エルメスセール@パリ
<01/2001>


とうとう念願のエルメス本店セール・冬の陣に初潜入。かなり魅惑の内容らしい、とのウワサ通りに 果たしてあんなモノやこんなモノに出会えるのか!?あったらあったで買えるのか!?
そしてもちろんグルマンの国・おフランスですもの、おいしいものも満喫しなくちゃね!!

 夏と冬の年に2度行われる、ある意味パリ最大のイベント(?)に今回は照準を合わせ、やってきました冬のパリ。到着早々、 現地の新聞「LE FIGARO」をチェックすると、ありましたありましたセールの広告が。1月22日〜26日まで、「SALLE GAVEAU」という 劇場にてとのこと。ふっふっふっリサーチ通りだわね。この日の新聞には他にも各種ブランド等のセールの広告が。
エルメスセールの行列
 セール初日。10:30頃会場に着くと、↑のような長蛇の列が。そしてすでに会場入りし、大きな紙袋をいくつも持った人々が 出てくる姿もちらほら。かなりの獲物があると見える。日本人の姿も数多く見受けられ、セールの人気の高さもうかがえるというもの。 早速列に加わる。係の人より、エルメス商品を身につけていないかのチェックを受け、「セール品には”S”という印が入ってます」 などと書かれたカードを渡される。
 並び始めて2時間半くらい経ち、「あと少しで入れる」という思いと「疲れた・・・」という思いが交錯してきた頃、何事も なかったかのように私達の前に入ってきた2人組のフランス女たちが。これだけ並んでりゃ、前後のメンバーもわかってきていると いうのに、明らかに新顔。もちろん友達が代わりに並んでたわけでもなく。周囲の人々と結託し、抗議の行動に出るものの、全く いなくなる気配なし。係員に注意されても「並んでいた」みたいなことを言い返すザマ。そうこうするうちに係員が本部みたいな ところ(?)に無線連絡をし始めると、とうとうあきらめて消えていった。その後も同様にズル込みをするフランス女がたびたび出現。 でもその度に周囲の人とのフランス語、英語、日本語の共同戦線で排除をすることに成功。お陰ですっかり周りの人とも打ち解け、 退屈気分をしのぐこともできて結果オーライ。しかし、ズル込みフランス女たちはきっといつもこうやってロクに並ばずに入場 していると見える。油断もスキもあったもんじゃありません。要注意。
 そうこうするうちに並びはじめてから約3時間経過、やっと入場の順番が回ってきた。意気揚揚と会場内に入ると、いるわいるわ、 あるわあるわ。とりあえずバッグのコーナーへ向かうと、モノはいろいろあるものの、バーキンはなし。そのバーキンが出てくるのを 待っているのか、多くの人(うち日本人8割)がカウンターにはりついている。とりあえず私もはりついてみると、オレンジと赤の ケリーが出てきた。出てくると皆が手を伸ばすものの、どうも日本人以外に渡ることが多いように思われる。その後赤い大バーキンが 出現するが、大きすぎるせいかいつまでも残っていた。ちなみにそのバーキンは確か20,000フランくらい。
 早々にバック類はあきらめ、他のブースをチェック。小物類、スカーフ、服、靴、タオルにいたるまで、新しい型ではないものの、 確かに安い。安いといったって、元が高いからそれなりにいいお値段なんだけど。高いけど安い。わけわからぬ。金銭感覚がマヒ しそう。でも、コートなんかはカシミア100%で日本円にして10万くらいだったから、マックスマーラあたりでも日本で買うと それくらいすることを考えると「買い」でしょう。
 気づくと2時間くらいがあっという間に経過。会計を済ませ、ボディ&持ち物チェック(モノを盗んでいないか)をされ、 会場からロビーに出ると、水のタンクが設置されていて自由に飲めるようになっていた。いやぁその水のおいしかった こと。会場内は熱気が溢れていたせいか、すごく暑かったのもあって、スポーツの後状態といった感じ。

 2日目、買い物途中のエルメス本店にて「さっきセールにゴールドのバーキンが出ていた」という話を耳にする。

 3日目、再び朝からセール会場へ。10分程度で中に入ることができる。朝イチにバーキンが出たらしく、フランスマダムが2名、 バーキンを抱えていた。またカウンターにはりつき、様子を伺っていると、「バーキンはもう終わった」とのこと。ちなみにケリーは、 希望の色を言えば奥から出してきてもらえていた。靴や服も、初日よりも内容が良いように思われ、大変な思いをして初日に行く よりも2〜4日目の方がフィーバー気分も一段落しているせいか、冷静に買い物ができる感じ。

 今回を教訓にまた絶対に行くわ。お金をガッチリ貯めてな。それからやっぱり、フランス語がしゃべれるとかなり強そう。 次回へ向けていろいろと宿題ができました。
 
 さあカフェメシ関係オンパレード。
 今回いちばん満足だったのが、ルーブル美術館から少し歩いたところにあるLe Mussetというカフェ。行ったのがお昼どき だったせいもあるのだろうけど、なにしろジモティ率が高い。赤を基調にした店内もかわいいし、お店の人もみんなキビキビで、 なにからなにまで素晴らしいー!
オニオングラタンスープ ローストチキン ホットドッグ
 上の写真左がオニオングラタンスープ。タマネギの甘味と焦げたチーズがマッチ。真中がローストチキン。本当にシンプルに 焼いただけなのにめちゃウマ。鳥の素材そのものがおいしくて素晴らしい。右はホットドッグ。フランスで「ホットドッグ」というと フランスパンにソーセージを挟み、上にチーズをのせて焼いたコレなのよねぇ。チーズがしつこくないし、ソーセージもおいしい。 パンも言わずもがな。
 時間がなくてデザートまでいけなかったものの、ベルティヨンのアイスもおいてあるし、こちらもかなり期待できると思われます。

クロックマダム クロックムッシュ&バナナスピリット

 上の写真はシャンゼリゼ通りのヴィトン本店近くの、ギャルソンがみんな船員さんチックな姿をしてるカフェにて、左はクロック マダム、右はクロックムッシュ&デザートにバナナスピリット。これらのメニウは大体どこのカフェにもあって、そして 大体おいしいものが出てくる。ここのもご多分にもれずおいしい。チーズがとにかくどこもここもおいしいんだよなー。

ベルティヨンアイス

 アイスといえばぺルティヨン〜。買ってすぐ、の食べ歩きもできるけど、カフェで食するとこんな豪華版で登場。 添えてある焼き菓子も、アーモンド風味でとてもおいしいのよ〜。おやつにマカロンを買って帰ったけど、 これまたおいしかったわ〜 ここで働く人たちも、まかないのデザートにこのアイスを食べているのを目撃。うらやましい。

タルトタタン・シャンゼリゼ通りのカフェ タルトタタン・ベルティヨン

 タルトタタンとはいっても、店によっていろいろあるもんです。上の左写真は既出のシャンゼリゼ通りのカフェのもの、 右はベルティヨンのもの。それぞれにおいしかったけど、やっぱりアイスを添えてるだけ、私の中ではベルティヨンの方に 軍配を上げたい。それと、見て下さい右の写真を。紅茶も一緒に頼んだのですが、茶器がチャイニーズチックで 非常にかわいいのです。わかるでしょうか? リンゴ好きにはたまらぬ冬の味覚・タルトタタン。他にもいろいろなお店で試して みたいねぇ。
 
 世界三大珍味のひとつ、トリュフ。そのトリュフがお気軽に食べられる店がある、というのをパリのリサーチ中に知り、 行ってみることに。なんとそこは高級食材店、フォション、エディアールのすぐ近くで、今まで素通りしていた 場所でしたよ。MAISON DE LA TRUFFEというお店です。
 中に入ってみたらば食堂&酒屋という感じで、とてもカジュアル。前菜、メイン、デザートがそれぞれいくつかの中から 選べる定食に加え、ある意味のメイン、黒トリュフのタリアテッレを注文。メニューには「白トリュフの〜」とあったのだけど、 白は12月まで、ということで、黒で妥協。
ラタトゥユ

 まずは前菜のラタトゥユ。野菜いっぱいで栄養満点だし、パンとの相性もバッチリ。 ただ、メインの添え物が何かを知っていれば、これはチョイスしなかった・・・
仔牛のカツレツ

 そうなのです。こちらの添え物にもラタトゥユっぽいものが・・・ カツレツは外はカリっと、 中は柔らか、でおいしい。そしてデカイ。しかし狂牛病は大丈夫なのかしら?(食べちゃったけど)
黒トリュフのタリアテッレ

 待ってましたトリュフゥゥ!!!黒く見えるのは全部そうです。贅沢だわ〜 クリームソースが見た目よりしつこく なかったので、飽きのこない味。でもトリュフがたくさんすぎ、というのも考えものかも、と庶民はちょっと思いました。 先日、1月は「黒トリュフのベストシーズン」だという話を聞いたので、ナイスなタイミングで良かったー。
チョコレートムース

 ムース、というと、フワフワのやつをイメージしてしまいますが、違ってました。生チョコを食べてるみたいに しっとりで、クリームともちょっと違う、わりとどっしりとした質感で、そしてほろ苦。
 
 今回泊まったホテルの近くにパン屋さんがあり、そこで多くの地元の人が並んで買っているのを目撃し、早速列に加わりバゲットを 買ってみたらば、うまいのなんのって。外はパリパリ、中はモチモチ。しかもたったの5フラン(100円もしない)。 焼きたてなんぞはもうたまりません。軽く1本食べられる勢い。イチゴのタルトなどもおいしかったわ〜 しかも持ち帰り仕様に 包んでくれたラッピング具合が、小粋でオサレでこれまたステキ。
 あとは肉屋さんの店先でグルグル回しながら売っているチキンや、ソバ粉のクレープなどもお持ち帰りなどして、いろいろ楽しみ ました。
 
 冬のパリだけにかなりの防寒仕様で挑んだものの、日本よりも暖かいくらいでやや拍子抜け(寒くない分にはよかったけど)。 合間にベルサイユ宮殿をじっくり見に行ったり、ルーブルやオルセー美術館などもめぐり目とココロにも栄養を。そしてお財布だけは しっかり軽くなって、エルメスセール旅終了。