セドナで年越し
<12/2007〜01/2008>


 セドナ。この地名を見聞きしたのは、3〜4年前くらいに雑誌で特集されていたのが最初だったか。写真と「パワースポット」という響きだけで 「なんかすごい。行って みたい」と思ったのだけど、 そこへ行くにはなんだか馴染みのないところ(もはや地名も記憶なし)から車で2時間、とかいう話で、とてつもなく遠いところに思えた私は「こりゃ無理だ」と勝手に あきらめたのでありました。
 それから数年経った2007年11月。貯まったUAのマイルを使おうと思い立ち、行き先を考える中で潜在意識の底にセドナがインプットされていたのかおもむろにセドナの ことを思い出したわたくし。なんか普通にお金を出して行くとすごく高そうだけど、マイル特典で行ける今がチャンス!と行き先をセドナに定め、どうやって行くのかを リサーチするところからスタート。そしてあの馴染みのない地名が「フェニックス」であったらしいことが判明。しかしUA特典枠に空きがなかったりして 1度はセドナ行きをあきらめたものの。その後 特典枠にまさかの空きがでて奇跡のセドナ行き決定。 まさに美空ひばり=不死鳥=フェニックスのごとくであります。←うますぎる(自己満足)。
 こうして未開の地、セドナへの旅がスタート。もろもろ&現地ネタはブログと合わせてどうぞー。 今回は画像も気持ち大きめよ〜 (08年7月記)

UA/1回目機内食
 12月28日。仕事納め後、成田へ直行。年末の浮かれムードに加えて未開の地への旅、ときたもんで、もうテンションはおかしなことに。
 定刻どおりにまずはサンフランシスコへ向けて出発。左写真は最初の機内食。ハンバーグです。なんか基本のファミレスみたいで画ヅラもステキ。サクッと間食しましたわ。 コーヒーもスタバだしちょっとテンション上がります。合間におやつのスナックが配られたりしているうちに気づけばあっさりサンフランシスコ到着。 が、機内から見えたサンフランシスコの景色はなんだかどんよりで若干残念。
 入国審査後、人の流れに乗ってもう一度保安検査をくぐり、国内線ゲート方面へ。予約してあるフェニックス行きの飛行機は13:20発の予定。サンフランシスコで3時間くらい待ち時間が あり、普通に行けばその後フェニックスからシャトルに乗ってセドナへ着くのは夜9時頃になる予定。ここでアメージング・レース作戦その1を決行。 実はフェニックス行きの飛行機がもう1便あり、こっちは10:40出発の予定。時間は現在10時過ぎ。これに乗れればサンフランシスコで待つことなく、うまくすればセドナへ夕方に着けるかも!とふんだわたくし。 いそいそと10:40発フェニックス行きのゲートへ向かい、係員の人に「もし空きがあったらこっちの便に乗せてくれないか」と言ったらば、なんとうまいこといったよ!持っていた 13:20発のチケットは破り捨てられ、10:40発のチケットを頂く。ああなんともアメージング・レースな感じ。勝ったわ〜(何と戦っているのかは不明)。こうして無駄な 待ち時間もなく、ドキドキのフェニックスへ向かったのでありました。

 さて無事にフェニックス到着。これからもう一勝負、アメージング・レース作戦その2でございます。事前に予約してある18:00発のセドナ行きシャトルを、1便早い 16:00発に乗せてもらおうという魂胆。シャトルの窓口へ向かい、ブラザーな感じの兄さんに交渉を挑むも、あえなく玉砕。少しして係員の兄さんが交代したので、 何事もなかったようにブラザーな兄さんBに再交渉するも、申し送り事項になっているのか、「ユーは18:00でしょ」ととりあってもらえず。そうこうするうちに 16:00は過ぎ、当初の予定通り18:00のシャトル乗車決定。あきらめて予約してある今夜の宿、セダーリゾートに リコンファームの電話をかけたよ・・・(←到着が18:00を過ぎる場合は連絡を入れるように、とのお達しがされていた)。

セダーリゾートー/部屋のようす
 ダラダラ待つこと数時間、やっとシャトルに乗車。長かった。すでに辺りは薄暗く。別のターミナルからも数名の客を乗せ、一路セドナへ。フェニックスの街を過ぎると 周りはほぼ真っ暗な状態で、お店などがある一角にさしかかる時だけ明るくなる、という感じ。もう「とんでもないところへ来ちゃった」感満載。1時間以上暗闇を 走りぬけ、ファーストフードやガソリンスタンドがあるバスセンターみたいな所に到着。これで間もなくと思いきや、ここからまた30分くらい走って「コットンウッド」 という街に到着。この街はホテルリサーチしてる時にちょいちょい目にしていて、この辺だとホテル代も格段に安かったんだけど。でも迂闊に安さだけでこの辺のホテルに しなくて良かった。セドナへはまたここから30分くらいかかることを知るまでに時間はかからず。セドナに入って数箇所のホテルに寄った後、ようやく私の泊まるホテル、 セダーリゾートに到着。もうヘナヘナ。コットンウッドのホテルでおばちゃんを降ろした際、「長かったわ〜もうシカゴから十何時間よ〜」みたいなことを言ってたけど、 こちとら成田を出てから20時間近いです。午前中仕事にも出てるので家を出てから24時間以上です。言いませんけど。とにもかくにもチェックイン。住所やらを 書類に書いてる間に、2〜3組の人が「空きはないか」と訪れてたけど「もう満室だよ」と言われてるし。あぶねー。面倒臭がらずに怪しい英語でリコンファームの電話を しておいて良かったよ。無事にチェックインも完了し、部屋へ移動。部屋はこんな感じ(左写真)でシンプルですが地味にかわいい。しかしドアの向こうは国道が通っていて いかにもアメリカのモーテルな雰囲気よ〜 でも車の往来は夜はさほどないので音も気にならず。まあ、もうバタンQ状態で音も何もありませんでしたが。

セダーリゾートー/外観
 到着した時は暗闇に包まれていて何がなんだか分からずだったものの、一夜明けてびっくり。辺り一面には山々(岩々?)に囲まれたもの凄い風景が普通に広がっていた のでありました。左写真はセダーリゾートの外観。マウンテンビュウの部屋を選べば、建物の背後に広がる景色が目の前に、ってところか。
 しかしこんなのはまだまだ序の口で、ちょっとホテルから動けばそれだけ視界に飛び込んでくる山&岩山の数々はもう圧巻。そしてどこまでも広がる青い空。限りなく のどかな風景が続くように思われるのでありました。雑誌で見た景色の場所に本当に来てしまったのが信じられず。


 さて。セドナは「パワースポット」と言われており、私もセドナに惹かれた理由のひとつはこの点。なんでも地球のツボのような、磁気が強力に帯びている場所が この地にはいくつもあってボルテックスと呼ばれているんだそうで。もっと深い話は「セドナ」で検索すればいくらでも出てくるので端折りますが。そのいくつもある ボルテックスの中でも、4大ボルテックスと言われる4箇所は特に強い磁気が出ていて、パワーもすごいのだそう。人によっては合う場所、合わない場所があったり、 場所によっていろいろなエネルギーがあったり、とリサーチする程に神秘的なことこの上なし。私も短い日程ながらこの4大ボルテックスだけは制覇せねばと誓っておりました。

ボルテックスその1 カセドラルロック
カセドラルロック
 4大ボルテックスの中でいちばん最初に訪れたのがここ。セドナの中でもランドマーク的な所なんだそうで、絵ハガキなどにもここの景色が多いのだとか。まあこれも どこから見るかによっていろいろな景色が見られるんでしょうな。ここの近く、つまりカセドラルロックを見渡せるところに何軒かスターの別荘が建っているそうで、 そのうちの一軒を「あれがロバートデニーロの別荘だよ」とタクシーで向かう道すがら教えてもらったのだけど、そこでいの一番に思い出したのが どーよのテルというしょうもない自分。セドナまで来て。
 それはさておき、トレイル開始。駐車場から岩自体の麓まで30分弱くらいか、てくてくと歩き、いよいよ岩自体に登り始める。最初のうちはなだらかで良かったものの、 写真をご覧頂いてもわかると思いますが急に直角っぽくなる部分が出てくるんですわ。チャレンジャーな方たちはその先へもぐんぐん進んでるけど、チキンな私はその先へ 行くことはやめました。なんせトレッキングシューズとか装着してないし。そして気づけばその地点でもかなり高い位置にいるので視界にはセドナの街が一面に。先へ行ったら 行ったでいろいろ感じるところはあるだろうけど、ここでも充分感慨深いし。瞑想している人もいたりしたので私もそこでゆっくりした後、そこから上へは登らずに横に進むコース のトレイルをすることに。2時間後にタクシーにピックアップしてもらうことになっていたので、岩の周りを一周することはできず半周くらいで元来た道を戻ったのだけど、 歩くほどに変わっていく景色が面白くて、ぐんぐん歩いてしまった。すごいのはそんな起伏に富んだコースをマウンテンバイクで走る人たち。見てるこっちは「怖っ!」と 思うけど、乗ってる本人は楽しいんだろうねぇ。中には親子で挑んでる人たちもいたり。


ボルテックスその2 ボイントンキャニオン
ボイントンキャニオン
 ここへはボルテックスツアーで連れてきてもらいました。この場所はネイティブ・アメリカンの人たちにとっても神聖な場所なんだそう。文明が発達して、物理的に 「磁力が強い」などと分かる前から感じ取れるものがあったということなんでしょうな。トレイル自体はピクニック気分で挑めるコースで最後にほんのちょっとだけ 岩を登る、といったところか。運動靴で全然いけます。写真は「カチーナウーマン」と言われている岩で、なんとも大変惹かれましたわたくし。この岩の側にもう一つ、 角度によっては「E.T.」に見えるという岩の間から見える渓谷のような景色がこらまたたまらず。切り立った岩の地層が、昔理科の授業で教わった絵に描いたような わかりやすい状態なのも面白い。こういうのを見た後だと、理科の勉強もやりがいがあるんだろうよ。
 ここの麓に最近できたというリゾートが全米でベスト10だったか、リゾート内のエステが全米で1位になったんだったか、詳細は忘れたけどとにかく結構な評判らしく、 その反面でネイティブアメリカンの聖地を侵しているということで反対されているのを強引に建設したとかいういわく付きの場所なんですと。その評判だというリゾートに 滞在してみたい気もするし、でも聖地を侵すのはいけないとも思うし、なんとも複雑なところであります。
 ちなみに、ここの近くにマドンナの別荘があるらしい。やっぱりこういうのには食いつくのね。さすがスピリチュアル先生。


ボルテックスその3 エアポートメサ
エアポートメサよりサンダーマウンテンの景色
 セドナの空港へ向かう中腹にあるこの場所、岩自体はさほど大きくなくてトレイルも「ゆるーーーいロッククライミング」という感じ。10分もしないうちに頂上へ 行け、セドナ全体が見渡せてすごく気持ち良し。朝日や夕日を見るのも絶好の場所なんだそう。ここへもボルテックスツアーで来たのだけど、その後でもう一度夕刻に 夕日を見に行きまして。が、ちょうど太陽の沈む方向が空港のある山(岩?)の場所とかぶっていて、なんだかよくわからないまま夕日が沈んでしまったのが心残り。 夏場とかだと夕日が沈む角度が変わるので、いい具合に見られるそう。なんだかここでも理科の授業フラッシュバックな感じだ。写真は昼間訪れたときのエアポートメサから のセドナの街及びサンダーマウンテンの風景。そうです、TDLの ビックサンダーマウンテンの元ネタだそうで。ウォルト・ディズニーは一時期このサンダーマウンテンのそばに住んでいたんですってよー。
 すっかりエアポートメサから話それましたが。この中腹の場所からさらに空港の方へ向かうと、より朝日&夕日がよく見えるスポットが。ここでは観光客の他にも すごいカメラを構えた人など、多数の人で賑わっておりました。ちなみにエアポートメサの「メサ」も「空港」という意味なんだそうで。


ボルテックスその4 ベルロック
ベルロック
 問題のベルロック。ベルに形が似ていることから「ベルロック」と名づけられたのは事前の予習で重々承知していたはずなのに。ちなみに左の写真の右側の小さく尖ったような岩が ベルロック。うむ確かにベルっぽい。それなのに何をどう間違えたか、私は写真左側の岩の方をトレイルしてきまして。そして間違っていることに気づいたのは翌日に なってから。だからその左側の岩(←COURTHOUSE BUTTEというらしい)のことを申しますけど、人が少ないなーとは思っていたんですわ。午後3時 くらいからトレイルをスタートしたからかしらん、と。でもこのトレイル自体は楽しかったのよ。巨大岩の影に入ると暗くなって心細くなるものの、岩の影を抜けると カーっと西日が射してきたりして、先に何が見えるのかが楽しくて疲れ知らずでずんずんと進んでしまう不思議さよ。段差もさほど激しくないので知らず知らずのうちに かなり登ってきていた、みたいな感じで。やっぱり時間が足りなくて途中で引き返してきてしまったのだけど、時間があれば最後まで行きたかったなー。トレイルだけ比べる とここがいちばん楽しかった気がする。ま、でもこれでベルロックを制覇したことにしちゃえ。近くまでは行ってるわけだし。あ、ちなみにここもタクシーで行きました。

 と、まあなんともお粗末な感じではありますが。とりあえず4大ボルテックスは制覇したってことで。ひとつよろしく。


2種類の木が混ざり合う・根元付近  2種類の木が混ざり合う・上部

 上記のカセドラルロックがよく見えるレッドロッククロッシングと呼ばれる公園(クレセントムーンパーク)は、ボルテックスツアーで連れてきてもらったのだけど、 川が流れるとてものんびりした気持ちの良い場所。そしてここもエネルギーがたくさん流れているそうで、それが良く現れてるのが上の木なんだそう。よく見ると2種類の木が まるで1本の木のごとく生えているのがわかりますでしょうか?左の写真が根元付近。手前の白っぽい木と奥側の茶色い木が根元にいくにつれて同化して るように見えるのよ。右の写真が木の上部。もうまんまと絡み合ってます。この現象もエネルギーというか磁気?のなせる業らしい。見れば見るほど不思議だ。


 サンライズ気球ツアーに張り切って参加。セドナでのオプショナルツアーの一覧を見たときから コレだ!! と決めておりました。気球、サンライズ..... 現実逃避ワード満載で、食いつかないわけがありません。

 朝6:50。まだ辺りは薄暗い中、ホテル前でツアーバスにピックアップをしてもらう。セドナで気球ツアーをやってる会社はいくつかあるようで、今回はその中の1つ・ Northern Light Balloon Expeditionsというツアーに参加。 他に参加者は3組で皆さんアメリカの方らしい。わかっていたけどアウェイです。 元気にあいさつをして交流をはかってみたり。10分くらい車で走ったところで空き地に到着。ちょっと森が開けたような、建物も道もないだだっ広いところで、 夜中に置き去りにされたら確実に泣くね。他にも同じツアーに参加とおぼしきグループがすでに到着していて、私達のグループを含めて4機(←数え方調べました)の気球が 準備中。いよいよでございます。一緒に参加のアメリカ人が「やめるなら今だ」みたいなことを言ってたりしてびっくりよ。アメリカ人てこういうテンション高そうなの 好きそうなイメージなのに。 私も「ナーバスになってる?」なんて聞かれたりして、一応「ちょっとねー」なんて答えたけど、内心すごい楽しみでテンション上がってて 「怖い」とか考える隙がありませんでしたわ。

気球膨らませ中/第1段階  気球膨らませ中/第2段階

 上左の写真は気球を膨らませる第1段階。巨大扇風機のようなもので風を送っております。ツアーの兄さん達が慣れた手つきで淡々と作業をしてますが、時々ツアー 参加者も風の入り口を広げたりして少々お手伝い。ある程度膨らむと次は第2段階。ガス(?)で暖かい風を送ってどんどん球形に近づいてゆきます(上写真右)。

気球からの眺め
 いい具合に膨らんだところで、球部分の下部分にくくりつけられて横たわっていたカゴ(←人が乗るところ)をよっこらせ、と起こすと もぁもぁもぁ........と球部分も 起き上がり、まさに写真やらアニメやらで見たような気球が今ここに!!


 気づけばあたりも明るくなってきております。カゴの部分に皆が乗り込んで、いよいよ出発。ゴォー、とガスの音をたててじわじわと浮上してゆく気球。地上は どんどん遠くなり、..........あっという間に左写真のような景色の中に。お仲間の気球もふわふわ浮いております。頭に流れるは「気球にのってどこまでも」と、 ポンキッキの「あっおいそ〜ら しっろいく〜も どこまでどこまでつづくぅ〜」の2曲メドレー。




 そして ついに.......


気球から見た朝日
サンライズが  キターーーー!!
(↑ココ もちろん織田裕二で)

 まぶしい。まぶしすぎです。クラクラします。もうなんとも形容しがたい。ただただ感動するばかり。2007年12月30日のセドナの朝日、しかといただきました。


 こうして1時間くらいか、360度広がるセドナの景色を空中で楽しんだ後、気球は徐々に高度を下げて元の場所へ。

気球ツアー・朝ゴハン  気球ツアー・証明書

 地上に降り立つと、テキパキと朝食の準備がなされ(上写真左)、シャンパンのオレンジジュース割りで皆で乾杯。最後にそれぞれの名前とフライト日、クルーの名前 などが書かれた証明書(上写真右)をもらい、再びホテルまで送り届けてもらってツアーは終了。ホテルに着いたのは10時頃だったか。

気球からの眺め その2
 いやーめちゃめちゃ楽しゅうございました。目にも心にも感動の嵐。なんとなく精神的に一皮向けたような、そんな気分がしております。はるばるセドナまで来れて、 気球に乗れて、こんな景色が楽しめて、いろいろなこと・ものに感謝ですわね。ちょっと良い事 言ったりしたりしてしまいそう。
 この日は風もなくて無事にツアーが行われたけど、けっこう強風の為にツアーが中止になることもよくあるそうで、現に前日は中止になってたらしいです。ラッキーで ございました。真冬&早朝、ってことで凄い寒かったけど、気球に乗ってる間はガスのお陰で寒く感じなかったのです(テンションが上がってたせいもあるかも)。 しかしやっぱり寒かったらしく、空中で撮った自分の顔はもれなく鼻水を垂らしていたのは内緒だ。冬場に参加するときは手袋、帽子、マフラーなど防寒対策をお忘れ なきよう。



 ホテル移動。今回いろいろありまして、前半の2泊を上記の セダーリゾート、後半2泊がベストウエスタンインオブセドナとなっております。
 セダーリゾートをチェックアウト後、ベストウエスタンに電話して迎えに来てもらって楽々移動。なんだかあからさまな感じだけど、まあ仕方ない。 まだ部屋に入れる時間ではなかったので、荷物だけ預かってもらっておいて観光へ。

ベストウエスタンインオブセドナ・部屋の様子  ベストウエスタンインオブセドナ・アメニティ

 夕方 再びホテルに戻ってチェックイン。念願のベストウエスタンはこんな感じ(上写真左)。アメニティ(上写真右)もオサレ風味で浮かれる。が、しかしですね。 このホテル、バルコニーと各部屋への入り口を兼ねており、つまりバルコニー=廊下のようなもの。部屋の窓は無いに等しく、ドアの横に30センチくらいの幅の細長い窓が あるのみ。てっきり部屋にはバルコニーに出るどーんと大きな窓があって、そこから絶景が見えるもんだと......ベッドでゴロゴロしたりしながら絶景が見えるのかと .......想像していたのですが.....違った。ちと残念。まあ部屋から一歩出ればいくらでも良い景色は見えるのでいいんだけどさ。

ベストウエスタンインオブセドナ・朝ゴハン
 気を取り直してベストウエスタンの朝ゴハン。このワッフル、自分で焼くのです。ちょっと楽しい。他にもシリアル類、パン類など充実しておりました。バルコニーで 良い景色を眺めながらの朝ゴハンはおいしさも倍増ってもんです。
 ホテルからすぐのところにニューフロンティアという自然派食品のスーパーなどもあってツカえます。お惣菜なども充実してるし、ソニプラとかで売ってるような 自然派化粧品みたいな類もいろいろあって楽しい。フレッシュのジュースも数種類あり、基本のオレンジジュースからにんじんジュースなどカラダには良さそうだけど味はどうかな? なジュースまでいろいろ。いつ見てもオレンジジュースだけは売切れで、やはり皆さんあまり奇抜なのには手を出さないの?と思ったり。ハチミツとジンジャーのジュースを 飲んでみたら、まさに手作り、って感じでおいしかったけど。



 セドナときたらやっぱりあれですよね、ス・ピ・リ・チュ・ア・ル。なんだかんだと言いつつもやっぱり興味はあるもので。セドナにはたくさんのヒーラーの人や サイキックの人がおられるようだけど、やはりネックは言葉の壁。日本語通訳をつけてくれる所もあるようだけど少々割高なのと、第三者に聞かれるのがなんとなく こっぱずかしいのとで二の足を踏んでいるところに、日本語ができるヒーラーの人がいる、と知ってすぐに飛びつきましたわ。  その方はカヴィータさんといって、検索したら彼女のセッションを受けた人の体験談がちらほら 出てきまして。セドナガイドなんかもして下さるようで頼もしい。おまけにマッサージも一緒になったパッケージがあるそうで、セドナでビューティー系もやりたかった から一石二鳥だし。早速メールでやり取りをして、セッション1時間、マッサージ1時間のパッケージを日本であらかじめ予約しときました。
 で、当日。まずはカヴィータさん宅にて1時間のセッション。簡単に現在の状況などを話した後、タロットカードのようなものを引いていろいろ分析など。 言ってもいないことを言い当てられた、とかそんな感じのすごいことをちょっと期待していたのだけど、なんとなく 思いっきりテレビのナマ電話状態 になってしまった ような....まあ私が取るに足らないようなことを聞いてしまったのもあるか。いろいろ気づいた部分もあったので良かったけど。セッションの内容はカセットテープに 録音して下さるので、後で確認することもOK。
 後半はマッサージ。カヴィータさんのところから車で5分くらいのセラピストのジョーティさん宅へ移動しなければならぬのだけど、タクシーがタイミング合わず、 でカヴィータさんに車で送り届けてもらい無事到着。マッサージは開始後2〜3分くらいまでしか記憶がなく、気づいたら終了。惜しい。カラダはすっきりした感じなので ステキなマッサージだったのではないかと、思われます。



ワイルドフラワーブレッドカンパニー・ランチ  レッドプラネットダイナー・ステーキ

 今回の旅、基本的に移動はタクシーだったのだけど、そのタクシーも都会のようにガンガン走ってるわけではないので、タイミングが大事なわけで。だからタクシーに 乗れたときにいろいろ動いておこう、となるせいでどうしても食事の時間が不規則になってしまい、後半はチョコバー的なものを持ち歩いていたほど。よってきちんと食事をする 機会も減ってしまい、まともに朝ゴハン以外できちんと食事ができたのは数えるほど。上の写真はその数少ない食事フォトの一部。
 左写真はハイアット内にあるワイルドフラワーブレッドカンパニーのスープとサンドイッチのセット。いろいろな種類のサンドイッチ、やサラダ、スープが選べるセットで チョイスしたもの。スープはきのこのスープで見た目の色は地味だけどガーリックが効いててウマー。サンドイッチは無難なとこでBLTにしましたが、ベーコンがカリカリで こちらもウマー。他のメニュウも期待できる感じであります。他にもフランスパン系や田舎パン系、デニッシュ類なども揃っており、アメリカなのに繊細な感じで食べても 期待通りでありました。もちろんパンだけ持ち帰り、とかもOK。お昼時などはちょっとした行列ができてました。
 右写真はベストウエスタンから89Aをコットンウッド方面に少し行ったところにあるレッドプラネットダイナーのニューヨークステーキ。なんかあちこち歩き回って ばかりいたせいか「肉!!」てな気分になり、ベタなアメリカ料理、な感じのここに潜入。店名から想像されるように、セドナでUFOを見た、なんて話もよくあるからか、 中途半端な感じに宇宙的な内装がシビれます。ヘンな宇宙人のイラストなどが描かれていたり。ここも普通に賑わっていたので、わざわざ宇宙モノに走らなくてもいいのに ねぇ、などと思いながらステーキ完食。これの他にもれなく大皿に盛られたサラダもついてきてこれだけでお腹いっぱいになりそうで焦ったわー。


テレビでカウントダウン気分
 タイトルにもあるように、今回はセドナで年越。だからといって特にどうということもなく、おとなしくホテルの部屋で新年を迎えたのですが。というのも 日程の都合上、新年ホヤホヤの1月1日の早朝4時にはフェニックスに向けて出発せねばならなかったから。パッキングをしてちょっと仮眠をしたら出発、てな具合で優雅に 年を越してる場合じゃないと。ホテルでパーレーみたいのをしてたようで、誘ってもらったりはしたのだけど、そんなわけで参加もせず。で、画面はCNNでの新年直後のもの。 タイムズスクエアから生中継を延々としておりました。しかしこれ、当然ニューヨーク基準でありまして、この時セドナはまだ10時。実際セドナでのカウントダウンの瞬間は America's Next Top Modelの一挙放送を見ながら地味に訪れたのでありました。


カセドラルロックで見た飛行機雲
 今回の旅でいろいろな人に会ったけど、特にお世話になったのがアトラスアメリカの半澤さんと タクシー運ちゃんのゲイター。
 アトラスアメリカはセドナの旅行会社で、セドナリサーチするともれなく出てきてかなり評判のご様子。こちら主催でセドナでの すべてをサポートしてくれるフェニックスからのツアーもあったりしたのだけど、そこまで予算が回らなかったので、フェニックス〜セドナ間のシャトルと サンライズ気球ツアー、こちら主催のボルテックスツアーの手配だけお願いしました。フェニックスからのツアーには参加せず、他の手配だけ頼むという、あちらにとっては 儲からないであろう客にも関わらず、いろいろサポートして下さり心強かったです。あちこちで絶賛されてたのもうなづけますわ。
 そしてセドナのチョイ悪オヤジ・ゲイター(ええやや古いのは重々承知....でもこの表現が的確かと.....)。上記のカヴィータさんに紹介してもらったのがきっかけで、 それからはいつも彼に頼んでました。セドナではタクシーは時間通りに来なかったり、それどころか来てくれないこともしばしば、みたいな話ばかりだったのであてにして なかったのだけど、彼はいつも時間通り。お陰でかなりスムーズに動けたのではないかと。そして特筆すべきは彼の車。セドナのタクシーは「タクシー」なんて表示がなけれ ばメーターもなく、もちろん彼のもそう。しかし車の鼻先部分にバッファローの角のようなものがくくりつけられていて、ある意味一目瞭然。彼の風貌も「チョイ悪オヤジ」感 満載の、テンガロンハットにサングラス、口ヒゲをたくわえて...と「西部のオトコ」のイメージ通りでありまして。で、もちろんタクシー代も彼のサジ加減一つ。でも 法外な金額ということはなくほぼ聞いてた相場通りだし、乗る回数が増えるにつれて割安になっていったような。そんな憎めないアイツ・ゲイターにまたセドナに行った時は タクシーを頼みたいと思います。現地でタクシー希望の方、電話番号をこっそりお教えしますわよ。

 こうしてあっという間にセドナでの日々は終了したのでありました、としたいところですがそうはいかなかった。帰国日前日のお昼過ぎ、何の気はなしに携帯に届いて いたメイルをチェックスしたらば、なんとUAからで、「翌日のフェニックス発サンフランシスコ行の便がキャンセル」とのこと。一瞬サーっと血の気が引いたような 気がしたものの、まだ休みに余裕があるので「こりゃ面白いことになったぜー」と思ったのも事実。メイルには「詳細はこちらへ電話」なんて 普通にアメリカの電話番号が掲載されているのみ。そんなこと言われたって代替の飛行機やら何やらで喧々諤々しなくちゃならないのに怪しい英語で電話したら負けるの確実 じゃん! あわてふためき、PCを開いて「こうなったら日本のUAに電話してやるー」と電話番号を調べるもその時日本は営業時間外。ならばと、ハワイにあると思しきアジア言語 対応センターみたいなところに電話をかけるも、日本語担当者は3時間後まで戻らないとぬかす。ふざんけんな。焦って上記の半澤さんに連絡したり、とバタバタしたり絶望したり しているうちに再びUAからメイルが。「旅程がフェニックス→ロサンゼルス→成田に変更」とのこと。はいしゅーりょー。特典旅行だから優先的にやってもらえたのか、 その辺はさだかではないけれど、以外にあっさりと当初の予定のサンフランシスコ行とほぼ同じような時間にフェニックスを出るロサンゼルス行に変更され、日本への接続もきっちり やってもらえまして。安堵した反面「ちっつまんねえ」と思ったり。

 そんなわけでちょっとしたトラブルもありつつ、無事に日本へ向けて飛び立ったのでありました。
 ある程度セドナは満喫できたと思うけれど、もうちょっと日にちがあればもっとあちこち見たり、セドナが発祥だというストーンマッサージとかもやりたかった。 ベルロックも中途半端だし.... そんな悔いも若干残しつつ。あとびっくりしたのは冬場でも日焼けするのね〜。1日だけSPFの入った下地を塗り忘れてファンデーションだけで 外を歩き回ったら、まんまと顔がピリピリに。油断禁物。
 写真はセドナのあちこちで見られた飛行機雲。これはカセドラルロックにて。別に雨の前触れ、とかそんなのではなく、空気がきれいだからたくさん見られるのだそう。 こういう大自然を満喫するような旅も時にはいいもんです。トレイル中、道ですれ違う人と満面の笑みで「ハロー!」と自然と出てきたりして、かなり心が洗われたと 思われます。まあ日本に帰ってあっという間に黒い心に戻りましたが。ちなみにセドナ体験談で時々「ずっと痛かった腰痛が治った」とか、「いいことがあった」とか不思議 な出来事があったりするようですが、私は一切ございませんでした。普通に旅を楽しんで終了。まぁある意味大きなトラブルが無かったことが良かった出来事かも?