16章:旅立ち
| 二人は、出会った瞬間から、 |
| 目と目が合った瞬間から |
| 恋に落ちた・・・ |
| 二人に時間は必要なかった・・・ |
| 恋をし |
| 愛し合い |
| そして、求め合った・・ |
| もう、お互いの |
| 存在なしでは考えられない・・ |
| もう離れられない・・ |
| 信頼し |
| 愛し合い |
| そして・・・・ |
| 彼は、いつものように出ていった |
| 優しい笑顔と |
| 『いってくるよ!』の |
| 一言を残し・・・ |
| その日彼女は |
| 彼からの電話を待っていた |
| そお・・ |
| 二度とかかってくることの無い電話を・・・ |
| 彼女は待っていた・・・ |
| くる日もくる日も・・・ |
| 涙はもう涸れた・・ |
| 淋しさはもう、なれた・・・ |
| 愛情は膨らんでいく一方 |
| 彼の帰りを待つ・・・ |
| ああ・・・・・・ |
| どうして?どうして私から |
| 彼を奪ったの? |
| 教えて!! |
| 誰でもいい、神様でなくていい |
| 教えて・・・・ |
| 今でも彼のことを思い出す |
| 優しい笑顔と |
| 優しい手・・ |
| そっと私にくちづけしてくれた、あの唇・・・ |
| 抱きしめられたい!! |
| 彼に・・・ギュット・・・・ |
| だれか!助けて・・・ |
| 私はどうなってもいい |
| 彼を助けて! |
| ・ |
| ・ |
| 二人の |
| 海の |
| 思い出は |
| 永遠に・・・・ |
| そして |
| ・・・ |
| 彼女の旅立ちは |
| くるのだろうか? |
| そう |
| 一人ぼっちの |
| 彼女の旅立ちは・・・ |
| FIN |
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