
{田}あーそうですね。ブルースも、ジャズもそうなんですけど、やっぱり1970年代にそういった聴き方が。特に日本で、なんでしょうけど、出来ちゃったような感じありますよね
{増}そうですね。「拝聴する」って感じだね
{田}そうそう
{増}あれがね、良くないので。もっとね、ホントはバカ!なんですよね、ブルースの人って(笑)。大抵はもう、どうしようもない人で。モダンブルースみたいなのが出来た以降のはね、やっぱりカッチリしてるけど。それ以前のモノとか、情報が入んないような田舎のブルースって、まだまだ、チョットそこら辺のロックの人が太刀打ち出来ない位の、バカアイディア満載の音楽なので
{田}ハッハッハハ!やっぱり、ギターを持って、道でお金を貰う為にさ、色んな事をやってたでしょうね、きっと
{増}そうだよね、工夫もしてただろうし。あとはもう、とにかく「こういうものですよ」っていう固定観念みたいな物が無い。まあ、情報入って来ないですからね(笑)。皆んな、自分なりに「まーこんな感じだろう」っていうような所でやってたと思うんで、それがこう、イイ感じになってきて。時間が経って凝縮された人がね、まあ取り返しのつかない事やってね。そういう人はやっぱ、良いですよね
{田}(笑)うん。今日色々持って来てもらったブルース。戦前ブルースの人もいたりとか。凄い掘り下げて聴いてるんですね
{増}ああ、何か面白ければ、別にいつの時代でもよくて。特に、戦前ブルースなんていうと、全然聴く気しないじゃないですか。ところがね、実は、戦前にイイモノ有り!なんですよ
{田}(笑)変なモンあり!?
{増}そうなんですよね。何かこう、TVはもちろんラジオもつかないようなね、だからとにかく情報が、あまりにも無いと。そして、皆やっと奴隷からちょっと地位は掴んだ位で、カネは無いと。地域のコミュニティーだけがあるんですよ。そういう中で勝手に育まれた音楽が、まだ何の情報にも毒されない状態で、純粋培養のまま残ってるのはね、戦前の頃なんですよね
{田}ああー
{増}だから地域色も凄い豊かだし。うん、イイっすよー
{田}へえー、うん
{増}ただチョット困りものなのがね。ほぼ一人語りじゃないですか、まー何ツライ事あったのか分からないけど、1コードで7分位歌ったりしてるやつが結構入ったりしてるので。ソレは結構ツライですね
{田}(笑)朗々とね、入っちゃって、一人でね
{増}がんばってやってるんだけど、ちーっとも何も伝わって来ないヤツとか、たまにいるんで。それはまあ、引いちゃったら「ハズレ」と思って
{田}(笑)
{増}結構なヒット率で聴けますよ、戦前モノはね
{田}へえー。じゃあ今日はですねその、増子さん持って来たブルース特集
−−−−−−−−−−
{田}一曲目ですね、行きたいと思います
{増}はい。スキップジェームスです
{田}はい、うん
{増}この人は、戦前の人なんですけど
{田}うん
{増}戦前に活躍してて、1960年代のいわゆるフォークブームの頃に、再発掘されるワケですよ。既にオジイチャンとして
{田}はあー。ふんふん
{増}いわゆるフォーク畑の人が「君もう一度頑張ってみなさいよ。君はスバラシイヨ!」ていう事で、もう1回録音したんですよね。ディレクションとしてはもう完全にフォークスタイルで、録音も凄いキレイですし
{田}うん、うん
{増}かえってね、この人は、新しい録音が似合う感じですね
{田}ふーん
{増}ブルースっていうと、こう、力強くて土臭くて肝が座ってるような感じだけど、この人はもう、ほぼ、生きながらにして死んでる感じでね(笑)
{田}ハハハ!!「生きながらにして死んでる感じ」
{増}霊界に直結型の、魅惑のボイスなんですよ
{田}なるほどね、うん。声ね、凄くイイですよね
{増}これサイコーですね。大好きです
{田}うん。じゃあその曲
{増}スキップジェームスで「アイム・ソー・グラッド」+++++曲(Skip James)+++++
{田}はい。スキップジェームスで「アイム・ソー・グラッド」いいですね!
{増}サイコーですね。これ後々、1960年代のバンドがね、よくカバーしてますね
{田}あーそうですか。へえ〜
{増}うん。意外と、ギター上手いんですよね(笑)
{田}ギター上手いね。凄い技使ってますね
{増}ちょっと変わってるんですよ。それもフォークっぽいんですよね、高音のアルペジオ使って
{田}そうそう。何か、スリーフィンガーみたいなさ
{増}それで、曲展開する時だけ、低音弦で「ゴーン・ゴーン・・」って展開して、また次に行くっていうね。ちょっと変わったスタイルのギターの人ですけどね
{田}うん。あの展開で何かポップだね随分
{増}うん、凄いかっこいいんですよね、この人ホント。曲、大体ポップですよこの人は。スバラシイ
{田}へえー。あれ、何か、ベックがカバーもしてるという
{増}そうですね
{田}うんー。ていう事ですけど。えーと、今日は増子真二さんをお迎えしております{田}はい。今日はDMBQの増子君が、ブルースを沢山持って来てくれてますけど
{増}はい
{田}次は、えーと
{増}ロバートペットウェイです。この人はね、あんまり有名じゃないですけど、ロバートジョンソンばりに実は、重要な人なんですよ
{田}はー!
{増}いわゆるブギースタイルを、ある意味完成させたんじゃないかなというのが、この人の重要な部分なんですけど。ただ、あんまり・・まとまった形で結構録音は残ってんだけど、何かあんまり評価は良くないですね。凄いキモっぽい、ロックっぽい感じですよ、この人。凄いかっこいいです、この曲
{田}ふーん
{増}即カバー出来ますね、これね
{田}あ、そうなんだ
{増}もう、即ロックにつながる感じの曲ですね、これは
{田}ふーん
{増}じゃあ聴いて下さい。ロバートペットウェイで「キャットフィッシュ・ブルース」+++++曲(Robert Petway)+++++
{田}はい、ロバートペットウェイで「キャットフィッシュブルース」でした。カッチョイイっすね
{増}これはカッコイイっすね
{田}これはもう、今にも、ゼムとかさ
{増}何かもう、すぐドラム聞こえて来そうな感じですよね
{田}そうそう。アニマルズとかさ、あーいうのがさ。聞こえて来る感じっすね
{増}もう。カッコイイよなあー
{田}カッコイイね
{増}こういうのね、上がりきんない感じとか、カッコイイんですよね〜・・(♪歌う)ちょっと裏返っちゃう所がね、カッコイイんですよね
{田}(笑)うん。この曲は、いつ位なんですか?
{増}これは1940年代ですね
{田}へえ〜。1940年代で、じゃあもう、あったんですね、こういう
{増}そうですね、こういうスタイルがちゃんとあって。ただ当時は、それ程普及しなかったんじゃないですかね。ちょっとね、やっぱり他の同じ年代の物と聴き較べると、リズミックなんですよ、ギターのスタイルとかが。だからなかなか
{田}あーなるほど
{増}荒っぽいっていえば、荒っぽいんですけど。その辺がね、人気が無かった理由なのかなあと思うんですけどね(笑)、、
{田}ああ、へえー
{増}声も凄いカッコイイと思うんですけどね
{田}うん、なるほどね。もうちょっと朴訥としてるっていうか。この時代のやつ、、
{増}うん。もうちょっと何かハッキリしない感じっていうか(笑)。そういうのが多かったんですけど
{田}うん。これはノリが
{増}そうですね
{田}ふーん、ナルホド
−−−−−−−−−−
{田}次の曲をじゃあ、行きたいと思います
{増}次はですね、ヘゼカイア・ジョーンズとハウスロッカーズ
{田}これナゾですね
{増}これ凄いでしょ。これ、サイコーカッコイイです
{田}(笑)
{増}この2曲は一応、僕的には、ブルースのルーツの大御所なんですけど
{田}エエ、今までの2曲はね
{増}そうですね。こっからは、今・・。これね、一応ジイちゃん達ですけども、まあ、死んじゃーなかったりとか。一応、現役でやってるんですけど(笑)
{田}うん
{増}これ、1980年代の録音ですね。もうね、ニューウェーブ全盛の頃に
{田}ハハハハハ!!!
{増}その裏でコイツラは何やってんのか!?ってコトが、もう大問題なんですけど
{田}ハハハハ!「何やってんのか」ナルホド
{増}ドラム・ハープ・ボーカルのヘゼカイア・ジョーンズと、ニセ物のレスポールを使う下手なギターと、トロンボーンの3人組です
{田}アハハハ!!!
{増}メッチャクチャですよ。この演奏とかもサイコーです
{田}(笑)。ヘゼカイアジョーンズ、これ、ドラムとハープやってる奴が、ボーカルやってるんだ
{増}そうです
{田}シブイっすねー
{増}バカでしょ、みたいな(笑)。何やりたいのか、ハッキリ分からないですよね
{田}(笑)うん
{増}曲のニオイとしてはこう、ちょっとニューオリンズっぽいニオイもしつつ。演奏能力は、限りなく皆無に近い状態(笑)
{田}アッハッハ!!そうなの
{増}何とかグルーヴを作っていくんですけど。それもね何か、まーそれに対してね「俺達困ったモンだな」っていう雰囲気は、全く無いですね。とにかく楽しくやってる感じでね
{田}楽しそうにね
{増}それは最高にイイですよね
{田}うん。でもカッコイイですよね、これ。ちょっと聴いたけど
{増}イヤこれね、絶対カッコイイですよ!
{田}うん。編成もイカスね、コレ
{増}うん。こういうバンドあったら、絶対いいなあ
{田}そうねー、観たいですよね
{増}これカッコイイと思うなあ
{田}うん。では聴きます
{増}はい。ヘゼカイアジョーンズ&ハウスロッカーズで「ドゥ・ユア・シング」+++++曲(Hezekiah & the House Rockers)+++++
{田}はい、ヘゼカイアジョーンズ&ハウスロッカーズね「ドゥ・ユア・シング」でした
{増}これ、楽しいでしょ!?
{田}楽しいですね
{増}カッコイイっすよね
{田}このドラムもね、凄い楽しそうな感じ。このフィルが
{増}(笑)うん。ちょっと、今聴いて思ったんだけど、何かサーフロックっぽい感じもしますね、コレね(笑)。あのドラムの感じとか
{田}そうですね、ちょっとね、ドラムとか。フィルの感じがね
{増}スネアのあの、何でしたっけ?裏に張ってる
{田}スナッピー?
{増}ユル過ぎる(笑)。「ザーーーー!」
{田}(笑)ずーっと「ザーー」っとなってる
{増}あれとか、カッコイイなー
{田}そう。絶対これ、笑いながら叩いてるね
{増}もう楽しくてしょーがないでしょうね
{田}顔笑ってる感じ(笑)
{増}サイコーですよね
{田}ね、イイ感じでした。あの、トロンボーンのショボい感じが、またイイですね
{増}そうですね、あんまり上手くないですよね
{田}そうそう。疲れてる感じ
{増}「バヒュ〜〜」ってなってる所がサイコーですよ
{田}(笑)そうそう。こういうの、よくねー、見つけて来るなーと思うワケですが・・
−−−−−−−−−−
{田}で、次が?
{増}はい。これは、アールエル・バーンサイドですね。ジョンスペンサーとか、あの辺との共演でもね、今はもう大人気の
{田}あ、そっか。こないだのアルバムで一緒にやったやつだ
{増}ええ、そうです。そんなこんなで今はもう、ブロークンブルース勢の一番手なんですけど
{田}はー
{増}もう既に大分オジイチャンなんですけど。その人がね、息子と一緒にバンドをやってて
{田}うん
{増}まあ要するに、全然売れない人だったんですよ、ずーっと。で、ここ暫くでやっと、そういうモノに乗っかって、売れるようになったんですけど。これもまた、1980年代の録音で
{田}ああー
{増}1980年代のブルースってのは、結構キモなんですよ実は
{田}アハハハ!!1980年代のブルース!ナルホドね
{増}やっぱ世の中的にも、そういうロック的な押せ押せのムードとか、またブルースっぽい感じっていうのが、最も古臭いモノとして、捨て去られてた頃に、イジケもせず
{田}(笑)うん、ナルホドね
{増}まさか自分達がそんな状況になってるって事に気付くコトさえ無く、ね。黙々と彼らは、独自の音楽を創り上げていったんですね
{田}なるほどねー
{増}うん。しかも、もう人気無いから、誰に干渉される事も無く(笑)
{田}(笑!)。1980年代ってそうだよね。その前までのロックを、いかに斜に構えるか!っていうね、そういう所があったけど。・・それをもう、全然干渉無く
{増}そうですね、全く何も。まさかそんな事に、世の中なってるだろうという思いもよらない、っていう感じで
{田}ハッハハハハ!!
{増}「そういえば最近、誰からも何も言われないな」って思ってたかもしんないですね
{田}なるほどね、うん
{増}そんな。。
息子とやってるんですよねー。これカッコイイんですよ。これはね、ドラムと、ニセモノのレスポールばっかり3種類集めたバンドなんですよ(笑)。ギター3本とドラムっていう。。なーんだったってベースやる奴いないんですよね
{田}(笑)
{増}多分、アールエル自身ではないような気がするんですけど、息子か誰かと、ドラム2人だけで、無謀にもインストに挑戦してるんですよ
{田}(笑)
{増}コレがまたね、味出まくってますよ。凄いですね。もう、音楽の概念をぶち破る感じ
{田}(笑)!
{増}中学生の頃友達と録音した練習テープが出て来たんじゃないか!?っていう位の、ビックリレベルの
{田}(笑)あ、そう、、
{増}これ衝撃だと思いますよ
{田}わかりました、はい。じゃあその
{増}紹介しましょうか。アールエルバーンサイドで「シティング・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド」+++++曲(R.L. Burnside)+++++
{田}はい。アールエルバーンサイドで「シティング・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド」でしたね
{増}はい。これ凄いですねーやっぱねー!
{田}凄いですね。(世界の頂上に座って)
{増}座って、、どーなのよ!?っていうね(笑)
{田}(笑)というタイトルの曲でしたけど。もう。世界の頂上に座って、この!(笑)
{増}(笑)
{田}世界観というね。。凄いですねー
{増}けど一応デルタっぽいこの・・8で割れない譜割りが、グニョーンとなってたりとか、ドラムがシャッフルじゃなくて「ドゥン・ドゥ・ガッガッ・・」ってこう何か。ファイフっていうブルースの元になるような原型みたいのがまだ残ってたりとかして
{田}うん
{増}つまり、モダンブルースみたいなモノに全然毒されなかったんですよね(笑)。っていうか「そういうモノあったんだねー?」ぐらいな気分で
{田}(笑)なるほど
{増}まだまだ昔の形態を残してる人ですね
{田}じゃあもう、1960年代とかすっ飛ばして、そのまんま1980年代まで
{増}そう、そのまんま引っ張って来ちゃった感じですね。
「こうやってギターっつーモンは弾くんだよ」って教えてもらって、皆あそこの農場なり何なりで働いて死んでいくっていうのが繰り返されて。そのまま・・。何しろ親子でバンドやっとるワケですからね。親父が死ねば、長男が次にバンドのリーダーになって。で、長男が死ねば、次男の息子か何かがリーダーになって・・っていう具合に(笑)多分、育まれてったものなんでしょうね
{田}(笑)ナルホドね。それがこのノリの。伝統芸能みたいな感じね
{増}うん、そうですね。1980年代にしては、驚くほど古臭いスタイルですよね
{田}(笑!)
{増}カッコイイっすね
{田}ノリがあるもんね
{増}独特の
{田}ね、ずっと気持ちいいんですよね
{増}お祭りっぽい感じ
{田}そうそう。でもこの、ギターとドラムだけの曲を、真剣に弾いてる状況ってのがさ(笑)結構スゴイですけどね
{増}これ多分ね、レパートリーにちゃんとあって、まあ、録音するってコトになって
{田}あーそうか
{増}「よし、じゃあ一丁アレやろうか!」っていう事になって(笑)。これ適当にやってないですよ全然。ちゃんとあの、ちょっと複雑なね、テーマになる部分があるじゃない、あの、ちょっとニューオリンズっぽいメロディーの。あれが、随所に入って来てるんで
{田}はいはい、入って来てましたよねえ
{増}きっとね、2人でアイコンタクトか何かで。曲はちゃんと、何十回と演奏されてるハズですよ。だから適当にやってる感じでは全然ないですね
{田}なるほどね。色々、キメもテーマも
{増}そうですね。多分、何回か練られたんじゃないですか?コレ。ギター3本入れてみたりとか、、
{田}そうかもね(笑)!練った末に、ココに行き着いたっ!!
{増}「やっぱコレでいいわっ!」って事になったんじゃないですかね。「これ、ベスト!」
{田}(爆笑!)。なるほどね、そういう可能性大きいですね、エエ
{増}うん
{田}考え抜かれて、この。「世界の頂上に座って」みたら、こうなったと
{増}(笑)何にも見えてないっちゅーコトですね。雲ばかりって感じ
{田}(笑)イヤイヤ。イヤア、かっこよかった。
というワケで、増子真二の「ブルースを聴こう!」でした
{増}はい{田}はい、お送りして来ましたOLプレゼンツバースト!如何でしたでしょうか。今日はDMBQのリーダー・増子真二さんをお迎えして「ブルースを聴こう」という特集でした
{増}はい
{田}サイコーでしたね!
{増}そうですね。ブルースをね、とにかくカタク構えないで。結構こういう、ドッキリミュージックなので、割と(笑)
{田}アハハハ!かなりね、かたくなかった。っつーかね、もうグニャグニャになりましたね最後
{増}そうだね。結構埋まってるので、どんどん聴いてもらって
{田}そうですね
{増}もちろん大御所の人達もね、カッコイイの一杯あるんですけどね
{田}うん。これはね、もうちょっと聴きたいなと思いました
{増}(笑)
{田}ね。色々、増子さんのコレクションがあるらしいので、また機会があればね、持って来て頂きたいと思いますけど
{増}はい
{田}はい。で、DMBQの方は、いつ頃出るんですか?
{増}年明けスグ位に
{田}あ、そうですか。じゃあそれをね、期待したいと思います
{増}はい
{田}えー、OLは、ツアーが10月下旬からですね。ビッグクランチツアー始まります。取り敢えず10月分だけ言っておきます。大阪ミナミホイールat心斎橋クラブクアトロ。で、10/24が宇都宮ボーグ、10/26が横浜ベイホールですね。よろしかったら来て頂きたいと思います。はい。
ていう事でこの番組では葉書を募集しております。リクエスト・感想何でも書いて送って頂きたいと思います。宛先は(注:略)
今日のゲストはDMBQ増子真二さんでした。ありがとうございました
{増}どーもありがとうございました
{田}また来週。バースト!
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