ニューヨーク親孝行物語り
<07/2006>


カーネギーホール
 あるところにひとりの働き者の男がいました。男は毎日毎日真面目に働き、60歳の誕生日を迎えた7月のある日、長年勤めてきた仕事場を離れました。 男の娘達はその長い仕事生活への慰労と第2の人生のスタートのお祝いを兼ねて、ニューヨーク旅行に男を連れ出しました。
 と、SATC第1回目風に始めてみましたニューヨークですし。
 「働き者の男」とは私達姉妹の父のこと。退職祝いに 巨人大好き&ミスター大好き&松井大好き の父をヤンキース観戦に連れていこう、というのが今回の最大の目的。 準備はニューヨークでヤンキース戦が行われる日を調べることから開始。なおかつ、うまく休みが取れる日程をチョイス。そして7月の下旬に目標を定める。 ヤンキース戦はやはり人気で、すぐ席が埋まってしまうとのことだったので早めに手を打つことに。今回は父も一緒なのであまり無理はせずJTBのNYツアーに参加して オプションでヤンキース戦観戦ツアーをつけることにして、5月のGW直後に無事予約完了。
 が、ですよ奥様。覚えてらっしゃいます?昨年の忘れもしない5月11日のこと。よりによって予約を入れた翌日に
「松井が左手首骨折」なんて信じられないニュウスが。 松井は野手だからいつ行っても試合に出るのはほぼ確実だし、ましてや連続出場記録更新中。だから1回申し込んだらいつキャンセルしようがキャンセル料が発生する 観戦ツアーにも安心して申し込んだのに。もうギャグかと。ていうか新手の嫌がらせとしか思えない。父親は「松井が出ないなら行かない」とか言い出すし、 もちろん私達のテンションもダダ下がり。でもキャンセル料が惜しいので「ジーターかっこいいよ ジーター!」とか「ランディ・ジョンソンが投げるかも!」とか 無理矢理に己達と父のテンションを上げて予定通り実行することに。
 と、かなり前置き長くなりましたが、要は「野沢直子が出稼ぎに来る前にこっちからニューヨークに行っちゃえ」ってことです。 時間を1年ちょい前に戻してどうぞー。(07年11月記)
※写真はカーネギーホール


コンチ 1回目機内食
 今回のエアーはコンチです。直行便なのはもちろん、日系に比べて格段に安かったのと、マイルをノースの口座に入れられるから。コンチはJFKじゃなくてニューアーク 空港に到着だけど、今回はツアーだから現地の送迎に身を委ねられる、ってのもありますし。写真は1回目機内食。 手前メインの左側がサーモンのソテーで右側がサーロインステーキ。なかなかです。
 そして地味にステキだったのがおやつの時間。ディズニーワールド物語のときも 感動したけど、今回はホカホカのチキントマトバジルサンドにアイスが出てきた。普通にうまー。お陰で機内で飢えることなく無事にニューヨーク到着。
 頭の中を相変わらずパープルタウン ウルトラクイズ(←つーかこの映像たまんない。削除されないことを祈ります)のテーマ曲(=「スタートレック」ですが)でいっぱいにしながらホテルへ。 今回のホテルは ホリデイインミッドタウン。57thストリートにあってカーネギーホールなどにも歩いていけるし、近くにスーパーやらデリやらワシワシあるのでツカえます。


JET BLUE機内で出てきたおやつ
 せっかくニューヨークまで来たので、ついでにナイアガラ1日観光のオプションにも参加。JFK空港からバッファローまで1時間ほど飛行機に乗り、そこからはバス でアメリカとカナダの国境を経てナイアガラへ、というルートでございます。
 バッファローまでの飛行機はJET BLUE。お値打ちなのに座席はエコノミーでもゆったり&シートは革張りで人気の エアラインなんだとか。確かエコノミークラス症候群防止の運動にヨガなんかもやってる、なんて話を前に雑誌で見たので楽しみにしてたけど、 ヨガものには出会えず残念。でも機内で配られるスナックもブルーポテトのチップスだったりして「ブルー」へのこだわりが見られて楽しい(左写真)。座席は確かに 座り心地良し、で、ただでさえ短いフライトが余計にあっという間でしたわ。機体も尾翼の部分の模様がストライプやら水玉やら何種類かあってかわいいし、 バッファロー空港のショップではJET BLUEのロゴグッズもあり、購買意欲がそそられますぜ。
 さて国境を越えカナダへ入ると間もなくナイアガラ。まずは滝を見下ろすシェラトンのレストランでランチビュッフェの後、いよいよ霧の乙女号乗船(下写真左)。 もちのろん観光客で大賑わい。乗船前に渡された水色のビニール合羽を装着しております。そしてこの時の為に持参したジップロックにデジカメを入れて(←買えよー 防水ケース)、 マイナスイオンまつりを激写!!(下写真右)
ナイアガラ・霧の乙女号  ナイアガラ・滝に接近

 もう飛沫がすごくてあたりが見えません。とりあえずシャッター連続押しするのみ。滝に接近したときはかなりヒンヤリ。当然水飛沫もすごい。いろんな意味で戦いです。 そしてマイナスイオンとものすごい飛沫をたくさん浴びてデラデラになって下船。
自然はすごい ←こんな言葉で片付けられる ようなもんじゃないのは百も承知ですが。しかしこれはほんの序の口だったのでした。その後、さっき霧の乙女号で漂ったところを今度は上から見渡せる場所へバスで移動。 そこにはよく写真などで見る、いわゆる「ナイアガラの滝」な光景がぶわーと広がっておりました。まさに セーラムライトて感じ?(←私のカナダのイメイジ) もうなんだ、「すげーーーーー」としか 出てこない。淵まで行って覗き込むともう本当に吸い込まれそうでその怖さ加減と水の量は半端じゃない。しかしずーっと見続けていても全然飽きません。 だんだん「ここに飛び込んだらどうなるか」とか考え始める自分が。集合時間とかがなければいつまでも見ていられる、きっと。この頃になるとだんだん怪しい雲行きに なってきてしまったのが残念。

ナイアガラ・上からの滝の眺め

 滝の周囲にはお土産屋さんなんかも当然充実してるわけで、のぞいてみればあたり一面メープルまつりでたまらない。メープルの木もちゃんと生えてるし。カナダすてき。 しかしこの辺での自由時間は早々に切り上げられ、そこからバスで少し行ったところに営まれているお土産屋(サイトウカナダ)に連れていかれ、ここで確か1時間以上の 滞在。トイレを借りて店内一周したらもう終了、て感じで店外に出るものの周囲にはカナダの風景以外何もなし。あーあーこの時間の分でもうちょっと滝壺を見させては くれぬか。滝が楽しかっただけに、ここへの立ち寄りはいろんな意味で興ざめ。
 こうして感動の日帰りナイアガラツアーは終了。戻りもJET BLUEでバッファローからニューヨークへ。たいへん濃い1日でございました。



 前に来たときはなかったスポット:グラウンド・ゼロ。まあ前と姿かたちを変えただけなんですが。ここもやはり観光客多し。私達が行ったこのときはもう事件の 面影などほとんどなく、復興へ向けてガンガン前進してるようだったけど、その場所を囲むフェンスにはあの日の出来事が写真とともに綴られておりました。特に、 当日の様子を時系列で並べてるところの最初の部分の「6:32am その日もいつもと同じようにニューヨークに朝がきた」的な文章がたいへんこみあげるものがありまして。 あの事件に関してのいろいろな説を見聞きすると なんともいえない感じだけど、あの場所に行くと実際にたくさんの人が犠牲になった事実だけは 真実なんだということを、犠牲者の氏名が全部刻まれたプレートが物語っているようであります。
グラウンドゼロ・当日の様子が時系列に  グラウンドゼロ・絶賛復興中
左:当日の様子が時系列に 右:復興中の現場


自由の女神
 何度来ようがニューヨークに来たらやはり自由の女神ははずせない。だってウルトラクイズ好きの垂涎スポットのひとつだもの。前回来たときは寒い風が吹き すさぶ曇天の中での女神像だったものの、今回はその真逆。青い空!照りつける太陽!そして自由の女神! の、女神鑑賞にはもってこいのシチュエーション。
 そして、状況もあの時と変わりました。まず、バッテリーパークからリバティ島へ渡る船に乗るための厳重なセキュリティチェック。荷物検査に金属探知機と、飛行機に乗るのと 同じ厳しさ。そしてかつては女神の頭部まで行けた展望台も現在は台座部分までのみ。アメリカは是が非でも女神だけは守るおつもりのよう。 前回頭部まで登っておいて良かったわー。
 でも女神本体はいつも変わらず凛とした姿を見せてくれております。今回はすでに長蛇の列だったのもあって展望台へ行く列には加わらず、女神の足元=島の先端で しばし鑑賞。これがまた素晴らしい眺めでして。まさにフリーダム!!青い空に女神が映えるのなんのって。こらまたずっと見ていても飽きない。できることなら 夕方まで見ていたい衝動に。しかし残念ながら観光客の身。予定があるので適当なところで切り上げましたが。
 島の売店では
いつウルトラクイズに集合かけられてもいいようにニセ女神の冠とトーチの形をした懐中電灯など女神なりすまし グッズを購入。他にも女神のイラスト入りのマグカップやらミントやらその他もろもろ、ムダにいろいろ欲しくなるから困ります。

エンパイア・ステートビル 展望台からの眺め
 もうひとつのウルトラクイズスポット:エンパイア・ステート・ビル!! ここのてっぺんにヘリで降り立つのは全ウルトラクイズ参加者の夢よね〜 いかなるときも 最後は10問早押しよ。
 それはさておき、ここも最初に厳重なセキュリティ・チェックを受けた後、高速エレベーターで展望台へ。この時期、午前中の展望台からの眺めは曇っていることが多い、 と聞いていたけど、そしてまんまと行ったのは午前中で、実際にエレベーターに乗る前に係りの人に「曇ってるけどいいね?」と念を押されたけど、スケジュールの都合上 この日の午前中にしか来れないのであきらめてますわ。そして、係りの人の話どおり霞んだマンハッタンの風景。覚悟はしてたけど、「これが晴れてたらどんな眺めだったか」 と思わずにはいられない。ま、また来ればいいさー。


ヤンキース仕様スーベニアカップ
 さあさあさあさあ 今回の旅最大のイベント:ヤンキース戦観戦ツアー!!
 松井が故障した当初、「オールスター戦明けの7月下旬に復帰か」なんて話もあったりしたので、わずかな望みを託しておりましたが、結局この時には間に合わず。 ていうか、なんでも松井ったらリハビリのために前の週にタンパに移動したとかで、
もはやニューヨークにすらいない 状態。せめて同じ空気だけでも父に吸わせてあげたかったよ・・・
 気を取り直してヤンキース戦。事前に5番街にあるヤンキースのショップに行ってTシャツやらキャップやら、その他もろもろを買い込んで装備は準備済みであります。 もちろん父は松井Tシャツ装着。あと女子ライン、ていうんですかね、ピンクに紺のヤンキースロゴが入ったTシャツやらウエアやらがあってカワユスだったのでワタクシ それにしてみました。
 夕方、ヒルトンに集合して、バスでいざスタジアムへゴー。マンハッタンを抜けて橋を渡って、見えてまいりましたヤンキーススタジアム!!近づくにつれて思い思いの 格好をしたヤンキーたちの姿が増えてゆく。よく日本のテレビでヤンキースネタをやると松井ユニを着た人がちょいちょい映るけど、リップサービスかはたまた仕込みか、 なんてちょっと思ったりしてましたが。彼ら本当に松井が好きだったんですね。仕込みでもなんでもない純粋な松井ファンと思しき人たちがあちらこちらに。ワタクシ ひねくれておりました。厳しい目を持つであろうニューヨーカーも虜にするなんて松井ってやつぁ。父も満足げだよ。きっと当然だと思ってるんだろうけど。
 さてこの日は時々ある、スポンサーがついた試合だったそうで、先着何百名か何千名?くらいにスポンサー名入りのヤンキースキャップが配られておりました。 私達も頂きましたわよ。しかしこのキャップ、欧米人仕様(だと言い張ってみる)のせいか、かぶった数分後にはきつくて頭がガンガンになったのであえなくかぶるのを断念。 もらいものだからサイズ調整とかもできない代物でありました。でもいいお土産であります。ちなみにスポンサーは電機会社だったもよう。
 ここでもセキュリティチェックを受けてスタジアム内へ入場。席は、めったに来れないからと申込時に奮発して内野席指定にしておいたので、前から数えて20数番目 だったか、良い席にしてもらえたよう。売店でヤンキース仕様のスーベニアカップに入ったコーラ(上写真)やら、ホットドッグやらチャイニーズやらを買い込み、 プレイボールを待ちます。この日のヤンキースの先発は台湾の星・王建民。 あ、ちなみに相手はデビルレイズです。なんせ1年前の話ですんでー 今年だったら岩村がいたものを。 スタンドも観客でいっぱいになり、皆ビール片手にザワザワして きた頃、いよいよプレイボール。サクサク、と試合は進行してゆく。ヤンキースのチャンスになるとオーロラビジョン(ていうのか?アメリカでは)に「Make a Noise」 とかメッセージが出て、スタンド中からウーともヒューともつかない声がどーんと湧き上がる。まさにスタジアム中一体となって盛り上げてる&戦ってる感じで楽しいー  ここまでやられたら選手も空気読んで打たないわけにはいかないじゃない。松井は日々こんな中でやってるんだね。凄いぜ。途中でトンボで土をならす人たちの パフォーマンスとかもあって終始楽しい(下写真左・曲は当然「YMCA」)。あと売り子の人たちも見ていて楽しいし(下写真右)。本当にホットドッグとか投げてるのを 見れてメジャー感上昇であります。
試合の合間のパフォーマンス  スタジアム内の売り子のオジサン

 試合自体は、さほど派手さはなかったものの、めでたくヤンキースの勝利で終了。みなさん満足げ。心底ヤンキースが好きなのねきっと。本当にファンが選手を育ててる、 という光景が見られたように思います。
 試合終了後は安全の為にバスがスタジアムまで乗り入れられないとのことで、たくさんの人波にもまれつつツアー参加の皆さんと共に地下鉄でマンハッタン〜そして ヒルトンまで戻り、観戦ツアーは終了したのでした。



 他にも国連やらタイムズスクエアやら美術館関係、もちろんセントラルパークも、観光名所をあちこち回ったのですが、大体のポイントを網羅している 2階建てバスを基本的に利用しました。便利だし、観光気分も上がるってもんで。 タイムズスクエアでパンツ一丁のアイツ(←うっかりリンク)が見れなかったのが若干心残り。 あとそのタイムズスクエアそばのMTVのスタジオにスター(?)が来てたらしく、人だかりができていたのだけど誰だか確認できず。
フェアウェイ・店頭のようす  その他買い物関係などもろもろは、といいますと。
 5番街などハイクラスなショップ関係は、今回あまり買いたいものもなかったのでウインドーを眺める程度で終了。前回グッジョブだった センチュリー21も、今回は特に収穫なしで。
 写真は日本でいう紀伊国屋とか成城石井な感じのスーパー・フェアウェイ。こういう店先、いかにも欧米な感じで いいわよねー。品揃えもバラエティに富んでてあれもこれも欲しくなるのよこれが。そしてすごいのがここの2階でオーガニックの食材やら雑貨やら売ってたんですが、 日本で1000円近い値段で売ってるマジックソープが2.99ドルだったので思わずまとめ買いしてしまった。 何回か使ったことがあるくらいで、常備してたわけでもないのに。まさにマジック。
 そしてBATH & BODY WORKSですかね 今回は。ボディショップのような感じです。リサーチ時 から目をつけていて、タクシーで乗りつけました。ハンドソープやボディローションなどを中心にあれこれ購入。まず匂いだけでおいしいのと、実際に使って心地良い、 そして画ヅラがかわいい、と3拍子揃った素晴らしさ。例えばメロンのハンドソープで手を洗った後はしばらくメロンのいい匂いが手から漂ってるのよこれが。おまけに ただでさえいろんな味(←もはや食材)が揃っていて目移りする上に「2コ買うと3コ目はタダ」みたいなことをやってるもんだから、ここで買ったものだけで荷物が 大変なことに。でも自分で使って良し、お土産に配って良し、でとても優秀だと思います。


HEAVYタグ
帰りに空港でチェックインの際、25ドルでこんなオサレタグを購入。
そうです。石鹸やらボディローションやらいっぱい詰めてたらあっという間に重量オーバーしますがな。日本より安く買えても意味ないじゃん、とか言ってはいけない。

ところでなんかネタが終了な感じだけどちょっと何か忘れてんじゃないのー?チンチン
てなご意見があるようですが、はいはい分かっております
忘れちゃいけない「食」関係はコチラでまとめてドーンとどうぞー。