44章:暗い森

暗い暗い道。一筋の光も差しこまない。ひたすら歩きつづける
時折、光を求め当てもなく走り出す。
そして、気がつく。ここは深い森だと言うことを。
たくさんの木々が生い茂り、たくさんの形がある。
でも、どれも私には同じ木にしか見えない
それぞれに、形があるのに。
それぞれに、大きさがあるのに。
どれだけ走りつづけたのだろうか・・・・
心が寒く、悲しくなったとき・・
遠くに見える一筋の光。
それは近づくにつれどんどん明るくなっていく。
そばに近づこうとするのだけれど、あまりのまぶしさに
目を閉じてしまう。
もう一度目を開いて近づこうとするのだけれど、
君は、すごくまぶしくて
まぶしくてまぶしくて、
それでも、俺は、君に触れる
触れた瞬間、すべてを悟った・・・
俺は君に恋してると
気がつくと、俺の服や体はぼろぼろで、
みすぼらしい姿。
でも君は、光の衣をまとた輝かしい天子
そんな天子に、私は、ひざまづいて
こう言う。
俺は君のことが好きです。でも、君のまぶしさに
君のことを幸せにできるか不安です。
でも、これだけは言えます。
こんな暗い時代に現れた、君は俺にとっての光です。
ずっと、そばにいてほしい
そして、俺を君の光で照らし出してほしい。
おれは、道なきみちを切り開いて気味を導いていきます。
だから、これからは俺と一緒に同じ道を歩いてください
そうして、私は彼女の返事を待つまで、ひざまづいて
判決を待つ囚人のように、じっと目を閉じて君の返事を待っています。
愛する君の返事をまっています。

 

 

   

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