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BURST!
***2001年6月14日O.A.***
★リコメンド:レディオヘッド、ハーバート★
★★リコメンド拡大版★★
★★★日本のワカモノ達の音楽★★★
こんばんはオリジナルラヴ(注:以下「OL」と略す)の田島貴男です。OLプレゼンツバースト!今日は第117回目です。
先週は、中原昌也氏を迎えてお送りしましたけれどもね。先週、放送が終わった後に、中原昌也氏と、この番組ディレクター二見氏と、あとコンピューマ。その4人で、ビアホール、、じゃないや、歌声飲み屋に行きましたけれどもね(笑)。非常に盛り上がった訳なんですが。ビールとかみんなで飲んでね。
今日は、恒例のリコメンド拡大版をお届けしようと思っております。どんな音楽が炸裂するか!?乞うご期待。疾風怒濤・心臓バクバクの1時間、OLプレゼンツバースト!まずは1曲聴いて下さい。OLで「愛の薬」
+++++曲(OL)+++++
はい。え〜、OLで「愛の薬」聴いて頂きました。
えー、ここで、この番組ではちょっと珍しいんですけどハガキをですね、1枚紹介したいと思います。沼田市のアベマリコさん。
「田島さんこんにちは。バースト毎週楽しみにしております。この前のソウル特集、面白かったです。田島さんの次のアルバムのイメージというのが、何となく伝わってきました。で、教えて頂きたいのですが、2曲目にかかったアーティスト名を教えて頂きたいのです。私には”アンディーベル”と聞こえたのですが、これで正しいのでしょうか?」
・・という事ですけどね。アンディーベル。これ、間違いですね。アンディー・ベイ。ベイ。アンディーベイであります。はい。
ええと、このアルバムはですね、CD化されております。ただし輸入盤のみであります。日本盤でCD化はされておりませんので、中古輸入レコード屋さんとかね、まあ中古CD屋にもあるかもしれないし、そういった所をちょっとまわってみて、アンディー・ベイ探してみて下さい。僕も持ってないんで、これ僕も探します。エエ(笑)。
僕も初めて知りました。これがCD化されてるとね。---------
えーと、僕の方はですね、近頃はもう、ニューアルバムの曲を色々、まだ延々と、グダグダと作ってる訳なんですが。
先日、久し振りにレコード屋に行きまして。もう2ヶ月ぶり位かな、物凄い久し振りに行ったんですけど。
そこでね、レディオヘッドの新譜。新譜というかこれは「キッドA」と同じ頃にレコーディングされてたアルバムだそうですけども。「アムネーシアック」っていうね(=「記憶喪失者」ですか?)というアルバム。と、あと、ハーバートね。ドクター・ロッキット(=マシュー・ハーバート)のニューアルバム。この2枚。
まあ、他何枚も買ったんですけど、この2枚はですね、また僕、音楽作るやる気がグ〜ッと沸いて来たような、素晴らしいアルバムでした。ね、両方共イギリス人ですよね。ハーバートは、ナニ人なんだ?フランス人なのかな?ちょっと分かんないですけどね。
このヨーロッパ勢いいなと思いまして、今週はリコメン。
まあ、沢山色んなラジオ局でかかってると思いますけどね、かけたいと思います。
このハーバートのアルバムも、情報によると、物凄い売れてるそうでありましてね。外資系レコード店で、在庫が無くなって、また新しく入荷とか、そういう状態でありまして。こないだその、某有名外資系レコード店、タワーレコードですけど(笑)に行ったらね、ナントその、ハーバート・グッズ付きで、イチオシで売られているという状況でありまして。ハーバートもメジャーの仲間入りか!という感じでありますがね。
まあ、でも、このアルバムの内容を聴くとね、それもそうならざるを得ないというか。まあ、全曲歌モノで、ホントにメジャー感のあるというか。メジャー感があるから恥ずかしいという訳ではなくて、物凄いクオリティーの高い、手のこんだ、素晴らしいアルバムであります。このハーバートのアルバム。タイトルが「Bodily Functions」ですね。
では、レディオヘッドの「アムニージアック」そして、ハーバートの「ボディリー・ファンクションズ」。この2枚のアルバムからそれぞれ1曲つづですね、聴いて頂きたいと思います。
レディオヘッドの方が「パックト・ライク・サーディンズ・イン・ア・クラッシュト・ティンボックス」そして、ハーバートで「アイ・ノウ」。2曲続けて聴いて下さい+++++曲(Radiohead)+++++
+++++曲(Herbert)+++++はい。レディオヘッドで「パックト・ライク・サーディンズ・イン・ア・クラッシュト・ティンボックス」そして、ハーバートで「アイ・ノウ」でした。
この2枚のアルバムはもう、今年に入った中で歴然と、他の沢山出てるアルバムの中で、物凄く飛び抜けて良いアルバムだなと。まあ、僕あんまり今年買ってないですけど、そういう風に思いますね。
最近は、差が激しいっていうかね。これだけのアルバムを作れる人達と、あとは何だか全然面白くないなみたいな感じのアルバムが、ダ〜ッと沢山あるっていうか(笑)。凄くね。
ここん所ホントに、聴いて「ア〜やっぱり良いアルバムだな!」と思えるようなアルバム、無くて。僕は、リスナーとしては、非常に不満足というか。「やっぱり音楽ってもう、全部終わっちゃったのかな」なんてね、極端な言い方しちゃうと、そういう感じもあった訳なんですけど。
ただこの、ハーバートとレディオヘッドのトム・ヨーク、まあサウンドはメンバーがやってるんでしょうけど、こういった人達のアルバム聴くと「まだまだ音楽もクリエイティブなんだな」って、改めて勇気がわいて来たような感じがしました。
この2枚のアルバムに共通したモチーフがあって。まあ、両方とも「暗い」っていうのがあるんですけれども(笑)。あの、ジャズのフィーリングですね。
このハーバートは・・。前作のドクター・ロッキットの(部屋ん中の花火大会)みたいなアルバムタイトルでしたけど、そのアルバムの中の曲ででも、かなりジャズのフィーリングを感じるな〜。この人は、ジャズ色々知ってて、で、ミニマルとかクラブミュージックに接近して行ったような人なんじゃないかな〜?なんて思ったんですけど。このアルバムではもう、そういったジャズのフィーリングが、大炸裂してまして、今の曲なんてホントに、殆ど生バンドのジャズみたいな曲ですけども。これもね、作曲が「ハーバート」って書いてありますから、ビックリしますけれどもね。
ただこれはね、イージーリスニング・BGMとして、ただ気持ち良い心地良いジャズっていうのとは、また違うアプローチだと思いますね。そういうジャズのフィーリングっていうのは、まあ僕は、去年からずっとハマッてます。何て言うのかな、非・感情的ジャズというか。フリージャズ以降というか。
そうですね、エリックドルフィーから何から、この番組でかけちゃったりしましたけどもね。このアルバムの、今聴いた曲なんていうのはもう、エディット、ハードディスクジャズみたいな(笑)。そういう風に取れるかなと思いました。これ、生バンドとね、色んな・・エイフェックスツイン以降、オウテカ以降のね、エディットみたいのが、組み合わさっていまして。
このハーバート、今年来日したんですけど。僕行けなかったんですけどね、行った人に聞くと、その時のライブでもね、生演奏と、現場でのサンプリングコラージュ(生演奏のね)を色々交えて、面白い事をやっていたと。あの、コンピューマさんがね、行ったらしいんですけど。コンピューマさんにきくと「今年では1番だったな!ライブ」とか言ってましたけどね。僕、ホントに、見そびれたのが悔しい訳であります。
このレディオヘッドの「アムニージアック」。このアルバムも、何曲かジャズの曲がありましてね。それもいわゆる普通のジャズとは、まあ全然違う・・ね。このアルバムも、大変暗い、ちょっとイカれたアルバムですが。
そういった屈折した、音響を加えた上でのジャズというか・・が、ありまして。何て言うかね、そういうシンクロニシティーを何となく、僕個人的に感じてしまいました。
という事で、今週のリコメンデーション。レディオヘッドとハーバートでした。はい。それでは今日は、レコメンデーション拡大版という事で、早速行きたいと思います。
今日の1発目はね、スーパーカーであります。ナント!ね。
この番組ディレクター二見氏が持って来た訳でありますけどもね、ビックリしました僕ね。この新譜、二見さんが気に入ってるそうでありまして。
え〜と、先月リリースされたマキシシングルでありますね。非常に良かったという事で。
ではその曲、早速行きたいと思いますね。スーパーカーで「ストロボライツ」+++++曲(スーパーカー)+++++
はい、スーパーカーで「ストロボライツ」聴いて頂きました。
あれですね、僕、スーパーカーとは、一緒に対バンをやった事あるんですけど。その時はね、ギターバンドだったんですけど、今回のこのニューアルバム聴くとね、もう完全に打ち込みですね。あの、AOAと確か同じレーベルだったっけな、同じ事務所だったのかな。「AOA」ってあの、ボアダムスのヒラ君っていうベースの彼がやっている、生トランスみたいな感じのバンドですけれども。それと一緒の事務所だっけレーベルだっけ、ちょっと忘れちゃいましたけど、その影響があるのかもわかりませんけど。こう、何て言うのかな、4つ打ちで。トランスっぽい事をやってるなんて噂は聞いたんですけど、この曲は何かね、凄いポップですね。トランスっていうよりもこれは何となく、昔の1980年代のエレポップみたいな感覚を持った、凄い可愛いキュートな曲ですね。あの、ミキちゃんっていうのは、なかなか可愛いキャラクターだな。ASA-CHANG&巡礼の「花」も確かね、ポエトリーリーディングっていうか、作詞で参加してましたけどもね。
可愛らしいエレポップみたいな感じに聞こえました。僕には。
え〜。ていう事で今日は、リコメン拡大版お送りしてますはい。え〜、曲行きましょうね。次はね「グループ」というグループです。
「グループ」という名前。「グループ」ってね、そういえば昔、漢字でナニナニ団の「団」って書いてグループって読ませるイギリスのニューウェーブバンドがあったんですけど(笑)それ思い出しましたけど。え〜、今日はね、日本の若者達の音楽だけをセレクトしてお送りしますという事ですね。そうですね。スーパーカーと、このグループもまあ、日本の若者達。
え〜、非常に長い曲でありまして。
この「グループ」。彼らのライブ、僕チラッとこないだね、ホッチャの小林君のDJイベントに出演してるのを、見る事が出来たんですけど。
その彼らのCDをここでじゃあ、ちょっと長いけども、かけたいと思います。グループで「Before」+++++曲(GROUP)+++++
はい、グループで「Before」聴いて頂いてますけれども。これからまだ、どんどん続くという事ですけどね。
え〜と、何と言いましょうか、これは、あれですね、夜ね、本を読みながらバーッと後ろに流しとく、そうすると気持ち良いかな。みたいな(笑)そういう音楽かなと思いましたけども。
ね、例えば、こういったサウンドだったら、僕だったらルー・リードみたいな人の、呟きみたいな歌みたいな、ポエトリーリーディング、そういうのが入ってると、グ〜ッと音楽として聴けるなぁという感じがしますけども。サウンドだけだと、どうもねやっぱり、何かしながらとか。そういう気がしましたけど。
あの、主役が不在な感じ。まあそれが、こういった人達の音楽の魅力なのかもしれないですけど。やっぱり僕なんかはパンク世代というかロック世代というか、古い人間なのかもしれないですけど。
こういう、ね、ジャーマンロックでも、カンっていうグループいましたけど、カンの影響とかも、割となかなか感じるんですけど。カンでもやっぱほら、ダモ鈴木とか、ああいう変な人(笑)。あの、何だっけな、ダモ鈴木と、もう1人。あのボーカルの。あの人がいるからまた面白く聴こえてくるという感じもしましたけどね。
あの、ね、そういった存在の人がこう、主役みたいな人がこの「グループ」に加わると、非常に、物凄い広がり方をするんではないかと。そういう気がしましたけどね。
はい。え〜、今回はね、リコメンデーション。前回のソウルとは打って変わって「日本の若者達」でいいんですか?このタイトル(笑)。え〜、ね、というセレクトでお送りしてきましたはい、お送りしてきましたOLプレゼンツバースト!如何でしたでしょうか。
今回のレコメンデーション拡大版はナント、スーパーカーとグループ。この2つの若手バンド。若手っつってもでもね、確かこのスーパーカーも、そんな物凄い若くもないですよね。もうそろそろ。僕よりもまあ、確かに若いですけどね。あとこの、グループのメンバーも多分ね、そんなに物凄い若いわけでもないと思いますね、確か。ライブを観た感じ。
こないだ、小林君のDJイベントのライブに行ったら、この手の「グループ」みたいなバンドが割と何バンドか出てましてですね。
この番組で、1回かけましたけどもね、あの「界」っていう人達も出てまして。あの人達、色々喋ったんですけど。「オリジナルラブ聴いてました」とか言われちゃいましたけど(笑)ね。あの「界」をちょっと僕、見れなくて。
シカダの小川君は見たんですけど、やっぱり小川君は面白かったですね。シカダもやっぱりインストゥルメンタルなんですけど、やっぱあの小川君の圧倒的な個性。非常にいい意味で青臭いというか。まあ、男気と云いましょうか。ああいった匂いが非常に充満してるライブで、凄いカッコ良かったですね。
前、小川君と飲んだ時に「絶対歌った方がいいよ。歌って言葉言って何か喋んなよ」とか言ってやったら「じゃあ分かった。俺、今月から、試しにやるっ」とか言って。それで、シカダのこないだのライブも、マイクが立ってましてね。「ア〜」とか「ウ〜」とか唸ってましたけど。何か「言葉を自分に取り入れていきたい」と、小川君も言ってましたけど。
何かね、ああいった音響と、あとやっぱり言葉っていうのがね。僕はこういう立場だから、そういう風に思ってしまうのかもしれませんけど。まあこれが「古いロックのしがらみに捕らわれてる」と言われちゃあ、それもおしまいなんですけど(笑)。
1個の単体としての芸術っていうのはね、言葉と歌と音響と。その結び付いてる所っていうのは、僕の中ではやっぱりどうしても捨て切れない所でありまして。何か、そういったバンドの事をやっぱり「いいな」と思ってしまう傾向にあるんですけど。
シカダの小川君とかね、せっかくあんなヘンテコな個性を持ってるんでね、歌い出したら凄い面白いバンドになるんじゃないかなと思ったりしましたけど。
いいバンド、悪いバンド、やっぱりそういったね、圧倒的な個性っていうか、主張っていうか、そういった物があるか無いかで、いい悪いっていうのは殆ど決まってしまうというか、ね。例えば、ルー・リードとかパティ・スミスとか、ああいった人達はやっぱもう、バックのオケのサウンドなんか別にどうでもいい訳でありまして。彼らが呟いてればホント、芸術になってしまうと。まあこれは、正反対の例でありますけど。
でもまあ、そういった領域、そういった次元に辿り着くには、やっぱりね本当に、芸術的な努力をしなきゃいけない訳でありましてね。まあ、最近で言うと、レディオヘッドとかあと、ハーバートっていうのはね、1つの・・僕にとっては、音楽・ロックがまだまだクリエイティブなんだと言えるような事を本当に実感させられた2枚でありました。
色んな機材を駆使しなければならなかったりとか。まあ、音響派以降ですね、コードワークと、音響の操作と、言葉と、歌と、色々。実は、役割増えてる訳でありましてね。大変になってきてますけども。
それでも色々音楽がね、生き生きとね「やっぱりクリエイティブだよな」と言えるような音楽っていうのはね、作る気合いをなかなか持ちにくくなってきてるんですけど、やっぱ持たなきゃと。この、レディオヘッドとハーバートを聴いて、思いました。
そういう風に、みんなも思っているのか、どうでしょうか?
思って、音楽やっていきたいと思っておりますが。
なんか長くなっちゃって。ヘンな感想。
ていう事ですが。来週はゲスト、小暮晋也が来ます(笑)。それで、のうのうとやろうかと思っておりますんで、お楽しみに。
え〜、この番組では、ハガキ感想・・感想ですね、リクエストのハガキをですね、大募集しております。何でも書いて送って頂きたいと思います。今日は読みましたけどね。宛先は(注:略)。ていう事で、それではまた来週。OLの田島貴男でした。バースト!
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