返還後の香港を検証する旅
<04/2000>


大騒ぎの返還から一息ついたところで、その後の香港はどうなのかを確かめに。空港もビルすれすれに離発着する啓徳空港から ニュウ空港になったことだし、そのへんもチェックしつつ、おいしいもの&ビューテー関係も忘れずに。

ANA機内食  今回はUAで貯まったマイルをANA便香港行きチケットにチェンジ。UA便に比べANA便だと行きは成田を午前に出発で、戻りは香港を 午後に出るので、土日をからめてあと1日休めば十分香港の休日が満喫できるのもポイントね!!もちろん機内食←も間違いなし!!

 さあ香港いっぱつめは黄大仙。香港市街地では最大級の道教寺院だそうで、地元の人たちは願い事があると、果物を持って お願いにあがり、叶えられるとブタの丸焼きなどを持参でお礼にくるのだとか。実際、私達が行ったこの日も、多くの人々が様々な お願い&お礼をしにやってきてました。このメインのお参りポイントの横に、多くの占い師が集まるエリアがあり、 「とにかく当たる」と評判なのだとか。「それならちょっくら占ってもらおうではないの」ということで今回の黄大仙行きを決定した わけで。占い師は広東語を話す人が多く、英語を話す人も少数、ましてや日本語など、ということで、パンダバスを通じて 通訳付きのツアーを申し込み、いざ出発。

 約束の時間に地下鉄「黄大仙」駅を出た所で通訳の人と待ち合わせ。スムーズに合うことができ第一関門クリア。 案内&通訳をしてくれるのはノリのよさそうな姉さんで、もちろん日本語も堪能。おみくじの引き方や、 「どんなことを占うか」とかなどを話しながら現地へ向かう。途中でお線香を売る多くのおばちゃんに会うが、 「欲しければ買ってもいいし、いらなければ無視すればいい」とのこと。無視することにする。
 本堂(?)の横にあるブースより姉さんがおみくじ棒の入った竹筒を持ってきてくれ、それをシャカシャカとふりながら 自分の生年月日、独身か既婚か、何を占いたいのか、をおみくじ棒が1本だけポロリと落ちるまで唱える。 いっぺんに沢山のおみくじ棒が落ちてしまいそうでなかなか難しいが、ようやく1本落ちる。

黄大仙・おみくじシャカシャカ中
シャカシャカ実行中。結構本気(とかいて「マジ」と読む)。


 1本落ちたおみくじ棒を再び本堂横のブースへ持っていき、お金を払って棒に書かれた番号に合うピンクの紙を もらう。このへんは日本でやるおみくじと似たようなシステム。紙には漢文めいたものがツラツラと書かれている。 この紙を持っていよいよ占いブースへ突入。「占ってもらうのは男の人と女の人とどっちがいい?」と聞かれるけど、 どっちがどうなのかもわからないので姉さんにお任せすることにする。ちなみに午前中は女の人は少ないのだそう。
 連れられていったのは男性の占い師のブース。紙を見せて姉さんが占ってほしい内容を告げる。 するとずばり言われましたよ、結構当たってんじゃないの!?ってことをさ。他には自分で認識していなかった 性格を指摘されたりして動揺してしまったり。で、今年の干支(タツ年)と私の干支との兼ね合いがあまり良くないので、 今年はイマイチだけど、来年は良くなる、みたいなことを言われ、まぁ良しとすることにする。 ちなみにこのおみくじは、今年1年(旧暦なので来年2月3日まで)についてのことなのだそう。

 さて、とりあえずの占いはここまで。後は希望により追加料金で手相、顔相を見てもらえるとのこと。 せっかくなので手相を見てもらうことに。そしたらば、わたしったらどうも80才くらいまで生きるらしい。自分では短命のつもりで いたので、かなり驚き。そして食いっぱぐれることもなく暮らせるそう。でも浮かれてもいられず、「今年は車の運転をあまりしない ほうがよい」だの、「お見舞いや葬式に行くと、そこから悪いものを持ってきてしまうから行かないほうがよい」などとの忠告も。 実はその当時、とある人のお見舞いに行かなければならなかったのだけれど、忠告に従って回避してしまった(それほど 親しい人でもなかったし)。あと「今年は牛肉を食べてはダメ」とも。あー当分焼肉は禁止だ。
 こんな感じであっという間に通訳タイム終了。30分くらいだったでしょうか。でも、姉さんも慣れたもので、 的確な通訳をしてくれたので、なかなかよろしかったのでは?この占いを信じるか信じないかは別として、 なかなか面白い体験でございました。密かに「イマイチな今年」から身を守るお守り、みたいなものもつい買ってしまって たりするんですけど。

占ってくれた 梁天尺 氏
今回占ってくれた 梁天尺 氏。
誰かに似てるような気がするんだけど、それが誰かは思い出せない。
 
 ビューテー関係。まあ今回は健康重視の方向で。

 まずは香港といえばすっかりお馴染みの足ツボマッサー。「足ツボマッサージ+角質取り+上半身マッサージ」という何でもアリ、 みたいなところを選んだのがそもそもの間違いだった。「滞在時間も短いし、いっぺんで済むからいいや」という理由だけで訪れた のはJ○L系ホテル内にある「A○Cリフレクソロジー」。こじんまりしているものの、清潔感にあふれ、「観光客狙い」感満載。
 まずおのおのの足を洗い場で洗い、足ツボマッサージスタート。前回足ツボをやったときもそうだったけど、 足の裏の絵にそれぞれのツボが示されたチャート表を渡される。ツボを押して「痛いっ」となると「××番」とか言われ、 チャート表の番号と照らし合わせて、どこが悪いかを知るしくみ。でもこれってかねがね思っていたんだけど、 自分で見ながらやってもらってると、言われなくても大体どこのツボを押されてるかわかるじゃないですか。 で、自分で表を見て、そこが肩とか腰とか、思い当たるような部分だったりすると、なんとなく「痛い」ような、 「やっぱり肩凝ってるのよねー」、という気がしてしまっているのは私だけ?あの「チャート表」って、 どうもクセ者。しかも、どこを押されても
ちっとも痛くない 。「いつもタラタラやってるからどこも悪くないんだろ」と言われてしまえばそれまでだけど、それにしたってこの ゆるさ。開始3分ほどで「これは違うだろ」と思い始める。そうこうするうちに足ツボ終了。結局、パンチの効いた「押し」には 最後まで会えずじまい。
 こうなるとその後の「角質取り」と「マッサージ」も同様に思ってしまうのが世の常。「角質取り」は、 そのへんのドラッグストアでいくらでも売ってるスムーザーみたいなのでガシガシやるだけで、「この程度なら 自分でもできる」って感じだし、「マッサージ」も「さすってんの?」てな具合。しかもこの一連のことを全部一人で こなしているんだから。普通それぞれ担当の人とかいないかい?やってくれたおばちゃんには申し訳ないけど 「これはないでしょう」という思いばかりが頭をよぎる。疲れがどれるどころか、逆に鬱憤が貯まっちゃうって。

 どうも納得がいかない足ツボ。「はるばる香港まで来てこんなのってあるかい」と、もう一度香港を、そして 足ツボを信じてみることを決意。別の所を選ぶにあたって、足ツボサロン数あれど、一連のガイドブックであまり見ない 名前をJCBプラザでもらったパンフに発見。その名も「光大足療中心」。イチかバチかで予約を入れる。 そしてそれが大当たりだったことを後に知るのでありんす。
 まず、場所がわかりずらい。やっとの思いでビルを探し当て、たどり着いてみると、「事務所?」という雰囲気なんだけど、 暖簾の向こうの部屋には老若男女のジモティだらけ!!思わず「ニヤリ」とせずにはいられない。最初の、「自分で自分の足を洗う」、 というのもなくて、お茶又は漢方が溶けてるっぽい薄い茶色の液体をはったフットバスに「ウイーン」と足を浸すのみ。そして、 今まで女性マッサージャーしか見たことがなかったのに、そこは男性マッサージャーばっかりで、女性はわずか1名。私の担当も 兄さんで、ラルフのBDシャツをまくりあげてやってくれましたよ。もうみせかけの白衣にはだまされないぜ!!(←今までみんな 白衣姿のおばちゃんだった)
 マッサージャーによっては簡単な日本語を話せる人もいるようだけど、私の担当の兄さんは全くダメらしく、それでも「痛っ」 とか反応すると、「うむ。」と頷き、グイグイグイグィーとツボを押す。足ツボって「どこが悪いかを知る」のと同時に、 「悪いところを治せる」ものであることを思い出す。もちろん足ツボチャート表も壁に貼ってはあるものの、渡されることはなく、 ジモティ達も思い思いに雑誌を読みながら受けている。でもやっぱりときどき「痛い」みたいな言葉を発して顔を歪めたりして。 とにかく、終始「これよこれよこれなのよー」と感激しっぱなしのひととき。今度からは迷わずここへ足を運ぶことにします。
 
一気に食べモノ関係総ざらい。

陸羽茶室・飲茶いろいろ

 行ってまいりました念願の陸羽茶室。普段は食べたいものを注文しなければならないけど、朝だとワゴン形式の駅弁売り スタイルバージョン。春巻、海老餃子、小龍包、マーラーカオ、たまごパイなどなどなど、どれを食べても激ウマ。特にマーラーカオ はできたてほやほやで、目からウロコのおいしさ。やっぱりコンビニで売ってるヤ○ザキなどのとはわけが違う。とにかくうまいモノ オンパレードで、胃袋が3人分くらいほしかった。ここは八角とかがあんまり入ってないせいか、馴染みある味なのもポイント。


潮發粥麺・エビワンタン麺&肉団子粥

 ハイアット近くの潮發粥麺にて。もうー早いわ安いわうまいわで、文句のつけどころなし。お客もジモティばかりだし。海老 ワンタン麺と肉団子入りのお粥で500円くらいというおトクさ。「油條」という揚げパンみたいなのをお粥に入れるとなおうまい。 ただし、1本が大きいし、油ぎっていてヘビイなので、2人でひとつをシェアするといいかも。この「油條」をコーヒー牛乳みたいの に浸して食べてるジモティも目撃。いろいろスタイルはあるようで。


四川棲菜館・海老チリ、坦々麺など

 目先を変えて四川料理でも、ということで、店名もそのまんまの四川棲菜館へ。辛いイメージばかりがあるけれど、実際は ピリリ、程度で、坦々麺も真っ赤なのかと思いきや、思いっきりゴマ風味で、少し辛い、といった程度でやや拍子抜け。海老チリとか、 インゲンを炒めたの(四川、といったらコレらしい)や、麻婆茄子など、ご飯がいくらでも食べれてしまいそうな品ばかり。


 まあいろいろ食べましたが、やっぱり陸羽茶室は最強でしょう。また食べたい。あと、前回に続きまた行ってしまった 「映月棲」では、マンゴープリンがおいしかったのと、前回の教訓を生かせずに醤油を持参しなかったがために悔やまれた品が あったことが心に残ってます(映月棲には醤油がない)。近頃人気の「モミ」の入ったデザートも食べ(飲み)ました。口の中が グミ大会。しかし今回もあちこちでエビを食べたけど、どうして香港で食べるエビはああもプリプリなのかしらね?
 
 今回は買い物関係はそれほど大きなウェイトをしめていなかったので、そんなに力は入れなかったものの、 そこはやっぱり見ずにはいれないわけで、通りすがりにいろいろ眺めてみましたよ。
 フェンディのバゲットもいくつかあったし(すげえ高い刺繍のやつ)、ヴェルニもいろいろ揃っていたし、プラダも定番から スポーツまで結構揃ってはいたものの、総じて「安くない」が合言葉。日本で買うよりほんの少し+税金分くらい安い程度。 がしかし、DFSギャレリア(なぜに香港でDFS?)内のエルメスで、日本より少し安い時計を「買う」といったらば、 店員さんが「2割引」と言い出した(!)。もうー早く言ってよネエサンたら。ただし時計のみの話なんですが。 キャンペーン中だったのか、いつもそうなのかは不明だけど、時計を買うならペニンシュラ店よりこっち、ということで。 ちょっと不安になって保証書とかを目を皿のようにして見たけど、多分大丈夫なのではないかと。
 他に買ってきたのは瀬川瑛子もコレを飲んで痩せた、という「高いプーアール茶」(笑)。なんせ500グラムで15,000円 くらいの代物。でも買ってから3ヶ月くらい経つ今でも封を開けてない、っていうのが全てを物語ってるな。
 
 4月上旬の香港って、暖かいだろうと思いきや、めちゃめちゃ寒かった・・・。人工的に。香港の人って、 「クーラーをつけていれば空気がきれいになる」と信じて、冬でもクーラーを入れている、とウワサには聞いていたけど まさか本当にそうだとは。だから外はまだしも室内は最悪。特に辛かったのがホテルの部屋で、部屋で室温を操作する スイッチはないし、それならフロントに言えば良かったのかもしれないけど、そしたらホテル全体のクーラーを止めることに なるのか?、などと小心者の私たちは考えてしまい、結局何も言えずじまいで耐えるのみ。冷気の出るところを避けて ベッドを大移動したり、バスルームに逃げ込んだりと、本当に凍え死ぬかと(だからフロントに言えば済む話 なのかもしれないけど)。真夏はそれでも涼しくていいのでしょうが、こういった微妙な季節にはご注意あれー。