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BURST!

***2001年1月4日O.A.***
★リコメンド拡大版★
★★ゲスト:なし★★
★★★ムーディーマン特集★★★


ttttttttttttttttttttttttttttttTURNTABLEeeeeeeeee
::::M1.オリジナルラブ/MP
::::M2.Moodymann/Don't You Want My Love
::::M3.Moodymann/Amerika
::::M4.Moodymann/Black Mahogany
::::M5.Moodymann/ The Thief
ttttttuuuuuurrrrrrnnnnnnttttttaaaaaabbbbbblllllleeeeee

  明けましておめでとうございます。OLの田島貴男です。OLプレゼンツバースト!今日は第94回目にしてナント!2001年最初の放送であります。はい、ではここでヒトツ、おやじギャグをかまさせて頂きます。

ガショーーーン!!(笑)

先週は、というか去年は、というか前世紀は、L?K?Oと共にお送りしました。
リコメンデーション拡大版をかねつつ、一人でベラベラ喋る回にしようかと考えておりますが、分かりませんどうなるか。
という事で、どんなトーク・どんな音楽が炸裂するか!?乞うご期待。疾風怒濤・心臓バクバクの一時間、OLプレゼンツバースト!


まずは一曲聴いて下さい。OLで「MP」

+++++曲(OL)+++++

はい。OLで「MP」聴いて頂きました。ね。「MP」まあこの曲はライブでもずっとやってまして、この曲始まる前に「盗聴法反対の曲をやりまーす。ミッシングパーソン=MPで〜す。」なんつって、張り切ってMCをした記憶がありますが、あれはもう、かれこれ20世紀の事だったんですね、ミナサン・・。という感じで。
あのー、えーと、近況でありますが、ワタクシ21世紀を遂に迎えまして、とってもクリーンだなあ(笑)。うん、何かね、凄いクリーンです。「ビッグクランチ」で、日本の悲鳴を音楽に、僕の体を介してガーン!と表現し終わった後、何かね、凄く「クリーンな明るい21世紀を皆んなでイメージしようじゃないか!」みたいな、そういうモードになってきました最近。はい。
という感じなんですけど。・・オカシイ!?今日、俺・・。

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えーとね、今日はレコメン拡大版でありまして、ムーディーマン特集をするワケで。そのレコメン拡大版、もう一曲目ここで早くも行ってしまいます。ムーディーマンを、じゃあまずここで聴きましょうね。ムーディーマンで「ドンチュー・ウォント・マイ・ラブ」

+++++曲(Moodymann)+++++

はい。ムーディーマンで「ドンチュー・ウォント・マイ・ラブ」でした。カッチョイイですねー。気持ちいいですねー。絶対これ、アルファー波出てる。。アルファー波?ベータ波?←先週も言ってたな(笑)。その何か、心地良い波長、凄ーい出てない!?この曲。
これ音楽、これ凄い大事でしょ!って最近凄い思いますね。もうこのね、アルファー波ベータ波?シータ波?忘れましたけど、この心地良い波。これをね、歌でもグルーヴでも何でも出さないとダメだ!芸術は!!なーんて思いまして。ムーディーマンは、そうですね、出てますね、この今の曲。ムーディーマン、どの曲も大体出てますね。
新しいアルバム、僕まだちゃんと、スイマセン、聴いてないんですけど。
でも、このような曲調波長が大切、という事を、この曲を聴いて、21世紀まず最初に、俺は思いました。はい


はい。という訳で今日は、2001年にふさわしいアーティスト。一発目なんで。アーティストを特集したいと思います。その名は、
ムーディーマン! ムーディーマン! ムーディーマン! ムーディーマン! ....←自分でエコーかけました(笑)
えーとね、本名がケニー・ディクソン・ジュニアという人でね、デトロイトニューハウスの代表選手。
そうですね、”ムーディーマン”の意味は、”不機嫌野郎”。もう”不機嫌野郎”って感じの人ですね、この人、写真見るからに。
大の日本嫌いだという事で(笑)。何か、日本にDJしに来て?あ、しに来ないのかな?日本が嫌いだからっつって(笑)。おまけに今のポップスや音楽産業を激しく嫌悪してるという事でね。・・・俺も多少ね(笑)。a little bit , me too . ナンツって。
で、この辺の心意気は、UR(Underground Resistance)にも近い。まあ、そうですね、最初のデビューシングルは、URから出てるらしいです。非常に、URの持つムードに近いものがあります。でも、URん中でもね、、っていうか、URとはまたちょっと違うかなあ・・。うん、違うんだけど、何か似たニオイがしますけどね。
そういう、レジスタンス精神といいますか、ゲットーミュージック。新世紀のゲットーミュージックというか、新しいゲットーミュージックという意味では、まあUR、そうですね、近い香りが凄いします。
アルバムは3枚出てます。それで、去年リリースした「フォーエヴァーネヴァーモア 」。あれは、ハウスの枠に収まらない「ゴスペルとソウルとノイズが狂おしく交錯する傑作」という事ですが。このアルバム、僕まだ実は、ゴメンナサイ、聴いてないんですけど。さっきかかった曲「ドンチュー・ウォント・マイ・ラブ」が、そのアルバムに入ってるという事ですね。
この1コ前のアルバム、僕、結構好きで、聴いてたんですけど。
その1コ前のアルバムを、更に磨いて研ぎ澄ましていったようなアルバムなんではないかという気がします。
こないだ、セオパリッシュの曲を何曲か、僕、リコメンドでかけてましたけども。セオパリッシュのDJを見る機会がありまして、あ「見る」じゃないゴメン、聴く機会がありまして。インターネットで、一時間位、セオパリッシュのDJをバーッと流してて、それを聴いたんですけど。もう本当このムーディーマンの「フォーエヴァーネヴァーモア」、これのまんま、という感じで。
あの、とにかく、常にフィルターを、自分のエクスタシー、エクスタシーといいますか、もうホントにフィールソーグッドな心地良い波長に合わせるがまま、ずっといじっているという。
踊りやすいんだか、踊るというよりも気持ち良くなるという感じのDJなんですけど。
ムーディーマンね、僕が凄い好きな所はね、今までの過去の音楽をきょうごうにエディットして全然別のモンにしてるんですけど、何か過去の音楽への愛情が感じられるという。不思議なアーティストですね、この人は。
大体、どちらかなんですね。過去の音楽が好き過ぎるか、過去の音楽をズタズタにしてやる!っていう人か。ムーディーマンに関しては、これ、どちらでもあるなという感じで。ゴスペルとかソウルがミニマルみたいになっちゃったりとかしてるんですけど。でも凄く、ゲットー意識と言いますか・・1960年、1970年代から綿々と続いている、ブラックミュージックのゲットー感覚が物凄いある人ですね。ムーディーマンって、そういうニオイが感じられてね。
まあ、URもそれを感じて。Underground Resistanceは「俺達はP−ファンクをやってる」って、インタビューで言ってたのを、見た事がありますけど。あの、その辺がね、こう、まあ、ブラックミュージックのファンでもありますんで、僕ね、「新しいブラックミュージック」という聞こえ方もしますしね。とにかくね、スライ&ザ・ファミリーストーンに、凄い似てるなーと思うんですね。特に「暴動」というアルバムのスライ&ザ・ファミリーストーンにね。あのナゾのミックス感覚ですね。フィルターというか、音のバランスの取り方とか。あれを意識してるのか、してないのか、分かりませんけど、凄い近いものを感じるな。

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ていう事で、じゃあここで、ムーディーマン「アメリカ」という曲を聴いて下さい

+++++曲(Moodymann)+++++

はい、ムーディーマンで「アメリカ」でした。この曲は、アルバム未収録でありまして、12インチのみで発売されてる曲です。
これは、ギルスコットヘロンのポエトリーリーディングをまんま使ってて。そのギルスコットヘロンの喋りのバックトラックを作ったというような感じの曲であります。
「アメリカ」これは、アメリカを告発するといいますか「アメリカのこういう所が違う」まあ「違う」というかさ、、何かそういった事を言ってるらしいですけど。
ギルスコットヘロンで、これは確か、何に入ってるんだっけ?「アメリカ」っていうアルバムだっけな?忘れちゃったけど。何かに入ってる曲ですね。これ、憶えてますね、僕。
この辺のこういう、ギルスコットヘロンの歌詞を、何のエディットもせずにダーン!と使って、そのバックトラックを作ってる、という。そういう所にも、このムーディーマンの、真面目なんだか凄い不良なんだかよく分かんない、辛辣さが伝わって来ます。ね。いいですね。
という事で、今日はムーディーマン特集です


はい。ムーディーマン特集でありますけどもね。えーとね、ここでね、ムーディーマン自分でライナーノーツ書いてる文章があって。それをちょっと読みます

「俺は言いたい。デトロイトの毎日の中で生き、死んでいく全てのニガー共に。何が起きているんだ・・」

と。俺も言いたいな、ナンテ。

「地球のいたる所の、まだ知られざるアーティスト、プロデューサー、そしてDJに。信じようと信じまいと、おまえ達は生き続けて、そしてリアルな一人なのだ。
音楽的にはパッとしなくても、ビジネスの才能には長けたブラザーやシスターよ。いつだってブラックミュージックをサンプリングする、郊外に住む全ての白人達へ。ロックンロールを変えてみなよ。おまえ達が、ブラックミュージックを低級で弱々しくくたびれて変なものにしてるんだ。
日本やヨーロッパ、それからアメリカの皆さん。ありがとうよ。おまえは、おまえが何者かを知っている。
俺は名前を書き始め、幾度でも名前を書き続けるだろう。
おまえ達がKDJ(*)をサポートしようと、俺や俺のファミリーをサポートしなかろうと、デトロイトの毎日をもがく本物のニガー共は、ただ生き、そして食って息をしてるのだ・・」
(注(*)KDJ:Moodymann=Kenny Dixon, Jr.自らのレーベル)


という事ですけどね。ていう事は、これはねあのー、もう日本も、ヨーロッパのブラックミュージックをサンプリングしてるブレイクビーツの人達とか、あとはアメリカのヒップホップの人達さえも、否定してるような、そういう人なんですね、きっとこの人は(笑)。何か「もっと俺のやってる事は、新しいんだ!」みたいな。まあ、そういう事を言ってるのか分かりませんけど。確かにね、デトロイトでムーディーマンの音楽、これはハウスという所から出て来たんでしょうけど・・ニューハウスとか言われてますけど。踊ってる人はね、ブレイクダンスをしてたりするらしいですね、黒人達とか。だからね、普通のハウスの文脈ではないのではないかという感じがします。
「俺や俺のファミリーをサポートしなかろうと、デトロイトの毎日をもがく本物のニガー共は、ただ生き、そして食って息をしているのだ」・・それは、日本の我々もね、ただ息をして食ってるんですよ(笑!)。とか、言い返したいなって感じがしますけどね。「リアルな一人なのだ」という意識は、なかなかね、音楽をやっていてね、特に日本では、持ちづらい事があるような気がして。まあ、アメリカのヒップホップを真似して、ヒップホップをやってるような人達っていうのは、何かね。「それは本当に、日本で生まれ育った俺達にとって、本当にリアルな事なのか?それ、疑問だぜ」なんて思う事はね、多々あるワケですけど。
まあ、僕にとっては、だから「ビッグクランチ」はね、すげーリアルなんですけど。日本でただ息をして、食って、生まれた「ビッグクランチ」(笑)2000年に。な。世紀末に。と、僕は言いたいワケであります。

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はい。えーまあ、そんなこんながありつつね、21世紀。それにしてもやっぱり「日本、明るい未来、明るい21世紀を作るためには、どうしたらいいんだろう?」っていう、最近そういうモードなんですけど。
えー、続けて、ムーディーマン曲です。「ブラック・マホガニー」

+++++曲(Moodymann)+++++

はい。ムーディーマンで「ブラック・マホガニー」。気持ち良かったですねー。うんー、体のコリに効くっていう(笑)心地ええな〜という感じですね。
そうですね、ムーディーマンって、こうやって色々聴いていくと、久し振りにゲットーくさいアーティストだなと思いましたね。1970年代ニューソウルの人達が持ってたゲットー感覚、1960年代のゲットー感覚のニオイがする。今時する、っていうかね、今だから。
うん、今そういう事をするには、どうしたらいいのかっていう事を、考えてるんだな、多分この人は。そういう意味でね、凄い真面目そうで、好きだなあ(笑)「真面目そうで」っつーのかな!?・・あの、良いですね凄い。エエ。
色々、彼にまつわる話では、凄い色々「怒り」とかさ「デトロイトはどーしよーもない街」みたいな、そういった事が宣伝文句になってるんですけど。でも基本的に、彼の音楽は、凄いアルファー波(だっけベータ波だっけシータ波だっけ、忘れた・・)が、出てるんですね。心地良い音楽だと思いますよ。
ただそこに凛としたポリシーがある。だからそれが良いのかなあと思うワケですけど。
彼の音楽聴いてて、全然つらくない。
テーマとしては色々なそういった「俺は不機嫌だ」とか言ってるみたいですけど「リスナーを打ちのめしてやる!」って感じではないですね。この、非常に気持ちのいい・・「こういう気持の良い音楽が、まだ新しい音楽として、作る事が出来るんだよ」と言ってるような感じがします。

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それではムーディーマン、続けて、えーとこれは「泥棒」という意味ですね。「ザ・チーフ」聴きます

+++++曲(Moodymann)+++++

はい「ザ・チーフ」ね。これ、良い曲ですねー、うん。面白いですね、コレ。これいいわ!と思いました。エエ。何かね「ちょっと切なくなる。でもハウス」みたいなさ(笑)。スッゲー不思議な曲。ソウルを感じますね、うん。まあ、ゴスペルをサンプリングしてるからっていうのもあるんですけど。なかなかこういった、ハウスとか打ち込みの人達が、こういう題材を使うって、非常に珍しいですけど。でも、彼にとっては関係無いんでしょうね、ムーディーマンにとっては。凄いいい曲ですねコレ。うん。
今後もね、ムーディーマン、どんな曲を出してくれるのか、非常に楽しみなアーティストですね。最近こういうアーティストって少ないですけどね。
ていう事で、21世紀の最初の特集アーティストは、ムーディーマンでした。


はい。お送りしてきましたOLプレゼンツバースト!いかがでしたでしょうか。
あのね、このムーディーマンですけどね、やっぱりね、彼は色んな人にイラついて「チキショー、バカヤロー」とか、色々思ってるんでしょうけど、多分ね、本当は基本的に人が好きなんでしょ!と思いました。ハッハッハ!!だからね、こういう、ピュアな心地良い曲作っちゃうんだよ。
人間に対するこう、何かね・・「人間を傷つけたい!」っていう、まあ、芸術ってそういう面ありますからね。そういった曲だったり絵だったり、アートっていう物は、やっぱりある訳ですけど。
ムーディーマンはね、彼の言ってる事とか聞いてると、そういった事で満ち満ちてるのかな、、と思うとね、曲を聴くと、決してそういうんではなくて。彼の音楽は、非常に温かいですね。ゲットーでの暮らしはツライだ何だかんだって、まあ、いわれは沢山あるんでしょうけど、基本的には温かい、というか。結局、色んな人達が生きてる事を思いっきり想定したような音楽なのかな。だからまあ、その辺がね、非常に主流派と言えるような(笑)。黒人音楽の主流派。
最近ね、そういう音楽が、な・・だから、ヒップホップ以降、黒人音楽は「あのヤロー、気にくわない」とか、極度にそういう方向に行ってしまった訳ですね、途中から。で、元々あったゴスペルだソウルだっていう文脈から、完全にヒップホップ以降、断ち切られた訳です。で、かえって、ゴスペルだ何だかんだやると、そういった事は若者らしくねェ、だせェ、みたいな雰囲気があって。そうではない、なんて言う風なヤツもいますけどもね・・。
でもね、このムーディーマン、非常に1950年代1960年代のソウルミュージックの温かい感じがして。だから「心地良いな」「いいな」なんて思ってしまう。そんな感じで、今頃!思ってしまいました。
ていう事で、この番組では、ハガキを大募集しております。リクエスト・感想何でも書いて送って頂きたいと。宛先は(注:略)。ていう事で、21世紀もよろしく。また来週。OLの田島貴男でした。バースト!


Thanks to ヒヂミワさん!

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