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MIGHTY MIGHTY

:::1999年1月4日O.A.:::
●ルーリード特集●


ttttttttttttttttttttttttttttttTURNTABLEeeeeeeeee
::::M1.オリジナルラブ/STARS
::::M2.Velvet Underground/Rock & Roll
::::M3.Lou Reed/Vicious
::::M4.Lou Reed/Lady Day
ttttttuuuuuurrrrrrnnnnnnttttttaaaaaabbbbbblllllleeeeee

こんばんはOLの田島貴男です。さてマイティーマイティー今日は第14回目にして1999年の1回目の放送なんです。いやあ、ちゃんと1999年てくるんですね!子供の頃、遠い未来のように感じてましたが。ちょうど僕が子供の頃にはノストラダムスの大予言ていうのが流行りまして。「そうかー、隕石か何か落っこって来て俺はこの時死ぬのか」、そういう事が非常に流行っていたんですが、そういう年になってしまいました。ドラえもんとかさ、子供の頃読んでて、2000年になるともう、東京という街は全部金属で出来てて、家から家までは草も木も何も生えてなくて、リニアモーターカーみたいなやつで会社に行ったりとかね、そういう風になってるのかなと思ってましたが、変わってないですね(笑)。1999年、世紀末と言われるやつなんですが、世紀末と言っても18世紀、19世紀辺りの世紀末の感覚と、今1999年の世紀末の感覚って、やっぱり違うような気がしますけどね。例のオウムの事件、アレが無かったらもうちょっと世紀末って深刻味があったような気がしますけど、あれがあったお陰で、もはや「なんちゃって世紀末」っていうかさ(笑)。そんな感覚さえあるような気がして、僕なんかはそういう浮遊感を持ちますけどね1999年。来年いよいよ2000年ということでね・・もう来年の話しちゃってる(笑)

という事で、今日は何をやるかといいますと、そんな衝撃の1999年!とは全く無関係の「ルーリード特集」をかましてみたいと思います、ハイ。ルーリード特集!!←マイペースですよね、この番組(笑)
1999年ルーリード!というかね、映画ですね「ベルベットゴールドマイン」にかこつけた、グラム再熱!!とかいう動きにも、全く関係無いですね。・・これ、グラム再熱してるんですか。僕T−REXって非常に好きですけどね。今でも、、聴いたりはしませんけど、やっぱりカッコイイなと思うバンドです。コックニーレベルとかもグラムロックって言われたんだよね。コックニーレベル結構良かったんですけどね。・・なんて事を思い出しました。

という訳で、全くルーリードを知らない、というアナタも是非この放送でルーリードファンになって頂きたいと思います。いや、なるに違いない!!と、原稿に入ってます、はい。
それでは最後まで楽しんで下さい。OLプレゼンツマイティーマイティー。

まず一曲聴いて下さい。これは1月7日から放送になりますフジTVドラマ「リング」の主題歌です。OLのニューシングル、2月3日発売「STARS」

+++++曲(OL)+++++

えー、オリジナルラブのニューシングル「STARS」スターズ!!ってこう、眩しい感じしません?何か。ステージに例えるなら、目つぶしの照明がバーン!と来る感じ、なんて。今日「グラム特集」と云う事でやってますけど、これ、そういう並びで聞くと、この曲ちょっとグラムに聞こえてきた。ギターのガーン!という感じがね。それで、歌い出しの歌の低さもね。

ということでルーリード。ルーリードはまあ、グラムってことじゃないですよね?サイケデリックバンドでもないし、何て言ったらいいんでしょうねえ。やっぱニューヨークパンクのはしりと言ったら良いんでしょうか。結成はいつなんですか?1968年頃でしょうね、おそらく。何でも大体この当時68年に結成されてますから、この辺のバンドって(笑)。おそらく60年代後半なんですが、ベルベットアンダーグラウンド。ジャケットデザインがアンディウォホール。このバンドはアンディーウォホールに見出されたと言われています。ファクトリーという、その当時のアンディーウォホールのアトリエで、しょっ中てんやわんやの大騒ぎのパーティーをやっていたワケなんですが。そこでベルベットアンダーグラウンド演奏してまして。映画・・誰がアンディーウォホールを撃ったか・・じゃねーや、忘れちゃった。アンディーウォホールって、暗殺されかかって、、アンディーウォホールを狙撃した女性がいるんですが、その人の映画・・何だったっけな?随分前に見たんですけど。その映画が本当かどうかは分かりませんけど、その映画の中を見ると、本当に毎日毎日遊び歩いてるアンディーウォホールの姿があって、ベルベットアンダーグラウンド役の人がいて、そのファクトリーの中で演奏してるんですが。イヤァ、あの状況の中でベルベットとか、こうね「アイムウエイティングフォーザマン」とか見たらカッコイイだろうなあと思えるようね感じがします。
ベルベットアンダーグラウンドアンドニコというファーストアルバム、これは本当にいつ聴いてもカッコイイ。自分の中で色んなマイブームありますけど、聴いていて「やっぱりコレはダメだな」と自分の趣味から切り捨てられて行く訳なんですが、ベルベットアンダーグラウンド、このアルバムはいつ聴いても良いですね、本当に。そういう不思議な力があります。

まず一曲聴いて頂きたいのが、ベルベットアンダーグラウンドのラストアルバムです。1970年にこのアルバムを出して解散という形になりましたけど「Loaded」というアルバム。これはジョンケールが抜けて、ダッグユールが仕切ったアルバムですけど。もうメンバーはそんなにやる気は無い、という状態だったらしいですけれども、非常に良い曲が多くて。その中から「ロックンロール」という曲を聴いて頂きます。この曲はルーリード本人は結構気に入ってる曲みたいで、未だにライブでやっています。「ロックンロール」聞いて下さい

+++++曲(Velvet Underground)+++++

はいルーリード、ベルベットアンダーグラウンドで「ロックンロール」これは何かミックジャガーとディランを合わせたような、そんな歌い方です。
ルーリードなんですが・・僕がルーリードで好きな所は、いつまでたっても褪せない魅力、音楽的な良さ、といいますか、そういう物がありますね。彼の音楽は単純で、大体弾き語りで成り立っている。構造的にはシンプルで、ルーリードが歌っているだけというね、基本的にはそういうスタイルなんですけど。何でか知らないけど、色褪せない良さがありまして。彼の音楽の特徴として・・僕が個人的に思ってる彼の良さ、特にソロになってからそうなんですが「ウルサ静か」な音楽なんですね。弾き語りで、基本的には静かにやってるんだけど、急にギターのフィードバックがグワ〜!と出てしまったりとか。それでいてメンバー、ミュージシャン同士がインプロビゼーション応えず。「しない」っていう、非常に突き放した、やる気の無い「良さ」というのがあって。まあ、乾いてるんですね。それはルーリードの発明した音楽的な手法だと僕は思います。偶然出来たのか、分かりませんが。とにかくメンバー同士が反応しない(笑)。普通ギターがドワ〜!と来ると、ソレに応えてドラムの人がバ〜!と盛り上がったりするんですが、ベルベットアンダーグラウンド、ルーリードの音楽ってそういうのあんまり無いですね。ただルーリードはひたすら静かにアコースティックギターずっと弾いてて。だけどもエレキギターはフィードバックしてる、みたいなね。そういう静けさと、ウルサさ(ハウリングというか、そういったノイズ)みたいなものが共存している。音楽的にはそいういう所が、彼は面白いなと思います。
あと彼を取り巻くイメージ。ソロになって2作目「トランスフォーマー」で、このイメージが決定したと思いますが、スキャンダラスな詞(ホモセクシャル・麻薬愛好者・サディスト・娼婦・SM)社会から疎外された者達の詞のイメージが付きまとう訳なんですが。まあこういった、ホモセクシャル、麻薬愛好者、サディスト〜とかね、そういった事って、今や普通の事なんだなって(笑)。1999年においては、マイノリティーというよりも一般的な事になって来ていて。そういった意味でこのルーリードの「トランスフォーマー」や「ベルリン」は今や普通に聴けるアルバムなのかな、と思ったりもします。

ここでじゃあルーリードのソロになって2作目の非常に有名なアルバムです。「ワイルドサイドを歩け」という名曲も入っているアルバム「トランスフォーマー」から「ビシャス」という曲を聴いて下さい

+++++曲(Lou Reed)+++++

ルーリードのトランスフォーマーというアルバムから「ビシャス」聴いて頂きました。背徳:ビシャス。
ルーリードはベルベットアンダーグラウンドの時に、アンディーウォホールから音楽をやる上で色々言われた忠告を未だに守っている、という。幾つかあるらしいんですけど、その中から紹介していくと、
 * なるべく歌詞は汚い言葉を使え
 * 常にショッキングな存在でいろ
 * 絶対にカッコつけるな
・・という事を言われてますね。なるほどなと。そういえばルーリードって、全然カッコ良くない所がカッコイイですね。カッコ付けてないカッコ良さ。ここデビッドボウイとは対照的なというか。「カッコワルイカッコイイ」そういう存在ですね。
最近たまーに映画やTVでルーリード見かけますけど、ホントに何か、気のいいオヤジというルックスになってしまいまして(笑)。それでよく喋るんですよね結構。なかなか最近もまた別の意味でイイ味出してますけども。ルーリードっていうと、この「トランスフォーマー」のちょっと後ですけど「ベルリン」っていうアルバムありまして。僕はもう、本当にこのアルバム大好きです。これ以降もそれなりに、非常に淡々としてていいですね。ちゃんと結婚もして、ドラッグとかもやめて、非常に健康な生活を送って。その中で何枚もアルバム出してますけど、凄く良いアルバム沢山ありますね。「ブルーマスク」「リジェンダリーハーツ」とか色々。ミュージシャンの理想的な老け方、羨ましいなと思う所もあります。ルーリードというのは僕にとって「指標」。海に浮かんでる「V」ありますよね、場所を確かめる為の。ああいう存在なのかな、と、カッコつける言い方で言うと。あ、カッコつけちゃイケナイんですね(笑)。

ということで次の曲はアルバム「ベルリン」から「レディーデイ」聴いて下さい

+++++曲(Lou Reed)



さあお送りしてきましたOLプレゼンツマイティーマイティー如何だったでしょうかね、ルーリード特集。この番組これからも折を見て「○○特集」やってもいいかなと思います。よく考えたら○○特集っていうのを初めてやりましたね、この番組。去年一番聴いたアルバムは、ルーリードの「ベルリン」でしたね。「何で今なのかな?」と自分でもよく分からないんですが。先程も言いましたけど、この「ベルリン」出た頃の「ベルリン」の中の世界は、マイノリティーの人の生活に絞った作品、という感じがしますけど、今日本で暮らしていて、こういった世界というのは、ありふれた普通の事みたいに感じるワケなんですね。そういう意味でもこの「ベルリン」自然に入ってくるというか。去年はよく、そんな風に聴いてました。

来週は恒例のタマイチさんが又やって来ます。是非お楽しみに。タマイチさん実は、つい此間終わったオリジナルラブのコンサートツアーに出演してたんですね!・・というような事も来週話そうかと思ってます。
いつものようにハガキ大募集します。宛先は(注:略)それでは又来週。オリジナルラブの田島貴男でした。バイバイ



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