今回は、ひかり皮革製作所の工場見学をするよ。
国内や外国から届いた皮が、1つ1つの工程を経て、やがて革へと
変わっていく様子を詳しくお見せしま〜す。どんな風に仕上げていくのかな?
さぁ、それでは下をご覧ください〜〜♪
 
国内産をはじめ、北米、オーストラリア、ヨーロッパなどから輸入されているものを使用します
毛の方が痛まないように、毛の方を内側に、肉の方を外側にしてたたんで運ばれてくるよ。
勇気のある方はクリックで大きくして見てっ!
         
( Soaking )
  皮に付着している血液、汚物などを取り除き、乾燥されていた皮に水分を補います
・使用する機械 : バトル、ドラム(太鼓) 
・主な使用薬品 : 界面活性剤、防腐剤
・処理時間 : 1〜2日
・処理PH : 7〜8
 
 
( Freshing )
 
 
フレッシングマシンを用いて、皮の裏面の肉片や脂肪を取り除きます
 
 
処理時間 : 1日
 
   
( Liming & Un haining )
 
 

流化ソーダ、石灰などで、皮を膨らませ、繊維をほぐし、硫化物にて毛、脂肪、表皮層を分解除去します

 
・主な使用薬品 : 消石灰、水流化ソーダ、硫化ソーダ、界面活性剤
・処理時間 : 約2日
・処理PH : 12〜13
   
( Splitting )
 

ロールにはさみ、表面と肉面の2層に分割します
肉面は、食用、工業用、医療用コラーゲン製品に利用されています

  ・処理時間 : 1日 
   
( Reliming )  
  石灰乳に再びつけ、アルカリにより皮のコラーゲン繊維のからみをほぐします
ソフト革、スエード革には不可欠!
 
・主な使用薬品 : 消石灰、活性剤
・処理時間 : 1日
 
 
 
 
( Deliming & Bating )  
  皮中に残った石灰を取り除き、タンパク質分解酵素により、不要なタンパク質を分解し、表面を滑らかにします
 
・主な使用薬品 : 硫酸安、塩酸、乳酸、重亜硫酸ナトリウム、酵素剤など
・処理時間 : 1〜2時間
・処理PH : 8〜9
   
( Pickling )  
  なめし処理に使う薬品は酸性でないと溶けないので、なめし工程のために、皮を酸性溶液につけて、なめし剤の吸収をしやすくします
・主な使用薬品 : 硫酸、蟻酸、食塩など
・処理時間 : 2〜12時間
・処理PH : 2〜3
   
( Chrome tanning )
 
  クロームなめし剤を皮に浸透させコラーゲン繊維と結合させ、耐久性を与えます
この工程により、皮から革にかわります
・主な使用薬品 : クロムなめし剤、ソーダ
             灰、重炭酸ナトリウム
             など

・処理時間 : 5〜20時間
・処理PH : 3〜4
もっとも気を使う、大事な工程なの。
           
  革の虫食い、キズなどのあるものと、キレイなものをとりわけ5段階にランク付けします

ここまでが基本工程で、どの商品も同じように作られるよ。 次の工程からは、注文頂いたお客様の要望に合わせて加工する場合ね。

   
 
  機械を使って、革中の余分な水分をしぼりとり、革をのばします  
   
  機械を使って、希望の厚さに合わせて切ります
 
 
( Re chrome tanning )  
  いろいろな用途(鞄や衣料、袋物用革など)に最適の性質の革を作るためには、クロームなめしだけでは不十分です
合成なめし剤、天然の植物タンニン剤を使って、用途に応じた特性を与えます
・主な使用薬品 : 合成樹脂なめし剤、アルデヒド系なめし剤、合成タンニン、
             天然タンニン
・処理時間 : 1日
・処理PH : 4〜5
   
( Neutralization )
  革中の酸をアルカリにより中和し、染料や加脂剤の浸透が均一になるようにします
・主な使用薬品 : 重炭酸ナトリウム、蟻酸カルシウムなど
・処理時間 : 30分〜2時間
・処理PH : 4〜5
   
( Dyeing & Oiling )
  染料と脂を入れ、革をお客様のご希望の色に染めます
精製された生油や合成油脂を用いることで、革に柔軟性や豊満性などの感触の特性を与えます
・処理時間 : 1日
   
( Samming & Setting )
  機械を使って、革中の余分な水分をしぼりとり、革をのばします
・処理時間 : 1日
           
乾燥も重要!
断然仕上がりが違ってくるよ。
 
   ( Drying )    
革中の染料や加脂剤を固着するために乾燥させます
革の感触にとって、直接的に影響することと、今までの工程を無駄にしないための重要な工程です
乾燥には自然乾燥と熱風乾燥がありますが、時間はかかっても、革の特性を活かすためには自然乾燥が最適です
真空乾燥機を利用して銀面の平らなしっかりした革をつくる乾燥方法もあります
自然乾燥
   
真空乾燥機で乾燥
・処理時間 : 2〜4日
 
           

( Conditioning )

 
   再び乾いた革に適当な水分を与え、もみほぐしやすくします  
・処理時間 : 1日
   
( Staking )
   機械を使って、革をもみほぐし、柔軟性、弾力性を与えます
・処理時間 : 1日
   
( Toggling & Tacking )  
   ネット張り乾燥機などを用いて、平らな状態にして乾燥させます  
・処理時間 : 1日
   
( Trimmining )  
  製品に仕上げるのに、不必要な革の縁廻り、その他をナイフや専用の包丁で切り落とします  
 
           
  使用される用途(靴、衣料、袋物など)によりいろいろな仕上げ作業があり、その方法を駆使して、お客様のご希望の色、艶、味(やわらかさ)に仕上げていきます
【銀むき】  Buffing & Correcting
ヌバック、スエードなどにする場合、バッフィングマシンを用いてサンドペーパー掛けをします  
 
【塗装】  Seasoning & Spraying
外観の美しさを色と艶で強調するとともに、革の耐久性を得るように塗料などで銀面を塗布します
 
【艶出し・アイロン・型押し】  Glazing & Press
機械により表面を艶出し、又はアイロンを行い、必要により型押し、又はモミ作業を行います  
 
【計量】  Measuring
計量機にかけて革面積を計量します
単位は国内向けのデシ(DS:10cm×10cm)と海外向けのスクエアー・フィート
(SF:約9.3DS)の2種類があります
 
   
 
 
           
工場見学はいかがでしたか?
いろんな工程を経て、1枚の革を作り、自信を持って皆様にお届けしてること、わかっていただけたかな?
今度は、本当に工場を見に来てくださいね!お待ちしてますよ〜!